キョン「俺はSOS団を止めるぞ――――ハルヒィ!!!!!」

 

パターン1
ハルヒ「馬鹿言わないでさっさと小説書きなさい!」
キョン「はい・・・・・・」

 

 

 

パターン2
ハルヒ「あっそ」
キョン「それだけ?」

 

 

 

パターン3
ハルヒ「ふふーん!」
キョン「なんだ、その笑みは?」
ハルヒ「ここに古泉くんとあれこれした時の写真が有るの。
   私、別にいらないから、阪中さんにあげてもいいんだけどな~」
キョン「わ――――!!!」

 

 

 

パターン4
ハルヒ「そんな・・・・・嫌、辞めないで・・・・
   私、キョンがいないと・・・・ぐじゅ・・・・」
キョン「ハルヒ・・・・・・」
ハルヒ「お願い・・・ずっと私と一緒に・・・・」
キョン「ごめん・・・・ハルヒ。ずっと、側にいるよ・・・」
ハルヒ「ありがと・・・・・キョン・・・・・・」

 

 

 

ハルヒ(計画通り!)
みくる「流石ハルヒ!私たちに出来ないことを(ry」

 

 


 

 

ハルヒ「次次~次の問題はここここ古泉君!!!!」

 

 

 

 

古泉「このカマドウマは部長氏自身がイメージする畏怖の対象であり、これを倒せば異空間も崩壊する。違いますか?」

 

 

 

 

 

チャッチャカチャッチャ~チャカチャカチャ、チャッチャッチャカチャカチャ

 

 

 

 

長門「違います」

 

 

 


 

 

みくる「大変古泉くんが『マッガーレ症候群』にかかっちゃった」
キョン「それはどういう病気なんです?」
みくる「詳しくは禁則事項なんで言えませんが簡単にいえば『マッガーレ』しか言えなくなるんです」
古泉「ははは ご冗談を」長門「マッガーレ」

 

 


 

 

キョン「なあ長門、この学校におまえ以外ヒューマノイドなんとかっているのか?」
長門「いる・・・・」
キョン「誰?」
長門「貴方の身近だと・・・朝倉涼子」
キョン「マジか」
長門「・・・マジ」
キョン「性欲処理に使っていいか?」
長門「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いい」
長門「私の命令と言えば大丈夫・・・・」
キョン「ひゃっほう」

 

 


 

 

キョン「ハルヒ、何みてたんだ?」
ハルヒ「今日金曜ロードショーでトトロやってたのよ。
   あー面白かった」
キョン「懐かしーな。」
キョン(待てよ、ハルヒのことだからきっと)
ハルヒ「決めた!トトロを探しに行くわ!」
キョン「やっぱり・・・・・・トトロなんて居ないぞ」
ハルヒ「何よ!Wikipediaで見たけど、キャッチフレーズは
『この変な生き物は日本の何処かにいるのです』でしょ!」
キョン「いるわけねぇって」
ハルヒ「探してみないと分かんないじゃない!」
キョン「やれやれ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

古泉「待ってください。
なんで高校生11時まで二人が一緒にテレビを見ているのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

キョン「古泉落ち着け。日本語が変だぞ」

 

 

ハルヒ「そうよ、あなたが覗いてたから実質3人よ」

 

 

キョン「いや、人数じゃなくて文法の事なんだけど…」

 

 


 

 

ハルヒ「っていうか有希きもくない?」
ミクル「駄目ですよ本当のこと言っちゃあ!」
有希「別に・・・いい・・・」
ハルヒ「まじでむかつくのよ!」
本を蹴飛ばし、PCを有希にぶん投げる
ハルヒ「・・・行くわよミクルちゃん」
ミクル「は・・・はひぃ~」

 

 

古泉「大丈夫ですか?長門さん」
長門「・・・」
古泉「おや?気分でも悪いんですか?」
長門「大丈夫・・・たぶん私は3人目だから」

 

 


 

 

長門「一人目は朝倉にやられた」
古泉「なるほど、あの時死んでいたのですか」
長門「二人目はセカンドインパクトのときにパソコンに進入すて消滅した。」
古泉「あの時も死んでいたのですか」
長門「そろそろ4人目がくる」

 

 


 

 

ハリヒ「おい馬鹿キョン、有希ぶっころしてきたよ」
キョン「あぁ、あの液体ヘリウムやったのか」
ハルヒ「喜ばないの?」
キョン「そんなことでいちいち喜んでいられるか」
古泉「やぁ、こんにちわ」

 

 

キョン「とても・・・大きいです」

 

 


 

 

ハルヒ「もう毎日が退屈。学校行きたくない。家で寝てよ」
キョン「ハルヒ休みかあああ~朝比奈さんのお茶を飲みながらゆっくり古泉と遊ぶか」

 

 

部室・・・
古泉「また、あの馬鹿と遊ばないといけないかと思うと鬱で死にたくなる」
ミクル「いろいろと悩み事があるんですね」
長門「・・・(死にたい・・・)」

 

 


 

 

キョン「ハルヒ、お前のことが好きだ!」

 

 

ハルヒ「・・・あっそ、それ何の冗談?あたしがいくら退屈って言っているからって
そんな冗談言うとは思わなかった。谷口に入れ知恵でもされたの?それとも
この暑さで頭がいかれちゃったのかしら、いくらあたしが普通の人間は興味ない
って言ったからって、キ●ガイは別よ。あたしは正常な思考のできる異常な人間を求めているの。
ちょっと有希、あんたも黙っていないでこのいかれポ●チに何か言ってあげなさいよ。
エトセトラ、エトセトラ・・・・・・」

 

 

キョン「・・・これは肯定でいいのか?」
長門「・・・・ユニーク・・」

 

 


 

 

キョン「ところで朝比奈さんは、こんな事を思った事はありませんか?
アニメ口調で喋る声優のラジオ番組は、何かムズガユイと」

 

 

みくる「ラジオ?わたし、ラジオ聴かないんです。
お願いだからこっちに来ないで下さい!」

 

 

キョン「そうですか、ならばかまいません。ムズガユイと思うのは僕一人で十分です。
さあ、武器をこちらに渡して下さい!」

 

 

みくる「来ないで!わたし本気です。本気で撃ちますよ」

 

 

みくるの銃口はキョンの額に接触するほどに接近していた。

 

 

長門「その人は関係ない。その銃口は私に向けるべき」

 

 

キョン「本当は朝比奈さんは誰も傷付けたくないんですよね。
僕は知っています」

 

 

みくる「来ないで!」

 

 

パン!

 

 

一発の銃声が校舎の壁にこだました。

 

 

古泉「キャーッ!」

 

 

古泉は叫ばずにいられなかった。

 

 


 

 

古泉  無駄ですよ?

 

 

キョン  古泉…

 

 

古泉  街の外には出られませんよ?その様なものは存在しませんから。
    僕たちの世界は今とここしかない閉じた世界。

 

 

キョン  嘘だ!!!

 

 

古泉  そんなに僕に言わせたいのですか?そうです、西宮市は長門有希に
    保存された仮想空間。そして僕たち、思念体は肉体を失って長門有希の中で生きる…データー
    人格記憶体。人類は広域帯宇宙存在に滅ぼされた。もはや地球上には、生物としての
    人間は一人もいない 。

 

 

キョン ちょっと待てよ。息を吹きかけるな、顔が近いんだよ、気色悪い!!!

 

 

古泉  僕たちは長門有希の中の幻の街で暮らす滅亡した人類の記憶なんですよ!
    …意地悪ですね。

 

 


 

 

部室男―部室で暴れる涼宮から女性を救った、普通青年―

 

 

 

――赤みがかった夕日の映える屋上で
みくる「夕日…凄くキレイですね…」
キョン「俺のとっておきの場所なんですよ。」
みくる「そうなんですか…そんな場所をわざわざ教えていただいてありがとうございます。」
キョン「いえいえ。朝比奈さんだから教えたんですよw」
みくる「あははw何か嬉しいですねw」
―しばしの沈黙の後
不意にお互いの手が触れ合ってしまう
キョン「あ、ごめんなさい…」(あわてて手をどける)
みくる「(小声)…どけなくてもよかったのに…」
キョン「えっ…」
キョン「あの…朝比奈さん?」
みくる「は、はい?」
(お互いドキドキ)
キョン「俺はですね…実は…ずっと朝比奈さんのことが」
みくる「待ってください。その先は私から言わせて下さい…。」
キョン「は…はい…」
(ここでみくる、キョンにそっと寄り添う)
みくる「何度もあなたに涼宮さんから助けられているうちに…キョン君のことが好きになってました…」
みくる「本当は…【禁則事項】なんだけど…置いてかれないようにするから付き合って下さい…」
(キョン、そっとみくるを抱きしめる)
キョン「俺なんかでよければ…いえ、むしろ俺からお願いします。付き合って下さい。」
みくる「ふふ…よかった。よろしくお願いします。」

 

 

 

キスをする二人。
彼らの後に輝く夜景の光だけが、彼らを見守っていた。
まるで彼らを祝福するかのように…

 

 


 

 

ハルヒは神様なの~よ 気をつけなさい~♪
不機嫌にな~ったら  覚悟しなさい~♪
顔がわらっていて~も 心の中~は~♪
閉鎖空間はっ~せい そういうものよ~♪
長門がいるから~ 大丈夫だなんて~♪
あんし~んしてたら~♪
ダメダメダメダメ♪ダーメダメよ♪
S・O・S♪S・O・S♪
ほ~らほら携帯なるわ~♪
今日もまたどこか世界のピンチ~♪
い~つ~き~も~ピ~ン~チ~♪

 

 

古泉「という僕のテーマソングを作ったのですが」
キョン「テーマなのにピンチなのかよ、というかこれは敗訴確定だ」

 

 


 

 

(今日は高校生2度目のバレンタインデー もう隠すなんてちまちましたことなんてしないわ)
ハルヒ「はいキョン バレンタインデーのチョコよ ありがたく受け取りなさい」
キョン「お・・・おお・・ありがとな(どういう風の吹き回しだよ)」
朝比奈「はいキョンくん 私からも」
長門「・・・受け取って」
キョン「二人ともありがとな」
ハルヒ「てなわけで今日のSOS団の活動は終わり 解散!!」
キョン(今の活動だったのか?)
ハルヒ「1ヵ月後40倍にして返してよ でなきゃ私刑で死刑なんだから」

 

 

 

 

 

 

 

古泉「マッガーレ・・・」

 

 

 

 

 

 

 


 

 

「ねえ、喧嘩しよう?」
と、彼女は僕に誘いかけてきました。
「嫌です」
なんと言っても、逃げ足ばかりが自慢で終生平和主義者のこの僕と、兄弟は男ばかりというサヴァイヴァルな環境で今日まで生きてきた彼女とでは、情けない事ながら勝負は目に見えていますから。
「だって、混乱と激情の中でしか見えてこないものってあるでしょう?」
「そうですが…」
「殊に、君は本音を隠しがちだから」
僕の事を知りたがってくれている気持ちは大変に嬉しいのです。
ただ、暴力を用いようとしている点だけが好ましくありません。
「だから、ね?」
「なら――」
僕は意を決して彼女の手を取りました。
「混乱と激情の中で本音を知る方法は、別にも、あります」
「どんな!?」
期待と好奇心に満ちた瞳で真っ直ぐに見つめられ、疚しい所がある僕は言葉に詰まってしまいました。
「ねえ、どんな?」
そして脳裏で、失敗時、彼女から食らうであろう鉄拳のダメージを計算してしまいます。
僕は己が臆病に負けました。
「何デモアリマセン……」
「ああもう!君はそうやって」
彼女は可愛らしく頬を膨らめます。
「いつも本音をはぐらかす!!」
根性なしでごめんなさい。
「ねえ、やっぱり喧嘩しよう?」
僕は肩をすくめました。

 

 


 

 

放課後。
一年前にはよく通っていた書道部の部室を通り過ぎ、文芸部室のドアを開く。
「こんにちはーっ」
私はいつものように、挨拶をする。
…………
返事は返ってこなかった。しかし、誰もいないというわけではない。
「…………」
長門有希。唯一の文芸部員が本をめくる音だけを発してそこに存在していた。
私はドアを閉め、またいつものようにメイド服に着替える…。

 

 

着替えおわると、いつものようにお茶をつくる。
そして、みんなが来るのを待つ。その間は会話は発生しない、私は暇なので部室の掃除をはじめる。

 

 

これが、私の日常、平凡な日々、未来から来たといっても、禁則事項で制限されているため普通とまったく変わらない……つまらない日々……………だから、私は涼宮ハルヒに憧れる、私も変わりたい――。
そう思ってしまうのだ。

 

 


 

 

長門「コンピュータ研究部への対抗措置をとる。 許可を」

 

 

キョン「よし。長門、やっちまえ」

 

 

長門「そう」

 

 

Enter

 

 

 

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Sakuteki.exe を削除できません。アクセスできません。

 

 

ディスクがいっぱいでないか、書き込み禁止になっていないか、
またはファイルが使用中でないか確認してください。

 

 

             OK

 

 

 

長門「・・・・・・・・・わたしの情報操作能力に枷をはめたのはあなた」

 

 

 

キョン「俺のせい!?」

 

 


 

 

長門「コンピュータ研への対抗措置をとる。   許可を」

 

 

キョン「うん。とりあえず暴力はなしだ。釘バットをしまえ」

 

 

長門「コンピュータ研は不正をしている」

 

 

キョン「だからって力づくで解決しようとするな!」

 

 

長門「…………」(じーっ)

 

 

キョン「睨むなよ、たかがゲームじゃないか。ムキになるなよ」

 

 

長門「………」(バンバン!)

 

 

キョン「こらっ、キーボードにあたるな!」

 

 

長門「………」(プイ)

 

 

キョン「すねてもダメ」

 

 


 

 

古泉「コンピューター研究会への対抗措置を取らせていただきたいと思います。 許可を」

 

 

キョン「とりあえず、その汚いバッドをしまうんだな」

 

 

古泉「心配する必要はありません。部長氏とは、すでに何度か

 

 

キョン「もういい」

 

 


 

 

ハ「キョン大変よ!」
キ「ん?血相を変えてどうした?」
ハ「今夜書初めしようと思ったのに墨汁がないのよっ!」
キ「墨汁?」

 

 

ツカツカ

 

 

古「キョンたんどうしました?アナルでs」

 

 

バキッ

 

 

古「あべしっ!」
ハ「ちょ!キョンなにしてるのっ!?」
キ「え?なにって墨汁」
ハ「えぇ!?」
キ「あ、長門瓶」
長「……これ」
ハ「えぇぇっ!?有希なんとも思わないのぉ!?」
古「ごふっ……お役に…立てるなら……鼻血でも歯血でも……」
ハ「えぇぇぇぇぇっ!?それなんか間違ってる!?」
み「涼宮五月蠅い」

 

 


 

 

長門「実は…」
キョン「なになに!?突然どうした!?お前が変な会話の入り方したら不安になるって」
古泉「話も始まってないのにテンション高いですね」
キョン「反省」

 

 

長門「実は…」
キョン「うん」
長門「わたしの意志は統合思念体が作り上げたものだが、ボディは地球上にあるもので代用している」
キョン「な、なんだってーっ!!」
古泉「テンション高いうえにパクリですよ?」
キョン「反省」

 

 

キョン「だがな、地球上にあるものっていったいなに使ったんだ?下手なものだとお前の魔法じみたアレコレに耐えられないだろう」
長門「それは大丈夫。強化してある。それに元となった素材も、地球では有名な企業のものだと聞いている。だから大丈夫」
古泉「長門さんがそういうなら大丈夫そうですね。しかしその有名な企業とは?ホンダ?ソニー?」

 

 

長門「オリエント工業」
キョン古泉「!?」

 

 


 

 

ハルヒ「ねぇキョン。今日暇なら買い物つきあってよ。」
キョン「ん・・・まぁいいが」
みくる「・・・ちっ」
古泉「ハイキタコレ、いつもの黒みくるキタヨコレ、ハイハイワロスワロス」
みくる「ちょっと最近古泉君調子のりすぎじゃないですか?」
古泉「ですよねー」

 

 


 

 

古泉「電源なしのゲームもいいですが、たまにはゲームボーイで対戦と言うのはいかがですか?」
キョン「ほー、珍しいな。じゃあひとつ対戦してみるか」
古泉「ではどうぞ」

 

 

キョン「ってほんとに初代ゲームボーイかよ!」
古泉「ご心配なく。ちゃんと2台ご用意していますから」
キョン「いやそういうことじゃなくてだな…まあいい。ゲームはなにを?」

 

 

古泉「麻雀です」
キョン「ゲームボーイの意味無いだろ!?」
古泉「いえいえ、これでやるとまた味があるんですよ。ではスタートです」
キョン「しかたない…」

 

 

カチ。

 

 

キョン「って液晶薄くなって見えねーよ!」

 

 

ガシャン!

 

 

古泉「ああ!?せっかく頑張ってオークションで手に入れたのに!?」

 

 


 

 

ハルヒ「おっはよう! ………キョンはいないみたいね?
じゃ、始めるわよ!」………
……

 

 

朝比奈「ふふふ、可愛いですねぇ~」
ハルヒ「あん! みくるちゃんばっかりずるい!私も抱っこする!」
長門「…わ、私も」

 

 

  ガチャ

 

 

みくる・ハルヒ・長門「∑」
ガサガサガサ

 

 

みくる「キ、キョンくんおはようございます」
ハルヒ「お、遅かったじゃないの!」
長門「…」
キョン「うん、ちょっと阪中に相談されてな…なあ、ハルヒ。いい加減ルソー返してやれよ」
長門「ダメ。まだ療養が必要」
ハルヒ「そうよ!まだダメなの!」
キョン「いいから返して来なさい!!!」
ハルヒ・みくる・長門「…は~い」

 

 


 

 

「長門、そういえばお前は何で俺を名前で呼ばないんだ」
「…」
「?何でだ」
「…はずかしい」

 

 

「キョンくん」
「お前は黙ってろ古泉」

 

 


 

 

キョン「どうしてこんなことになったんですか…」
みくる「…」
キョン「やっぱり、話せませんか?」

 

 

みくる「ごめんないさい。【放送禁止用語】です…」
キョン「やっぱりそれですか………って、え?」

 

 

みくる「ですから、【放送禁止用語】なんです。わたしも皆さんには悪いと思っているんですが…」
キョン「あの、朝比奈さんなに言って」

 

 

みくる「だからっ!【放送禁止用語】なんですっ!!うぅ…」
キョン「いやあの、朝比奈さん今、放そ」

 

 

みくる「うぅ…ひっく…うぇ…、…お、お願いです…ふぇ…わかってください…」
キョン「いえあのワケがわかりません」

 

 


 

 

ガチャッ
「やっほー!」
元気よく声を轟かせて彼女は部室に入ってくる。これも、今ではいつもと同じことだ。

 

 

そして後ろから、遅れて二人の男が入ってきた。
一人はいつもと変わない微笑みを顔に貼りつけて挨拶をしてくる。
そして、一人はいつもと変わらず憂鬱そうな顔で入ってきて、私に声をかけてくれる。

 

 

「こんにちは、朝比奈さん」
「こんにちは、キョンくん。いまお茶をいれますね」と言って私はお茶をいれにいく…すると、
「みくるちゃん!あたしにも」
そう言って、お茶を要求する。
「はぁい」
私はそれにちゃんと返事をする。言われなくても全員分のものを用意するけどねっ。

 

 

そうして、いつもと同じに日常は流れていく…。
ときどき思うことがある、私はここにお茶をつぎにきているのだろうか?、と…。私にしかできないことを見つけたい……。そう思うと溜息が出てしまう。
それを見つけなければ、私の憂鬱がはれることはないのだろう…。

 

 


 

 

キョン「…」
長門「…」

 

 

ぺらっ。

 

 

キョン「なあ、なに読んでるんだ?」
長門「…」

 

 

ぺらっ。

 

 

キョン「……なあ、」
長門「『泣いたあかおに』」

 

 

ぺらっ。

 

 

キョン「どうだい?」
長門「・・・昨晩、読書中にこれまでにない異常な事態がこの端末に発生した」

 

 

ぺらっ。

 

 

キョン「何があったんだ?」
長門「今まで感じたことのない感覚。また、視覚器官から未知の液体が分泌された」
キョン「コメントしずらいな」

 

 


 

 

ハルヒ「目玉は三つで足は一本、これなーんだ?」
キョン「なぞなぞか?」
ハルヒ「うん、マイブームなの。だから答えて」
キョン「横暴だな…。だがこれは簡単だ。答えは信」

 

 

長門「ヌルポ星人」
キョン「…宇宙人?」
長門「たまに地球へやってくる。わたしのところにも」
ハルヒ「知り合いなの!?」
長門「紹介する。入ってきて」
キョン「って来てんのかよ!?」

 

 

ガチャ。

 

 

キョンハルヒ「「怖ッ!!」」

 

 


 

 

長門「眼鏡の再構成を忘れた」
キョン「してないほうがかわいいと思うぞ?俺には眼鏡属性、無いし…」

 

 

長門「あと下着の再構成も忘れた」
キョン「!?」

 

 

キョン「……ちょっとめくっ」
長門「ダメ」

 

 


 

 

サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にも
ならないくらいのどうでもいい話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという
想像上の赤服じーさんがなんだってあんなとこにいるんだうわ目が合った!?
ちょっ、こっち来たうわなにあれ目がイっちゃってるよえ?え?あの赤いのって
ひょっとして返り血とかうわくんなっ!こら、ちょっとその斧振り上げるのやめろ
だれか助け(ブチャッ)

 

 

 

         涼宮ハルヒの憂鬱  完

 

 

 


 

 

ハルヒ「あーだりぃ…生理なんかなくなっちまえよ」

 

 

 

古泉「大変です、涼宮さんの生理がなくなってしまいます」
キョン「さすがにそれは…俺は何もできんぞ」
古泉「どうにかして彼女に生理の素晴らしさを教える…これしかありません」
キョン「俺等があいつに保健の授業をしてやるのか?」
古泉「物分りがいいですね、明日部室で講習会を開きましょう」
キョン「頭が痛い…長門や朝比奈さんにやらせたらセクハラになりそうだし…はぁ」
古泉「まぁまぁ、これも思い出作りだと思えば楽しいもんですよ、
男二人で生理についての講習…こんな経験滅多にできないでしょう」
キョン「…資料はお前に任せる」
古泉「はい…ではまた明日」

 

 

 


 

 

>>1000なら

 

 

 

 

長門「朝倉涼子を再構成しようと思う」

 

 

 

 

キョン「なんでだ!?」

 

 

長門「いなくなって分かった…。彼女は私にとって大切な人」

 

 

キョン「……好きにしろ」

 

 


 

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最終更新:2020年03月14日 02:17