第10話 大長編「●えもん キョンの恐竜」後編

みくる「ふぇぇ…疲れましたぁ…」
ハルヒ「しっかり歩きなさい、みくるちゃん…」
●「みなさん、お疲れのようですね」
もふ助「もふぅぅ…」
キョン「古泉、そろそろ歩き出して5時間も経つぞ…日も暮れてきたようだし
    今日のところはこの辺で休むことにしないか?」
●「そうですね、今日はなかなかハードな一日でしたから」
キョン「どうするんだ?まさか野宿じゃないよな」
●「大丈夫ですよ…」
たららたったた~♪
●『キャンピングカプセル』
キョン「珍しくまともな物がd」
●「もちろん4つしかありません」
ハルヒ「んじゃキョンと古泉君一緒ね!んじゃみんな今日はちゃんと休むのよ!」


キョン「悪夢だ…」
●「キョンたん♪」
もふ助「もふもふ」
キョン「いいか、古泉!俺のケツに触れたら明日の朝日は拝めないと思え!」
●「わかってますよ」
    ・
    ・
    ・
キョン「グーグー…」
●「ふふふ…」
キョン「グーグーグーg…!?」
●「今日はキョンたんの攻めですwwwwwマッガーレ!」
キョン「アッー!攻めだけは!攻めだけは!くやしい・・・でも(ビクビクッ)」
もふ助「グーグー…もふぅ?…!?もふぅぅぅぅ!!!」
キョン「アッー!アナルだけは!アナルだけは!前と後ろから…でも、ンギモヂィィッ!!」
●・キョン「アッー!」

みくる「グーグー…ハッ!?どこかでいい声が!…」

ハルヒ「いい朝ね!あら、キョン?」
キョン「汚されちゃった…(シクシク)」
●「おはようございます!みなさん!」
みくる「古泉君は元気ですねぇ、私は昨日の晩何回も起きちゃって…ふわぁぁぁ」
長門「…(まさか撮影されていたとは思うまい、ププププ…)」
●「さぁみなさん!今日も元気に歩きましょう!」
キョン「(シクシク)」


みくる「やっぱり歩くのはつらいですぅ」
キョン「しかしこの時代は大陸がつながってて良かったな」
●「でなければ日本まで行くなんて無理ですからね。このまま北を回っていけば日本付近

 にたどり着くでしょう」
ハルヒ「それにしても古泉君!なんかいい道具はないの!?このまま歩いてばっかじゃい

    つ着くかわかったもんじゃないわ!」
キョン「そりゃそうだ、なんかないか?」
●「そうですね…」
恐竜「グェェ!!」
キョン「なんだ!?肉食の恐竜か!」
みくる「ふぇぇぇぇ!!!食べられちゃいますぅ!!!」
●「しめた!!」
たららたったた~♪
●『ホモ太郎印のきびだんご』
●「えぃっ!」
恐竜「パクッ…うほっ!」
キョン「なんだ!?どうなったんだ?」
恐竜「うほ~ん(スリスリ)」
キョン「なんだよこいつら!?気持ち悪ぃな!!」
みくる「なんだかさっきより凶暴じゃないですねぇ」
●「安心してください、この恐竜たちは我々の味方ですよ」
ハルヒ「ほんと!?じゃあもしかしてここからはこの恐竜たちに乗って移動ってこと?」
●「そのほうがいままでよりも数倍の移動力になるでしょう」
ハルヒ「それじゃみんな乗りましょ!」

みくる「だ、大丈夫ですかぁ…ふぇ乗れました…」
ハルヒ「せーのッ!あら意外と乗りやすいわね」
キョン「それじゃ俺も…よっこらせっと…!?アッー!」
●「あぁ言い忘れてましたけどホモ太郎印ですからもちろん恐竜たちは『うほっ!』の状態

  になります」
キョン「早く言えぇぇ!アッー!こっちに来てから俺掘られまくり!!!アッー!」
長門「うほっ!いいキョン」
もふ助「もふっ!」

    ・
    ・
    ・
    ・
みくる「今日で何日目ですかねぇ…」
●「確実に日本には近づいてはいるんですけど」
キョン「ん?なんだあれ」
みくる「鳥みたいですぅ」
ハルヒ「!?あれプテラノドンよ!!こっちに向かってるわ!逃げなきゃ!!!!」
キョン「走るぞッ!!」
一同「キャー!!」
キョン「やばい!目の前は川だ!!追いつかれちまう!」
みくる「キャーーー」
?『(ビーム)ビーーー』
恐竜「グェェェ…」
ハルヒ「な、何…?」
キョン「なんでこんな時代に飛行機が飛んでるんだよッ!」
●「あれは…恐らく恐竜ハンターでしょう」
キョン「なんだそれは!?」
●「恐竜なんかの珍しい動物を捕まえて金儲けしている奴らです。しかし、それは未来では

 違法として法律で禁じられているのです」
キョン「なんでそんな奴らが俺たちを助けたんだ…?」


みくる「飛行機が下りてきます!」
ハルヒ「誰か中から出てきたわ…」
ハンター「みなさん。もう安心してください」
キョン「何のようだ…」
ハンター「そんなに怖い顔をしないでください。我々はあなた方の味方ですよ(ニコッ)」
ハルヒ「あんた達恐竜ハンターなんでしょ!?そんな奴らの協力なんていらないわ 

     ッ!!」
みくる「そうですそうです!」
ハンター「我々はあなた方と取引がしたい」
キョン「なんだ?」
ハンター「あなた方の持っているもふ助君をいただきたい、その代わりに皆さんを未来に

      送り返してあげましょう」
キョン「ふざけんな!誰がそんな交渉を飲むか!もふ助は誰にも渡さない!」
一同「(コクッ)」
ハンター「おやおや、良いんですか?知っていますよ。あなた方はタイムマシンが壊れて

      いる…しかも無事にもとの世界に帰れるかすらわからない状況だ…それでも断 

      りますか?」
●「な、なぜそれを…」
ハンター「君たちがここの世界に来たときからずっと監視カメラを仕掛けさせてもらいまし

      た。ほら、今でも君たちを監視しているんですよ…」
一同「!!??」
ハンター「さぁどうします?…そうですね、明日の朝まで待ちましょう。明朝返事を聞きに  

      来ます。それまでには…できれば手荒なまねはしたくない、フフフ」


もふ助「もっふもっふ」
●「困りましたね…」
ハルヒ「古泉君…実際あたしたちが元の世界に帰れる可能性はどれくらいなの?」
●「正直かなり低いです…」
みくる「そんな…」
ハルヒ「………」
●「…」
長門「…」
キョン「…みんな…可能性がどんなに低くても俺たちはもふ助を故郷に連れて行ってやる

    って約束しただろ!?たとえ帰れなくても俺はもふ助をあいつらなんかに渡さな

    い…」
ハルヒ「キョン…」
みくる「キョン君…」
長門「…」
もふ助「もふぅ?」
●「…フッ、どうやら全員の気持ちは一緒のようですね」
ハルヒ「そうよ!みんなでもふ助を連れて行きましょう!」
みくる「もふ助ちゃんに故郷を見せてあげましょう!」
キョン「よし!それならば早めにここを離れよう!」
●「近くに川がありました、いかだを使って下りましょう」
キョン「よしっ!行こう!」

次の朝
ハンター「彼らが素直に渡すはずがありません」
?「ふふふ、そのときは恐竜狩りから人間狩りになるだけよ…」
ハンター「そろそろです…!?ふっ、やはりいないか」
?「居所はわかっているのかね?」
ハンター「川でも下っていったのでしょう。川に沿って行けばいずれ見つかりますよ」
?「それは楽しみだ」
     ・
     ・
     ・
ハンター「見つけました、発射!」
(ズドンッ)

キョン「やばい!見つかった!弾が飛んでくる!みんないかだにつかまれ!!」
(ズダンッ)
一同「わぁぁぁぁぁぁーーーーー」

ハンター「最小限にして撃ちました、命は助かったでしょう、発見しだい捕獲します」
?「ふふふ」


キョン「うーーん…」
もふ助「もふ!もふ!」
キョン「もふ助…無事だったか…ハッ!みんなは?おーい!!」
●「キョンたん!無事でしたか…」
キョン「古泉!みんなは!?」
●「わかりません、もしかしたら敵の手に…」
キョン「探そう、みんなを」
もふ助「もふー」
     
●「木ばかりで何も見えてきませんね」
もふ助「もふぅ」
キョン「なんだ?あそこだけ人工のもので出来ている」
●「敵のアジトかもしれません、行ってみましょう」
キョン「もふ助、お前はここに居ろ」
もふ助「もふもふ!!」
キョン「だめだ!中は危険だから来ちゃいけない!」
もふ助「もふーん…」
キョン「いい子だ、もふ助…」
●「行きましょう」

キョン「廊下が続くな…ッ!?光だ!(ダッ)」
●「ここは…」
キョン「みんな!」
ハルヒ「キョン!古泉君!」
みくる「キョン君!」
長門「…」
キョン「待ってろ!今すg…」
?「ようこそ、我がアジトへ!歓迎するよ」
キョン「誰だッ!」
ハンター「こちらは大富豪『掘るマンスタン』様です」
掘るマン「もふ助を渡してもらおうか!」
キョン「嫌だ!」
掘るマン「強情なやつらだと思ったがここまでとは…やれ!」
(バリバリバリ)
ティラノサウルス「ゴアアアアア!!!」
一同「!!??」

キョン「やばい!?古泉なんとかしてくれ!!」
●「えーっと…」
キョン「早くしろ!みんなが食われちまう!!!」
ハルヒ・みくる・長門「キャァァァァァ!!!」
●「これでもなくて、あれでもなくて…えっーーと…ありました!えいっ!!」
ティラノサウルス「(パクッ)!!??………うほっ!」 
キョン「よし!あいつらをやっちまえ!」
ティラノサウルス「ウホ~ン!!(バリバリバリ)」
掘るマン「どうなってるんだ!?」  
ハンター「どうやら逃げたほうがよろしいようですね…(ダッ)」
掘るマン「おいっ!わしを置いていくな!!!」


キョン「みんな!!」
ハルヒ「キョン!助けに来るのが遅いわよ!!」
みくる「ふぇぇーーん怖かったですぅ…ヒック、うぇぇ」
長門「おどろいた…」
キョン「ホッ、みんな無事だな」
(ブーーーン)
キョン「何の音だ?」
●「恐らく…」

隊員「タイムパトロールだ!」
掘るマン「そ、そんな・・・」
ハンター「つけられていたとは…ゲームオーバーですね…」
隊員「確保っ!」


    ・
    ・
    ・
海上
隊員「さぁ時間ですよ」
キョン「お別れか…」
みくる「うぇぇぇ…ヒッグ…も、もう会えないんですねぇぇふえええええん」
ハルヒ「もふ助、元気でやりなさいよ!」
長門「元気で…」
●「楽しかったですよ、あんなに熱い夜を過ごしたのは初めてでした。
  もう一緒にキョンたんを襲えないなんて残念です…」
もふ助「もふぅ?」
キョン「さぁ、もふ助…行くんだ…」
もふ助「もふ!?もふもふ!!」
キョン「ついてきちゃだめだ!!行け!行くんだ!」
もふ助「もふーーー!!!!」
キョン「早くワープしてください!!」
隊員「4次元空間に入ります!ワープ!」
(シュパーン)
もふ助「もふーーーー!!!!!もふぅぅぅ!!!ふんもっふーーーー!!!!」
恐竜「もふ?」
もふ助「もふ!?」
恐竜「もふもふ」
もふ助「もふ!」


(ガラッ)
●「やれやれですね」
ハルヒ「久しぶりにもとの世界に戻ってきたわね!」
みくる「無事に戻ってこれてよかったです♪」
キョン「…」
ハルヒ「何いじけてんのよ!キョンらしくないわよ!」
みくる「キョン君、元気だしてください」
キョン「あぁ大丈夫だ、もふ助に見られたら笑われちまう…」
  ・
  ・
ハルヒ「それじゃ今日は解散ね!みんな、お疲れッ!」
みくる「それじゃあ明日また学校で♪」
長門「…」
ハルヒ「じゃあねキョン!古泉君!」
●「お気をつけて」
キョン「じゃあな!」
  ・
  ・
●「久しぶりに布団で寝れますね」
キョン「そうだな、なんだか懐かしいぜ」
●「それじゃおやすみなさい」
キョン「あぁ」

キョン「グーグー…」

   

   『もふー』

 

キョン「…もふ助…」

 

 


|