お前達か…
朝倉「そ、意外でしょ?」
長門「以外」
喜緑「意外意外♪」
漢字間違えてるぞ長門
長門「うかつ…」
で、何の用だ?

朝倉「うふふ、よくぞ聞いてくれました!実はね…」
長門「あなたとイチャイチャして…」
喜緑「涼宮ハルヒさんの出方をみたいと思います!」
またハルヒか。なんだか頭痛くなってきたぞ…
長門「ちなみにこの企画の発案者は私」
ますます痛くなってきた!
喜緑「というわけであなたを我が家に招待しちゃいます!」
長門「接待」
朝倉「サービスするわよ!」
喜緑「でもエッチは無しよ?」
朝倉「期待した?ねっ、期待しちゃった?」
長門「えっちー」
頭痛いから帰るぞ…
喜緑「お待ちなさいな」
朝倉「そうそう。そんなこと言ったら有希が泣いちゃうわよ?」
長門「泣いちゃうぞ」
やれやれ…どう切り抜けようかなぁ、この状況

というわけで、宇宙人三人娘に拉致られて長門邸に来たわけだが…
朝倉「あーん」
どうせあーんしてくれるなら骨くらい取ってくれ
長門「あーん」
魚の頭を食わせようとするな!
喜緑「あ~ん」
自分で食べれるので結構です。
喜緑「ちゃんと骨を選り分けたのに…」
朝倉「お魚は嫌いかな?」
喜緑「じゃあクリームシチューなんてどう?」
そういうことじゃなくてぶっちゃけ恥ずかしいし…
長門「ふー ふー」
ふーふーしても食べないからな。
長門「そう…ツマンナイノ」
今何か言ったか?
長門「ない」
あっそ、

朝倉「美味しいのにな?」
喜緑「美味しいのにね?」
長門「おいしい、おいしい」
ハモるなやかましい。

と、ここで今の状況を説明しようではないか。
目の前に手料理。左側には俺の左腕に絡み付くように朝倉が待機。右側には喜緑さんが正座で待機。膝の上には長門が横向きで待機。以上説明終わり!
正直、劣情を持て余す…

しかしこの状況で息子を怒張させるのはマズイよな…よし、話題をそらして意識をそらそう。

お前らいったい何を企んでいる?
朝倉「え~?どうする言っちゃう?」
喜緑「言っちゃおうか?」
長門「ふー ふー 」
それはもういいから。
朝倉「いや~、実は私達欲しい物があって~」
喜緑「それを涼宮さんにお願いできないかなぁ~って」
長門「………」
例えば?
喜緑「私はもっと広くて綺麗なダイニングキッチンが欲しくて…」
それは素敵なお願いですね。結婚してください。
朝倉「私は今月ちょっと金欠で…涼宮さんの力で口座に100万くらい入れて欲しいなぁ。って」
リアルな数字をありがとう。長門は?
長門「………」
長門さん?
朝倉「有希はちょーっと事情が違うのよね~?」
喜緑「女の子だもんね~?」
なんで二人共笑ってるんだ長門?
長門「………」
俺だって若い男たがらな、期待しちゃいますよ?
長門「あ~ん」
それはもういいから。

喜緑「まあ、そんなことよりご飯食べないならお風呂に入っちゃいなさいな」
いや、ちょっと…
朝倉「今宵はお泊まりよ~?」
はあっ!?
朝倉「あ、今エッチな顔した!ほら、有希エッチーって」
長門「えっちー」
ええい、やかましいっ!そんなことより風呂上がったら帰るからな!
喜緑「はいはい」
ちょっ、そんなにグイグイ押さないでも自分で歩けますから。
喜緑「着替えとタオルはここに置いときますね~」
なんて気が利くお方だ、結婚を前提に付き合ってください。
喜緑「うふふ、それじゃあごゆっくり」
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朝倉「有希~、なんでお願い言わなかったの~?」
長門「………」
朝倉「な~にシカトこいてんのよ。素直にオッパイを大きくして欲しいって言えば良かったのに……プ」
喜緑「こら涼子!いくらなんでもいじめ過ぎよ……ププ」
長門「………!」
朝倉「いたっ!なにすんのよコラっ、待ちなさい!」
長門「やだ」
………
朝倉「待てーペチャパイ!」
長門「うるさいイモマユ」
喜緑「あ、こら二人して暴れないの!」
………
朝倉「捕まえたっ!一発は一発なんだからねっ!」
長門「グリグリいたい、いたい~」
喜緑「もう、お片付手伝ってよ~」
まる聞こえだったりする…

途中宇宙人三人娘が風呂場に乱入してくることなく(実は期待してた)俺は喜緑さんが用意してくれたパジャマに着替える…小さい…
朝倉「あ、上がったわね」
俺の制服が無いんだが…
喜緑「湯かげんどうでしたか?」
最高でしたよ。それより俺の制服…
朝倉「じゃあ私達も入っちゃいましょ!」
長門「ん」
俺の制服…
長門「情報結合を解除した……明日再構成する」
なっ!?
朝倉「2番風呂~!」
長門「3番風呂~」
いくらなんでもやり過ぎだろ…ん?喜緑さんは入らないのですか?
喜緑「見張りです。後で入りますよ?」
覗きなんてしませんよ。
長門「涼子~頭洗って~」
朝倉「ん~?自分でやりなさいよ~」
長門「早く~」
……………
喜緑「さあ?どうだか…」
まいったな…

その後、湯上がり三人娘とウノをしたり大富豪をしたりと健全な遊びを満喫した――ちくしょう…こんなことなら飯食っておけばよかった。腹減った…――
10時頃になり長門がウトウトしだしたのでゲームはお開き、就寝とあいなったわけで。
お客なのにこたつで寝かされるわけで。
朝倉「夜這いしたらグリグリするわよ~」
そんな勇気ないわけで。
喜緑「おやすみなさい」
喜緑さんの湯上がりは艶っぽいわけで。
長門「おやすみ」
おやすみちんちくりん宇宙人。

情熱を持て余す…

翌日。ハルヒが4人仲良く登校した俺を物凄い目で睨んできた。
なんだよ?
ハルヒ「なんでもないっ!」
ならそう睨まないでくれ。心臓にわるいから。

そんなわけで宇宙人三人娘による誘拐騒ぎは無事終幕となった。

その後の話をちょっとだけしよう。

あの事件以来妙に羽振りが良くなった朝倉は感謝料と称してうまい棒を奢ってくれた。おいっ!
喜緑さんは素敵なキッチンを手に入れてルンルンでお買い物をしてるのを見かけたし。
長門は相も変わらずちんちくりんだ。
長門「………」
なんだ?
長門「なんでも」
そうか…なぁ長門。
長門「なに?」
お前はそのままでいいと思うぞ?俺にはオッパイ属性は無いし。
長門「………そう」
そう。

終わり

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