ハルヒ「SOS団で野球大会に出ましょう!」
キョン「人数が足りないだろ知障。考えてから発言しろ」
ハルヒ「集めればいいじゃないの。そっちこそ頭使いなさいよ」
キョン「お前友達いないだろ? いや、話相手もいなかったか」
ハルヒ「……うるさいわねえ、じゃああんたが集めてきてよ」
キョン「お前の名前を出すと、クラスの十割方が逃げ出すって知ってるか?」
ハルヒ「知らないわよ。何よさっきから、機嫌でも悪いの?」
キョン「ああ、お前と一緒にいるからな。自覚がないって本当怖えよ」
朝比奈「あの、お茶入りましたけど」
キョン「お、ありがと朝比奈さん。聞いてくださいよ、ハルヒが――」

 


 

 

キョン「…掃除めんどくせ。
ハルヒ後頼む。」

 

 

ハルヒ「ぇ?嫌よ!!
当番何だからきちんとしていきなさいよ!」
キョン「は? 嫌われ者の癖になに言ってんの?こんな事でしか役にたたねぇんだからやれよ。」
ハルヒ「…何よそれ…」
キョン「うっぜ。泣けば全てが済むと思ってんの?まじ泣き顔もきもいんだけど。」

 

 

古泉「あ、キョン君なにしてるんですか?」
ハルヒ「あ…」

 

 

キョン「掃除めんどくせからハルヒにやって貰おうと思ってたんだけど何かいきなり泣き出してさぁ。」

 

 

古泉「それはお気の毒。ハルヒさんの泣き顔なんて見れた物じゃないですからねぇ(笑」
キョン「まぁいいや。
早く帰ろうぜ。」
古泉「クスッ…そうですね。」
――――――――――

 

 

ハルヒ「…今日もまた独り…か……」

 

 


 

 

キョン「ハルヒ、突然だがアイドルにならないか?」

 

 

ハルヒ「!!なるなる!願ってもないことだわ!」

 

 

キョン「でもな、アイドルになるためにはお金がかかるわけよ。」

 

 

ハルヒ「それくらい払うわよ、いくら?」

 

 

キョン「ざっと五千万くらいだ。払えるか?」

 

 

ハルヒ「高いけど・・・アイドルになれば安いはした金よ!」

 

 

キョン「じゃココに振り込んでくれ、連絡先はこれだから(ピラッ)」

 

 

ハルヒ「私がアイドル・・・あはははは!」

 

 

数日後・・・

 

 

ハルヒ「おかしいわね・・・振り込んで数日経つのに連絡が無いわね・・・電話してみよっと」

 

 

「トゥルルルルルル・・・トゥルルルルルル・・・ガチャ。」

 

 

ハルヒ「あっ、あのーすいませんハルヒというものでs」

 

 

「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確認の上おかけ直し下さい。
おかけになった電話番号は・・・。」

 

 


 

 

ーカラオケー

 

 

キョン「次誰入れた~?」
ハルヒ「あ!私私!」

 

 

 

古泉「トイレに行ってきます。」
みくる「私ちょっとゲームセンター行ってきます。」
キョン「あ!俺も行くわ。」
みくる「ならプリクラ撮ろう!」
キョン「ん、いいぜ。」

 

 

 

バタン。。

 

 

 

ハルヒ「……」

 

 

 

チャラチャラ♪ チャラチャラ♪

 

 

ハルヒ「…ひかる…かぜ(ry」

 

 

ハルヒ「………」

 

 


 

 

一人シン・・・としたSOS団の(元)部室に立ち尽くすハルヒ。
ハルヒ「・・・ちょっと・・・冗談でしょ・・・?みんな・・・。私を一人にしないで・・・・」
ハルヒ「キョン~っっ!!まったまたSOS団で野球するわよ!人集めといてね!!」
ハルヒ「みっくるちゃーっん!今日もメイド服可愛いわねぇ~~っ。あ、そうだ!今日は違うの着よっかっ!」
ハルヒ「古泉くーん!アンタ女子に人気なんだから私が気に入りそうな面白い子連れてきてよ!!」
ハルヒ「長門っちー!!今日は何の本・・・」
その場に崩れ落ちるハルヒ。プツン・・・と糸が切れたのか、ハルヒは声を張り上げ、大粒の涙を流していた。
ハルヒ「なんで・・・なんで・・・みんな・・・・。うっ・・えぐっ・・・ひぐ・・・」
ハルヒ「私・・・嫌なとこ全部直すから・・・お願い・・・嫌なとこ全部直すから・・・みんな・・・私を無視しないで・・・。キョン・・・・」
と、その時・・・
長門「・・・そう」
ハルヒ「?!ユキ・・・いたの・・・」
無言でうなずく長門。恥ずかしさと不安でいっぱいになったハルヒは、その場から逃げ出そうとする。
長門「・・・待って」
逃げ出そうとするハルヒの肩を、その華奢な腕で繋ぎとめた。
ハルヒ「・・・ユキ・・・アンタは・・・・私を・・・き、拒絶・・・しないよね・・・・?」
長門を背に、一通り泣いたハルヒのつぶらな瞳から、再び大粒の涙が流れる。
長門「大丈夫・・・。」
長門は力いっぱいハルヒを引き寄せると、力強く抱いた。
長門「私があなたを拒絶することはない。」
ハルヒは驚きと安堵の混じった表情を見せると、ゆっくりと、長門を抱き返した。
ハルヒ「・・・ユキ・・・ユキ・・・っ!」
長門は子を想う母のような笑顔で、ハルヒを受け入れた・・・。

 

 

 

 

長門「・・・本」
ハルヒ「・・・え?」
長門はゆっくりとハルヒを体から離すと、そう呟いた。20秒程度だっただろうか、ハルヒにはとても長く感じられた。
長門「本・・・何の本読んでるの・・・って、私に聞いたでしょ・・・」
長門は小さくも確実に言葉を放つ。ハルヒを安心させるために・・・。
ハルヒ「そ、そういえばそうねぇ・・・何の本?」
僅かな時間ではあったが、長門との抱擁で完全に安堵しきったハルヒは、以前同様・・・とまではいかないが、軽いリズムで言葉を並べた。

 

 

 

 

次の日、やはりクラスにハルヒの居場所はなかった。
ハルヒ「・・・き、キョン・・・おは・・・よ・・・」
キョン「・・・悪いけど、あまり俺に話しかけないでほしいな。」
ハルヒ「ご、ごめんなさい・・・。」

 

 

昼休み、ハルヒは一つの期待を持って(元)SOS団部室へと足を運ぶ。
ガチャリ。そこには・・・長門がいた。パァッ・・・と顔を明るくするハルヒ。
ハルヒ「ユッキーっ!来たわよっ!」
長門「・・・そう」
素っ気無い返事ではあるが、どこか"温かみ"を感じたハルヒだった。

 

 


 

 

まずあえて言おう、俺はハルヒが嫌いだ。
もともとはそう嫌ってはいなかったし、黙ってればそこそこ可愛い方だしな。
だが奴はとてもだが許せない事を朝比奈さんに言い放ったのだ。

 

 

ハルヒ「みくるちゃんはあたしのおもちゃなの!」

 

 

あの時は本気で頭に来たぜ、古泉が止めてなければあいつの頬を引っ叩く所だった。
あれから何ヶ月も過ぎるが未だに俺はその事に関してあいつを許していない。
というか許す隙すら見せようとしないのだ。
あいつが何か行動を起こすたびに俺や古泉が奔走し、朝比奈があわて長門が治める。
いつしかこのような図が出来上がってしまった。
俺は思う、いい加減あいつを甘やかすのはやめよう、と。
俺もそろそろうんざり来てるんだ。このままでいてもあいつに良い事なんか1つもないだろうしな。
あいつももう満足してるだろ、潮時って奴だ。痛い目見て大人になってもらおう。
という事で俺はある行動を起こした。

 

 

 

 

俺が起こした行動とはハルヒを金輪際冷たくあしらう事だ。
常日頃SOS団の連中からちやほやされてるあいつはにはそうとう効いた物かと思われる。
事実、先ほど古泉から緊急の電話が来て巨大な閉鎖空間とやらが出来て機関全体がてんてこ舞いらしい。
だがそんな事は俺が知ったことじゃあない。全部ハルヒのやったことだ。責任はあいつにある。
文句を言うならあいつに言ってくれと思いながら古泉の番号をハルヒの番号と共に拒否リストに加える。
さて、今日やったハルヒへのおしおきを回想するとしよう。
思い出すだけでも口元がにやけてしまうがここは堪える。
まったく、あいつのあの顔ときたらな・・・。

 

 

 

 

朝俺は普段よりも早く学校へ向かった。
まずハルヒへのお仕置き第一弾として地味だが上履きを隠す事からはじめた。
おーい、そこ!陰湿とか言うんじゃない!上履きはマジックで罵詈雑言を書きついでハサミで切り刻んで女子トイレに投げ入れておいた。
教室で外を眺めているとハルヒが浮かない顔で足元はスリッパで教室に入ってきた。
いや、笑ったね。良い気味さ。
だがハルヒへのお仕置きはまだまだ続くぞ。覚悟するんだな。

 

 


 

 

「あなたにはもう利用価値が無い」

 

 

すでに私室と化した部室に久しぶりに他人が訪れた。
長門有希。元SOS団、団員の一人。彼女が扉を開けて、唐突に言った一言は、あたしの脳内を?マークで埋め尽くすには十分だった。

 

 

利用価値? いったい何の? はたしてそれはSOS団解散に関わっているのだろうか?
ある日を境にあたしを冷遇する皆。

 

 

キョンはあたしの言うことに耳を傾けず、構ってくれなくなった。
みくるちゃんはあたしを視界に捉えると、ゴキブリでも見るような目で離れていった。

 

 

小泉君はあたしにだけ笑みを見せなくなった。『不愉快だ』と表現した表情をあたしに向けるようになった。
そして目の前にいる有希は――徹底的な無視を決め込んでいた。おそらく彼女の中では、あたしはわたぼこりの類なのだろう。いや――それ以下かもしれない。

 

 

「利用価値って何……?」
あたしは何とか声を絞り出した。目の前の殺意を孕んでいる様な視線を感じると、声を出すことさえ困難だった。

 

 

「あなたは世界を作り変える力を持っていた」
そこから堰を切った様に有希の口から出てくる不可思議な事実。有希は宇宙人。小泉君は超能力者。みくるちゃんは未来人。色々な派閥。これまでの出来事。

 

 

意外と理解はできた。当然よね。ほとんどがあたしの望んだことなんだから……。
そしてその能力が『あの日』から消滅したことを告げ、有希はあたしに背を向けた。
『もう言うことなんてない』背中が語っている。でも、でも……!

 

 

「待って!」
視線を外されたおかげで今度はスムーズに声が出せた。有希が振り返る。今度は殺意に加えて憎悪が混じっているように見える。「ひっ……!」声を上げて萎縮するあたし。

 

 

「ね、ねえ……その、力が無くても、SOS団はあるんだし、さ……。また、前みたいに皆で――」
『前みたいに』の辺りで有希の目が見開かれた。

 

 

 

「まだ、そんなこと言っているの……?」

 

 

 

呆れを含んだ声。いや、むしろ軽蔑かもしれない。
「彼を含め、私達はあなたの“能力”のために『それ』に所属していた。だからこそあなたの言動には耐えて来た。あなたという個体自体に関しては、全員好ましくない感情を抱えている」

 

 

SOS団を『それ』扱いする有希の発言にはそれほど驚かなかった。今まで皆にしてきた行為を考えれば、それも仕方ないと思えた。だけど、だけど……。
「だけど、楽しかったでしょ……!?」
そうあってほしいという願望を大いに含んだ問い。少しの希望、期待……。

 

 

「それはあなただけ」
有希は容赦なく言った。

 

 

「私はあなたを観察するためのインターフェイス。だから我慢は出来た。それが私の意義だから。でも『彼』は違う。選択権も無くあなたに選ばれ、苦しんでいた。私はそれが許せない……!」
後半の辺りから強まっていた。その発言から殺気と軽蔑と憎悪の視線の理由が分かった。そっか、有希ってキョンのこと……。

 

 

「私はあなたにこれ以上時間をかけたくは無い。『彼』が待っている」
有希はそれを最後に、出ていった。 
……なんだかここで団員を待っているのがバカらしくなった。……帰ろう。

 

 

玄関まで来ると、雨がふっているのに気がついた。傘は――ない。いつかみたいに、職員用の持って行けばよかったのだが、『あの日』以来風当たりが強くなっているので、やめておく。

 

 

坂を下っていると、前方に一本の傘が見えた。その下にはキョンと有希がいた。笑っているキョン。時折微笑を返す有希。傍目から見ても仲睦まじいカップルだ。
それを遠目に見る、雨曝しのあたし。まるで、別世界……。
涙と雨がないまぜになって頬から落ちていく。あたしは再び世界に絶望した。

 

 


 

 

ハルヒ「ふー、今日はそろそろ帰ろっとキョーン!一緒に・・・
   あ・・・いないんだった・・・
   ん、この箱なに?こんなの運んできた覚えないんだけど・・」

 

 

男「しまった・・・」

 

 

パシュッ

 

 

ハルヒ「え!?血?嫌!痛いぃ!」

 

 

スネーク「Mk22と間違ってソーコムで撃ってしまったようだ
    大佐、彼女への対処の指示をくれ」

 

 

大佐「スティンガーでおk」

 

 


 

 

古泉「明日ウチの車でドライブに行きましょう」
キョン「いいなそれ! 海とかいいんじゃないか?」
みくる「あ、いいですねぇ~それ。わたしお菓子作りますよ!」
長門「……和菓子もほしい」
キョン「あはは、それはさすがの朝比奈さんでも作れないだろう」
古泉「じゃあ私が買っていきますよ」
キョン「悪いな、古泉」
古泉「いえいえ」

 

 

ハルヒ「あの……わたしも……」

 

 

古泉「残念ですけどウチの車は5人乗りなんで」
古泉「私、キョンくん、朝比奈さん、長門さん、鶴屋さんでいっぱいです」
キョン「常識を考えろよハルヒ、6人はムリだ」
みくる「涼宮さん、古泉くんも困ってますから……」

 

 


 

 

キョン「虐めってのも、結構バリエーションがないもんだよな。殴る蹴るは流石に気が引けるし」
長門「長期的な疎外感は人格を崩壊させるのに最も効率的かつ有効な手段であると同時に、こちらの手を汚さず出来る唯一の手段」
キョン「まぁ、セオリーどおりが一番有効、って事か」
長門「そういうこと」
キョン「お、噂をすればなんとやら、ってかね」

 

 

ハルヒ「……おはよう、キョン」
キョン「……」
ハルヒ「……おは、よう……」
キョン「さて、トイレでも行くかな」
ハルヒ「……」
長門「惨め」
ハルヒ「ゆき……」
長門「あなたは一人。もう、誰もあなたを見ない、言葉を交わさない、触れない、存在を認識しない。あなたは、いらない」
ハルヒ「……私……ぐすっ……」
小泉「長門さん、一緒に昼食をとりませんか?」
みくる「部室で食べません?」
ハルヒ「小泉君……みくるちゃん……」
長門「わかった」

 

 

ハルヒ「……もう、私……」

 

 


 

 

ハルヒ「私は本当のボーカルじゃなくて・・代理なの。」
ハルヒ「ボーカルの子が扁桃腺が腫れちゃって・・・」(以下略)

 

 

キョン「かーえっれ、かーえっれ」
小泉 「(ふふっ、キョン君もやりますね)・・かーえっれ、かーえっれ!」
客A  「格好がきもいんだよ!!かーえっれ!かーえっれ!」
客B  「このうさぎやろうが、電波のくせに誘ってんのか!バーカ!かえれ!」
ベース「やっぱ我慢できないわ、お前帰れ」
ドラム「あなたのためにドラムなんてできないわ、帰って」
長門 「あなたのギターも歌も・・不要です・・私が盛り上げるので・・帰れ」

 

 

ハルヒ「・・・・」

 

 


 

 

2年になったハルヒ

 

 

先生「それじゃ~みんな自己紹介は終わったかな~?」

 

 

ハルヒ「あ・・・先生私がまだ・・・」

 

 

先生「あー君か。はいどうぞ。」

 

 

ハルヒ「えっと・・・東中出身涼m」

 

 

クラスメートA「くすくす、ねぇまたあれやるのかな??」
クラスメートB「やるんじゃない?本物の基地外だもん」

 

 

ハルヒ「・・・これから一年間・・・よろしk」

 

 

谷口「おいおい~!!宇宙人はどうした宇宙人は~!」
国木田「やめときなよ。知障の相手は疲れるよ」
キョン「まあ人間には興味ないんだ。何言っても平気だろ」

 

 

ハルヒ「・・・・よろしく・・・おねg」
先生「じゃー授業はじめるぞ」

 

 


 

 

参加者:長門 キョン 古泉 みくる 鶴屋 閲覧(1)
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キョン:今日もうざかったな、ハルヒ
────────────────────────────────
長門:約1名・・・閲覧中・・・ 解析始める・・・・
────────────────────────────────
古泉:どうせ彼女でしょう
────────────────────────────────
鶴屋:ストーカーじゃんwwwwwきんもーっ!
────────────────────────────────
みくる:な、なんでみてるんですかぁ?
────────────────────────────────
『ハルヒ』が入室しました
────────────────────────────────
ハルヒ:みんな集まってたのね!会議を始めるわよ!
────────────────────────────────
『みくる』が退室しました
────────────────────────────────
『鶴屋』が退室しました
────────────────────────────────
『古泉』が退室しました
────────────────────────────────
『長門』が退室しました
────────────────────────────────
ハルヒ:ちょっとキョン!どこへ行くの!まちなさぁい!
────────────────────────────────
キョン:口くせぇんだよ
────────────────────────────────
『キョン』が退室しました

 

 


 

 

キョン「前から思ってたんだが・・・お前はうるさい」
ハルヒ「っ!?」
キョン「ということで、お前瞬間接着剤の刑な」
ハルヒ「ちょ!?キョ・・・うぐっ」

 

 

俺は強引にハルヒの口に瞬間接着剤を満遍なく塗りたくった、これで煩わしい思いもしなくなるだろう
ハルヒは目に涙を浮かべて必死になり、口をモゴモゴ動かしている・・・全くいい気味だ

 

 

キョン「お前、これからサンドバックな」

 

 


 

 

参加者:ハルヒ 閲覧(2)

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハルヒ:ROMってるやつきもいから入ってきなさいよ
────────────────────────────────
ハルヒ:こういうのって本当ウザいわね・・・
────────────────────────────────
ハルヒ:見てて楽しいの?
────────────────────────────────
『キョン』が入室しました
────────────────────────────────
『ハルヒ』が退室しました
────────────────────────────────
『みくる』が入室しました
────────────────────────────────
キョン:朝比奈さんこんにちは。明日は予定通り5時でいいですか?
────────────────────────────────
みくる:はい~。その時間にお会いしましょう~^^
────────────────────────────────
キョン:ではまた~。
────────────────────────────────
みくる:ごきげんよう^^
────────────────────────────────
『ハルヒ』が入室しました
────────────────────────────────
『キョン』が退室しました
────────────────────────────────
『みくる』が退室しました
────────────────────────────────

 

 


 

 

キョン「8時だよ全員集合~!」
みくる「おいっすー!」
長門「・・・おいっす」
古泉「声が小さいですよ」

 

 

観客「おいっすーーーーーー!」

 

 

ハルヒ「まだまだ声が小さいわよ!」

 

 

観客「うるせーーーーんだよっ!!!!!!」
ハルヒ「痛いじゃない!物を投げないでよ!」
キョン「おらーーーーー!」
ハルヒ「ってキョンあんたまで」
みくる「えいっ」
ハルヒ「みくるちゃん・・・」
長門「・・・ぽい」
ハルヒ「・・・う」
古泉「ははは、それー」
ハルヒ「・・・」

 

 


 

 

ハルヒ「よし!今日はみんなでキョンの家に突撃よ!!」

 

 

古泉「今日はキョン君の家でゲームをやる約束があるので失礼します。」

 

 

キョン「古泉とゲームやる約束あるからくんなよ。」

 

 

ハルヒ「ぇ?だ!だからみんなで今からキョンの家に行くのよ?」

 

 

古泉「…はぁ…遠まわしに"来るな"といってるのが分からないんですか?
これだから馬鹿は困りますね。」

 

 

キョン「そういう事。
お前がきたら家中にハルヒ菌がばらまかれちまうからな。
絶対くんなよ。」

 

 

 

ハルヒ「………」

 

 

 


 

 

ハルヒ「ラブラブチェッカーを開発したわ、これで意中の相手とのラブ度が測れるの」
ハルヒ「ターゲット発見!ねぇキョン、こういうの作ってみたの」
キョン「今忙しいんだよ!遊びなら一人でやれ」
ハルヒ「…」
古泉「おいキョン、こういうのを作ってみたんだが」キョン「良いね、やろうやろう」
ハルヒ「………」
キョン「見てんじゃねぇよ失せろハルヒ」

 

 


 

 

長門 「………ぺたぺた」

 

 

キョン 「おい、長門。朝比奈さんの体みてなにやってるんだ?」

 

 

長門 「うぎゅ」
朝比奈 「ふぇっ!?」

 

 

キョン 「おいおい抱きしめるなよ。むしろ俺がやりたいくらいだ。」

 

 

長門 「マッスルドッキング」

 

 

キョン 「マッスルドッキングは一人じゃできないぞ・・・って朝比奈さんに何してるんだてめーっ!!」

 

 


 

 

長門 「カレー食べて。」

 

 

みくる 「い、いただきます。」
キョン 「あぁ。」

 

 

長門 「じーっ」
キョン 「おい、長門。みくる見て何してる?」

 

 

長門 「ぺちゃぺちゃ。」
みくる 「あぅ~」
キョン 「おいおい、カレーのルー。そんなに作ってどうしたんだ。しかも、朝比奈さんにかけてえええええええ!?」

 

 

長門 「朝比奈カレー」

 

 


 

 

ハルヒ「ええんか?ここがええんか?」
みくる「おたすけえええ」キョン「おいおい、朝比奈さん嫌がってるじゃないか」
ハルヒ「良いのよキョン、この娘はMなんだから」
みくる「テメェがSなだけだろ馬鹿が意気がるなよ…」
ハルヒ「…………」

 

 


 

 

アヒル 「ねぇねぇ、キョン!一緒に新しい部活作らない?」
キョン 「アヒルごときにどんな部が作れるんだ?調理部。お前が調理されちゃうのか。」
アヒル 「え?アヒル。私の名前アヒルになってる!違うわよ!変えて変えて!」

 

 

ルキア 「ねぇねぇ、キョン!一緒に新しい部活作らない?」
キョン 「ルキアってことは死神部か?」
ルキア 「違うわよ!姫子じゃないわよ!やり直し!」

 

 

ハルヒ 「ねぇねぇ、キョン!一緒に新しい部活作らない?」
キョン 「ホスト部か?俺、イケメンじゃねーぞ。古泉一筋だし」
ハルヒ 「藤岡じゃないわよ!涼宮でやりなおし!」

 

 

ゴジラ 「ねぇねぇ、キョン!一緒に新しい部活作らない?」
キョン 「うわあああああああ逃げろおおおおおおおおお」
ゴジラ 「・・・・・・」

 

 


 

 

ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン止めてよ!」

 

 

キョン「なんだハルヒ?そんなにこのリボンが大事なのか?」

 

 

キョンの高く掲げられた拳の先にはハルヒがいつも付けている黄色のリボンが握られていた

 

 

ハルヒ「それはパパに買ってもらった大切な、リボンなの返さないと死刑よッ!」

 

 

キョン「ホイ、返してやるよ」

 

 

ハルヒ「あ、、」

 

 

リボンを窓から投げる捨てるキョン

 

 

キョン「早く拾いに行かないとどっか行くぞ(ニヤニヤ」

 

 

ハルヒ「キョン!覚えておきなさい」

 

 

キョン「おい、ハルヒいつまでも調子になるなよ。いくらお前がスポーツ万能でも所詮は女。男の俺には敵わない
   それに高校生もなってリボン付けてるのは可愛いとでも思ってるのか?」

 

 

ハルヒ「も、もう知らない!」

 

 

リボンの拾いに行くハルヒの目にはうっすら涙が浮かんでいた

 

 


 

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最終更新:2020年11月30日 22:30