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第八章
 
 
空を真っ黒にしたものの正体。それは情報統制念体の送り込んだ大量の対有機生命体…それであった。
それが空の上から降ってきたのである。
朝比奈さんに攻撃したのもこいつらだろう。
恐らく前に長門が言っていたように口封じ…あるいは長門の排除のためかもしれない。
これは以前長門が言っていた例の必殺技とやらを使うことになるのだろうか。
そして俺の予想は当たった。
それは一瞬だった。
長門からとんでもない光が発射された。
まるでどっかの誰かが元気玉でも打ったように。
砂場の砂のようにアホほど落下してきたインターフェイスどもと朝倉が一瞬で消滅し、おそらく宇宙空間に存在していたのであろう情報統制思念体も消滅したのであろう。
そして長門がインターフェイスとしての力をすべて失いただの人間になった。
長門に駆け寄る。
「大丈夫か?長門!!」
長門は答える。
「大丈夫、これで宇宙空間におけるすべての敵は消滅した。」
ここである疑問に気づく。
「長門、情報統制思念体とらやがさっきので消滅するなら同等の存在のお前のパトロンも一緒に消し飛んだんじゃないのか?」
「情報統合思念体はすでに消滅した。進化というものにおいて最終的に行き着くところは死。」
「そうか。」
こうしてすべての敵は消滅した。
 
 
 
 
 
わけではなかった。忘れていた。未来の俺の存在を。
どさくさにまぎれて姿を隠していたのだ。
しかもこともあろうにやけくそになって隙を見て俺を殺そうとしたのだ。
ナイフを持って突っ込んでくる未来の俺。
ハルヒが叫ぶ。「キョン!!」
忘れられないあの刺された感触…
だがそれはなかった。
恐る恐る目を開けるとそこには俺の代わりに刺された長門。
もうトンデモ宇宙人の体ではないのだ。
刺されれば当然死ぬ。
「長門!!!!」「有希!!!!!」
そしてなぜか刺した瞬間未来の俺の姿が消失した。理由はわからない。
「大丈夫か長門!」
長門は今にも死にそうな声で、「恐らく私はすぐに死んでしまうであろう。
しかし後悔はしていない。これは私が考え、行動したのだから。
彼の過去ではこの後あなたは対超能力者機関の人間に拉致され、
精神を破壊された後、数年かけて洗脳され対超能力者機関に協力した対未来人組織の人間にこの時代に送られる。
その後はあなたの知っている通り。あなたたちに会えて…よかっ……た…………」
「長門ーーーーーーーー!!!」「有希ーーーーー!!」
 

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