涼宮 ハルヒ(16)

世界の創造主、神とされている少女

数日前、九州地方の高校から帰宅途中に、謎の集団によって連れ去られた。
涼宮ハルヒを拉致した集団の目的は現時点では不明だが、最大の問題はこの犯行に我々機関の内部の者が関与した形跡がある点だ。
事件機密扱いで、捜査も少人数なのは、裏切り者が今も特定できない事が影響している。
この状況では、機関が接触を計ったIFEIの情報ですら、何かの罠という可能性もある。
裏切り者の発見が涼宮ハルヒ捜索と同時に、この事件の重要なポイントとなるだろう。
こね事件に関しての手がかりはまだ少ないが、涼宮ハルヒの監視役兼警護に関わったメンバーや、その情報にアクセスできた者に対しては、今も厳しい捜査が進められている。
たとえそれが活動中のエージェントであっても、サポート要員には異変が感知できるだろう。

裏切り者が幽霊でもない限りじきに見つかるはずだが・・・

 ――1998年――
俺にはトラウマだ、詳しくはプレイしたことがないので不明だがメタル○アソリッドという世界で俺はスネークと呼ばれる凄腕のスパイだった。声も同じだったらしい……“らしい”というのはおかしいな、なんたって俺はスネークなのだから……
あの戦場から6年…

俺は“機関”の命で特殊訓練を受けていた。“神”とされる少女、涼宮ハルヒを護衛する任務に就くはずだったのに――

「…たく、とんだ貧乏くじだぜ」
車を運転している若い警官がぼやいた、
「お前いったい何者なんだ?」
それに呼応するように年輩の警官が続ける
「わざわざ東京からごくろうなこったな?」
無礼な奴らだ。
「ごあいさつですな。言ったはずですよ、迷子の娘の捜索だと」
「一人でか?」
「こんな山奥に男三人でパーティでもないでしょう。貴女方ならやりかねませんが…」
「はっ、おかしな野郎だぜ。所長の命令で仕方なく協力してやるんだ、感謝しろよ」
「頼りにしてますよ」
「………くそっ、冷えてきたな窓を閉めるぞ」
俺の態度が気に入らなかったのだろう、年輩の警官は愚痴を漏らすだけ漏らすと前に向き直り無言になった。俺に嫌味で勝とうなんざ100年早いんだよ若僧が。泣けてくるぜ…

担当になるはずだった涼宮ハルヒが拉致され
、その娘の捜索をするために九州地方の片田舎まできたのだ。
情報部の話では黒装束を来た集団が涼宮ハルヒに似た女を連れていたと。最初の任務が救出とは……やれやれ、先が思いやられるぜ…
「着いたぜ。ここから先が例の学校だ」
情報部によると普通の県立高等学校だって話だったが……廃虚の間違いじゃないか?平日の昼間だというのに全く人の気配がしないぜ。
「………少し様子をみてきましょう」
「駐禁取られたくないんで俺らは車の見張りしてるぜ、」
「……それは名案かと」
「グッド・ラック」
また嫌味か、女々しい男だぜ。
「泣けてくるぜ」
「なんか言ったか?」
「いえ、なにも」
チッ、地獄耳かよ……

 ――警戒命令――
近々、“機関”のエージェントがこの北校の調査に訪れるという情報がはいった。この男が例の者と接触しないように注意せよ。
とりあえず例の者は体育館の裏にある倉庫に監禁してあるが準備が整い次第、より警戒厳重な教室へ移送する。
その間“機関”の人間を近寄らせてはならない。また、“機関”がどのような経緯でこの学校を捜査対象としたのかも探る必要がある。
計画実行の迫ったこのタイミングで捜査が入るのは単なる偶然とは考えにくい。SOS団の残党が動いている可能性もある。

常に警戒を怠るな。

       北校生徒会長 ■■■■

肛門の形をした校門を抜ける。ん?逆境で良く見えないが生徒らしき人物がいるな。ちょっと声をかけてみるか、
「おいそこの不信者めっ!逮捕してやる!」
「へ?ちょっ…」
パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!
突然の怒声に怯む男子生徒に容赦なく発砲。ふぅ~、間一髪だったぜ…しかしよそ者を見るやいなや襲いかかってくるとは……森に連絡した方が良さそうだな。

ピリリリリ

『どうしたの新川?』
『生徒に襲われた。どうやらこの学園で間違いないようだ……』
「おい!爺さんあんた何してんだ!?」
チッ、今電話してんだよ静かにしろっつーの。無遠慮な怒声に振り返るとさっきの小生意気な警官がいた。銃声を聞き付けて飛び出して来やがったな………!そうか、読めたぜ――
『おっと、こうしてる間にも包囲されそうだ。指示を頼む』
『そう、包囲を突破して学園の中枢に潜入して。発砲許可は下りてるわ』
『了解♪』
プッ
――つまりてめーらはなっから全員グルッグルッにグルだな?
「おい銃を捨てろ!」
やなこった……
「へへ、アディオスアミーゴ♪」
パーン!パーン!パーン!パーン!
「哀号ーーーーーっっっっ!!!!」

ふん、とりあえず邪魔者は消えたが…正面突破は無理そうだな。わらわらと群がりやがって害虫が。裏庭の方から潜入するか。

パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!ダダダダダダダダダッ!ドカーンッ!!パーン!ダダダダッ!ドカーンッ!パーン!パーン!ズドーンッ!!!
無抵抗な一般市民を正義という名の大義名分で粛清!たまんね~ぜ!そ~ら、逃げろ逃げろ~い!ガハハハハハハwwww
ふ~、なんとか包囲は突破したな。森に定時連絡をするか

ピリリリリ

『新川、状況は?』
『森、残念な知らせだ。同行した警官の死体を発見した。何が起きたかわからんがまともじゃない』
『その場にとどまるのは危険ね。すぐに援軍を派遣するわ、それまでなんとか持ち堪えてね』
『りょうか……ガッ!?』
こ、この俺が背後を取られるだと…?だ…誰だ…このめが…ね……『新川!?どうしたの新川、返事をして!』………
……

――弱き人間よ…――
――我が力を授けよう――
――やがてお前もこの快感に逆らえなくなる――
――ハァハァハァハァハァハァ――

「アナルだけは!アナルだけは!ハッ!?…………ドリームか」
……ここはどこだ?

「やっと起きたか…」
むっ!敵襲か!?俺は猫ちゃんのこどし素早く反撃体勢に……う、動けない、拘束されてやがる!くそっ、ご丁寧に親指を縛りやがって…!!
「落ち着けよ。俺だ、キョンだよ」
こいつは確か、孤島症候群の時の……
柱の反対側にはあの時の冴えないガキが拘束されていた。でもなんで亀甲縛りなんだ?
「こんなところで何をしている?その………趣味か?」
グウウウゥゥゥゥゥ…
「ちげぇよバカ!ハルヒを助けに来たんだ……なぁ、草(大麻)あるか?」
グウウウゥゥゥゥゥ…
「あるけどやらん。そんなことよりさっきから聞こえるこの唸り声はなんだ?」
グウウウゥゥゥゥゥ…
「ハッ!長門だ!こうしちゃいられねぇ!早くここから逃げるんだ!」
「長門って、あのちっこいお嬢さんだろ?仲間じゃ」
「腹ペコの長門は危険なんだよ!」
「( ゚ρ゚)ア゙ー、人肉゙ー」
「キャーッ!カニバリズムだけは!カニバリズムだけは!」

「危ない!むんっ!」
「うおっ、まぶしっ!」
「( >ρ<)………ジュン」
ふ~危なかったわい、TFEI相手に通用するかどうがいちかばちかじゃったがなんとかなって良かった…
「長門ととやら、縄をほどいてくれるかな」
「( >ρ<)ア゙ー」
………
……

「あ、新川さん…あんたいったい何をしたんだ?」
「超能力」
「…………」
「嘘だよ。俺くらいのヤリチンになると熱視線だけで女なんか濡れ濡れになるのよ…」
「こ、この男頼もしいとみたーッ!!」
「( >ρ<)ア゙ー、ダイテー」
は、そんな大したことじゃねぇよ……まあ、「ナンパに失敗したことないけどね」
「ほ、惚れたっ!男が男に惚れるってやつだ!よーし、長門胴上げだ!」
「( >ρ<)ドーアゲー」
ワーッショイ!ワーッショイ!ワーッショイ!ワーッショイ!ワーッショイ!ワーッショイ!ワーッショイ!

「おい、こっちから声がするぞ!」
「新川さん!助けに来たぞ!」
む……敵襲か!
「来たな不信者めっ!貴様達の目的はなんだ!?」
「あ、新川さん待て!俺達は援軍d」
問答無用だぜ!!唸れ俺のコスモーッ!
パーン!パーン!パーン!パーン!
「ぎゃあああぁぁぁぁぁ!」

「胴上げはまた今度はキョン。とにかくここを離れよう、危険だ」
「みたいっスね」
「( ゚ρ゚)人゙肉゙ヴマ゙ー」
こ、こいつ…さっきまで仲間だった奴を食らって……狂ってやがる。しねぇ!
「待ってください!…長門のことは俺に任せてください。ジュルリ」
ふん、若僧が……がっつきおって…いいだろう、種無しの老人はただ去るのみさ…
「避妊はしろよ…小僧」
そう言って俺はキョンにサランラップを渡した。昨今の若者の乱れた性に喝を……それが漢の美学ってもんだぜ!!

 ――生徒会長のメモ――

一樹様の命令により“機関”のエージェントは生かしたまま監禁しておいたが、その真意は計りかねる。
少なくともキョンとは離れた場所に監禁すべきだとは思うのだが…
キョンがあの害基地爺さんを信用するとも思えないが、もし二人が手を結んだとしたら少々面倒な事態になるやもしれん。
SOS団の残党が動いているとすればこの機を見逃すはずはない。
だが一樹様はわざとこうした隙を見せることで裏に隠された何かを表に出そうとしているのかもしれない。
万に一つ、我々の中に裏切り者がいるのであれば、これまでの我々の計画が水泡に帰すばかりか計画自体が乗っ取られる恐れがある。
今、あえて危険を冒すことでそれをあぶり出し、陰謀を未然に防ぐおつもりとも考えられる。
どちらにせよ我々には一樹様を信じるより他に道はないが…

 ――学校の封鎖――

脱走した二人に関しては“機関”のキチガイよりもキョンを捕まえることを優先せよ。
やつの持ち出した物は、涼宮ハルヒより重要だ。
例え“神”の力を利用できても、あれが無ければ計画を最後までやり抜く事は不可能だ。
それにもしも、あれが他の組織に渡ることにでもなれば、我々の理念とは異なる世界が生まれることになる。

それだけは避けねばならん。

しかしもちろん、涼宮ハルヒを手放すつもりはない。
あの害基地が接触出来ぬようしばらくの間、涼宮ハルヒを閉じ込めた教室は封鎖する。
出入りに必要な“硬くて太い物”はXYZに預けるので用件のある者はXYZの許可を得よ。

 ――古泉一樹――

「MAMAMAMA待ってくれ~!う、撃たないでくれぇ!」
撃つなと言われると撃ちたくなる。とんだツンデレだな俺は……
「死ねバビロン!アヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwww」
パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!パーンパーンパーンパーンパーンパーンパーン!!!!
いつもより多く撃たせてもらったぜ!べ、別に股間を集中的に狙ったことに他意はないんだからねっ!///
「キョンの話だと涼宮ハルヒが監禁されてる部屋の鍵はこいつが持ってるはずだが……」
ん?尻の穴に何か入ってるな……まさか…鍵ってこれか?
『新川は極太アナルバイブ<ノドン>を手に入れた』
やれやれ、泣けてくるぜ…

飽きたので以下ダイジェスト
鍵を手に入れた新川は涼宮ハルヒを助けだすが今度はキョンが捕えられる。

ハルヒがうるさいので助けに行くことに。

色々あって古泉一派の裏切り者「喜緑江美理」接触。事件の真相を知ることに。

なんと古泉はハルヒの目の前でキョンを犯してハルヒの力を暴走させ、喜緑の情報操作能力で世界を自分の意のままに創造しようとしていた。

正直キョンの尻の処女なんかどうでも良かった新川はさっさとハルヒを連れ帰って紙オムツを交換したかったのだが
「そんなことはさせないわ!」とハルヒががんばったので阻止することに。

そして数々の強敵(友)を無限ロケットランチャーで粉砕した新川は遂に古泉と対峙することに!

駄菓子かし時既に遅くキョンは古泉の毒牙にやられてしまう。もう正直紙オムツが破裂しそうだった新川は古泉とは会話もせずにロケラン発射。撃破。

どこからともなく現れた喜緑が謎の超理論を展開し学校に仕掛けた自爆スイッチを押した。

と、同時に新川の紙オムツが破裂。ここで決めゼリフ「泣けてくるぜ」

新川の糞尿を至近距離でくらった涼宮ハルヒがパチキレて力が暴走。

そして涼宮ハルヒの憂鬱へ
終わり

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最終更新:2007年01月15日 22:30