その日はしとしとと雨が降っていた・・・

なんとなく朝からいやな予感はしていたんだ・・・

まさかあんなことが起ころうとは・・・・・・・・

 

 

7月10日(雨)

 

朝、家をでて数歩ばかり歩くと目の前を黒猫が通り過ぎた。

黒猫が目の前を横切ると不吉なことが起こる。なんていうことはまったく信じていない俺は

特に何も思わずそのまま通学した。

「おっす、キョン」

教室に入ると谷口がこっちにやってきた。

「おい、おまえ涼宮となんかあったのか?」

『なんのことだ?』

ハルヒを見るとこっちを睨んでいた。

まったくもって心当たりのないことだ。

ハルヒはいきなり立ち上がると俺のほうへやってきた。

しかしそれは見当違いだったらしい。

「谷口!ちょっと来なさい」

「へっ!?お、おれ?」

ハルヒは谷口を引っ張って走っていってしまった。

いったいなんだというのだ?

そんなこんなでハルヒと谷口は5分後に戻ってきた。

『いったいハルヒはお前に何のようだったんだ、谷口?』

「別にお前に関係ないだろ」

この時、谷口の口調が冷たく感じたのは気のせいではなかったのだろう・・・

「ほら、HR始まるぞ」

まぁいい、後でハルヒにきいてみるとするか。

 

まぁ、奇妙なことというのは1度起これば2度起こるもので岡部は教室に入ってきてこういったのだ。

「今日はこのクラスに転入生が来た。さぁ、入って来い」

こんな次期に転入生?

ガラガラガラ

そいつはなんというか・・・・・不思議だった。

髪は黒。それもこの世の闇を全て集めたような純粋な?黒だった。後ろで髪を束ねていて身長は俺より高め、

そしてなぜか長門のような雰囲気をかもしだしていた。

「さあ自己紹介して」

するとそいつは自己紹介を始めた。

「はじめまして。黒狐 イヒト(くろこ いひと)です。前はアメリカに住んでいて親の都合で日本にきました。よろしくおねがいします」

しゃべり方は古泉っぽいな。なんか好きになれそうにないな・・・・

 

休み時間になると女子があいつの周りに集っていろいろ騒いでた。

「誕生日は?好きな色は?向こうに彼女いた?」

・・・・・・・そういえば何か忘れてる気がする

何だったか・・・・・・・・・・・・あっ!!

ハルヒだ!

『おい、ハルッ・・・・・・・・・!?」

ハルヒは不気味なぐらい瞬き日とつせず前を見つめていた。

そして谷口を見るとあいつもおなじように前一点を見つめて座っていた。

いったいどうなってんだ??

 

放課後

SOS団の部室にいっていつものようにドアをノックした。

コンコン・・・・・・・・・・・・・・・・・・

返事がない

もう一度たたいてみたコンコン・・・・・・・・

やはり返事はない。誰もいないのか?

『朝比奈さん?』

誰もいないのだろうか?返事はない。

俺は驚いたね。驚愕だよ。なぜって?部室にはSOS団のメンツが全員そろっていたのだ!

俺はとりあえずハルヒに言ってやった。どうせハルヒが首謀者だろう

『なんだよハルヒいるなら返事ぐらいしろよ』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほぉ~、そうですか。なおもシカトですか。ならこっちもそうさせていただこう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・30分後・・・・・・・・・・・・

みんな黙ったままだ。ハルヒだけなら分かるが全員でシカトはないだろう。しかも朝比奈さんまで。

『古泉?』・・・・・・『朝比奈さん?』・・・・・・・・・・・・・・『長門?』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ハルヒ?』

だんだん気味が悪くなってきた。なぜ誰もしゃべらない?

『俺何かやりました?朝比奈さん?』

こうなったら意地でもしゃべらしてやる!!!

『ハ~ルちゃん♪』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

するとハルヒが立ち上がった。

おっと、これには黙ってられないか?

が、違った・・・・

ハルヒは荷物を持って部室から出て行った。

それに続くように古泉、朝比奈さん、長門と・・・・・・・・・・

 

~つづく~

 

この物語はもちろんフィクションです。

 


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