「と言うわけで今度の土曜はみんなでカラオケパーティーよ!!」
…なにがどうなって「というわけで」なんだよ。
まぁともかくこんなかんじで今、カラオケボックスの中に居るわけだ。
やれやれ。トップバッターはハルヒ。
本人曰く「やっぱりこういうのって大黒柱が先頭じゃない?
当然団長である私が最初に歌わないとね。」
という事らしいが。
まったくもって意味がわからん。
しかし実際俺はそこまで乗り気でもないし、古泉はイエスマンだし
長門は無表情で朝比奈さんに限っては蛇ににらまれたカエルだ。
誰も反論しないのかよ・・・俺もしないけどな。
「じゃ、いくわよ!」
消費電力に換算すると100Wぐらいあるんじゃないかぐらいのかけ声でカラオケパーティーは始まった。

省略されました。続きを読みたければとか別にたいそうなものでもなんでもないんで。いや、ホントに



俺とハルヒの舌が構内で絡み合いクチュクチュと岩らしい音をたてる
俺はこのままでいたかったけど一人の邪魔がはいったせいでお預けになった。
ガチャ
谷口「うぃーっす、おいキョンお前教室に忘れ物・・・失礼しました!!」

俺とハルヒがキスしてらたのがそんなに刺激的だったか谷口よ、まだまだお子ちゃまだな
キョン「さすがに校内じゃまずいだろ」
ハルヒ「それって遠まわしに誘ってない?別に良いわよ私の家に来なさい」
これなんてエロゲ?まさかこんなに簡単にOKとは意外だな、あのハルヒがね?へー
ハルヒ「へー、それって私とは嫌ってこと?」
おっと無意識に呟いていたようだな、そんなことはないぞーハルヒー
そして今ハルヒの家に居るわけだが・・・・



省略されました。続きを読みたければ皆でSSを書いてください



ワールドカップの日本代表のビデオを観てる様子

ハルヒ「きた~~ ゴ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ル
   ゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴルゴ~~~~~~~ル!!」

キョン「うるせーよ!!!」

ハルヒ「ゴンゴール!!!!!!!」

キョン「いつのビデオだよ!!」



ハルヒ「私ずっとあなたのこと好きだったの」













キョン「気持ち良かったぞ・・・・長門」

ネタバレしたくない人は反転させないでください



まだか…
長門「もう少し…」
急げよ…
長門「…」

長門「…終わった」
は、はやく!さっさと開けよ!我慢ならん!
長門「落ち着いて…時間はたっぷりある…」
はあはあ‥もういい!いれるぞ!
長門「あ…」
くそ!入らねぇ!
長門「そこじゃない…こっち…」

ハルヒ ガチャ「ちょっと、何してんのよあんたたち!」

何だよ!RARファイルかよ!ZIPでクレって言ったのに!
長門「PASSは合ってる…フリーウェアを入れれば解凍できる筈」
?どうしたハルヒ?
ハルヒ「…な、なんでもない///」



長門っ!もう駄目だ!出る!
長門「駄目…私はまだ満足していない」
そんな…でももう、、うっ!!
長門「…」
すまん…
長門「いい、アナタが早いのは想定内」


ハルヒ「そんな…キョンと有希が‥‥そ、そんなわけないわ!きっと何かの間違いよ!危ない危ない、また早とちりしちゃうとこだったわ♪」
ガチャ ハルヒ「キョン~何してry」
は、ハルヒ!?こっ、これはその…
長門「…」
ハルヒ「…いい度胸ね…神聖なる部室で3Pとは」
ち、違うだ!実はその‥え?3P!?
古泉「いい締まりでしたよキョンたん」
おま!いつのまに!?



古泉「夢を見ました。」

キョン「唐突だな。」

古泉「夢の中では部室で、あなたとオセロをしていました。」

キョン「無視か。」

古泉「ここまでは普通の夢なのですが、一つ奇妙な点がある事に気づいたのです。」

キョン「そうか。」

古泉「あなたは私とオセロをしながら、絶えずトマトを握りつぶしていました。」

キョン「…。」

古泉「それだけなんですけどね。」

キョン「帰れ。」



古泉「夢を見ました。」

キョン「唐突だな。」

古泉「夢の中では部室で、あなたとオセロをしていました。」

キョン「無視か。」

古泉「ここまでは普通の夢なのですが、一つ奇妙な点がある事に気づいたのです。」

キョン「そうか。」

古泉「机の下には谷口と長門がいました。」

キョン「…。」

古泉「何かしゃぶってる音が聞こえたんですけどね。」

キョン「どっちだ。」



古泉「夢を見ました。」

キョン「またか。」

古泉「夢の中では、部室であなたとUNOをしていました。」

キョン「二人でか。」

古泉「ここまでは普通の夢なのですが、一つ奇妙な点がある事に気づいたのです。」

キョン「UNOに疑問を持て。」

古泉「あなたは高枝切りバサミを絶えずいじっていました。」

キョン「…。」

古泉「よく見ると太鼓のバチだったんですけどね。」

キョン「お前の目は空気穴か。」



キョン「なあ長門、ヒューマノイドインターフェイスってセックスできるのか?」

長門「・・・試してみる?」

キョン「・・いや、遠慮しておく。」



「長門のメイド服姿なんて初めて見たけど、その…似合ってるな。ははっ、なに言ってんだろ俺」
「涼宮ハルヒがどうしてもと言うから……でも、そう言われると悪い気はしない」
「嫌ならすぐ脱い…って、え?…っと、そうか。うん、じゃあ俺ももう少し長門のメイド姿、見てたいな」
「…」
「あ…っと、スマン、変なこといったな。俺にはメイド属性なんてなかったはずなのに。おかしいな」
「あなたがそう望んでくれるのなら…」
「長門…」
「このまま…」
「…いいのか?」
「…」
「お前が欲しい…」
「…」
「…」
「…わたしも」

「じゃあ、そこ座って…そう、それで足を…」
「…ッ」
「フフ、長門の恥ずかしそうな顔なんてレアものだな」
「…あなたはイジワル」

ガチャ。

キョン「おっす。お、まだ長門1人か。声が聞こえたみたいだがなにしてたんだ?」

長門「……………朗読」
キョン「朝比奈さんのメイド服着て?」



ハルヒ「ねえ「できかねます」って言葉あるでしょ?あれって
一瞬できそうな気がしない?あたしいつも間違えそうになるのよね」

キョン「…ああ、なんとなくわかりかねる」

ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…どっちよ」
キョン「しらん」



キョン「おまえ…最近微細ながら表情を表すようになったな…」
長門「毎日マイナーチェンジされている」
キョン「マイナーチェンジ?」
長門「毎日古くなった機体が廃棄され、新しい機体が創造される」
キョン「…」
長門「古い機体はYAH○Oオークションに出品し、生活費としている」
キョン「冗談…だよな?」
長門「ふふ…」
キョン「どっちだよ!!」



ソウっぽいの

ぶはっ・・・俺はどこにいる?これは風呂か?なんでこんなところに?昨日はちゃんと布団で寝たはずだぞ
こんな原因をい作るのはきまってハルヒだから今回もそうなんだ、ぐらいにしか思ってなかったが・・・
ハルヒ「キョン?そこに居るのはキョン?」
おわっ暗闇でびっくりさせんなこの野郎!喋るなら喋るって言ってからにしろ!バスタブから転げ落ちたじゃねえか!
ハルヒ「やっぱりキョンね、そんなドジキョンしかしないもの」
しかしハルヒの声は震えていた。どうしたってんだ?
ハルヒ「さっきね電気付けたのよ・・・そしたらここに死体が・・・・」
そんなバカな・・・
キョン「ハルヒ電気付けてくれ」
ハルヒ「いやよ!あんなのもうみたくない!」
キョン「頼むこのままじゃ俺なんにもできないし、それにお前の顔も見たいんだ」
ハルヒは少し戸惑いながらも肯定してくれたようで3分後に電気は付いた。

見た瞬間俺は自分の目を疑ったね、確かにハルヒがこれを見たくないと言った意味がわかるかもしれない
そして3~4時間後、俺とハルヒはいろいろ話をして無理やり落ち着いていた・・・

するとあの死体が動き出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

管理人「肩こっちゃったのう」



涼宮ハルヒの殺意・・?

ハルヒ「殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる、殺してやる!!」

キョン「・・・・」
古泉「・・・・」
長門「・・・・」



○○キョンの好意 みくるver

キョン「好きだ」

みくる「わ、私もれす!」

キョン「あはは舌かんでますよ」

みくる「うふふ」



魔王にゃがと「よくぞここまでたどり着いたな勇者こいじゅみよ・・・・」(ペタ棒読み)

勇者こいじゅみ「魔王にゃがと! 僕のキョンたんを返せ!」(迫真の演技)

魔王にゃがと「ふふふ、勇者こいじゅみ。交渉をしようではないか。私にキョンを譲ってくれるなら世界の半分をお主にくれてやろう」(ペタ棒読み)

勇者「世界の半分ですって? そんなもの…僕のキョンたんへの愛のまえでは朝比奈みくるのオッパイよりも色褪せる!」(迫真の演技?)

魔王にゃがと「世界の半分がお主の大好きなダンスィで構成されているとしても?」(ペタ棒読み)

勇者こいじゅみ「そ、そんなっ そんなバカな! くっ…キョンたん…僕はどうしたら………!?」(本気)



古泉「という夢を見ました。」
キョン「…………」
古泉「も、もちろん僕はキョンたんをとりましたよ!?」
キョン「嘘つけホモ野郎」



キョン「何読んでんだ?」
「・・・・・・・・・・」
「おーい」

「・・・・・・・・・・」
「やけにでかい本だな」


『・・・・・・・・・』

「・・・・・・あっ、いた」
「えっ?どこどこ?」



長門「…」
長門「お風呂…。」
ザー……
長門「…(暇…)」



長門「(ペラ…ペラ…)」
長門「(パタム)………」
長門「…あ。」
ダバダバダバ………



古泉「なんですか!この扱いのひどさは!」
キョン「俺が知るかよ・・」
「僕のテドドンにハリセンボンだなんて・・・」
「ご愁傷様だな」
「そんなことしたらキョンたんのアナルが血まみれになってしまうではないですか!」
「・・・お前はそんな状況でも俺の尻にいれるつもりなのか・・」
「もちろんですよ!僕を舐めてもらっては困ります!!」
「わかったからこっちに近づいてくるな」
「グフフ、もう我慢の限界なんですよキョンた~ん」
「やめろ!くるな!アッー!!【引っかかったな小物め!!!】
「な、なんだってー!!」
黒みくる「お望みどおり穴だらけにしてやるわー!!」
「ギャーお助けー・・アッーー」



『長門とハルヒの檸檬』

何よ、これ。 まるであたしみたいじゃない。
有希にはあたしの焦りが見えているのかしら。
一冊の文庫本を投げ出し、ベッドにうずくまる。

有希は私に何冊もの本を貸してくれた。
いつも読まずに返していたのだけれど。
冒険、友情、恋。 そして新しい世界。

そこに楽しいことが詰まっているかも知れないのに、開けなかった。
ひょっとして、ハードカバー本の重たさに押しつぶされるのではないか、
私はそんな風に考えていたのかもしれない。

今日も楽しいことを探すため、ソコに向かう。
いつものように有希が私を迎えてくれた。

「…読んだ?」
ごめん有希! まだ読んでないの! (そういえば、ベッドに置きっ放しだったかしら)
「ハードカバーを一日で読めるあなたなら、大丈夫だと思ったのだけれど。」
うっ…有希・・・。 本を読まないでそのまま返していたのはバレていたみたいね…。

はぁ、今日も何も無かった。
ふと顔を見上げると、昨日放り投げた文庫本が置いてあった。


有希、これ返すわ。
世界がつまんないのは私の感じ方次第なのかもね。 まだ解んないけど。
「…私が生まれて来て短いけれど、変われた。 あなたも、きっと。」

有希! 今からレモン爆弾を仕掛けに行くわよ!
街中を全てぶっ飛ばしてやるの! その為に一杯作ってきたんだから! これよ!
レモンを詰めたビニール袋を有希に渡すと、有希は少し笑ったように見えた。

一つかじって見る。 頭の中がカーンとさえかえるようであった。

おわり



長門「この銀河を統括する情報統合思念体によって作られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース。それがわたし」

キョン「つまり」

キョン&長門「ア・ン・ド・ロ・イ・ド」

長門「わかってるじゃないですか」



「長門、いや有希!俺はお前の事が好きだ!」
「…だめ。私は…人間じゃない…」
「違う!有希は人間だ!」
「私はヒューマノイド・インターフェース…感情が無いロボットと同じ…」
「な…。本気で言ってるのか?」
「……うん。」
「それなら…」
チュッ

「!!!」
「俺にキスされても有希は何も感じないのか?」
「………」
「俺は今、すごいドキドキしてるんだぜ。有希はしてないのか?」
「私は…」
「もう一回言うよ。有希、俺はお前の事がこの世界の誰よりも好きだ。」
「……わ、私も。」
「え?」

「私もあなたの事が好き。誰よりも愛してる…」
「有希…ありがとう。」
「もう一回…キス…して欲しい」
「あぁ。」
チュッ
「……大好きだよ。キョン…」

ガチャ

キョン「おっす。まだ長門1人か、って何してるんだ?」
長門「……腹筋。鍛えないと。」



キョン「しかしあれだな。俺たちは高校を卒業したらいったいどうなるんだろうな」
長門「未来は確定している」
キョン「ほう、どんなだ?」
みくる「ほんとうは禁則事項なんですが……」

長門の未来
キョンと結婚。子供は3人。マンションで幸せに暮らす。

みくるの未来
キョンと結婚。未来で幸せに暮らす。なお娘の名前はみくる、涼宮ハルヒ監視のために過去に贈ってキョンと結婚させる。

古泉の未来
キョンと結婚。

キョン「まて。俺は何人いるんだ。つーか古泉もかよ。ハルヒはどうなってる?」
長門「……」
みくる「す、涼宮さんは……その……言いにくいんですが……」

ハルヒの未来
好き勝手が祟り、卒業式の帰りにお礼参りの集団暴行。子供の産めない体になる上、精神病院送り。

キョン「ちょwwwwwwあのクソ女wwww自業自得wwwww」長門「wwwwww」みくる「ざまぁwwwwwww」

ハルヒ「あれ? どしたのみんな。なんか面白いことあった?」
キョン「いや、高校を卒業したら俺達どうなるのかなーって話してたとこ」
ハルヒ「へー。あんたでもそんな将来のこと考えるんだ。そーね、てきとーにうまくやってんじゃない?」
ハルヒ(卒業までにキョンとは恋人同士になれるかなぁ。さすがに結婚は早いよね。とりあえず大学もいきたいし。
    有希やみくるちゃんも幸せになれるといいな。なれるよね、ふたりともいい子だもん。あたしも素直になれたらなぁ。
    あ、キョンがこっち見て微笑んでる。やだ、なにしてんの、恥ずかしいよ。やっぱりキョンもあたしのこと……
    だめだめ、自意識過剰! うー、もっと積極的に迫ったほうがいいのかなぁ。キョン、大好きっ! って何考えてるのよあたしってば!)



キョンとハルヒ、小声で会話しながら部室の定位置で本を読んでいる長門に視線を向ける。

ハルヒ「ね、ねぇキョン。あんた……気づいてる?」
キョン「ああ……あれはどういうことだ?」
ハルヒ「明らかに……その、大きい……わよね?」
キョン「だな……」

長門、2人の視線に気づいて顔を上げる。と同時に、2人は視線をはずし、さらに小声で会話。

ハルヒ「やっぱり大きいわ。あの胸、みくるちゃんより大きいもの」

手をわきわきさせるハルヒ。ため息を吐くキョン。

キョン「オレは男だからよくわからんが、一晩でああも成長するもんなのか?」
ハルヒ「ば、バカじゃないのアンタ!? んなわけないじゃない!」
キョン「だよな……」

ハルヒとキョン、再び長門に目を向ける。
長門、おもむろに自分の制服の中に手を入れて胸を鷲づかみ。
驚くハルヒ。固まるキョン。

ハルヒ「ちょちょちょ、ちょっと有希! 何やってんのよ!?」
長門「……肉まん」

長門の胸は元通りになりましたとさ。おしまい。



キョン「長門、あれがレインボーブリッジだよ」

長門「………綺麗」

キョン「そうだな。………まぁ、お前ほどじゃないけどな」

みくる「キメェwww」



「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」
「ちょっ待て食べてない食べてないプリンがあったことも知らな」

「嘘でしょっ!!今部室にアンタしか来てないじゃない!!私がさっき来たときにはあったのよ!?
私がジャージを取りに教室に戻った隙に食べたのね・・・!!キョンのバカっ!昨日から楽しみにしてたのに!!」
ハルヒが近づいてくる。 

襲撃か!?

「おいおい・・・違うしそれに昨日からって・・・」
反論しかけた時にはハルヒはすでに俺の目の前に・・・。
ハルヒは・・・
「・・・出しなさいよ。プリン。」
ハルヒは俺の肩に手を置いて激しく揺さぶってくる。

「出しなさい!!!!プリン返して!!!!あたしのささやかな楽しみを返してよ!!」

最悪の事態は微妙に避けたようだが、これはなんとかしないと・・・
・・・・・・ここは・・・

 >    ☆「分かった。今度買ってきてやるから!」   <

       ★ 「だから食ってないって!!プリンを誰かに食われたのは残念だったな、だが俺は無実だ!!」


☆「分かった!!今度はそのプリンより5倍くらいは高いプリン買ってきてやるから!!」

「・・・・・・」

「・・・・・・どうだ?」

「・・・ふーん。まあそれなら別にいいけど・・・。ただし今度じゃダメ!今すぐよ!今すぐ買いに行ってきなさい!!
30秒以上私を待たせたら死刑だから♪」


俺は憂鬱に学校→家のルートを辿っている。

なんでこんなことになるんだよ・・・

無実の罪を着せられた上、500円自腹かよ・・・

ほんとあいつといるとろくなことがない―


end



『The End Of Endless-Eight』

「…………」
ちゃぶ台以外何もない部屋に正座し、じっと閉じていた目を開けた。
日付と時間を確認する。9月1日、午前00時00分13秒。どうやら、彼らはこのループを抜け出すことに成功したらしい。
「…………」
不意に、小さく溜息が漏れた。2週間の、15498回もの繰り返し。
もしかしたら、わたしは人間で言うところの「退屈」というものを感じていたのかもしれない。
古泉一樹が繰り返される2週間の中で何度も言っていた言葉を思い出す。

――自分がそんなループに囚われていると自覚して、記憶もそのまま蓄積するのだとしたら、通常の人間の精神では持たないでしょう。

…人間になりたいと思ったことはないが、何故か「人間でなくてよかった」と、ふと思った。
午前00時02分24秒。近頃どうも思考に若干のノイズが走るようになってきた。
涼宮ハルヒが北高に入学するまで待機していた3年間と、約594年分の繰り返された2週間を思い起こす。
どちらも変わり映えしない日々。時間長で言えば、絶対的に終わりなき8月の方が「退屈」だっただろう。
しかし…涼宮ハルヒの言動に振り回されSOS団と共に行動したこの15948回の2週間を、
わたしはどこかしら「楽しい」と感じていたのかもしれない。この「感情」がノイズでないという保証は、どこにもないけれど。
「…………」
休もう。少しでもノイズを取り除かなければならない。
統合思念体は、我々を人間と同じ形に作った。「睡眠」という非効率的な休息方法までも、律儀に再現して。
…そうしなければ、不都合があったのだろうが。

「…………」
布団の上に横になり、枕に頭を預けた。徐々に襲い来る睡魔に身を任せ、わたしは目を閉じる。
…あと3ヵ月半。わたしが異常動作を起こすまで、あと3ヵ月半だ。
3年前にわたしのもとにやってきた彼と朝比奈みくるによって知った、わたしの暴走。
午前00時07分31秒。
…繰り返された2週間を解放したのは、最終的に彼だった。涼宮ハルヒの鍵である彼。
彼は、何の能力もない普遍中庸的な一般人だ。しかし、涼宮ハルヒにとっての、世界にとっての鍵でもある。
ならば、異常動作を起こしたわたしを修正してくれるのも、また彼なのだろう。
彼は、わたしが作り変えた世界を元に戻す為に3年前にやってきたのだから。
あと3ヵ月半。あと3ヵ月半で、わたしは暴走する。
…それまでにわたしにできるのは、彼が可能な限り元の状態のままその日を迎えられるように保持することだけ。
「…………」
世界を、彼に託そう。きっと彼なら、何とかしてくれるはずだ――

――もしかしたら、わたしはこの時初めて「他の誰かに頼る」ということをしたのかもしれない――



――今日から、新学期が始まる。



ハルヒ「ねぇ、キョン」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「もしさ、もしあたしが……後半年で死んじゃうって言ったら……どうする?」

キョン「は?」

ハルヒ「………なんてねっ!本気にした?あははっ、バカキョン!」

キョン「ったく、いきなり分けわからんことを言うな」

ハルヒ「………うん」

キョン「………ハルヒ?」

ハルヒはいつもと違っていた。
でもその時はただ退屈だから俺をからかっているだけだと思っていた。
俺はその時に気づいてやるべきだったんだ。

そう。その日から半年後、涼宮ハルヒは死んだ。



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