その1
ハ「只今、未希はもう寝た?」
キ「おかえりハルヒ、さっきまで起きて待ってるって騒いでたけどもう疲れて寝たぞ」
ハ「そう、はいお土産よ明日食べましょ」
キ「でどうだった古泉達は? 元気にしてたか?」
ハ「それが聞いてキョン、あのふたりすごいのよ、有希ったらまだ制服着てるの、ドアを開けたら制服着ててびっくりしたわ」
キ「制服って北高のか? 俺達が卒業したのは10年近く前だよな? まぁアイツは昔から普段着が制服だったからな、あの格好が一番落ち着くんじゃないか?」
ハ「それがね古泉君も同じの着てるみたいなのよ」
キ「同じのって古泉がセーラー服をか? 確かに元は水兵の衣装だから男も着てたが……」
ハ「馬鹿ねぇそっちじゃなくて男子の制服よ、古泉君があわてて隠してたけどあれは北高の男子制服だったわ」
キ「えっ?じゃぁ二人で高校の制服を……」
ハ「いわゆるコスプレってやつね」
キ「……」

ハ「ねぇキョン、あたしも着てみていい?」
キ「えっ何を?」
ハ「北高の制服に決まってるじゃない」
キ「おい、ちょっと待て!」

ハ「どう?ちょっとキツイけどまだ着れるわね」
キ「あのなぁ」
ハ「じゃぁキョンは先生役であたしは委員長ね」
キ「ハルヒ……お前結婚してるしもう子供だっているんだぞ……」
ハ「いいじゃない、いくわよ『キョン先生!私先生のことが……』」
キ「……」
未「あっハルヒママの声だ! ハルヒママお土産は?」
ハ「えっ未希、ちょっと待って後で持って行くからそっちでまだ寝てなさい」
未「やだそっちへいくもん、お土産お土産、あっ!」
ハ「いやこっこの服はその……」

未「なんだママ、またコスプレなの?」

-落ちは茶の湯落ち-


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その2

未希はお土産を見たら満足してもう寝たようだ、うん、子供の寝顔が何よりの栄養剤だな。
「今度はちゃんと寝たの?」
あぁ寝たぞ……あとはこっちだな……、それでハルヒその……未希がいってたコスプレって一体どういうことなんだ?
「えっあの落ちは単発じゃなかったの?」
おい話をそらすなよ、なんで未希がコスプレなんて言葉を知ってるんだよ。
「それは……その…宇宙少女魔女っ子ゆきりんの変身衣装セットよ、誕生日プレゼントであげたでしょ?」
魔女っ子ゆきりんは日曜朝からやっている美少女特撮番組だ、未希が好きな番組なので俺も時々見てる。
宇宙からやってきた無口で読書好きな魔女っ子が悪の女王ツンデレハルハル一味とバトルを繰り広げるというシロモノだ。
あれは子供向けの衣装セットだからお前が着れるわけがないだろ?
「その……未希が変身セットを着てゆきりんゴッコするわよね、その時あたしがみっくるん役で……」
みっくるん役って確か……ロリィでナイスバディな敵の中ボス未来魔女みっくるんか?
そいつが変装と称し毎回メイド服やナース服などの萌えコスプレで登場するので大きいおにぃさん達にも大人気! だったよな……。
おい、お前まさか!
「未希が喜ぶからつい……そのSOS団の時のメイド服やナース服なんかをあたしが着てゆきりんゴッコの相手を……」
それで未希がコスプレとか言い出したわけか……。
大体ハルヒあの衣装は高校時代のみんなの思い出が詰まってるからって理由で捨てないでとってたんじゃないのか?
とんだ思い出の品だな……てゆうかお前近所の子供達の前でもゆきりんごっこやってないか?
「えっ何でわかったの?」
やっぱりな……、こないだ自治会の会合で「衣装が沢山あってお盛んでうらやましい」みたいにいわれたんだ。
あの時はわからなかったがお前のコスプレのことだったんだな、きっと子供達が家でしゃべったんだよ。
「そっそんな事があったの……キョンごめんなさい」

ていうかお前良く着れたな、あの衣装……きつくなかったのか?
「馬鹿にして……今だって充分いけるわよ!」
ってハルヒお前一体なにを……、うわ今度はメイドかよ……ハルヒいい加減しろよ。
「どう? まだまだ似合うでしょ?」
そりゃ確かに似合うけど……美人だしスタイルいいよなコイツ。
「ねぇキョン、この格好で……しよっか?」
あーその……するって何を?
「もうナニに決まってるじゃない、どうせご近所にはこういうことしてるって思われてるんだし丁度いいじゃない」
…………。
「あ~やっぱりあたしじゃなくてみくるちゃんのメイドコスじゃ無きゃ駄目なんだ……、北高の時だってキョンはみくるちゃん見てニヤニヤしてばっかりだったし……」
それは誤解だよ、ホントはお前のことずっと見てたんだよ、ハルヒに気付かれそうになったら視線そらして朝比奈さん見てるフリで…
「本当?」
もちろんさ、そのメイド服だってすごく似合ってるぞ。
「……ねぇだったら……キョン来て、……その…服にかけてもいいから……」
……おいハルヒ……そのなんだ………キョンじゃなくて…ご主人様だろ?
「馬鹿っ…………ご主人様、早く来てください……」


-END(ちょっと飛ばしすぎたみたいだよ)-


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その3

ハルヒお休み、電気けしていいか?
「ねぇキョン、明日の朝ちょっとよって欲しいところがあるんだけど」
一体どこだ?
「駅の中のクリーニング屋さんよ」
えっ別にそんなところじゃなくてもクリーニング屋ならすぐ裏にあるじゃないか?
「違うのよこれを出したいの」
これって……。
「そうアレよ」
昨夜使ったメイド服ですか……orz。
「こんなのいつもいくお店になんか出しにくいじゃない、それにほらほっておくとアレが匂うし……、キョンたら沢山出しちゃうから……」
いや昨夜はお前だってノリノリで……。

「とにかくわかった? 駅の中なら無人の受付ロッカーがあるんでしょ?」
あぁわかった、あそこに仕舞ってあとで取りにいけばいいんだな。

ところで……なぁハルヒ……どうせ……その……クリーニングに出すんだし……もう一回それ着て……
「……えっ……昨夜三回もしたのにまたなの?」
あっその……いやならいいんだいやなら、忘れてくれ……只の妄言だ…
「馬鹿っ……今度はちゃんと服だけにしてよね、昨夜は目にかかって痛かったんだからね」


-END(こんどは目じゃなくてもうちょっと下だったみたいだよ)-


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その4

ふーっまだ熱があるみたいだな、37度3分か。
「キョンお粥持ってきたわよ、熱は? やっぱりまだあるじゃない」
あぁ今日は休むか、特に急ぎの仕事はないしな。
「だからいったじゃない、まだ駄目だって」
あぁそうだな、所で未希は?
「もういないわよ、パパが休みなら一緒に遊ぶって騒いでたけどさっき送ってきたわ」
ってことは今何時なんだ?
「そんなこと気にしてないで薬飲んで寝ちゃいなさい、はいこれ」
まぁそうだな、……ZZZ……ZZZ……

……ん、もう昼か?
「……あら起きたのね、お昼の用意するから待っててね。」
とナースが俺に話しかける、熱のせいで幻覚でもみてるのか?
いや違うあれはナース服を着たハルヒだご丁寧に『超ナース』なんて腕章をつけてやがる。
ハルヒナースが出て行くのを見送りながら、俺はどこから突っ込めばいいのかと途方にくれた。

「随分汗かいてるわね薬のせいかしら? 拭いてあげるから脱いでちょうだい、ついでに着替えちゃいましょ」
どうも風邪のせいか突っ込む気力がない……、決してハルヒナースが似合ってるからとかそういう訳ではないんだが…。
「お医者さんも汗かいたらこまめに拭いて着替えた方がいいっていってたんでしょ?」
昨日の昼休みに診てもらったら確かにそういわれたが今の状況は明らかに違うんじゃないのか?
「もう夫婦なんだから今更恥ずかしがってどうすんの、ほら脱ぐ!」
あぁ悪いな、適度に暖められた蒸しタオルが気持ちいい、やはりさっぱりするね。
嬉々としてナースの真似事をするハルヒをみながらおれは家族がいる喜びを感じていた。
 
「どう調子は?」
あぁイマイチだな、どうにも元気が出ないよ、でもハルヒのお陰でさっぱりしたよ。
「そうよねぇ、じゃぁこのシャツを着てその次は下だから」
えっこっちはいいよ、なんだったら自分で拭くし。
「いいからさっさと脱ぎなさい、タオルはまだあるからどんどんいくわよ。」
気が付いたら下も脱がされていた……もうお婿にいけないかも……って結婚してるな俺。

「うーん汗くさいわね……、あっここはしっかりふかないとね、大事なところだし」
おっおいそれなんか違うぞ……、そこは……その……
ってハルヒ昼間からどこさわってんだよ……
「あらっ! 元気がないとかいった割にはこっちは元気じゃない」
それは…お前が変な触り方してるからだろ……

「ねぇキョン…お口でしてあげよっか?」
……それは……その……
「嫌ならいいのよ……」
……ナースキャップはしたままがいいな……。
「馬鹿……でもでそうになったらちゃんといってね」


-END(なんか凄く苦かったみたいですよ)-


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その5


ハ「キョン、風邪の具合はどう? お昼のお粥持って来たから、ゆっくり食べなさい」
キ「あぁ悪いな、どれ……相変わらずお前の料理は美味いな……」
ハ「褒めたって出るのはお薬くらいなもんよ、ほら薬飲んで寝ちゃいなさい」
キ「あぁ悪いなどれ薬を飲むとするか」

キ「……ZZZ……」
ハ「もう寝てるわね、……相変わらずの間抜けな寝顔、……こうして看病してるとキョンが階段から落ちて入院してたときのことを思い出すわね……、あの時はキョンの事が心配で……」
キ「……ZZZ…………ハルヒ……」
ハ「!」
キ「……ZZZ……やめろ未希が真似したらどうするんだ……ZZZ……」
ハ「もう変な期待しちゃったじゃない……、相変わらずバカキョンなんだから」
キ「……ZZZ……ハルヒ……似合ってるぞ……ZZZ……」
ハ「……このバカキョン……(…chu)」
キ「……っん……ハルヒ?…」
ハ「あっあら、起きたのね、…(今の気付かれちゃったかしら)…あらっもうこんな時間、あたしは今から未希を迎えにいってくるからキョンは留守番宜しくね、じゃぁ」
キ「…あぁハルヒ……今すぐにいくのか?」
ハ「そうよなに? 時間ないんだから帰ってきてからでいい?」
キ「その…なんだ…、流石にナース服で未希を迎えにいくのはどうかと思うぞ」
ハ「!……」


- ハルにゃんはナース服気に入ったみたいだお -


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その6


未「只今~! パパ~お風邪治った?」
ハ「未希だめよ、風邪がうつるからそっちいっちゃ」
未「え~つまんない、未希はパパとお昼寝する~」
キ「未希駄目だぞ、風邪が治ったらゆっくりお昼寝しような、だからこっちに来ちゃだめだぞ」
ハ「そうよお風邪になったら大変よ、未希はこっちでお昼寝しましょうね、ママがお話してあげるから」

未「……ZZZ……ハルにゃん……キョン助……ZZZ……」
ハ「寝たみたいね、そうだキョンの様子をみないと……」

キ「なんだ未希はもう寝たのか?」
ハ「ええ、あたしもなんだか眠くなっちゃたわ、ふふ……ZZZ……」
キ「おいここでねるなよ、ってしょうがないな……しかし俺もなんだか眠くなってきたな……」

未「……ママ…ハルヒママ……どこ……、ずっるーい、ハルヒママだけパパとお昼寝なんて! 未希も一緒に寝るー!」


- 特に落ちは無し -


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