私は、何のために生きてきたのって、今まで何回も考えた。
あの日、みくるに会って、いっぱい慰められて、いっぱい喧嘩して・・
あの子に会ってから、初めて私のテンションが生かされるようになった気がするんだ。
あの子、私が言えたことじゃないけど、友達を作るの、控えてたところもあるみたいだし・・
でも、友達だから。 友達になってくれた人だから。
涼宮ハルヒ
彼女に引き合わせてくれたのも、みくるだった。
周りを寄せ付けんばかりの威圧感、恐るべきハイテンションを維持する彼女は、確実に私を変えた。
ほんと、みくるには感謝のしようがないね・・
彼女たち・・SOS団は、私を受け入れてくれる「友達」になってくれた。
たまに活動に誘ってくれるだけで、私の心は潤った。
涼宮ハルヒのフォローに常に付いて回る男・・
一応、私の後輩、キョンくんにも、色々お世話になった。
案外、こっちが手助けしているように見えても、私もけっこう癒されてるんだよ。
・・・彼は、相当な聞き上手なんだ、だから私は「さばけた感じのいい先輩」でいられる。
彼の傍なら、明るい鶴屋で生きていける、そんな気がした。