ハルキ「東中出身、涼宮ハルキだああああああ!!!!俺は只の人間に興味はねえ!!!!
この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が居たら、俺んとこに来いっ!以上だ」
キョウ「!?」
ハルキ「……なんだ?てめえ、用でもあんのか?」
キョウ「な、ないけど……(うわあ、無駄に熱いカッコいい人だなあ……)」
ハルキ「ふんっ」

キョウ「ね、ねえ!初っ端の自己紹介のアレ、何処まで本気だったの?」
ハルキ「自己紹介のアレってなんだ」
キョウ「だから、その、宇宙人がどう、とか」
ハルキ「お前、宇宙人なのか?」
キョウ「……違うけどさ」
ハルキ「違うけど、何だ」
キョウ「……何でもないです」
ハルキ「だったら話しかけんな。時間の無駄だ」

WAWA子「ちょっと、キョウ。あんた、この前涼宮君に話しかけてたわよね?」
キョウ「え……う、うん」
WAWA子「止めておいたほうがいいわよ、アイツ。どうしようもない変人だから」
キョウ「?変人?」

WAWA子「そ。変人。校庭にさ、『NERV』のエンブレム描いたり――」
くに子「あー、それ知ってる!新聞に出てたよね、確か」
WAWA子「そうそう!あの時はもうびっくりしたわよお。それでね――」
キョウ(WAWA子って、無理があるわよね?)

キョウ「ねえねえ」
ハルキ「何だ」
キョウ「ハチマキの色が毎日違うのって、宇宙人対策?」
ハルキ「……いつ気付いた」
キョウ「毎日見てるんだもん。わかるよ、それぐらい」
ハルキ「そうか。……ほう。そうかそうか…………ん?」
キョウ「へっ?どうしたの、まじまじと顔なんか見て……」
ハルキ「俺は、お前と何処かで契りを交わさなかったか?」
キョウ「ちちち、契りぃ?な、ないわよ、そんなこと」
ハルキ「な、何ッ!?」
キョウ(そんなに充血した目を見開かないでよ……)

キョウ「告白して来た女の子全部振っちゃったって、本当?」
ハルキ「誰に聞いた?……どうせWAWA子か誰かだろうが、本当だ」
キョウ「一人くらい、付き合ったらよかったのに。カッコいいんだし」
ハルキ「お前にとやかく言われたくないが……正直、奴らは普通すぎだ。つまらんのにも程がある」
キョウ「そうなの?」
ハルキ「ああ。俺の求める者とは大きく違っていた。やはり宇宙人かそれに準ずるなにかでないと、燃えねえ」
キョウ「は、はあ……(やっぱりカオスね、この人)」

WAWA子「キョウ!あんた、何の魔法使ったのよお!」
キョウ「なによイキナリ」
WAWA子「アタシ、涼宮君があんなに長く話しているの見た事無いわよ」
キョウ「そ、そうなの?」
WAWA子「驚天動地ね……」
くに子「ま、キョウは昔から変な男の子が好きだからねえ」
キョウ「ちょ、ちょっと!」
くに子「なんか、秘訣でもあるの?」
キョウ「秘訣う?」
朝倉涼太「だったら、僕にも教えてくれないかい?」
キョウ(委員長、眉毛太い!!)

ハルキ「部活?」
キョウ「うん。全部に仮入部したんでしょ?なんかいいのあったらさ、教えてよ。参考までに」
ハルキ「ダメだ」
キョウ「ええっ!?……なんで?」
ハルキ「そうじゃない。どの部も中身がまるでダメだ」
キョウ「そうなの?」
ハルキ「ああ。高校にも入ればちょっとはマシになると思ったんだが、これじゃあ中学ン時と変わりねえ」
キョウ「でもさ、今ある部活で満足しないでどうするのさ」
ハルキ「あ?」
キョウ「うっ…(怖い顔!!)…えと、だからね、(以下略」
ハルキ「あー、うるせえな。んなこと知るか!」
キョウ「もうっ……やれやれだわ……」

ハルキ「うおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!これだあああああああああああああああっっっ!!!!!!」
キョウ「って、うわあああ!(ゴチン)」
ハルキ「ククク、わかったぜ。なぜ俺はこの様な単純な事に気付かなかったのだろうか!」
キョウ「うう……頭痛いじゃないの……」
ハルキ「うるせえ。クククク……そう。無いんだったら自分で作ればいいんだああああああああああああああ!!!!!」
キョウ「何を?」
ハルキ「部活に決まってるじゃねえか!」
キョウ「……そ、そう……」
ハルキ「なんだなんだあ?もっと喜べよお!この熱い発見を!みなぎってきたあああああああああ!!!!!」
キョウ「今授業中なんだから静かにしてよお……」

キョウ「もうっ!こんな所に呼び出して何よっ!」
ハルキ「ふっふっふっふ。俺に協力しろ、キョウとやら」
キョウ「へ?」
ハルキ「俺は部室を見つけ、所属する熱い人員を発掘する」
キョウ「……」
ハルキ「キョウは手続き関係の云々を揃えてくれ。分かったか!」
キョウ「……」
ハルキ「返事わあっ!」
キョウ「は、はいいっ!」
ハルキ「よろしい。では、放課後に」
キョウ(だから怖い顔しないでよお……)

キョウ「セーラーの襟掴むなんて、デリカシー無いんじゃないのお!?」
ハルキ「うっせえ!それより、部室が決まったのだ!」
キョウ「どこよ」
ハルキ「ここだああああああああっ!!!!!」
(ばたあんっ!)
キョウ「ここって……」
ハルキ「文芸部だぜっ!」
キョウ「……略奪したの?」
ハルキ「バカを言うな。ここの責任者とはきちんと漢の契りを交わしたぜ。紹介するぞっ!」
長門 「……長門勇気だ。」
キョウ「(物静かな男の子ね。本読んでるし)えと、いいの?もらっちゃっても」
長門 「構わない」
キョウ「そ、そう……」
ハルキ「つーわけで、明日からここに集合だからな!こなかったら、ぶっ飛ばす」
キョウ「女の子に言う台詞じゃないでしょ、それ」

翌日。
キョウ「えっと、長門君」
長門 「……」
キョウ「何、読んでるの?」
長門 「(魁!男塾)」
キョウ「おもしろい?」
長門 「熱い……。実に熱い」
キョウ(長門君もなの?帰っていいかしら、私……)
ハルキ「待たせたなあ、諸君!!!!!」
キョウ「!?!?」
長門(相変わらず……熱い)
キョウ「い、イキナリびっくりするじゃないの!」
ハルキ「黙れ」
キョウ「うっ……(だから怖いっての!)」
ハルキ「今日は新メンバーを連れて来たぜ!こいつだああああああああっ!」
※※※「あがあっ!せ、背中を押さないで!」
キョウ(なによ!めっちゃ美形じゃん!!!!じゅるる)
ハルキ「紹介しよう。二年の教室で女子共とうつつをぬかしていた、」
みちお「えと、朝比奈みちおって言うんだけど……って!なんで鍵を閉める!」
ハルキ「黙れ、よれよれもやし」
みちお「なにいっ!?」
ハルキ「つーことで、俺がリーダーのハルキ。色は赤だ。後はあっちの長門。色は青。コイツはキョウ。色は……ベージュ?」
キョウ「ベージュて!てか、色って何よ、涼宮君!」
ハルキ「ちなみに、みちおはサーモンピンクだからな」
みちお「……はあっ!?」
キョウ「ちょ、ちょっと!なに言って――」
みちお「いい」
キョウ「へ?」
みちお「なかなかいいですね」
キョウ・長門(こいつもか!!!!!)

ハルキ「コイツも熱い奴に違いないから連れてきたのだ」
キョウ「あきれて物も言えないわ……」
長門 「塾長!!!!」
一同 「……」
長門 「……続けてくれ」
みちお「決めた。入るよ。これがこの時間平面上での必然っぽいし」
キョウ「即決ね……(時間平面て、何?)」
みちお「しかし、文芸部って、何をするところなんです?」
ハルキ「ここは、文芸部じゃねええええええええええええええええっ!!!!!!!(バキッ)」
キョウ「こ、黒板にヒビが……え、えと、とりあえず、違うそうです。
――ホントに何するの?」
ハルキ「まだ秘密だ。五人目の戦士が集まっていないからな」
キョウ・みちお「はあ……」
ハルキ「しかし、名前なら考えた!」
長門 「シャッフル同盟?」
一同 「……」
長門 「……続けてくれ」
ハルキ「コホン。発表しよう……
『世界を大いに暑苦しくするための涼宮ハルキの男組』!!!!!!
略して、『チーム・SOS』だああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」
キョウ(もう少しひねるとかしないの、涼宮君……?)
みちお・長門(熱い……!!!!!)

ハルキ「つーことで、ウェブサイト作るか!」
キョウ「は?」
みちお「ウェブ?なにそれ?旨いの?」
長門 「……(今日の本は『琉球カラテ虎の巻』)」
キョウ「えーと、パソコンも何にもないのよ?無理でしょうが」
ハルキ「俺に任せとけ。みちお!キョウ!殴り込みだああああああああああああああ!!!!!!!」
みちお「う、うわあああああっ!!!!!」
キョウ「襟は止めてくれたのね。何故だか小脇に抱えられてるけど……(///)」

ハルキ「うおらあああああっ!珠沢ぁ(?)!!!!出てこいや!!!!!」
コンピ研「な、なんですかああ!?」
キョウ「す、すいませ~ん」
みちお「(失神)」
ハルキ「俺は回りくどいのが嫌いだ!よって、ここに要求する!おとなしく俺達のパソコンを返せ!!!!!」
一同 「な、なんだってーーーーー!?」
コンピ研「ちょ、ちょっとまってよ!アタシ達のパソコンなんだからねっ!馬鹿な事言わないで!」
ハルキ「黙れ、キシリア・ザビ!」
コンピ研「は?」
ハルキ「てことで、出撃だ。サーモンピンク」
みちお「え?あ、ああ。そこのお嬢さん?」
コンピ研「あ、アタシ?(///)」
みちお「そう。キミだ……ちょっと、パソコンが欲しいんだよね、僕達」
コンピ研「えっっと……いいよっ!」
ハルキ・キョウ「さすが美形」

キョウ「なんだかんだで、サイト作ったわ。えっへん」
ハルキ「ない胸を張るな」
キョウ「むか#」
ハルキ「……ほう、なかなかいい出来だ」
みちお「さすがキョウちゃんだね」
長門 「……GJ」
キョウ「えへへ、照れるなあ♪」
ハルキ「うおっし、んじゃあ、サーモンピンク!着替えるぞ!」
みちお「へ?うわ!やめろ!ズボンはまずいって!アッー!」
キョウ「ちょっと!何やってんのよっ!きゃああああっ!」
長門 「廊下に出ているといい……って、言う前に行っちゃった」
ハルキ「男なら、フンドシ一丁に限る!なあ、サーモン!」
みちお「……もうお婿に行けない……」

キョウ「で、そんな妙な格好で『チーム・SOS』所信表明のビラを配りに行った、と」
ハルキ「おうよ!」
みちお「……死にたい……」
キョウ「で、担任の岡部他数名に止められた、と」
ハルキ「ああ。あいつらは、俺達の熱さがわかってないのさ。クソがああああああああ!」
キョウ「発狂しないの。やれやれ」
長門 「……カマキリ拳法……実用性に欠ける」
一同 「………」
長門 「続けてくれ」
ハルキ「あ~~~~~~~~~つまらん!俺は帰るぞ!だっふんだ!」
キョウ(慣れていくのね……自分でもわかるわ)
みちお「ああ、青春は何処へ……」

ハルキ「転校生、ダーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
キョウ「うひゃあっ!?び、びっくりさせないでよ!」
ハルキ「いやあ、転校生が来ないものかと思っていたのだが、本当にきたらしいぞ」
キョウ「はあ……」
ハルキ「じゃ、ちょっくら引き入れてくる」
キョウ「え、ちょっと!……行っちゃった」
長門 「やはり、熱い……」
みちお「だな」
キョウ「どっから沸いて出た」

キョウ「涼宮君、おそいなあ」
みちお「転校生を引きずり回してんだろ?たぶん」
キョウ「そうなのかなあ?……あ、役満じゃん!」
みちお「あれれっ?負けちゃったよ……いくらだっけ?」
キョウ「五万円」
みちお「高いよ……」
ハルキ「へええええええええええいいいいっ!!!!ゥおまちいいいいい!!!!!!即戦力の転校生を連れて来たぞ、メンバー諸君!!!!!その名も――」
古泉百合子「えと、古泉百合子ですっ!ガチレズじゃないです!」

キョウ(お、女の子!?)
みちお「ほほう。へえ。ふうん」
長門 「ホルスタイン……」
ハルキ「こいつもSOSに加入してくれるそうだ!!!つーか、加入しろ!!!あ、色は黒な。黒百合。ブラックサレナ」
百合子「でも、ここって、何する所なんです?」
キョウ「そうよ。私達も知らないんだから、そろそろ教えてちょうだいよ」
みちお「うむ」
長門 「許可を」
ハルキ「おお、みんな、やる気だなあ!よおし、発表するぜぇ!我々『世界を大いに暑苦しくするための涼宮ハルキの男組』の
活動目的は……
キョウ(男組なのに女が居るのは突っ込んだらダメよ)
ハルキ「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者を見つけ出し、共に闘う事だアアアアアアアアアアああ!!!!!!!!」
キョウ「全世界沈黙なんて、私、言わないわよ、杉田さん!!!!!」


ハルキ「つーことで、今週末はみんなでアドベンチャーだかんな!!!!」
キョウ「はいっ!?」


長門 「これ」
キョウ「?貸してくれるの?」
長門 (コクリ)
キョウ「あ、ありがとう……」
長門 「じゃ、よろしく」
キョウ「かえっちゃった……(この百合漫画、どうしろっての?)」

キョウ「『午後六時、ミツワスポーツジムにて待つ』、ねえ。本の栞って、もう少しマシな呼び出しができないのかしら」
長門 「やっと来たな」
キョウ「うわっ!……物陰から突然現れないでよ!」
長門 「……話がある」
キョウ(そのまえに人の話を聴け)
長門 「あがってくれ」
キョウ「う、うん。ここ、長門君のマンション?」
長門 「肯定だ」
キョウ「……今日の本はフルメタ?」
長門 「肯定だ」
キョウ「……」
長門 「コホン。まずはプロテインを飲んでくれ」
キョウ「飲むか!」
長門 「……千鳥。俺が、怖いか?」
キョウ「相良はいいから、話って何?」

長門 「では話そう――この銀河を統括する、熱血統合思念体によってつくられた、対有機生命体爆熱用ヒューマノドインターフェース。それがこの俺だ」

キョウ「は?」
長門 「俺の仕事は、涼宮ハルキを観察し、入手した熱血を統合思念体に報告する事」
キョウ「?????」
長門 「生み出されてから三年間、俺はずっとそうやって過ごしてきた。これまでのハルキの熱血っぷりは至って平凡だった」
キョウ「……」
長門 「しかしだ。最近になって無視できないイレギュラーな女が現れた。――それがお前だ」
キョウ「……あんた、大丈夫?」
長門 「大丈夫。俺はスペシャリストだ」
キョウ「フルメタはもういいから」
長門 「すまん、ちど――」
キョウ「帰っていい?」
長門 「ダメ。謝るから」
(数分後)
キョウ「……要するに、長門君は宇宙人で、涼宮君はとんでもない人ってこと?」
長門 「肯て……コホン……そう」
キョウ(付き合いきれんわ、こりゃあ)
長門 「そしてお前は、リーダーの鍵」
キョウ「鍵?」
長門 「そう。三年前以来の、新たなる熱血爆発の鍵だ」
キョウ(もう爆発してるような気がするのはアタシだけ?)

ハルキ「第一回、『チーム・SOS』市内アドベンチャーだああああああああああああああああっ!!!!!!!」
キョウ「う、うるさいってば!」
みちお「熱いな……」
長門 「……熱い」
古泉 (ああ、キョウタソ……かわいいなあ、もう……)
ハルキ「まずは作戦会議だ。そこの喫茶店で話し合いだっ!ちなみにキョウ!おまえの奢りだからな!!!」
キョウ「ちょっ!な、なんでよ!?」
ハルキ「集結時間に遅れたのは貴様だ」
キョウ(理不尽な……やれやれ)

ハルキ「恒例の組み分けを行うぞおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」
キョウ以外「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」
キョウ「周囲からの視線が痛い……」
ハルキ「このクジを引けぇ!貴様らぁ!」
みちお「は~い」
長門 「分かった」
古泉 「わあい♪」
キョウ「やれやれ」

みちお「いやあ、キョウちゃんと一緒の組だねえ」
キョウ「うんっ……(ラッキーっ!!!!!じゅるる)」
ハルキ「いいか、キョウ。デートじゃないんだ。遊んでたら……」
キョウ「わかってるわよ、もう」
ハルキ「ふんっ。行くぞ、ブラックにブルーよ」
長門 「熱いねえ」
古泉 (ううん、キョウタソと一緒じゃなきゃつまんないよお)
みちお「あー、どうしよっか?」
キョウ「とりあえず、お散歩でもしましょうか……(///)」

キョウ「なんですとお!?」
みちお「だから、俺、未来人なんだ」
キョウ「今時、そんな事言っても女の子は落とせないわよ」
みちお「ううん、マジなんだけどなあ。涼宮ハルキの観測に来てるんだけど、俺」
キョウ「……へ?」
みちお「まあ、信じなくてもいいよ。とりあえず、言っておきたかったから」
キョウ「はあ」
みちお「あの熱い男が、時間の歪みの真ん中に居たんだよね」
キョウ「三年前の?」
みちお「御名答。でもって、キョウちゃんは彼に選ばれたのさ」
キョウ(似たような話をどっかで聞いたわね)


キョウ「組み分けの結果、午後は長門君と一緒に市内を探索する事になったわ」
長門 「説明乙」
キョウ「……インターネットに毒されないほうがいいわよ?」
長門 「自重する」
キョウ「はあ……あっ、そうだ。なんか、信じてもいいわよ、あの話」
長門 「そうか」
キョウ「で、図書館で何するの?」
長門 「これを読む」
キョウ(それは……一級建築士資格取得……WHY?)

『woooooooooooooooooo!!!!!fuck Me fuck me!!!!!!!!!!!』

キョウ「ふぎゃあああああっ!!何!?地震!?へ!?ああ、ケータイ……」
客 「じーーーーーーーーーーーっ」
キョウ「す、すいませ~ん(あれれ!?マナーモードにしてたはずなのにぃ!)」
ハルキ『おいキョウ!今何時だと思ってんだ!!』
キョウ「ごめんっ!寝てた!」
ハルキ『ああ!?ざけんなよ!?すぐ集合だかんな!』
長門 「どうしたの」
キョウ「あはは……そろそろ行こうか?(長門君、何冊借りるのよ、建築関連の本ばっかり)」

 

長門 「カードありがとう」
キョウ「いいのいいの。気にしないで(なんで図書カード持ってないのよ……おかげで時間が――)」
ハルキ「遅いんだよてめえら!!んあ!?」
キョウ「ひいいいいい!ごめん、涼宮くん」
ハルキ「ったく。罰金だ!!」
キョウ「あう……」
みちお「あ、あはは……ええと、キョウちゃん?」
キョウ「ほえ?」
みちお「一方的とはいえ、話聞いてくれてありがとな。んじゃ、ばいばい」
すたすたすた
キョウ(……悪い気はしないわね……(///))
ハルキ「おい、キョウ。お前一日中なにしてたんだ?」
キョウ「うぐ……そ、そういうあなただって、何も見……ていうか、このアドベンチャーとやらの目的は何?」
ハルキ「熱血探しにきまってんだろが」
キョウ「なによそれは……」
ハルキ「もういい。とにかく、月曜日は反省会だからな!な!」
キョウ「――はあい」
その後。
キョウ「……わ、わたしの自転車が……撤去ですって?」

キョウ「うぐう…きょうも暑いわ……」
ぱたぱた
ハルキ「俺も仰げ」
キョウ「いや。自分でやって」
ハルキ「ぬうう……」
キョウ「あなた、幸せの青い鳥のお話、知ってる?」
ハルキ「それがどうかしたか」
キョウ「いや、なんでもないケド」
ハルキ「じゃあ聞いてくんなよな。クソッ」
キョウ(ううう……また怖い顔してる……)
放課後。
さっさと部室へ。
キョウ「古泉さん」
古泉(わ、わ、わ、キョウタソがあたしに話しかけてくれた///)
キョウ「もしかして、あなたも、涼宮君についてのお話があるんじゃないの?」
古泉(わたしのことじゃなかった……;;)
キョウ「う、なぜ涙目!?」

古泉「ふふっ。お察しの通り、わたしは超能力者です。そう呼んだほうがいいでしょうね」
キョウ「む……(やっぱり涼宮くんて、只者じゃないようね)」
古泉「ほんとはね、こんなに急に転校してくるつもりはなかったんだけど、状況がかわっちゃったからね。まさかあのお二人が、涼宮ハルキとこうも早く結託するとは思いませんでしたので。まあ、詳しい事はいずれキョウちゃんにも教えてあげるっ!その……見せたい物も……あるし(///)」
キョウ「!?なにをっ!?」
古泉「ひ・み・つ。うふふ」
キョウ「ひっ……(なるほど、ある意味熱血と言うわけね)」
古泉「ふふふっ。かわいい。――私の所属する『機関』にはね、ほかにも超能力者がいるの。もちろんこの学校にもいーっぱいエージェントがいるのよん」
キョウ「はあ(気をつけなきゃ、貞操がやばそうね)」
古泉「そしえわたしたちは、三年前の発足から、彼を監視しています。発端はその三年前。そのとき何かがあった。わたしに超能力が芽生えたのもその時なの」
キョウ「また三年前ね……」
古泉「それでね、わたしたち、彼の事を『神様』だと思ってるの」
キョウ「な!?(神様にされちゃったわよ、涼宮くんっ!)
古泉「わたしと、みちお君と、長門君。三人とも、彼が望んだからここにいるのよ。わたしたちの仕事は、彼の意志によって世界が――キョウちゃんとわたしの世界が壊れないようにしているのよ」
キョウ「(なにをおっしゃるウサギさん!?)――まあ、それはいいとして、あなた、何か超能力見せてみなさいよ」
古泉「くすん」
キョウ「泣くな!」
古泉「だってえ……わたしたちはある特定の状況下に置かれないと力を発揮できないのよ」
キョウ「例えば?」
古泉「そうねえ。そのうちわかるわ。それにしても……一番不思議なのは、あなたよ(///)」
キョウ「ど、どういうイミで……?」

再び部室。
みちお「ったくう。なんで俺が執事の格好なんか……ブツブツ」
じー。かちゃかちゃ。ぬぎぬぎ。
キョウ「(ばたん)ただいまー。古泉さん、用事で帰るってさ……」
みちお「……!!」
キョウ「ごごごご、ごめんなさああああい!!!」

みちお「ほら、お茶だよ、キョウちゃん」
キョウ「あ、ありがとー」
みちお「へへへっ!どういたしまして!」
長門「じーーーーーー」
キョウ「な、なに」
長門「なにも」
キョウ(けっきょく、涼宮君こなかったなあ)

 


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