「ベタな事」


あくる日、俺は団室でくつろいでいる時間帯。ハルヒ退屈そうであった。
この所あまり事件らしい事件やイベントなどがまったく無かったため、
ハルヒは苛苛した気分の悪い退屈オーラを部室中に撒き散らしていた。

(古泉とやっているこのポーカーも少し飽きてきたかな。)

 

俺は正直束の間の休息を満喫したいところであったが、
閉鎖空間なぞ発生させることには抵抗はある。

そこで目の前に居るニヤケた奴に、
「おい、なんとかしろ。」とサインを送る、
が、「無理ですよ」と言わんばかりに気取ったポーズで返してきやがった。
某裁判ゲームの検事もこんな顔でこんなポーズしてたな、
すごい忌々しいぞ古泉。殴っていいか?

 

このままだと本当にまずい事になってしまう、早いところなんとかしなければ。


――パタン


いつもの長門の合図で全員が帰り支度をする。
朝比奈さんが着替えるため俺と古泉は先に部室を出なければならない。
この機会を利用して、とりあえず速攻で古泉が話しかけた。

 

「やはりこのままだと涼宮さんは閉鎖空間を発生させてしまうでしょうね。」
いつものニヤケ顔もすこし覇気が無いように見える。

「そうだろうな・・・、やはりおまえのとこの組織でなにかやってくれないか?
正直俺がやれることには限度と言うものがある、なにか行事を持ってくることなんてできないぞ。」

その言葉通り俺のできることは限りなく無いと言えるだろう。
「そうですね、じゃあ機関のコネを使ってどこかに行くというのはどうでしょうか?」
コネっていう言い方は何か生々しいな。

 

「そうしてくれたほうがいいだろうな。しかし行くにしてもどこならあいつが満足するんだ?」
もしその行き先が退屈であったなら確実に閉鎖空間の10や20なぞ発生させてくれそうだからな。

「それならば美容にいい温泉などいかがです?
規模は小さいものしかないでしょうが遊園地の近くの旅館にすれば退屈はしないと思いますよ。」
なるほど、たしかにあいつは最近よく肌を気にしているようだしな、きっとwktkしてくれるに違いない。

 

「悪いインターネットに毒されてはいけませんね。」
「!? おまえエスパーか!?」
「いえ、ただの超能力者ですよ。ただそんな気がしただけです、過剰に反応しないでください。」
ニヤケた顔で皮肉を言うこいつに今殺意を覚えたがまぁ、旅先で思い知らせばいいだろう。

 

 

 

 

その後温泉に行く件の話をハルヒに言うと面白いほど食いついてくれた。
少なくとも温泉に行く5日後までは毎日wktkしてくれるだろう。計画通りだ!
「いまなにか怖い顔してませんでしたかぁ~?」
「そんなわけ無いじゃないですか朝比奈さん。」


はい、以下省略で温泉に行く日になって温泉についたワケだが・・・。

 

「この旅館は1日2部屋しかないのでわれわれの貸し切りですので不貞な輩が来ることはありません。
存分に楽しんでください。」
・・・豪華な旅館を選んできやがった!

だがよくCMでやるようなそういうものではなく、隠れ家的な旅館を選ぶあたり古泉の配慮が備わっている。
ベタなアクシデントでやばい事に、なんて事は絶対無いようだな。

「しかし悪かったな、妹まで連れてきてもらっちまって。」
案の定またこいつは鞄の中に潜入していたのだ。
しかもバンダナに付け髭もつけてダンボールの中に入りその状態で鞄の中に入って居やがった。

「こちらスネーク敵の施設への侵入に成功した。大佐、指示をくれ」
と、俺に見つかった瞬間そう言ったのを鮮明に思い出す。
お前はスネークかっての。大方俺の部屋にあるゲームを勝手にやったんだろう。
というか、こいつがMGSなんてできるかっ!と内心突っ込む。

おいおい、まだヒゲついてるぞ・・・。

周りからの視線が痛々しい。まぁ貸切だからそれほどの人には見られないだろうが。

「別にかまいませんよ、知り合いの旅館ですから無理も通してくれますよ。
・・・(機関の施設なので別に問題はありませんよ)」
とご親切に俺に耳打ちをしてくれた。顔近い顔近い。

 

「温泉は夜7時から3時までですので晩御飯の後になりますね」
「それじゃあみんな!準備できたら1階の食堂前に集合よ!遅れたら罰ゲームだからね!」
こんな所でも罰ゲームかよ、というか何を罰にするんだ?


まぁいずれにせよ損なのは回避したほうがいい、速攻で部屋で身支度を終えた俺と古泉は食堂に1番についた。

しかし施設だからと言ってこんな趣のありそうな旅館使わせてもらっていいのか?

「何度も言うようですがかまいませんよ、ここは新川さん実家ですし問題はありません。」
嘘だろそれ。

「いえ、嘘ではありません。ここの旅館の名前見ましたか?新川館っていうんですよここは。」
・・・まじだったのか。
「嘘ですよ、本気に取らn――」星の白金ッ!ドガガガガガガガガガガガグッパォオーン!!

とりあえず今日に限ってウザイ古泉をぶん殴った直ぐ後に女性陣がやって来た
「それじゃ!食べて食べて食べまくるわよ!」
「さぁ、いきましょうか。」
うお!すげぇ再生速度だ!傷が一つもなくなってやがる!
そういえば・・・「おい、罰ゲームはどうした?」
「いきましょいきましょ!」
・・・・・・・・・・・・・・・


さすがに機関の施設の旅館なだけあってかなり豪華な晩御飯となった。
ハルヒは食べて食べて食べまくっているし、
長門は相変わらずゆっくりと食べている。
朝比奈さんは妹と一緒にゆったりと食べている、癒される。
どこかのフルコースに並びそうなその料理を俺たちは平らげていった。


――――

 

おい、誰ださりげなく日本酒を置いていったのは!妹が飲んだらどうするんだ!

きっと神様の思し召しですよ。 黙れ古泉。 

 

みくるちゃん!メイド服持ってきたからあとでお着替えね! ひぃ~。

 

・・・・・。 ゆきちゃんおいしくないの~? ・・・おいしい。

 

そうだね~おいしいよね~。

 

みくるちゃん逃げちゃだめでしょ! 涼宮さんやめてください~。

 

こら!そこいじめてんな! うるさいわね!あんたには関係ないでしょ!

 

おやおや・・・。 ・・・。

 

何?キョンくんこのジュース飲んでいいの? だめだ!未成年だろ!くそっこんなものがあるから!ゴクゴクゴク

 

すごい・・・ラッパのみを見るのは初めてですぅ~。 キョンくん私にも飲まさせて~。

 

――――


食べ終わった後のメインイベント温泉。
意外と早く食べ終わった俺たち男性陣は先に温泉に入ることにした。

 

「涼宮さんも満足していそうでよかったです。」
「おいおい、こんあ豪華な旅館で文句を言う奴なんていないだろうが。」
「いえ、謙遜とかではなく嬉しいんですよ。自分が用意したところで満足していただけて。新川さんも喜びますよ。」
「本当に新川s――」
「嘘d」ザ・ワールド!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!ドッキャーン!
ヤッダー バァアァァァァアアアアア ドサ。

 

 

(注、作者はJOJO好きだがうろ覚え)
ちなみにここから文章が完全にギャグ向けとなります。
しかもカオスです。ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

そしてこの温泉の謎なルールに沿って水着を着て湯船に浸かった。
風呂は人数に不釣合いに広く、豊富な湯量で間違いなくハルヒが満足するだろうと
思われる立派な露天風呂だった。

 

「広いな~。」
「でしょうね、元々は大きい旅館だったらしいのですが小さい隠れ家的な旅館を狙ったほうが売れると気がついて改築したそうですよ。」
「どうやったらあんな趣のあるようにリフォームできるんだよ・・・常識的に考えて」
「嘘ですよ、それと悪いインターネッ――」アリィ!メメタァ
「目がー!」

 

 

まぁ、男の風呂なんてものは色気が無いものだ。
あったら逆に怖いだろう?想像してみろ、
「あ、キョン君の○○おっきい~」とか
「ちょっとわけてよ~」とか
男主体に考えるとキモすぎる!


このまま俺のところに視点おくなよ・・・。

 

 

そうだ、いい解決案をを思いついた。
なぜ今まで思いつかなかったのだろう、このナイスなアイディアを!
(キョンさんちょっと酔ってますね・・・流石に1瓶一気飲みすると・・・。)
「おい、古泉。」
「なんです?」
「のぞきに い か な い か ?」
「ウホっ、いい発想。」

 

 

この古泉実にノリノリである。
「だがまだ入っていないようだな。」
覗く対象が最初から居なければ意味が無いのだ。

「そうでしょうね。しかし覗くにしてもきっと警戒されてますよ?」
そうだろうな、だが――

 

「そこで!このキョンは相手にいくら警戒されていようともばれない覗く方法を思いついた!」
「そうですか・・・、相手の警戒の中心はこの敷居、つまりこういうことですね?」

地面に見取り図を書いて詳しく説明する。
「この露天風呂から柵よじ登ってを一旦出て、後ろを取るんだ。」
「わかりました、しかし長門さんにばれてしまうのでは?」
「だがばれるまでに時間がかかるだろう?20秒ほど堪能させてもらって直ぐ戻れば問題は無い。」

 

流石の長門も20秒だけではどこから覗かれているかは特定できまい。
「なるほど、その発想はありませんでした。」
「それでは行こうか・・・・戦場へ!」
「はい、参ります。」

ばれたら間違いなく閉鎖空間が発生してしまいそうだがその事は当の本人たちの頭の中には入ってはいなかったのは言うまでもない。


「しかし・・・。敷居のところにちょうど大きい岩が都合よく立っているんですが、」
壁の役割をしているようにそそり立っているとは自然はすごいな!
「問題は無い。迂回すればいいだろう。」
「しかし・・・えらく長いですよこの岩。意図的なぐらいですね。」
その先は暗闇でまったく見えない、何が合ってもおかしくは無くコレは俗に言うデンジャーゾーンというものだろう。

 

「う・・・・うろたるんじゃない!覗きの民はうろたえない!」
「何ですかそれ・・・。」
「いいからいくぞ!」
「いきましょうか。」


そして5分後

「おい、まだこの壁は続いてんのか?」
まだ女湯にたどり着いていなかった。しかし長すぎだろ!
「しかしやはり作為的なものを感じますね。もしかしたらずっと続くのでは?」
「そんなことは流石にありえないだろう。どんどんいくぞ」
「大丈夫ですかね無事に長門さんの柔肌を除くことができるのでしょうか・・・。」

 

 

さらに10分後

「おい!長すぎだろ!」
、まだ岩がなくならない。どんなのだよこの岩は。
「やはり作為的にこの岩は設置してあるのでは・・・?」
「だがやっとおわりが見えてきたようだな。」
「みたいですね、あれ?何ですかこの看板は?」

 

 


このカンバンを見て この先に進んだ時
おまえたちは   死ぬ

 

 


バァーン!!┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・


「って、JOJOネタはもういいですよ(ポイ)」
「おい?どうした古泉、早くしないと間に合わないぞ?」
「わかりました直ぐ行きますね。」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

まったくこんな岩が無ければもっと楽に見れたのに。
しかしそれもこれまでだ、もうすぐだ・・・まってろよ裸の楽えカチッ

 

 

ダン!;y=ーーーーーーーーーー〇       Σ(゚Д゚;)←キョン 

 

 

うおおおおおおおおおお(ヒュン!)

「あぶねぇ・・・なんだったんだ今のは」
「なぜこんなところに罠が・・・。」
「まったく、大方ここにサバイバルゲームしに来た奴が罠をそのままにして帰っちまったんだろうよ。」
「どうでもいいですが、完全にキャラ変わってますよ?と、それは置いといて、さっきそこで変な看板を見たんですがそれですかね。」
どんな看板だ?

 

「この先に進むと死ぬそうです」
ふーん・・・なにィ!?
「たぶんこれから先もっとすごい罠が仕掛けてあるのかと。もう帰りましょう!危険すぎます!」

「このビチクソがぁ!」ガス!
「っーー!何するんですか」
「貴様は当初の目的をわすれたのか!?思い出せ目的をよォー!」
「ッハ!・・・長門さんの柔肌。」
「よし、ならばいくぞ!」
「はい!」(貴方はは酔うとエロキャラになるんですか・・・。)

 

 

 

1分後

 

 

 

「やばい!早く逃げろ!」
「なんでこんなところに大岩が!しかも適度に球体になっていて平坦な道をころがってるんですかぁー!」
「いいから黙って」―カチッ
ギャン!「うお!」
「今度は本物の銃弾ですか・・。ハハハ・・・。」
「うおおお、今更引き返せるかぁ!」

 

 

3分後

 

 

 

――――

 

俺の背後を見張れッ!俺はオメーの後ろだッ!

 

こっこのビチグソがぁ 僕だっていやだこんな展開!

 

史上最弱が・・・・・・最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も最も恐ろしいィィマギィー

ーッ!!

 

なんでスタンドがウヨウヨしてるんだーーー! まさか閉鎖空間!?

 

ああなんてこった・・・傷をしばったのははいて洗ってないパンツだった・・・ よらないでくださいね。

 

パミーッ! パパとマミー合わせていってるんですか?とにかくこの状況を・・・!

 

もしかしてオラオラですかーッ!? YES!YES!YES!Oh MYGOD 

 

ぶちまけろ! 逃げるんだよぉー!

 

作者さんほとんどコピペで済ます気でしょう!?ジョジョネタも大概にしてください!

 

小便はすませたか?神様にお祈りは?

部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK? やっぱジョジョネタの方が良かったああああああ!

 

さあどうした?まだ足が2本ちぎれただけだぞかかってこい!!

使い魔達を出せ!!身体を変化させろ!!

足を再構築して立ち上がれ!!銃をひろって反撃しろ!!

さあ夜はこれからだ!!お楽しみはこれからだ!!

早く(ハリー)!早く早く(ハリーハリー)!!早く早く早く(ハリーハリーハリー)!!!  古泉ーー!! 

 

キョンさん…… 僕は……生き返ったんだ 故郷… 貴方と出会った時……に…
ゆっくりと死んでいくだけだった…僕の心は生き返ったんだ……貴方のおかげで……… 
幸福というのはこういうことです………… これでいい 気にしないでください…………… みんなによろしくと言っておいてく…だ・・・

 

うわぁぁぁあああああああ!!!

 

キョン 俺の名前は……… ぼくの名前はキョンです

 

――――

 

 

「ハァッハァッ!なんか、非現実的なものをかなり垣間見た気がした・・・。」
「そうですね・・・、世界が一巡したり僕の足がちぎれたり魂だけの体になったような気がしました・・・。」
「しかし勝負には勝った!まだ25分しか経ってない、まだハルヒ達は中にいるわけだ!」
「そうですね・・・それではいっせーのーで見ましょうか・・・。」

「いっせーのーで!」
「いっせーのーで!」

 

 

 

そこには楽園が広がっていた・・・。

 

俺も古泉もこれで目的を果たしたのだ、

 

このまま死んだとしても悔いはない。

 

 

目の前には水着を着た女性陣がいた。

 

 

 

「ん?なんでそんなところにいるのよ2人とも?」
何が起きているか俺には理解できない、なぜ水着を着ているんだ!

「あれ?御存知無かったんですか?ここは混浴ですよ~?」
「・・・着替え部屋の看板に書いてあった。」
「水着も無料で貸してくれるなんていいところだね~。」
「あれ?どうしたのよキョン、さては私の美貌に・・・ってあれ?古泉君もどうしたの・・・ッハ!」

 

 

「この2人・・・・!もう・・・・・死んでる・・・・・。」

 

 

その後、救急隊員の必死の蘇生措置により2人は九死に一生をとりとめた。
ひどい衰弱であった。

 

 

その後、2人の少年はこの経験を通して空回ってはいけない
ベタな展開には気をつけることを学習し、また一つ大人になったという。

 

 

 

   ~第1話終~


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