ハルヒ「なぁんかグタグタした試合ねぇ」
キョン「んー・・・」
ハルヒ「・・・ちょっとキョン!?起きなさいよ!」
キョン「あぉっ!お、起きてるよ」
ハルヒ「ったく、一緒に見ようって言い出したのどっちよ・・・」
キョン「っつったって眠いんだよ・・・おっ、誰か倒れてるぞ」
ハルヒ「?」
キョン「ほら。なんだこいつ」
ハルヒ「本当ね。盲腸にでもなったのかしら」
キョン「お前なぁそんなわけ・・・!!!」
ハルヒ「ちょっ!な、なによこれ!」
キョン「ず、頭突き!?頭突きだよなこれ!?」
ハルヒ「しかもジダンって・・・や、やっちゃったわね・・・」
キョン「うっわ、これ痛そうだな」
ハルヒ「あーあ、これ退場ね。間違いないわ」
キョン「・・・なぁ、俺もイタリア応援していいか?」
ハルヒ「だーめ!約束したじゃないの!キョンはフランスであたしがイタリア!」
キョン「・・・はぁ・・・もう何やってんだよジダン・・・」



―ある兄妹の会話―

キョン妹「ねえーキョン君あたしが大人の女に人になるにはどのくらいの時間がかかるかなー?」

キョン「何言ってんだ?俺は分かるぞ!お前が大人になってる姿は俺には知ってる」
キョン妹「えー、どんな?どんな?」
キョン「時が来たら分かると思うぞ」
キョン妹「えー?」
キョン(こいつは…多分、朝比奈(大)さんかな?)


朝比奈(大)「禁則事項ですv」


キョン「おいハルヒ、俺のプリン食べただろ」

ハルヒ「食べたわよ」

キョン「そうか」

ハルヒ「そうよ」

キョン「…」

ハルヒ「…」



キョン「ハ、ハルヒ…」
ハルヒ「あれ、キョンじゃないの。久しぶりね。元気してた?」
キョン「ハ、ハルヒ…」
ハルヒ「何よ、口をぱくぱくさせて、どうしたの?」
キョン「そ、それはこっちが聞きたい。ど、どうしたんだ!この服装は!」
ハルヒ「服装?変な服装してないわよ」
キョン「その話じゃない、お前が変な服着てないのは分かってる。メイド服だ。
   俺が入院しててしばらく会ってなかったから、今どうしてるのかなと気になったけど、
   どうしたんだ?頭がボケて来たのか?それとも、ショックで人格変わったのか?」
ハルヒ「そう。ショックで変わったのよ……、アホ、違うのよ!人を物にするな!着てみたかったの!オシャレよ!どう?」
キョン「正直、いいです」



ハルヒ「この家、幽霊が出るらしいのよ」
キョン「ユーレイ?」
ハルヒ「そうよ」
キョン「なるほど、最近はユーレイ化社会になってきたから……」
ハルヒ「それを言うなら、高齢化社会!幽霊よ!つまり、霊魂よ」
キョン「あぁ、穴のあいた野菜か」
ハルヒ「それはレンコン!霊よ!おばけよ!超常現象!」
キョン「あぁ、家元制度に反対した踊り手か」
ハルヒ「それは花柳幻舟(はなやぎげんしゅう)!超常現象と、どこが似てるのよ!」
キョン「お前って、わかりにくいボケに、よくつっこんだな」
ハルヒ「そりゃ、SOS団の一員だからよ。けど、冗談言ってる場合じゃないのよ!
   この家、おかしなこといっぱい起きてるらしいのよ!本当におばけが出るのよ!
   行って見ましょ!」
キョン「やれやれ……」



ハルヒが泣いていた
団長席に座り、声を押し殺して。
俺が入ってきた事にも気づかずに、ただ、涙を流し続けていた。

何か言おうとしたが、言葉にならない。生まれかけた声の葉は、喉元でかき消えた。

カタン

まだ開いていたドアが、優しく閉じる。その音で茫然と立ち尽くす俺に気づいたハルヒは、少しだけ驚き、涙を拭いて、俺に言った。

「また、二人になっちゃったね…」

『キョンが日常を取り戻すようです』



ハルヒ……あなたは強く行きてる?
私は間違ってた……ハルヒにあんな能力を……
私はあなたに罪犯してしまった……
ハルヒ、あなたは何かあろうと強く行きるのよ……
願わくば、私のように間違った道へ歩かないで………
涼宮ハルヒ、あなたは私の………



5年後

ハルヒは高3の夏に力を失ったが、相変わらず不思議を探しまわっていた。
だがあの性格のせいでとある事件に巻き込まれ、今では家から一歩も出ない引きこもりだ。

朝比奈さんは現代に残っている。
ハルヒが力を失ったことでもう居る必要は無いはずだが好きな人が出来たとか言っていたか。

長門はもう居ない。
情報統合思念体とやらが回収したのだろう。
記憶操作でもされたのか俺意外覚えている奴もいなかった。

古泉は機関とやらが解散して「これで俺も自由だ!」などと言っていたが
次第に孤独と言うモンスターにパクッと食われ
今じゃ女祈祷師とやらのおばちゃんの家で妙な連中と共同生活をしている。
たまに駅前でみるなぁ…

谷口は大学に進んだものの、できちゃった婚で中退。
工事現場で汗水たらす毎日だ。

国木田とは高校卒業以来あってない。
噂では弁護士になったとか。


そして俺は鶴屋家の婿養子になり幸せに暮らしている。



古泉「それにしてもお2人かこんなに早く結婚するなんて思っていませんでしたよ。いったい何があったのですか?」
キョン「いや、じつはさ、ハルヒg」
ハルヒ「はぁ?何言ってんの?あんたg」
キョン「何言ってんだよ!そもそもおま」
ハルヒ「キョンの分際で生意気よ!あんたいつもそうやって人のせいにするわけ!?」
キョン「それはこっちのセリフだっ!」
ハルヒ「もういいわ!バカキョンなんて知らない!離婚よ!」
キョン「望むところだ!」

古泉「やれやれ…(また仕事が…)」



俺は今日も汗ではりついたシャツに風を送り込みながら塾へ向かっていた。
塾は二階にあるので、階段かエレベーターをつかわなければいけないのだが、
暑くて夏バテ状態の今日この頃俺は螺旋階段を登る気力も残っておらず、
エレベーターの方をつかうことにした。エレベーターをつかうのは今回がはじめてであり、俺は少しなぜだか嬉しかったんだ。
ボタンをおそうとした。平手でパンッとな。しかしそれはできなかった。
なぜかって?となりから俺よりも早くボタンをポンと押した手が見えたからだ。
その手は一瞬だがすごく真っ白?だったんだ。
俺はなんでおそうとしてんのに後ろからおしちゃうかなあと心でぶつぶついいながら、開いたエレベーターにのりこんだ。

乗り込んでおれは後ろを振り返った。エレベーターが開いている。しかしそこには誰もいなかった。
俺は あれ?乗らないんですか? なんてまぬけな声をだしてエレベーターから外に話しかけた。
しかしそこには誰もいなかった。エレベーターが閉まろうとしていた。

その瞬間異常な寒気が俺を襲った。よくわからないがここにいてはいけない…そんな気がした。
エレベーターは閉まりかけていた。
俺はすぐさまドアに手をかけ、開いた瞬間に猛スピードでエレベーターをでて、
螺旋階段を一つ跳ばしで駆け上がり、塾の扉へ走った。

そして気づいた。塾は休校だったんだ…周りは真っ暗に近く、隙間風のヒューォォォという音がきこえる。
塾の鉄の扉は無情にも開く様子はない。体の汗は消えていた。

不意に足がつまづいた。つまづいたというよりはかけられたという感じかー?
俺は異常なまでの速さで螺旋階段を駆け下り、最後につまづきこけて、痛みに耐えながらも塾の外に走り出たのだー



キョン
「長門、お前プリンの食い方知ってるのか?」

長門
「?」

キョン
「これはこうやって後ろのこれをこうやってだな・・・・ほら、こうするとプッチンってなるんだぞ」

長門
「理解した」



古泉「閉鎖空間が発生しました」

キョン「そりゃ大変だ。まあ、がんばってくれよ。今回は俺には関係ないし」

古泉「いや、ほとんどあなたが原因です」

キョン「なんだと?なにもしてないはずだぞ」



古泉「……毎月のアレがこないそうです」


キョン「…………」



(上のを他の人が書いた補完ネタ)
再び発生した二人だけの閉鎖空間で愛を語り、睦言を交わしたハルヒとキョン

ハルヒはそのことを夢としか思っていなかった。
しかし、一月、二月たってもアレが来ない。
そして、とうとう妊娠を告げられるハルヒ!

ハルヒ「まさか…あれは現実のことだったの?」

隠されていた謎にハルヒが気付く。混乱する機関。
新たな可能性に喜ぶ情報統合思念体。未来を改変しようとする未来人。
そして、覚悟を決めるキョン

キョン「ハルヒと俺の子は俺が守る…!」

様々な思惑と暗躍が踊る中ハルヒとキョンの運命は!?

近日投下『涼宮ハルヒの発覚』







ごめんなさい嘘です。



ハルヒ「ちょっとキョン!あたしのソーダバー食べたでしょ!?」
キョン「あー、スマン。メイド服着せられた朝比奈さんがあまりにも暑そうだったんで
   二人で分けて食っちまった」

ハルヒの顔がみるみる赤くなっていく。

ハルヒ「バカぁ!なんで勝手に食べんのよ!!」
キョン「わ、悪い・・・そんなにアイス食いたかったのか。帰りにでも買って返すよ」
ハルヒ「もういいわよ!バカキョンなんて知らない!死んじゃえ!!」
キョン「おい、なんでそんなに怒ってるんだ・・・?」



VS朝倉の翌日

キョン「なぁ長門。自分の事をどう思おうとお前の勝手だが、周りの人間はお前が死ぬと悲しむだぞ。少なくとも俺は悲しい」

長門「・・・」



俺の想像する涼宮ハルヒの日記はこうだな…

○月○日
今日は北高の入学式。
一通り自己紹介を聞いてみたが、どいつもこいつも一般人。
他クラスに面白い人間がいるのを祈るしかないわね。
しかしまた谷口と同じクラスなのは何故なのかしら? ストーカーじゃあるまいし・・・

○月○日
今日前に座っている男子に髪形について指摘を受けた。
      • 髪形について言われたのは初めてね。
頭から足の先っぽまでどう見ても一般人だから今までまったく視界に入ってなかったけど、
こいつ、えーと、名前はなんていうのかしら? まぁ、名前なんてどうでもいいわ。
こいつは多少見所があるかもしれない。

○月○日
今日も前の男子がホームルーム前の時間に話しかけてきた。
見所あると思った私がバカだったわ。あれから何日か多少話したけど、
やっぱりこいつはどう見ても一般人ね。
しかしこいつの話してる事、ほとんど谷口が言ってることっぽいわね。
あいつ私がふったの未だに根に持ってるのかしら。

○月○日
前の男子は「キョン」と呼ばれているのに気がついた。
いや、前々から「キョン」という単語が飛び交っているのは気付いていたけど、
まさかあいつのあだ名だとは思わなかったわ。ずいぶんと変なあだ名ね。
この変なあだ名は評価してやってもいいかもしれない。

○月○日
今日はいくつかの部活を体験してきた。
運動部を何か人間離れした超人的なやつでもいないかと見て回ってみたけど、
やはりいなかった。というか、陸上部! 3年でレギュラーなのに私より足が遅いってどういうこと?
そんなところ金積まれたって入部しないわよ!

○月○日
文科系もダメね… ミステリ研もオカルト研も、どこもダメダメ…
あーもう! これじゃ何のために北高に来たのか分からないじゃない!

○月○日
今日は記念すべき日ね!!
そうよ、そうよね! 自分で作ればよかったのよ!
自分で作っちゃえば他人に縛られる事もなく自分のしたいことが出来るし!
しかも部室も見つかった上に文芸部員もゲット、あぁ、なんて幸先がいいスタートなのかしら!
きっかけを与えてくれたキョンには直々に部員になるように言い渡してやったわ。
なんかぶつぶつ言ってたけどそんなんどーでもいいわ。そのうち私に感謝する日が来るのよ!

○月○日
ふふふ… 前々から目をつけていた2年の朝比奈みくるゲット!
というか部の名前も決めた! 世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団!!
略してSOS団! か、完璧だわ… 完璧に段取りが進みすぎて怖いくらいね。
みくるちゃんはかわいすぎるし、無口キャラの有紀もいいし、
これだけでSOS団はかなり面白い団ね。
…キョンはあれね、雑用でも押し付けようかしら。

○月○日
萌キャラ、無口キャラ、新入生・・・
これだけ人材がそろっていても面白い事は中々起きない。なぜかしら・・・
まさか超平凡な一般人キャラのキョンがSOS団の不思議パワーを
吸い取ってるんじゃないでしょうね!? もういっそのこと退団させ… なくてもいいか。
雑用としてはそこそこ・・・まぁ、ちょっとは役に立っているものねぇ・・・

○月○日
日記なのに朝書くってのも斬新よね。何で朝書く気になったかってのは
自分でもよく分からない。よく分からないのだけれども、原因は恐らく見た夢だと思う。
ほんとに不思議な夢だった。でも凄くワクワクしたわ。まるで冒険をしているようだった。
でも、最後の最後に・・・
キョンがポニーテール萌えねぇ・・・ ふふっ 笑っちゃうわ。
夢の中のキョンのたわ言だけど、そうね、今日は気分転換でポニーテールにしてみようかしら。
団員の分際で夢の中とはいえ団長にキスした罪は重いわね。
でも、今日のポニーテールについて肯定的な意見をしたら許してやってもいいわ。



「なあ古泉。ふと思いついたんだが」
「はい。何でしょう」

「我らが団長様は、季節のイベントには敏感だ」
「ええ」

「それと、定番のイベントは逃さずこなしていく。
夏休みだって、プールにバイトに盆踊り、山で蝉獲りまでやった」
「そうですね」

「それなのに、何で誕生日には一言も触れないんだろうな?
プレゼント交換とかバースデーケーキとか、あいつの好きそうなものが満載だろう」
「なるほど。それはとても興味深い意見です」

古泉は少し考えるように腕を組んで、

「しかし、SOS団の活動も1年が過ぎました。
涼宮さんの誕生日は、確実に1度迎えていることになります。
よって、涼宮さんが誕生日イベントのことを忘れているという事はありえません」
「…そういうことになるな」

「つまり、涼宮さんは、あえて誕生日のことに触れていないということです。
僕も、自分の誕生日について涼宮さんに尋ねられたことはありません。
あなたもそうでしょう?」
「ああ」

「何故、その話題を避けるのか、僕には分かりません。
恐らく、情報が出揃っていないのだと思われます。
だから、ちゃんとした推理をすることはできません。
しかし涼宮さんは、暗黒時代とも言える中学時代を過ごしています。
そのとき、何かトラウマとなる出来事があったのかもしれません。
…これは、憶測にもなっていない、ただの妄想ですが。
しかし、触れてはいけない過去に繋がっている可能性は、あると思います」
「………」

「誕生日イベントのことについては、触れないでおきましょう。
地雷があるかもしれないところに、わざわざ足を踏み入れることはありません。
…機関としても、一度調べてみますよ。
涼宮さんの能力発現と、関係がある可能性もありますからね」
「…頼む」

そこで、古泉との話は打ち切った。
正直、こんな真面目な話になるとは思っていなかった。
本当に、何気なく、ふと思いついたことだったのだ。
…どうなんだ、ハルヒ。
俺はここに居ないSOS団長の顔を思い浮かべながら、空に浮かぶ雲をぼんやりと見上げた。



ふむ、と俺は考えを巡らせる。
前に長門と組んだときは、図書館に行ったんだったな。
あの時は、本棚の前で本を広げ、時間になっても全く動こうとしなかった。
とくにない、とは言ったが、こいつはやっぱり図書館に行きたいんじゃないだろうか。

「じゃ、図書館でいいか」

相変わらずの無表情。
質問を投げかけた3秒後、1ミリほど首を縦に振ったのを見とどけた後、
俺は図書館に向かって足を動かし始めた。


「…あちぃ」

駅前まで自転車を漕いでいたときも思ったが、なんて暑さだ。
まだ10時過ぎだってのに、俺の皮膚の温度センサーは気温34度を示している。
こんな中で、日向を歩くなんて正気な人間のすることじゃないな。

「なあ、長門。暑くないか?」

俺は長門に問いかける。
長門の首筋には汗一つ浮かんでいない。
…こりゃ愚問だったか。

「わたしには自動温度調節機能が備わっている。問題ない」

やっぱりそうか。まあ、こいつは対有機生命体インターフェイス、
いわゆるアンドロイドであって、人間じゃないからな。
そういう類のもんがついてるほうが自然ってもんだ。
…しかし、ほんっと、暑いな。

コンビニを発見した瞬間、俺は長門に、コンビニに入って涼をとる事を提案した。
数秒の後に了承が出た瞬間、俺はコンビニに向かって走り、ドアを開ける。
冷房のよく効いた店内はまさに天国の一言に尽きる。
しかし、コンビニまでやって来たはいいが、何も買わずに出るってのもアレだな。
ここはアイスでも買うか。
俺は店内のアイス売り場に向かい、種類を確認する。
ここは、やはり定番のガリガリ君にするべきか…

「………」

気がつくと、長門が俺の横まで来ていた。
じっと俺の胸を、いや俺の持っているガリガリ君を見つめている。

「…食いたいのか?」
「…べつに」

ならいいか、と思った俺だったが、一瞬後にふと思いついた。
こいつはアンドロイドである。
そして、映画とかで出てくるアンドロイドよろしく、こいつには感情というものが希薄だ。
なら、これから様々な経験を積んでいく中で、少しづつ感情を獲得していく、ってのが王道ではなかろうか。
そう、例えばアイスを初めて口にする、何ていうのでもいい。

「長門。お前、アイス食ったことあるのか」
「ない」

ほらきた。

「じゃ、これは俺がおごってやる。一緒に食おう」

俺は長門の返事を待たず、レジに向かう。
ガリガリ君2つ、しめて126円なり。

コンビニの外に出て、俺はアイスの片方を長門に渡した。
俺が袋を破って中身を取り出したのを見てから、長門も中身を取り出す。
うん。やっぱり、暑い日はアイスに限る。
ちら、と横に視線を向けると、

「…長門。お前、もう食い終わったのか」

幾らなんでも早すぎるだろう。まだ30秒も経っていない。
ガリガリ君を30秒完食ってのは何の罰ゲームだ。

「あー、どうだった?」
「……冷たい」
「…美味かったか?」
「………」

答えずに、長門は再びコンビニへと入っていった。
俺は食いかけのアイスを齧りつつ待っていると、袋いっぱいのアイスを手にした長門が出て来る。
どうやら、相当気に入ったようだ。



後日。
長門の部屋に行ったとき、ふと気になって冷凍庫を開けると、
そこにはアイスの山が鎮座していたのは、また別の話だ。



キョン「え?ああここにアルバムがあったからな。」

ハルヒ「何勝手に見てんのよ!!一言ことわり入れたらどう?」

キョン「わかった、勝手に見てすいませんハルヒさん」

ハルヒ「それでいいのよ。で、全部見ちゃった?」

キョン「ああ、勝手に全部見ました。ハルヒさん」

ハルヒ「それはいいのよ、もう」

キョン「しかし、お前かわいいな」

ハルヒ「え??そう・・・・・・///」

キョン「今は違うけどな」

ハルヒ「なによ!!バカキョン!!」





長門「・・・・・平和」



ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの昔の写真見たでしょ?」

キョン「ああ、団長机におきっぱだったからな」

ハルヒ「うかつだったわ、恥ずかしい」

キョン「お前も小学生時代は可愛かったんだな」

ハルヒ「何言っ…今はどうなのよ?」

キョン「かつての輝きはない」

ハルヒ「何よっバカキョン!!…はっ、あなたもしかしてロリコン!?」

キョン「ばばばばっ馬鹿言うな」

ハルヒ「ちょっと携帯見せてみなさい」

キョン「か、勝手にややや、やめ…やめろ」

ハルヒ「この電池カバーの裏のプリクラは妹ちゃん」

キョン「違うんだ、それはだな…つまりアレだよ。ほらな」

ハルヒ「あんた…さすがにヒクわ」



ハルヒ「ちょっとキョン!あたしの昔の写真見たでしょ!?」

キョン「悪い、勝手に見ちまった」

ハルヒ「…で、どうだったのよ?」

キョン(感想を言えばいいのか?)「ああ、マジでかわいかったよ」

ハルヒ「あ、ありがと……///」

キョン「妹と同じぐらいかわいかったぜ」

ハルヒ「…ロリコン野郎」


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最終更新:2020年03月11日 23:34