「にょろにょろうるせえんだよ」
「めがっさとかwwwwwwきんもーwwwww」
「あのクソアマ騒がしくてうざくねwwwwwww」
「あいつんち無駄に金持ちだからよwww
コネでいくらでもやってけんだろwww」
「・・・・」
私は私を受け入れてくれる人のために、笑顔で居続けるつもりです
「やぁ、キョンくーんっ! みくるいるー!?」
「・・・!」
「あれれー、鶴屋の靴箱、すっげえ汚れてんじゃんよーwwww蟲の死骸も混じってるとかwwねーよwww」
「めがっさばっちいですねwwwサーセンwww じゃ、このハンカチでなんとかしてやんよwww」
バサッ
「・・や、やめっ、返してよ、それはあたしとみくるの・・」
ぐしゃっ
ぬれた靴下だけで、家畜の糞尿や生ごみのへばりついた親友との友情の証を握り締めて、
帰路に着く私に声をかけてくれた、あの後輩君の優しい声は、今でも忘れたことはありません。
「だ、だいじょぶ! あたしはめがっさ元気だから、
キョン君は皆と一緒に帰ってやってほしいっさー!」