喜緑「はぁ」
会長「どうした?」
喜緑「昨日捨て犬を拾ったんですけどうちのマンションペット禁止なんです」
会長「ほう・・・うちで飼おうか?」
喜緑「いいんですか?」
会長「ああ、ちなみに種類は?」
喜緑「ボルゾイです」
会長「で、でかいな・・・」
喜緑「だめなんですか?」
会長「いや・・・一つ条件がある」
喜緑「なんでしょう」
会長「週に一回でいいから一緒に散歩にいこう」
喜緑「・・・・仕方ないですね」

喜緑(今日はプー(犬の名前)の散歩のために会長の家にきました・・・まったく人間の分際でわたしを呼び出すとはいい度胸です)
[ピンポーン]
会長「おおいらっしゃい、さあ上がりたまえ」
喜緑「今日はプーの散歩に行くために来ただけですから」
会長「そのプーなんだがまだ寝ているんだ。寝顔を見たくはないか?」
喜緑「・・・見たいです」

会長「どうだ?可愛いだろう」
喜緑「わぁ、可愛いですね」
会長「こら、あまり大きな声をだすんじゃない、プーが起きるだろ」
喜緑(会長のくせにやさしいところあるんですね)
会長「それじゃあお茶でも煎れるから、待っててくれ」
喜緑(・・・随分何もない部屋ですね・・・あれ?あの写真たてなんで倒れてるんでしょう)
会長「ちょ、なにしてる!それに触るな!」
喜緑「会長がわたしに命令ですか?10億年早いです」
会長「ああ!!」
喜緑「・・・・・わたし?」
会長「べ、べつに喜緑くんの写真にこだわってるわけじゃなくてただ綺麗な人の写真部屋に飾りたかっただけで、あの・・・その・・」
喜緑「いきなりツンデレですか?言ってくれたらもっといい写真あげたのに」
会長「ほんとうか?」
喜緑「勘違いしないでください。プーのお礼にあげるだけなんですからね」
会長「まさかのツンデレ返し・・・最高
喜緑「あ、プー起きたの?」
プー「クゥーン」
会長「犬を飼うのは初めてだがとってもいいものだな」
喜緑「ふふふ、お腹すいたの?ほらスモークチーズ食べる?」
会長「犬にスモークチーズはどうだろうな、それにどこから出したんだ?」
プー「ハムハム・・・」
喜緑「か、可愛すぎ・・・」
会長「なあさっきからわたしと会話成立してないぞ」
喜緑「ミルクのむ?」
プー「ピチャピチャ」
会長「だからどこから出しているんだ・・・マジシャン?」
喜緑「今日は一日遊びましょうね」
会長「まじで?」
喜緑「さあ散歩にいきましょ」
会長「ずっと無視か・・・・だが可愛いから許す!!」
プー「・・・くぅ・・・くぅ・・・」
喜緑「なんかわたしも眠くなっちゃいました・・・・」
会長「おぅ、そ、それはどういう意味かな?」
喜緑「・・・・・すぅ・・・・すぅ・・・」
会長(・・・・てホントに寝とるがな、まあ今日はいつもとキャラ違くない?ってくらいハシャいでたからな・・・
   毒舌だけど寝顔は天使だ、プーといい勝負だぜ・・・今ならキスしても起きないんじゃないか?
   ・・・いやだめだ、男としてそんなことは、いやでもちょっとくらいなら・・・・・)
[パサ・・・ガチャ]
会長「これ以上あの寝顔を見てたら自分を抑えられないからな)


喜緑(・・・あれ?いつの間にか眠っちゃったみたいですね・・・会長は?)
[ガチャ]
喜緑「会長?どこですか?」
会長「ああ、起きたのか喜緑君」
喜緑「すいません、こんな時間まで寝ちゃって、そろそろ帰りますね」
会長「そうか、送っていこう」
喜緑「一人で帰れますから」
会長「まあいいじゃないか、それにちょっとコンビニで買いたいものもあるのでな」
喜緑「そうですか、それじゃあ」
[ガチャ]
会長「端から見たらカップルに見えるのか」
喜緑「馬鹿言わないでください」
会長「馬鹿か?」
喜緑「今度プーに会えるのは一週間後ですか」
会長「明日も来たらどうだ」
喜緑「え?」
 会長「プーも喜緑くんに会いたいだろうからな」
喜緑「プーも?」
会長「嫌か?」
喜緑「・・・・それじゃ、明日も来ますから」
会長「そうか」
喜緑「プーに会いにですよ?」
会長「そうか」 
喜緑「明後日も来ていいですか?」
会長「喜んで」
喜緑「・・・・あ、ここでいいんで」
会長「そうか・・・それじゃまた明日」


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