「長門、何読んでるんだ?
いつもの部室でキョンが長門に声を掛ける。
「・・・本。」
本に目を落としたまま返事をかえすという素っ気無い態度をとる長門。
「どんな・・・本だ?」
キョンが少し声を荒げて質問を繰り返す。
「・・・ユニーク。」
いつもの部室でキョンが長門に声を掛ける。
「・・・本。」
本に目を落としたまま返事をかえすという素っ気無い態度をとる長門。
「どんな・・・本だ?」
キョンが少し声を荒げて質問を繰り返す。
「・・・ユニーク。」
パーーーン!
一瞬の出来事であった。
長門が返答したのと同時にキョンは長門の読んでいた本を平手で叩き落す。
長門が返答したのと同時にキョンは長門の読んでいた本を平手で叩き落す。
キョン「てめぇな・・・・・」
キョンが・・・怒っている?
さすがに無表情な長門にも、顔には焦りの色が見えた。
さすがに無表情な長門にも、顔には焦りの色が見えた。
「・・・理解不能。」
長門がキョンの顔を見上げて小さな声で訴える。
長門がキョンの顔を見上げて小さな声で訴える。
「ああ、こっちもお前がなに言ってるのかわかんねぇ。」
キョンは部室の椅子に座ってる長門の髪の毛を引っ張り無理矢理椅子から立たせる。
キョンは部室の椅子に座ってる長門の髪の毛を引っ張り無理矢理椅子から立たせる。
「・・・・・・理解不能・・・。」
長門はうっすらと目に涙を浮かび上げながら、何かを訴えるようにキョンの顔を見つめる。
長門はうっすらと目に涙を浮かび上げながら、何かを訴えるようにキョンの顔を見つめる。
「・・・どうして。」
キョンに髪をムシられるかのように引っ張られたまま
長門は呆然と立ち尽くしていた。
キョンに髪をムシられるかのように引っ張られたまま
長門は呆然と立ち尽くしていた。
まてまて、俺はSOS団員であるうちの一人"キョン"だぞ?!
本当にこんな態度とってもいいのか・・・悪ぃ、長門!
そう心で謝りながら、ハルヒに命令された事を続けていく。
本当にこんな態度とってもいいのか・・・悪ぃ、長門!
そう心で謝りながら、ハルヒに命令された事を続けていく。
「・・・ごめんな。」
俺は掴んでいた髪を放し、長門に謝った。
髪を放された長門はどこか拍子抜けしたかのような
それでいて安心を取り戻したかのような・・・そんな複雑な無表情になっていた。
俺は掴んでいた髪を放し、長門に謝った。
髪を放された長門はどこか拍子抜けしたかのような
それでいて安心を取り戻したかのような・・・そんな複雑な無表情になっていた。
複雑な無表情といってはおかしいのだが、この時ばかりはその言葉を使いたくなった。
j普段、本を読んでいる時の長門とは違い
その表情からは、どこか女の子らしい"長門有希"が滲み出ていたからだ。
j普段、本を読んでいる時の長門とは違い
その表情からは、どこか女の子らしい"長門有希"が滲み出ていたからだ。
長門「・・・・なにがしたいの?」
早くも冷静さを取り戻したのだろう、長門はメガネをクイッと上げてみせる。
早くも冷静さを取り戻したのだろう、長門はメガネをクイッと上げてみせる。
だけど・・・・・・もう一度・・・・・・覚悟してもらわないと・・・・・・ならない・・・!
ハルヒ・・・お前はいけない子だ・・・!
好奇心だけで、俺にこんな事をさせるのだから・・・・・・
好奇心だけで、俺にこんな事をさせるのだから・・・・・・
俺の覚悟はもうとっくに出来ていた。
・・・・・俺の覚悟だけは、とっくに・・・。
・・・・・俺の覚悟だけは、とっくに・・・。
───ごめんな、長門・・・!
「・・・・・・んっ!」 チュッ
俺はハルヒに命じられたままに長門の頬へキスをする。
「・・・・・・!」
大きく見開く長門の目。
大きく見開く長門の目。
長門は、まるで電池でも切れたかのように
眼鏡のフレームに手を当てがったまま止まっていた。
眼鏡のフレームに手を当てがったまま止まっていた。
しばらくして、ようやく長門が口を開く。
「・・・・・・理解・・・・・・。」
・・・それ以上は続かなかった。
長門がやっとの思いで出そうとした言葉は・・・そこで途切れてしまったのだ。
長門がやっとの思いで出そうとした言葉は・・・そこで途切れてしまったのだ。
長門・・・お前はいけない子だ・・・!
そんな可愛い仕草をして、俺にこんな事をさせるのだから・・・・・・!
そんな可愛い仕草をして、俺にこんな事をさせるのだから・・・・・・!
俺は暴走した機関車のごとく、そのまま頬を伝い強引に長門の唇へ自分の唇を重ねる。
・・・・・もちろんこれはハルヒに命令されてはいない・・・・だけど・・・・・っ!
・・・・・もちろんこれはハルヒに命令されてはいない・・・・だけど・・・・・っ!
「・・・・・っ・・!」
さすがに長門本人も、これまでは予想していなかったのだろう。
長門は塞がれている口の中で、女々しい声をあげてしまう。
さすがに長門本人も、これまでは予想していなかったのだろう。
長門は塞がれている口の中で、女々しい声をあげてしまう。
俺は長門の唇を堪能すると、唾液を絡ませたまま一旦距離をおく。
口の中には、まだ長門の臭いが残っていた。
口の中には、まだ長門の臭いが残っていた。
「・・・はじめて。」
それが唇を合わせた後の、長門の口から発っせられた言葉であった。
・・・もう既に俺の一物はギンギンになっていた。
それが唇を合わせた後の、長門の口から発っせられた言葉であった。
・・・もう既に俺の一物はギンギンになっていた。
なんだ・・・その赤い面は・・・・・・!
なんだ・・・そのだらしなく垂れ下がった眼鏡は・・・!
なんだ・・・・・・もう・・・・「・・・はじめて。」ってコイツ・・・
その時、俺は決意した。
コイツを・・・コイツを・・・
コイツを・・・コイツを・・・
──壊れるまでヤってやる・・・・・!
「だけど、ダメ。」
眼鏡のフレームを上げ、落ちている本を拾うと長門は椅子に腰をかけた。
眼鏡のフレームを上げ、落ちている本を拾うと長門は椅子に腰をかけた。
──ダメ?俺では・・・やっぱりダメなのか・・・?
その言葉を聞き、俺は熱が冷めていくのを自分自身でも感じた。
「くそっ・・・くそっ・・・俺はお前が好きなのに!」
どうしようもない怒りと悲しみが声となって溢れ出る。
どうしようもない怒りと悲しみが声となって溢れ出る。
「だって・・・」
その後、彼女の口から告げられた言葉は、あまりに唐突なものであった。
その後、彼女の口から告げられた言葉は、あまりに唐突なものであった。
「だって・・・古泉君・・・。」
───?!!
俺が後ろを振り向くと、ある人物が俺のバックに挿入していた。
「気がつきましたか?ちゃお♪」
無邪気な笑顔、ノンケ喰いで有名な古泉イツキである。
「ああああっ古泉ぃぃ!」
俺はもう頭の中で「どうにでもなれ」と思った。
・・・・・どうにでもなるんだったら、どうにでもしてほしい。
・・・・・どうにでもなるんだったら、どうにでもしてほしい。
「覚悟を決めましたね!ふんもっふ!ふんもっふ!」
古泉の肉棒が俺のアナルを容赦なく突き立てる。
古泉の肉棒が俺のアナルを容赦なく突き立てる。
「あぁ・・・アナルだけは・・・アナルだけは・・・」
数日後、俺はバラ色に覚醒した。 ──END