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こなた「ねぇ?」
キョン「なんだ?」
こなた「このスレおもしろいからさ、次スレになっても見てていいかな?」
キョン「見ても良いけど、明後日は中間試験だぞ。勉強しなくていいのか?」
こなた「う゛…」
キョン「…それに、今日は開校記念日で休みだったってのに、一日中vipはないと思うぜ」
こなた「ぐふっ……」
キョン「まあ、試験勉強ぐらいは付き合ってやってもいいかな…」
こなた「…ありがとう」


図書館にて。
キョン「どうだ、少しは勉強はかどってるか?」
こなた「んー全然、それより、プリンスレが面白くて…」
キョン「おい、携帯をしまえ、ここは図書館だ。」
こなた「えー、外出中も良作をリアルタイムで支援したいのに…」
キョン「中間試験は明日からだ。少しぐらい自重しろ」
こなた「あっもうこんな時間。帰らなきゃ、ってなんでキミもついてくるかな?」
キョン「…まだ一時間程しか経ってないわけだが」
こなた「ぎくっ…」
キョン「折角、図書館来たんだし、俺の勉強にもなるだろうから、今から付きっきりで、お前の勉強をみてやるよ…」
こなた「…キミも少しは自重しろよ」
キョン「…」
こなた「まあ、付き合ってあげるけどね…」


キョン「で、どうしてお前の家に行かなきゃいけないんだ?」
こなた「いいじゃん、付きっきりで勉強みてくれるなら、家の方が周りに迷惑かけないでしょ?」
キョン「まあ、それはそうだが…」
こなた「まさか、女の子の部屋に行くとかで、緊張してるの?」
キョン「そんな訳ないだろ!」
こなた「まあそれに、明日の試験科目、4科目のうち、今持ってるの1科目しかないんだよネ」
キョン「やれやれ、俺は今日家に帰れるのか…?」
こなた「努力はするヨ」
キョン「その努力を是非とも見てみたいものだね」


こなたの家にて。
キョン「おい、お前の父さん、すんなり通してくれちゃたけど、本当に入っていいのか?」
こなた「…やっぱり気にしてんじゃん」
キョン「…いや、そうじゃなくて、でも…何でもない」
こなた「まあいいや。はい、ここだヨ、どうぞ入って入って」
ガチャッ…キィィ…
キョン「…(何も言えないというのは、こういう時に使うものなんだろうな)」 こなた「どうしたの?」
キョン「…いや、何も、ただ単に凄いなと思っただけだが」
こなた「…幻滅しちゃった…?」
キョン「そんな事はないさ、じゃ、早速勉強はじめようぜ」
こなた「…うん」


キョン「まず最初に断っておくが、俺は理系分野の質問は答えられないかもしれん。その時は、諦めて答えなり何なりを見ること」
こなた「えー聞きたかったところなのに…ていうか、キミ文系分野も苦手じゃなかったかな」
キョン「…お前よりは勉強していると思うが」
こなた「まあね…」
キョン「…まあ、お互い解らない部分を助け合ってやればいいんじゃないか?」
こなた「うん…じゃあはじめは数学からやろう!」
パタッ
キョン「お、意外と積極的だな、ってこれ啓〇館の中三の教科書じゃねえか!」
こなた「ああ、間違った間違った、こっちのほうだネ」
キョン「やれやれ、先が思いやられるな…」


前回までのあらすじ
中間試験を翌日に控え、キョンはこなたの家で一緒に勉強する事になった。こなたのマイペースに参りつつも、必死に勉強するはずだったが…。

こなた「で、どこが試験範囲~?」
キョン「一日前に、そりゃないぜ…軌跡と領域、三角関数の加法定理の前までだ」
こなた「げ…全部わかんないヨ」
キョン「お前が数学でわかる部分なんてあるのか?」
こなた「…式と計算」
キョン「…それって一年生の最初の方じゃねえか…」
こなた「そんな事はともかく、折角家に来てくれたんだし、ゆっくりしてってヨ」
キョン「実際ゆっくりしていく暇無いんだがな」
こなた「じゃあ、飲み物持って来るけど、何がいい?」
キョン「人の話を聞けよ!」
こなた「まだまだ時間はたっぷりあるんだし、だいじょぶ、だいじょぶ」
キョン「時計を見ろ、もう五時を過ぎてるぞ」
こなた「手伝ってくれるって言ったのは、誰だったかな(=ω=.)?」
キョン「わかった!寄るな、止めろその顔!」
こなた「ふん、それでいい」
キョン「(コイツはアイツ以上に厄介かもしれん…)」


こなた「ねえ…」
キョン「なんだ?」
こなた「この問題教えて~」
キョン「もう、これで五回目なんだが」
こなた「だって、わからないんだもん…」
キョン「げっ、これ演習問題じゃねーか、俺に解けるのか?」
こなた「とにかくやってみてよ」
キョン「仕方ないな…元々やると言ったのは俺だしな」
こなた「そうそう(=ω=.)」
数分後…
キョン「あ゛ー、ダメだ!もう、考えられん!」
こなた「やっぱ共倒れか」
キョン「『やっぱ』って何だよ!予想してたのか?」
こなた「これはやはり答えを見るしなさそうだネ」
キョン「…いつになったら終わるんだよ?」
こなた「今夜は寝かせないヨ☆」
キョン「何だよ語尾の 『☆』は!」


キョン「もう七時か、なんか腹減ってきたな…」
こなた「折角だし、家でご飯食べていってヨ」
キョン「そうだな、頂くとするか」
こなた「はい、どうぞ!」
っξ
キョン「早っ!て、チョココロネ?」
こなた「一応フラグたってたし」
キョン「作者の都合なんぞ聞いてない!」
こなた「まあまあ、遠慮せずに食べてよ」
キョン「…わかったよ、食うさ、頂きま…」
こなた「=ω=.)じーっ」
キョン「あの、食べにくいんですけど…」
こなた「キミがチョココロネをどうやって食べるか知りたいんだよネ」
キョン「普通にチョコが見えてる広いところから食べるが、何か?」
こなた「普通過ぎてつまんない!もっと変わった食べ方にしなさい!」
キョン「お前も何処かの誰かさんと同じような事言うんだな…」
こなた「ともかく、それ食べ終わったら次日本史だから、よろしく頼むヨ」
キョン「へいへい、わかりましたよ…」


キョン「じゃあ、次日本史だな」
こなた「よろしく頼むぜ!」
キョン「…えっと、試験範囲は最初からヤマト政権までか」
こなた「一番厄介な古墳時代withヤマト政権からやろうっと」
キョン「何だそのアーティスト名みたいなノリは!」
数分後…
こなた「全然わからないよう…」
キョン「ん、どれどれ?
『埼玉県の稲荷山古墳出土鉄剣銘と、熊本県の江田船山古墳出土鉄刀銘に記されているワカタケル大王は、日本書紀では何天皇とされているか』
…雄略天皇だな、少し勉強すりゃ分かるだろ?」
こなた「だって、日本史難しいんだもん…」
キョン「やれやれ、幸い、俺らの学校が使ってる教科書は詳しいからな、読むだけでも勉強になるぞ」
こなた「それが出来たらこうはなってないって…」
キョン「あと、氏姓制度のように役職名が沢山出てくる時はノートに関係図を書いて、まとめれば非常に分かりやすいと思うぞ」
こなた「ふむふむ、なるほど…」


(チク、タク、チク…)
キョン「(げっ、もう九時過ぎてる)俺が言う事はもう無いな。じゃ、そろそろ帰らせてもらうぞ、じゃあな!」
ガタッ…
こなた「待って!」
キョン「…?」
こなた「帰らないで…」
キョン「なんで引き止めるんだ?」
こなた「だって、その…ほら、もう、こんな時間でしょ?…だから、泊まっていかない?」
キョン「お前…」
こなた「…嫌だったら、嫌って言ってもいいんだヨ?」
キョン「分かった、泊まってってやるよ…」
こなた「…ありがと」
キョン「どういたしまして」
こなた「これで明日の試験は安心だぜぇぃd(=ω=.)」
キョン「ちょ、おま…」

こなた「ニヤニヤ(本当はちょっとうれしいんだけどネ…)」


お泊まり編
ピッ
キョン「ふう、これでよしと…」
こなた「どこに電話かけてたの?」
キョン「あのなぁ、俺は今日お前ん家泊まるためにお袋に

    『試験の成績どうにかしたいから、国木田の家に泊まる』

    って嘘つかなきゃならなかったんだぞ」
こなた「そんな一々細かく言わなくても…」
キョン「何せ、こんなことは初めてだからな…」
こなた「まあ気楽にいこうヨ」
キョン「…(コイツと一緒に居て、気楽にしてられっかってーの)」
こなた「折角女の子と一夜を過ごすんだし」
キョン「その表現は大いに誤解を招くからやめろ…」


数時間後…
こなた「ふぁ~。ねむくなってきた~」
キョン「流石にそろそろ寝ないと、学習が頭に定着しないぞ」
こなた「え~徹夜しようと思ったのに~」
キョン「毎回毎回それで試験に集中出来ないんじゃないか?

    それに、お前の場合いつの間にか遊んでるだろ」
こなた「ギクッ…」
キョン「まあ、徹夜は美容と健康にも良くない。早く寝た方がいい…」
こなた「…わかった。寝る…」
キョン「それでよし」
こなた「じゃあ服、頼むね」
キョン「へっ?…っておい!」
キィ
バタンッ
キョン「年頃の娘が男の前で着替えるなよ!!」
こなた「だってよけてもらうの面倒なんだもん…ふぁぁぁ…」
ガチャ、ポイッ
キョン「うわっ今度はなんだ?」
こなた「…それ、洗濯かごの中に入れといてね」
キョン「…へいへい、わかりましたよ…」

キョン「…『もってけ!セーラー服』とな」


キョン「ほら、洗濯物は持っていってやったぞ」
こなた「キミは一応居候の身なんだから、言葉を慎まないとダメだヨ」
キョン「…只今戻りました。如何致しましょう?」
こなた「そこまでする必要はないけどね…」
キョン「にしても、泊まるって言ったって、俺寝る場所ないな」
こなた「ここでいいでしょ…」
キョン「だって、ベッドは1つしかないし」
こなた「男は床で寝ろ(=ω=.)」
キョン「まあ、そうなるな」
こなた「あっ、で、でも、言ってみたかっただけだから…

    ベッドの半分使っても…いいよ…」
キョン「ん、何か言ったか?」
こなた「…このぉ鈍感フラグクラッシャーめ!」
ポカ、バキッ、グシャ
キョン「痛い、痛いから止めろって、骨折れるから!」
こなた「…ふぅ、もう一回同じ事言うからちゃんと聞いてヨ…」
キョン「『ベッドの半分使ってもいいよ』てか?」
こなた「えっ…」


つづく!

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