娘「パパ~。『やらないか』って何をするの??」

 

キョン「誰に吹き込まれた」

 

娘「古泉君が言ってたんだよ~」

 

キョン「古泉!お前!」
古泉「誤解は困りますね。
僕には幼女属性はありません。
恐らく娘さんは僕が谷口君にそう言ったのを聞いていたのでしょう。
余談ですが、谷口君には逃げられてしまいました、フフフ」

 


 

古泉「いいですか。子供を作る為にはそそり立った男性器、いわゆるペニスを
  女性器、いわゆるヴァギナに突っ込み、精子を流し込むわけですが
  この流し込む行為をセックスといいます。
  このセックス、まぁ流し込むまでの時間は個人差があるわけですが
  快楽を求める為だけにやる事が多いのです。その場合ペニスとヴァギナ
  ではなく、ペニスとアナルという選択肢もでてきます。
  この新たな選択肢アナルセックスは男性同士でもできるという素晴らしい行為です
  と、いうわけで

 

  や ら な ・・・」

 

キョン「やりません」

 


 

コクられて断ることをしらない…俺はいつか谷口が言った言葉を思い出していた。
そこで俺は、軽い気持ちで言ってみた。

 

キョン「なぁハルヒ?」
ハルヒ「何よ?急に改まっちゃって?」

 

キョン「俺たち、付き合わないか?」

 

ハルヒ「はぁ!?何言ってんの!?バカじゃないの!?」
予想外の反応である。てっきりOKしてくれると思ったのだが…。これまでSOS団の団員として、数々の愚行に協力してきた。にもかかわらず断られるということは、俺には一般人以下の価値しかないということであり、それもまた内心ショックである。

 

キョン「そうか…ならいいんだ。悪かったな、変なこと言って。じゃあな。」
と、部室を出ようとすると…。
ハルヒ「ちょっ、ちょっと待ちなさいよ!」
キョン「何だ?」
ハルヒ「そ、その…どうしてもっていうなら別に…あんたでも…」
キョン「どうしてもって程じゃないんだがな」
ハルヒ「わ、わかったわよ!付き合ってあげるわよ!」
またまた予想外の反応。だったら始めっからOKしろっての。

 


 

↑上の続き

 

キョン「じゃあハルヒ、一緒に帰るか?」
ハルヒ「の、望むところよ…」

 

とまあこうして一緒に帰ることになったわけだが、いつかの雨の日のようにはしゃぎ回るわけでもなく、随分静かだった。
キョン「なぁ」
ハルヒ「何よ?」
キョン「今日は妙に静かだな。なんかしゃべれよ」
ハルヒ「こういうときは男のあんたがリードしなさいよ!全く、デリカシーのない男ね!」
キョン「はいはい、それは申し訳ありませんでしたね」
ハルヒ「ふんっ」

 

いつもならここで引き下がる俺だが、このときはそういう気にはなれず、ほんの少しだけ冒険してみた。

 

ギュッ

 

ハルヒ「あっ…!」
驚くと同時に何か言いたそうにしていたハルヒだったが、俺をそれを遮るように言った。
キョン「別にいいだろ?手を繋ぐくらい。恋人同士なんだから」

 

ハルヒの顔が赤いのは夕陽のせいだったのか定かではないが、握り返してきたことだけは確かである。

 

ハルヒ「……うん…。」今までに聞いたことのない、可細い声でハルヒは呟いた。あの破天慌な性格を考慮した上で言おう。このときのハルヒには正直、心奪われた。

 


 

妹「おはようキョンくん!起きてー!…あれ?なんかキョンくんのかたくなってる…」
キョン「朝だからしかたないじゃないか…」

 


 

放課後、まだ部室にはハルヒしか来ていないようだ。
何の風の吹き回しか、長門の定位置に座り、分厚い本を読んでいる。

 

キョン「よっ、読書とは珍しいな」
ハルヒ「………」
キョン「まだ皆は来ていないのか?」
ハルヒ「そう」
キョン「…?」
ハルヒ「………」
キョン「どうした、何だか元気ねーな?」
ハルヒ「そう」
キョン「いや、そう、って」
ハルヒ「………」
キョン「………」

 

ガチャ、バタン!!
長門「やあやあ、おっまたせ~!!」
キョン「!?」

 


 

~もしSOS団がVIPPERのすくつだったら~

 

ハルヒ「ちょwwwおまいらこれみやがれ!!」
キョン「だが断る」
みくる「うpうp」
ハルヒ「草野球大会に参加決定!」
古泉「なんでだぜ?」
ハルヒ「うるさいうるさいうるさーい!黙って参加汁!」
長門「・・・日本語でおk」
キョン「ブーン」

 


 

古泉「さーて、皆さんでラジオ体操でもしましょう。」
みくる「あの・・・私は・・・遠慮しておきます。」
キョン「(あの妻であるみくるさんが遠慮・・・?)」
キョン「・・・俺はまあ悪い事じゃないし付き合ってやってもいいが」
古泉「ははっ、そうこなくっちゃ。
   ハルヒさん、ラジオのボタンを押してください。」

 

ポチッ

 

ラジオ「"いっちにっ!アナルだけはっ!
       さんしっ!アナルだけはっ!"」

 

キョン「俺の声・・・!」

 

ハルヒ「そういうことか、さようなら」

 


 

「ちょwwおまwwwwwこれ見てよ。何か変なの」
「うはwwwwwwwwwwwwwwこっちのパソコンじゃないな。魚青にうpしてるファイルが狂ってるみたいだw」
ネットにはkwskないが、その程度は解る。ひょっとしてと思いローカルに置いてあるサイトをブラウザで見ると正常に表示されるからな。
「いつからこの状態なんだ?」
「さあ。今日見たらこんなんになってたのよ。YAHOO!に突撃するおwwwww」
マジレスすると突撃するまでもない。修正は簡単だ。漏れは放置していたファイルを魚青にうpしてあるデータにすべて上書きした。リロードしてみる。
「うむ?」
サイトはクラッシュしたままだった。
「おかしいでしょ?どこぞのDQNのクラッキングかしら?」
「まさか」と漏れは否定する。誰も見ないようなサイトをクラッキングするなどというヒマ人がいr…………るのがVIPクオリティか…orz
「ムカツクわ。VIPPERがSOS団に⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーンしてるんじゃないかしら。『君には呪いをかけた(´・ω・`)』とか言って。見つけたら問答無用で田代砲を宣言するわ」

 


 

ハルヒ「・・・ちょっと、PCの周りにくしゃくしゃになったティッシュがあったんだけど?」
キョン「ああ、すまんt」
ハルヒ「なにしてんのよバカッ!!」
キョン「??鼻噛んで捨てるのを忘れただけでそんなに怒るなよ!?」
ハルヒ「えっ・・・そうだったの・・・、フ、フン仕方ない冷蔵庫からプリン出してくれば許してあげるわ」
キョン「?変なやつ。なんでそんなに怒ってんだか」
ハルヒ「いいから!早く出しなさい!」
キョン「やれやれ。・・・あれ?入ってないぞ?」
ハルヒ「そんなはずないわよ。昨日入れておいたのに。」
古泉「ああ、それなら僕が食べちゃいましたよ。」
長門「・・・」

 


 

長門「………」
キョン「………」
長門「起きて」
キョン「ん……ぁ?」
長門「起きて」
キョン「…あ…有希」
長門「もう朝」
キョン「ああ…おはよう。ん?でも今日は土曜日じゃないか。」
長門「そう」
キョン「なんだってこんな朝早くに」
長門「久しぶりにあなたとどこかへ行きたい」
キョン「ああ、そういうことか。別にいいぞ。どこに行きたいんだ?」

 

長門「どこだっていい。あなたとなら」
キョン「有希…」
長門「………」
キョン「………」

 


 

キョン「で、何の用だよ?」
古泉「端的にお伺いします」
古泉「昨晩の、涼宮さんとのセックルの内容を教えていただきたいのです」
キョン「な…なんでおまえにそんなことを」
古泉「実はですね」
古泉「閉鎖空間が発生したのです」
キョン「な…」
古泉「昨晩のことです。今までにないパターンのものでした。規模はそれほどでもなかったのですが、なにしろ突然だったもので。僕を含め、機関の連中は大騒ぎですよ」
キョン「……」
古泉「で、いろいろと分析した結果なのですが、どうやら涼宮さんにある一定以上の性的快感を与えると、閉鎖空間が発生するようなのです」
古泉「ゆうべはどうでしたか?なかなかよかったのでは?」
キョン「そりゃ…まあな」
古泉「やはりそうでしたか。新婚夫婦にこのような事を言うのはなんですが、あなた方にはこれ以上愛欲生活を続けてほしくないのです。できれば、彼女の知的好奇心を煽るような刺激を与えてほしいわけです」
キョン「ちょっと待て。おまえらはそれでいいかもしれないが、俺は満足いかないぞ」
古泉「ご心配には及びません」
古泉「僕がいますから」

 


 

サントス「チョットキョン!アタシノプリン食ベタデショ!」
古泉「すいません、僕です。」
サントス「コ、古泉クン・・・モウッ!バカッ!シラナイ!」
古泉「待ってください!
僕は、貴方の事が・・・・・・」
サントス「古泉クン・・・・」
古泉「サントス・・・・・・」

 


 

古泉「これは困りましたね」
キョン「どうした古泉?」古泉「僕が大事にとっておいたプリンが無くなってしまいました」
キョン「そうかい」
古泉「さて、あなたの口の周りのそのカラメルは何でしょう?」
キョン(ぬかった…!!)
古泉「プリンをプッチンして食べたたわけですか」
キョン「スマン」
古泉「では、僕にもプッチンしてください」
キョン「何だって? っておわっ!? お前なんだそのプッチンは!!」
古泉「ふふ ふふふんもっふ」

 

キョン「ぷっっっチン!!!!1111アッー!!」

 


 

キョン「キョン!動物園に行くわよ!」

 

キョン「娘と二人で行ってこいよ。俺は疲れてるんだ」

 

キョン「バカキョン!もう知らない!」

 

ハルヒ「あんた動物園に行きたいの?」

 

キョン「べ、別に行きたくねぇよ!」

 

ハルヒ「動物園行きましょう」

 

キョン「あ、ああ!行く行く!」

 

ハルヒ「素直じゃないわね」

 

キョン「こいつぅ~」

 

ハルヒ「ウフフフフ」

 


 

キョン「なんだ長門、お前だけか」
長門「……(コク)」
キョン「ところで最近古泉を見ないんだが」
長門「古泉一樹は消滅させた」
キョン「そうか」

 

キョン「お茶、飲むか?」
長門「……(コク)」

 

キョン「そういえばどうして消滅させたんだ?」
長門「私のプリンがなくなっていた。犯人は古泉一樹。だから消した」
キョン「そうか」
長門「そう」
キョン「そりゃ、しょうがないな」
長門「ない」
キョン「やっぱり、眼鏡はないほうがいいぞ」
長門「………」

 


 

  • レストランの入り口-

 

今日は5回目の結婚記念日である。
高校卒業と共に籍を入れて俺もハルヒも23歳だ。
いやはや時が経つのは真に早いものである。
しかし高校では美人と名高いのと同時に、
問題児としての名声を欲しいままにしていた
ハルヒと結婚したのは幸か不幸か誰か俺にご教授願いたい。
だが、今のハルヒを見る限り幸のようである。
タクシーから降りたハルヒが早足で駆けてきた

 

ハルヒ「あっごめんキョンッ!待った?」
キョン「いや、俺も今来たとこだ」

 

黒のドレスに身を包んだハルヒは、俺が言うのもアレだがそりゃあもう綺麗だった

 

キョン「入ろうか」
ハルヒ「うん♪」

 

まぁ何がハルヒを変えたかは、俺にも分からないがこの通り随分丸くなったものである。
今のハルヒを谷口や国木田あたりに見せたらどんな顔をするか見物だな
そんな妄想しつつ俺たちはレストランに入った
ちなみにレストランは、ハルヒが選んだらしいが、こじゃれた中々いいレストランである。
席も夜景がよく見える席で申し分がない

 

ハルヒ「ここのオススメは、コレッ!あんたもこれでいいでしょ?」
キョン「あぁ、俺もそれで」

 


 

ハルヒのことだ、事前にオススメの料理を調べてたのだろう
こういう行動力の高さは高校時代から全くもって感服である。

 

パクッ

 

美味いな。さすがはハルヒが選んだ店だ。
料理に舌鼓を打ちつつ話題は自然と俺たちが出会った高校時代のものとなった。

 

キョン「今更ながらSOS団なんて馬鹿なこと、よくやってたよな」
ハルヒ「本当ね。でも私、SOS団のおかげで本当に最高の高校生活が送れたわ」
キョン「だけど最後まで宇宙人、未来人、超能力者は見つからなかったな。」

 

『宇宙人、未来人、超能力者』
この言葉を聞いた瞬間ハルヒの顔が少し輝いた気がした
やはりハルヒはハルヒだな、俺は改めてそう思った。

 

キョン「なぁ来週の日曜日に宇宙人、未来人、超能力者を探しに街を散策にでも行かないか?」
ハルヒ「バカね。そんなのいるわけないでしょ。私達もいつまでも高校生じゃないのよ。あ、でもデートってことなら行ってもいいわよ」
キョン「フフッ、なぁハルヒ、」
ハルヒ「なに?」
キョン「愛してるぞ、」
ハルヒ「バ、バカいきなり何言うのよッ!」

 

結局世界がどこまでも常識的になろうと俺は俺であってハルヒはハルヒである。
ハルヒは口ではああ言ってるが心のどこかでは、
宇宙人、未来人、超能力者を未だに待ち望んでいるのだろう。
うむ、せっかくだから今度の市内散策をSOS団のメンバーを集めて同窓会にでもしちまうか?
あーバカらしくも楽しかった灯台下暗し的な不思議探しをまたしたくなっちまったな。

 

Fin

 


 

キョン「長門!実は俺、ショートヘア萌えなんだ!」
長門「…そう」
キョン「お前のショートヘアは反則的なまでに似合っているぞ」
古泉「こんにちは。ショートヘアと聞いて飛んできますた。私のことですか?」
キョン「チィッ。長門なら…長門なら何とかしてくれるはずだ」
長門「パーソナルネーム古泉一樹を敵性と判定、当該対象の有機情報連結を解除する。」
古泉「ちょwwwおm」

 


 

ハルヒ「キョン!変なノート拾ったわ!!」
キョン「よし捨ててこい。」
ハルヒ「バカ、こんな面白そうなもの捨てるなんて有り得ないわ。」
キョン「ただのノートじゃないか」
ハルヒ「表紙をよく見て!」
キョン「D、E…デス…ノート?」
ハルヒ「そう、デスノートよ!!これは何かありそうじゃない!?」
キョン「ねえよ」
ハルヒ「試しに何か書いてみようかしら!」
キョン「いいから捨てろそんな得体の知れないもの」
ハルヒ「岡…部、と」
キョン「おい」
ハルヒ「何か起こるのかしら」
キョン「やれやれ…」

 

岡部「ぐあおあ」

 


 

キョン「古泉何をしている・・・・・・」
古泉「いやぁ、涼宮さんのアナルはどうなってるか知りたくなったもので」
キョン「貴様!」
古泉「なんですか?」
キョン「絶対に許さんぞ腰抜!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!」
古泉「ワーハハハハハ!愚かな人間が私に敵うはずがないでしょう」
キョン「やってみなきゃわからないぜ!」
古泉「いいでしょう。愚かな人間の力を見てあげます」

 

続かない

 


 

そんなわけで学校の近くの店にプリンを買いに行っているところなのだ。
キョン「うープリンプリン。」
横断歩道を渡ってているとそこの真ん中で立っている一人の男がいた。
キョン「ウホッいい男…」
その男はキョンの目を見てこう言った
古泉「閉鎖空間に 行 か な い か」

 


 

こうして僕は閉鎖空間に連れて来られちゃったのだ
古泉「いいのですか?見ず知らずの男にホイホイついて来ちゃって
僕はノンケの一般人でもマッガーレしてしまう超能力者なのですよ」
キョン「いいんです、僕あなたのような超能力者大好きですから…」
古泉「うれしいこといってくれますね。じゃあしっかり神人をマッガーレしてあげますね」

 


 

キョン「なぁ長門」
長門「なに?」
キョン「いつもそうやって一人で本読んで、寂しくないか?」
長門「別に」
キョン「そうか。まぁ、俺なら少し寂しい気分になるがな」
長門「なぜ?」
キョン「なぜって…人と会話しないとそういう気持ちになるんだよ」
長門「そう」
キョン「ああ」
長門「私はそのような気持ちにはならない。なぜなら…」
キョン「なぜなら?」

 

長門「あなたがいつも、ここに来てくれるから…」

 


 

キョン「長門」
長門「なに?」
キョン「デュクシ」
長門「マッガーレ」

 


 

キョン「長門」
長門「なに?」
キョン「デュクシ」
長門「・・・」
キョン「・・・」
長門「・・・」
キョン「スマンかった」

 


 

???「だたの人間には興味ないっ、この中で相対性理論に異論を持ち、世界の時間軸を変えられる
   と思ってる奴がいたらオレの所にこいっ!以上だ」
???「(キョン君、私、変な高校来ちゃったかも)」

 


 

みくる「家の中まではいってこないで・・・」
キョン「?」
みくる「私のキョン君を返して!!」
キョン「どうしたんだよ!」
みくる「あんたなんか死んじゃえ!!!」

 

ハルヒ「はいはい中の人中の人」

 


 

古泉「おや。僕のとっておいたプリンが見当たりませんね」
古泉「放課後に食べようと楽しみにしていたのですが」
キョン「そんな残念そうな顔をするな」
古泉「ですが幸いこの部屋には長門さん、朝比奈さん、そしてあなたと僕の四人しかいません」
キョン「なにが言いたい」
古泉「つまり犯人はこの中にいるということですよ。いえ、この中にしかいないと言い換えてもいいでしょう」
古泉「朝比奈さんは自分に心当たりのないものには手をつけないでしょうし、同様の理由で長門さんも除外出来ます」
古泉「涼宮さんとは昼休みにここで昼食を共にしたので、プリンを冷蔵庫にしまう僕を見ていないはずがありません」
古泉「犯行推定時刻は昼休みの終わりから放課後の間。授業合間の休みではこの旧館の往復だけで精一杯でしょうから食べる時間を考慮すると推定時間はかなり絞られてきます」
キョン「誰かが持ってたんじゃねえのか」
古泉「ごみ箱にスプーンの空袋が二枚ありますから何者かが食べながら出て行った、とも考えられなくもないですが先程も申しました通り、僕がプリンを冷蔵庫に隠す姿を目撃されているのは涼宮さんだけです」
古泉「それに誰が好き好んで他所の部室の冷蔵庫を荒らすのでしょう? 僕がSOS団に入って以来こんな事件に遭遇した事は一度もありません。これは明らかに身内の犯行として考えるべきです。そして今この場にいない涼宮さんはまだ部室に来ていません」
キョン「俺が犯人だって言いたいのか」
古泉「消去法ですよ。非常にシンプルな考察です」
古泉「では次に犯人の犯行動機を考えてみましょう」
キョン「もういい。俺が悪かった」

 


 

キョン「ん?どうした?長門」
長門「…見て」
キョン「どうした?この赤ちゃんは。どっかで拾ったのか?」
長門「…私のバックアップ。安心して。情報操作で貴方との子どもにする。」
キョン「…新手のギャグか?」
長門「…洒落ではない。丁度いい機会。」
キョン「なんの機会だよ!」
長門「……鈍感。」

 


 

ハルヒ「キョンー?さっさとお風呂!」
キョン「んぁ・・・はいはい」
娘「パパー、早くー!」
キョン「っと、わかったわかった」
ハルヒ「ほら、早く」
キョン「・・・また三人か?」
ハルヒ「え?なんで?」
キョン「いや・・・いくらなんでも狭すぎじゃないか?」
ハルヒ「別にいいじゃない。ねぇー」
娘「ねぇー」
キョン「・・・ハァ」

 

娘「っ!ママー、パパのマンモスまたでかくなってる!」
ハルヒ「また?まったく、この子の前ぐらい我慢してよ」
キョン「・・・」
娘「うわーパパすごー」
ハルヒ「いい?あれはね、あたしを見ちゃうとお鼻が伸びる幻のマンモスなの」
娘「うそ!」
ハルヒ「でね、こうすると・・・」
バシャッ
キョン「~~~~~~~~っ!つめてぇ!」
ハルヒ「ほら、元通り~」
娘「あはは!すごーー!」
キョン「・・・ハァ」

 


 

~昼休み~
キョン「さてと、席が取られる前にいくか…」
ハルヒ「ちょっとキョン?どこ行くのよ?」
キョン「食堂だよ。いつも弁当作ってくれる人が風邪で寝込んじまったんだ」
ハルヒ「お母さんが?じゃあ朝とか晩のご飯はどうすんのよ?」
キョン「どうって、今朝は残り物を適当に。今晩以降はしばらくコンビニ弁当だな」
ハルヒ「ふーん、そう…」
キョン「なんだよその目は。…また何か変なことでも考えてるんじゃないだろうな」
ハルヒ「別に何も。それより、早く行かないと席なくなっちゃうわよ」
キョン「ん、あぁ。じゃあもし国木田達が来たらそう伝えておいてくれ」
ハルヒ「…」

 


 

↑上の続き

 

~翌日昼休み~
キョン「じゃあハルヒ、俺今日も行ってくるから国木田達が来たら…」
ハルヒ「ちょっと待ちなさい」
キョン「? 何だよ、また何か用事でも押しつける気じゃないだろうな」
ハルヒ「いいからそこに座りなさい」
キョン「今度は何だ?急がないと席が…」
ハルヒ「はい、これ」
キョン「…何だこれは」
ハルヒ「ッ!見て分からないの?!お弁当よお弁当!今回だけ特別よ、と・く・べ・つ!
   出来合の食べ物で体壊して団の小間使いにいなくなられると困るのよ!」
キョン「食べていいのか?」
ハルヒ「い、いいって言ってるじゃない」
キョン「ならありがたく貰うぞ」
キョン「…随分豪勢だな…。お前が作ってくれたのか?」
ハルヒ「(ギクッ)」
キョン「? どうかしたか?」
ハルヒ「べ、別になんでもないわ。早く食べなさいよっ!」

 

~同時刻1年9組~
古泉「おや?おかしいですね。確かロッカーの中にお弁当を入れておいたはずなのですが…」

 


 

キョン  「長門…本当に大丈夫なのか?よく見たらびしょびしょじゃないか。」
長門  「問題、ない。」
キョン  「早く着替えた方がいいな。」
長門  「…ここで?」
キョン  「はい!?」
長門  「私は…構わない。」
キョン  「いやいや!こんな道端で…」
長門  「あなたしか見ていないから…」
キョン  「俺が見てたらまずいでしょ!」

 

すっ…

 

キョン  「ちょ!長門…!」
鶴屋  「おやおや?私たちにはあんなこと言っといて、自分の前では着せ替え遊びかーい?」
キョン  「!!」
鶴屋  「それはいけないなー、キョンくん?」
長門  「…」
キョン  「お、俺。お先に失礼します!」

 

タタタ…

 

長門  「…」
鶴屋  「…むっふっふ。キョンくんはそう簡単にわたさないよー?」
長門  「…話題が、理解不能。」
鶴屋  「すましちゃってー!本当はキョンくんの前でお着替えしたかったんだろー?このこのー!」
長門  「(…そんなこと、ない。おそらく。想定の範囲内では。)」

 



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