2月14日……そうか、今日はバレンタインデーだったんだな。それにしてもハルヒのやつ、こんな面倒臭いことさせやがって…全く。
しかも俺にはお前からのチョコなしかよ…古泉はあるのに。欲しいってわけじゃないが、少し気に入らないぞ。
そんなことを考えていると、ハルヒがみんなには聞こえないような小声で言った。
しかも俺にはお前からのチョコなしかよ…古泉はあるのに。欲しいってわけじゃないが、少し気に入らないぞ。
そんなことを考えていると、ハルヒがみんなには聞こえないような小声で言った。
「部室でやらなきゃならないことがあるから、あんたも来なさい」
おいおい勘弁してくれよ、こっちは結構疲れてんだぞ。
と、言おうと思ったがやめておいた。言うとさらに疲れることになるからな。
と、言おうと思ったがやめておいた。言うとさらに疲れることになるからな。
頭の中で不満をぶち撒けているうちに部室にたどり着いた。
「で、何なんだ?やらなきゃならないことって?」
ハルヒは沈黙して窓のほうを向いている。
「何もないんなら帰るぞ」
その瞬間ハルヒは振り返って言った。
「これ!あんたにあげるわ!」
ハルヒの手にあったもの、それはチョコレートだった
「おまえ……これ…」
「チョコよ、チョコ!みんなの前であげるのなんて恥ずかしいじゃない」
「いや、古泉のように渡してくれればよかったじゃないか」
「そんなのダメよ!あれは義理だからいいのよ…これは…その…」
ということはあれか、ハルヒは俺のことを……?
ということはあれか、ハルヒは俺のことを……?
「ハルヒ」
「な、何よ!?悪かったわね!わざわざここまで連れて来ちゃって!」
「いや、いいんだ。そんなことは……。なぁ、食べてもいいか?」
「好きにすれば?言っとくけど、苦情は受け付けないわよ」
「好きにすれば?言っとくけど、苦情は受け付けないわよ」
「苦情なんかないさ、お前が作ってくれたんだ。それだけで充分だぜ」
「キョン……ありがとう」
俺はハルヒの手作りチョコをかじった
「この味は……懐かしい……故郷の味がするよ!」
「当然よキョン、あんたの生まれ故郷までヘリを飛ばして、ジョルジェットおばさんに作ってもらったんだから」
「うまい、美味すぎるよキャサリン!これは最高だ!」
「そうでしょうジョージ?なんと今日はこの最高級チョコレートが3ダースもあるのよ!」
「本当かい!?でも、みんなは値段のほうが気になるんじゃないかな?」
「心配することないわジョージ、3ダースで5800円よ!」
「ワァーオ!お買得じゃないかキャサリン!」
「あなたのために大奮発よジョージ!」
「キャサリン、愛してるよ」
「あたしもよジョージ。愛してるわ…そうだわ!今日はあたしが上になるわ!」
「いつもは僕が上だからなぁ、今日は下を堪能させてもらうよ」
「あたしが上になると……激しいわよ?ジョージ。あなたに耐えられるかしら?」
「はっはっはっ、大丈夫さ。愛するキミのためならどんなことだって耐えられるさ。ただ、ベッドが耐えられないかもしれないね。キミの激しさはギネス記録さ」
「じゃあ今夜は、その記録を打ち破ってあげるわ!覚悟しなさいよ、ジョージ」
「おいおい、あんまり激しくしすぎないでくれよ。せっかくローンを組んで買った二段ベッドなんだからさ」
「わかってるに決まってるじゃない、あなたが買ってくれたものをか壊すわけがないわ」
「おっと、あんまり見せ付けると視聴者のみんなから注文じゃなくて苦情が来ちゃうよキャサリン」
「おっと、あんまり見せ付けると視聴者のみんなから注文じゃなくて苦情が来ちゃうよキャサリン」
「あらぁ~~かわいそうなジョージ、あたしのダーリンを傷付ける人はゆ・る・さ・な・い・ぞ♪」
「ハニー!キュートだよハニー!!」
「あら?もうお別れの時間ね。残念だけど今日はここまでよ~」
「それじゃあ視聴者のみんな、どしどし応募してくれよな!オラ、ワクワクして来たぞ!!」
「それではまた来週~バ~イバ~イキ~ン」
長門「ユニーク」
そして8年後……機関、未来人、情報統合思念体……それぞれの存亡を賭けた戦いが始まる!
次回、涼宮ハルヒの憂鬱 断罪編 最終章
「マクドナルドの経営戦略
~ビクトリーアンドデストロイ」
織田の染みに