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閉鎖空間にて

「バカじゃないの!?」

ハルヒはそう言って俺を睨みつけた。だが、構わず俺はハルヒの唇を奪った…もう自分を止めることができなかった。
閉鎖空間をどうにかしたいからじゃない……俺は…ハルヒが…

「な、何てことすんのよ!」

「す、すまん…」

「ファースト…キス…だったのに…グスッ」

ハルヒ…泣いてるのか?当然だよな、初めてを強引に奪われたんだからな。

「俺で……悪かったな…本当に…」

「違うわよ!あんたがイヤってわけじゃないのっ!」

「どういう意味だよ?それ?」

「もうっ!あんたってホント鈍いわねっ!」

ハルヒは顔を真っ赤にして怒っている。どうやら顔が赤いのは怒りによるものではなさそうだ。

「ああ、そうだな。俺は鈍い奴さ、だからわかるように言ってくれ」

本当はハルヒの反応でわかってるんだがな。本人の口から聞きたいもんだ。

「だ、だから…あたしは…あんたが……」

「俺が?」

「わ、わかるでしょ?いちいち言わせないでよ!」

「わからんね、全然わからん」

「だからぁ……う~ん……もうっ!あたしはあんたのことが好きなのっ!キスしてくれて嬉しかったのよっ!」
「……そうかい…」

俺はそのままハルヒをゆっくりと抱き締めた。こんな場所だけど、今はこうしていたい。

「バカ……」

「バカで悪かったな」

「ふんっ、ちゃんと責任とらないと許さないわよ!」

「責任て?」

「責任は…責任よ……」

「つまり、どうしたらいいんだ?」

「それは……このまま…あんたと一緒に………」

「一緒に?」

すると急にハルヒは顔を上げ、俺の目を見てニヤリと笑った。

「あんたと一緒に命のやりとりをすることよっ!!」

その瞬間、ハルヒは具現化したナイフで俺の首を刺そうとした。間一髪で避けたが、危なかったぜ。

「ハルヒ、お前!?何てことしやがる!?」

「言ったでしょ?責任をとってもらうって?今から始まるのは命の取り合いよ!!」

やるしか……やるしかないのか!?

「さぁ、行くわよキョン!!」

くそっ!どうして!どうしてこんなことに!?

「ハルヒ!何故だ!?何故こんなことをする!?俺とお前の進む道は同じだったはずだ!」

「つくづく甘い男ね!敵なんてのは常に変わるのよ!味方なんていやしない……少し状況が変わればみんな敵になるのよ!!そう……あんたもね、キョン!!!」

「ハルヒ、信じろ!俺はお前の敵なんかじゃ…!」

「黙りなさい!」

「ぐあっ!?」

ハルヒの放出したオーラが俺に直撃した。

「うっ!……いてぇ…!ちくしょう…ハルヒ……」

「どうしたのキョン?抵抗しないと死ぬわよ?ふふふ」

俺は…俺は……どうしたらいいんだ?

「ハルヒ!俺はお前とは戦いたくない!」

「いい加減にしなさい!もういいわ……この技で終わりにしてあげる………」

「ハルヒ……」

「さよならキョン…短い間だったけど、それなりに楽しめたわ…でも、さよならよ………食らいなさい

神 技 エ ー テ ル ス ト ラ イ ク !!!」

ダメだ……今の俺には…これを止める術はない……

『キョン……まずCQCの基本を思い出して………』

その声は…ヴェルダンディ……?

そうか、俺はまたお前の世話になっちまったな……すまん、やれやれだぜ…

「終ったわね……キョン……あんたは殺したくなかったわ……」

「うおおおおお!!!!!!」

「こ、これは!?まさか………キョン!?」

「わかったぜ長門……ちょびっツの意味!!」

「このオーラ力は……スカウターでも計れない!!何だって言うの!?」
「おまえにはわからねぇよ、ハルヒ。萌えにはいくつものタイプがあるんだ……」

「な、なんですって!?何が言いたいの!?」

「胸ってのはな………デカけりゃいいってもんじゃないんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

「まさかキョンにこれほどの力があるなんて…」

「ハルヒ……せめてもの情けだ…一撃で終らせてやるぜ」

「らめぇ」

「どーん!」


勝負は一瞬だった

翌日、学校へ行くとハルヒがポニーテルだたたよ。かわいかたよ。
この秩序なき現代社会に、カウンターパンチをくらわせてやるぜ!!!



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