「腹黒キョンその1」
 
古「それで話というのは?」
キ「あぁ俺はなんだか留年しそうなんだ、追試を受けなきゃならんらしい
 それで俺の進級に協力して欲しい」
古「それはいけませんね、みんなで勉強会でもしますか?」
キ「おいおい、そんなまだるっこしい真似はしてらんねーぜ
 大体ハルヒの奴が大騒ぎするのが目にみえてるしな」
古「そうやって涼宮さんの気がまぎれるのは我々としては
 むしろ大歓迎なんですがね」
キ「あぁ、俺の真意が伝わらなかったようだな
 おまえらの力で俺の成績に下駄を履かせるなりなんなりして
 進級できるようにして欲しいってことなんだが?
 どうせ学校側にもお前の仲間がいるんだろ?」
古「えっそれはちょっとどうかと……学生の本分は学業ですし……」
キ「ふーん……俺が留年しちまったらさ、学業に専念しないといけないんで
 SOS団なんてふざけた集まりに顔を出す暇が無くなる筈なんだがね
 それに学年が違うとハルヒとは同じクラスになんか絶対になれないしな
 これで俺は晴れてあいつとは縁を切れるって訳なんだが?」
 
古「……わっわかりました、上に話してみます」
キ「俺の真意が伝わったようでうれしいぜ、よろしく頼む
 それと俺の進路なんだがハルヒと同じ大学、つまり国立Aランクで頼むぜ
 大学もあいつと一緒ってのは気に入らないが俺の実力じゃいくらがんばっても
 三流私大が関の山だしな、将来がニートなんざ真っ平御免だ」
古「わかりました……ただし勉強してるフリだけでもお願いしますよ
 あまりにあからさまだと涼宮さんの疑念を招きかねないですからね」
キ「あぁわかってる、フリだけな、そっちこそよろしく頼むぜ」
古「……」

 
「腹黒キョンその2」
 
キ「で話しってなんだ?」
古「進級の件は問題ありません、間違いなく進級できます、但し追試は必要ですよ」
キ「あぁそう、で本題があるんだろ?」
古「えぇ、勉強会をお願いしたいんです
 あなたの成績が怪しいというのは皆さんご存知ですので
 涼宮さんの協力を得て猛勉強をし追試で高得点をとり
 留年の窮地を脱したというシナリオです」
キ「あ~、ハルヒに借りをつくるのか? なんかやだな
 大体さ俺が留年しそうだってのもお前らの仕込みなんじゃねーの?
 お前らさぁ俺の成績を悪い方に操作してねーか?
 どうせ俺とハルヒで勉強会させたいんだろ?」
古「いえいえあなたの実力ですよ」
キ「ちょっおまっ、そりゃどういうこったよ!
 なんか~お前らに協力する気がなくなってきたな~」
古「……あぁー、涼宮さんに色々振り回されて勉強の時間が
 確保できなかったんですよね、確か……」
キ「そうそう、そういう事よ、気を使わせて悪いな」
古「それでですがどうも涼宮さんはあなたの部屋で
 二人きりのマンツーマンでの勉強会を望んでいる模様です
 但しいきなり二人きりではなく、最初はSOS団のみんなで勉強会をして
 それでは埒があかないのでという展開ですね
 いきなり二人きりはまだ怖いみたいですね」  
キ「なんだか回りくどいやつだなぁ……
 んっ?ハルヒと俺の部屋で二人っきりねぇ……でなに?
 あいつ犯っちゃっていいわけ?」
古「……」

 
「腹黒キョンその3」
 
キ「んでなによ?ハルヒ犯っちゃ駄目なの?」
古「……それは今の段階ではちょっと……」
キ「だってお前なぁ男の部屋で二人っきりなんだぜ
 女の方からのこのこやってくるなんて誘ってるも同然だろ?」
古「いやその、涼宮さんもそこまでは決心出来てないというか……
 あなたが好きだとはっきり自覚されてないようでして……」
キ「ダイジョブダイジョブ、優しく抱きしめてやって
 『愛してる』とかなんとかいっとけばイチコロだよ」
古「……ホンットに勘弁してください、もし間違って彼女が暴走したりしたら……」
キ「ちっ、しょうがねぇなぁハルヒはよすとしてもなぁ
 あいつは顔と体だけはいいからさ、一緒にいるとその色々とさ
 俺の青春の熱い血潮はどうすりゃいいのよ?
 あ~感違いするなよな、俺がたまってて間違ってハルヒに手をだしたら
 お前らも困るだろ?」
古「うちの森がそちらの方面のお世話をしてる筈ですが……」
キ「あぁあれねメイドプレイはもうあきちゃったしなぁ、機関には他にいないのかよ?
 あぁそうだ新任の美人音楽教師なんてどうよ?
 そんな感じのが北高に赴任してくるように手配してや
 学期末だけど急遽って感じでさ、もちろん髪型はポニテね
 女教師と男子高校生の禁断プレイってのもいいなぁ
 教壇や音楽室でスーツを着たままなんて萌えるぜ」
古「はぁ……検討してみます……」
キ「俺のためじゃないぞ、むしろお前らのためなんだぞ
 恋のライバル出現でハルヒが俺に対して積極的になれば
 お前らだって万々歳だろ?
 そのためにわざわざ俺が泥をかぶるんだ、そこら辺勘違いとかしないようにな」
古「……」

 
「腹黒キョンその4」
 
古「すいません、えぇと勉強会なんですが、ってこれは一体何を……阪中さん?ですよね」
阪「……(泣)」
キ「何ってナニに決まってんだろ、女が裸で男がズボン下ろしてて他にナニがあるんだよ」
古「えとその……彼女の服が破れてるし泣いているようですが……」  
キ「女になった嬉し涙ってやつだろ、こいつ処女だったからな
 服?こいつ初めてなのに感じまくって大変だったんだぞ
 まるで抵抗して暴れてるみたいだったぜ、それで服が破れたんじゃね?」
阪「(泣)……」
古「そもそもその……なんでこんなことに……」
キ「それがさぁこいつレズでハルヒを狙ってたんだとさ
 何をトチ狂ったんだか『ハルヒは渡さない』とかいってきてさぁ
 それで俺が男の味をたっぷりと教えてやったってやつよ
 同性愛なんて不毛だからな、ほらみろよ男のよさを教えて貰って嬉し涙を流してるぜ」
阪「わっわたしそっそんなこといってない……(泣)、話があるって言われて…彼がいきなり…(泣)」
キ「おいおいさっきと話がちがうじゃねーのよ、また記念写真とってみるか?
 お前が女にしてもらった記念写真ならみんなが見たがること請け合いだぜ?」
阪「ひぃっ……(泣)」
キ「わかりゃいいんだわかりゃな、次から気をつけろよ
 ……大体だなぁ古泉、お前らが悪いんだぞ、こないだ話した美人音楽教師ってどうなったのよ?
 お陰で俺はこんな変態女の相手することになっちまったぜ
 でどうなのよ?音楽教師は譲っても美人教師ってのはゆずれないぜ」
古「急にいわれてもですね、そのこちらにも準備というものが……」
キ「おいおいしっかりしてくれよ、俺が間違ってハルヒを襲っちまったらどうすんだよ
 まぁいいやこいつの後始末頼むわ、後腐れがないようにな
 なんだったらお前もニ、三発やっといたらどうだ、結構いいカラダしてんだぜこいつ」
古「……(ちらっ)……ゴクッ!」
阪「……ひぃっ!(泣)」
キ「あれだろ俺が退学になったり、年少にぶち込まれたりしたらお前らが困るもんな
 俺のためじゃないぞお前らのためだからな、あとよろしくな」
古「……」

 
「腹黒キョンその5」
 
古「追試お疲れさまでした」
キ「あぁ適当に出鱈目書いといたけどあんなんでホントに大丈夫なのか?」
古「問題ありません、後は我々がなんとかしますから」
キ「ふーん、しかしなんだな勉強してるフリってのも疲れるもんだな
 ハルヒは無駄に喧しいしさ、なんとかならんもんかねあいつは」
古「……涼宮さんとの勉強会が今回のキモですのでそこは我慢していただかないと」
キ「メンドくせーな、さっさと犯っちまう訳にはいかないのかよ
 昨日だってテキストめくるフリして手握ってやったら
 真っ赤になっちゃってさぁ、あからさまに俺のこと意識してんのよ
 ありゃ絶対俺の事さそってるよ、そろそろ犯っちまってもいいんじゃねーの?」
古「……勘弁してくださいよ、涼宮さんはそっち方面はオクテなんですから」
キ「あぁあいつ絶対処女だしな、それっぽい事ちょっとでも匂わすとすぐに真っ赤になるし
 でも大丈夫だよ初めてだろうがなんだろうが犯っちまえばこっちのもんだよ
 続けざまにニ、三発決めちまえば女なんざいいなりだぜ」
古「……この間の阪中さんは自殺未遂で入院中なんですけど……」
キ「そうなん?ちょっと犯られたくらいで自殺騒ぎかよ、ゆとり教育の弊害って奴だな
 つーかさ、後腐れないようにって頼まなかったけ?
 あとひいてるじゃんよ?お前らちゃんと仕事してや」
古「いえウチの病院の個室で家族とも面会禁止ですからどこにも話は漏れてませんよ」
キ「病院って前に俺が入院したとこ?」
古「そうですけど……」
キ「ふーんクラスメイトとしてお見舞いにいってやらないとな
 さっきまでハルヒと一緒に勉強してたから丁度たまってんだよね
 もうニ、三発もしときゃ阪中も元気でるだろ、病院の個室でなんて中々乙だな」
古「かっ勘弁してください、これ以上彼女を傷つけないでください」
キ「おいおいどういうこったよそりゃ、聞き捨てなならねーな
 つーか、古泉お前あいつに惚れてんのか?もうやったのか?」
古「そっそれは……、でも僕が彼女の支えに……」
キ「……ちっ、しらけたぜ見舞いは勘弁してやらぁ」
古「……」

 
「腹黒キョンその6」
 
古「それで大学の件なんですがその……」
キ「んっ国立Aランク駄目なの?
 まぁ俺はハルヒと縁が切れるんなら三流私大でも我慢するが
 お前らはそれでいいわけ?無理にとはいわんけどさ」
古「いやしかし涼宮さんの学力ですと東大、京大も充分狙える圏内でして
 さすがに今のあなたの学力でそこまでにするのはちょっと……」
 
キ「あぁそれね、俺もそこまで高望みはしてないよ、その下のランクで充分だよ」
古「でもそれだと同じ大学にはならないのでは……」
キ「ノープロブレムだよ、ハルヒの手でも握ってやって
 『俺さすがに東大は無理だけどお前と一緒の大学いきたんだ
  一生懸命勉強して○○大めざすよ、だから一緒に○○大に行ってくれないか?
  わがまま言ってごめん、でもお前と一緒にいたいんだ』
 とかなんとかいっときゃいいんだろ?
 すぐに志望校変更してくれるさ、まぁ実際には俺は勉強しないでフリなわけだけどな」
古「……はぁ上と相談してみます……」
 
キ「そうそう入試だけ高得点じゃ話がおかしいからさ
 普段の成績や模試でも下駄はかせといてな」
古「……勉強するフリはちゃんとお願いしますよ」
キ「わかってるって皆までいうなや
 そうそう新任の女教師と美少女転入生、新入生もよろしくたのむぜ」
古「……」

 
「腹黒キョンその7」
 
キ「あぁそういやお前阪中んとこ毎日見舞いにいってんだって?」
古「えっ!どこからそれを……」
キ「森だよ森、あのエロメイドちょっと焦らすとすぐに口を割るからな
 でどうなのよ? もう犯っちゃったの?」
古「かっ彼女とはそんなんじゃ……
 ただちょっと話し相手になってるだけですよ」
キ「なんだよお前それ、年頃の女の子と個室でずっと二人きりなんだろ?
 まさか手ぐらいはにぎったんだろうな?」
古「あなたのせいで男性恐怖症になったみたいで男性医師の診察すら拒むんですよ!
 僕が手なんか握れるわけないじゃないですか!」
キ「おいおい人聞きの悪いことをいうなよ
 まるでおれがあいつに酷いことしたみてーじゃねーのよ
 あれだなぁ阪中ちゃんが俺のことを誤解してるんだったら
 一度サシでじっくりあいつと話し合わないといかんなぁ
 また2、3発やれば誤解もとけんだろ」
古「?!すっすいません全部僕の誤解です、忘れてください」
キ「そうかぁ、まぁいいけどよぉ、なんかお前ら俺のこと誤解してないか?
 俺くらい善人な奴は他にいないぞ、約束守ってハルヒには手ぇだしてないしさ
 何か問題が起こったらすぐにお前らに相談してるしさぁ
 もし俺が相談しなかったら下手すりゃ留年とか退学だよ俺
 そうなったらお前ら大弱りだろ?お前らにもちゃんと気配りしてるんだぜ?」
古「……」

 
「腹黒キョンその8」
 
キ「そんで阪中んちって金持ちだけどさぁ、お前逆玉かなんか狙ってんの?」
古「そっそんなんじゃないですよ……」
キ「えーっ、もしかして鶴屋さんとかで超逆玉か?
 確かに鶴屋さんちは超金持ちだけどさぁ、あの人だけはやめとけ俺らじゃ手に負えねーから
 悪いことはいわんから阪中あたりにしとけ
 あいつならおとなしいからなんでもゆうこと聞くしな
 股開けっていえばすぐにパンツぬいでくれるぞ」
古「……違いますよ……」
キ「まぁ阪中は顔も体も悪くないから、もしかして阪中単体ねらいか?」
古「だから彼女の支えになりたいだけですってば」
キ「おいおい好きでもねー女の支えになりたいなんてなに寝言いってんだよ」
古「その……彼女はまだこっちに戻ってなくて……急に怯えて泣き出したりとか……」
キ「だからさぁ、そういう時こそ優しく抱きしめて
 『あいつのことなんか僕が忘れさせてあげる』かなんかいっときゃ
 阪中もイチコロだってばさぁ、すぐに股開くって」
古「……そっそれはちょっと……」
キ「おいおい古泉いい加減にしろよ
 お前がいかないんだったら阪中はフリーってことになるがいいのか?
 例の記念写真だってまだあるんだしフリーだったら又犯っちゃうよ俺
 まぁあいつがお前のモンなら俺だって遠慮するけどさぁ……、で?どうすんだ?」
古「……そんなこと……彼女が可哀相です」
キ「お前は阪中の男でもなんでもないんだろ?だったらあいつがなにされようが関係ないじゃんよ」
古「……そっそれは……」
キ「大体さぁあいつを一人にしといたらどこで口を滑らすかわかりゃしねーんだぞ
 お前の女にしちまえば監視も行き届いてアフターケアも万全の一石二鳥だろ?
 そのくらいお前らで考えつけよ、ちゃんと頭つかってや
 とりあえず今週中に誰でもいいからお前らで阪中コマしといてな」
古「……」

 
「腹黒キョンその9」
 
古「それでクラス替えですが……」
キ「あぁどうせハルヒと同じクラスなんだろ?わかってる
 ハルヒが強く願わなくてもお前らが裏で手を廻すに決まってやがる
 そしてハルヒの席だって俺の後ろなんだろ?」
古「すいません、そういう事です。
 それでクラス替えのご希望を伺ってこいと上からいわれまして……」
キ「おぅお前らちゃんとわかってんじゃねーのよ
 そういうのを仕事っていうんだよ、古泉お前もみならえよ」
古「はぁ……それでご希望は?」
キ「希望ねぇとくに無いけど、ホンのちょっとだけささやかなやつがあるな」
古「……ささやかですか一体どんな?……」
キ「谷口の北高美女ランキングしってるよな?
 あれの上位陣から適当に見繕って俺と同じクラスにしといてや」
古「はぁっ……」
キ「あと美少女転入生もよろしくな出来ればおとなしめメガネっ子で席は俺の隣ね」
古「……はぁ」
キ「おいおい何辛気くさい面してんだよ、恋のライバル出現でハルヒが俺に積極的になれば
 お前らも万々歳だろが、お前らの為でもあるんだぞ
 そうそうこないだからいってる新任の美人女教師もよろしくな、こっちはポニテで」
古「……すいません、それらのどこがささやか希望なんでしょう……」
キ「おいおい可愛い同級生と転入生、美人の女教師どれもこれも男子高校生の標準的な夢だろが
 それとも何か?お前は日本中の男子高校生を敵に廻すのか?」
 
古「…………そうそう長門さんはどうされますか?彼女もランクインしてますが」
キ「あいつっ? Aマイナーだっけ?ほっといていいよ、長門は観測専門だしな
 俺達と一緒のクラスになりたけりゃ勝手に情報操作して俺達のクラスにくるだろ」
古「まぁ確かに……」
キ「まぁとにかくだ可愛い子を集めといてや、そうだ俺以外のクラス全員が女子なんてどうよ」
古「……」
 

 
「腹黒キョンその10」
 
キ「よぉクラス替えはどうなった?」 
古「さすがにあなた以外全員女子は無理でしたが概ねあなたの要望どおりです
 これがあたらしいクラス名簿です」
キ「ふーん、どれどれ……おぉこりゃ粒ぞろいの連中じゃねーの
 あれっ?阪中ちゃんの名前ないけど違うクラスなん?」
古「……彼女はいつ退院できるか……だから保留です」
キ「へぇーいつまで休んでんだかね、こりゃお見舞いにでもいって
 俺様の闘魂をニ、三発ばかり上と下のお口から注入してやらないといかんのかね?」
古「かっ勘弁してください……、それだけはやめてください……」
キ「おいおい病気の級友を思いやる俺の気持ちをムゲにしようっての?
 お前ら機関は不人情だねぇ」
 
古「……そっそれよりこれが転入生ですよ、どうですか?」
キ「ちょっおまっ!なんだよこれ、どこのコスプレAVだよ
 なんでも制服着せて三つ編みにすりゃいいってもんじゃねーんだぞ
 機関にゃ他に人材はいねーのかよ、チェンジだチェンジ!」
古「そういわれましても急なことで他には……」
キ「おいおい新川のおっさんに俺達と同い年の娘がいるんだって?
 森の話によると超可愛いくておとなしい眼鏡っ子だそうじゃねーのよ
 ぴったりの人材がちゃーんといるじゃん」
古「そっそんな彼女は機関とは無関係なんですよ」
キ「新川のおっさん住宅ローンで大変なんだって?
 あの年で仕事クビになったらこのご時世じゃ再就職も厳しいし
 娘も学校いってらんないだろうな~
 親の一大事を娘が助ける、これが親孝行ってもんだろ?
 古き良き日本の美徳ってもうないんかねぇ~
 じゃぁそういうことでよろしくたのむわ」
古「……」
 

 
「腹黒キョンその11」
 
古「新川さんのお嬢さんの件ですが調整がつきました
 新川氏を皆で説得しお嬢さんが北高に転入することに同意して頂きました」
キ「へぇ……『説得』ねぇ……、住宅ローン一括で返済したんだってな、あのおっさん
 まぁいいや、これでハルヒの恋のライバル出現って感じだな
 活発なハルヒと対照的な寡黙でおとなしい眼鏡っ子だ
 これでハルヒがその気になりゃお前らも万々歳だろうが
俺もいい思いができて一石二鳥ってやつだな」
古「……席もあなたのとなりです、でも彼女は一般人なのでその……乱暴な事は……」
キ「おいおい乱暴ってなんだよ、あくまでも自由恋愛だろ?
 まぁ俺の方が自由にするって意味合いだけどね」
古「あー、最初に申し上げておきますが、彼女は新川さんのお嬢さんですよ」
キ「あぁ知ってるぜそれがどうした?男と女の問題だから親は関係ないだろ」
古「……父親の指導であぁ見えても彼女は合気道の有段者でおまけに空手もたしなんでいます
 いわゆる武道の達人です、よろしいですね、只のおとなしい眼鏡っ子じゃないので
 くれぐれも手荒なまねしないでください大怪我をしても知りませんよ」 
キ「ちょっおまっ! どういうこったよそりゃ」
古「あなたが彼女でいいといったんでしょ、いまさら変更できませんよ」
キ「ちっ……、まぁいい最初は『君のお父さんとは知り合い』とかなんとかソフトな感じだな
 『お父さんからよろしく頼まれてる』とかいうからそっちの根回しも頼むぜ
 俺が美少女転入生に親切にしてそれをみたハルヒがやきもち……って感じだな
 どうだお前らの思惑通りのシナリオだろ?」
古「はぁ……」
キ「まぁ、いざとなりゃ薬でもなんでも……、おっと今のは他の連中には内緒だぜ」
古「……」
 

 
「腹黒キョンその12」
 
キ「それはそうと阪中の件はどうなってんの?まだコマしてないんだろ?」
古「いえまだ……昨日だって急に泣き出して大変だったんです……」
キ「ほー、お前の目の前で泣き出した、それでお前はどうしたのよ」
古「えっ、ナースコールで看護婦さんを呼んで鎮静剤の注射を……」
キ「はいっ? お前なにやってんの?そこは違うだろそこは!
 優しく手ぇ握るとか抱きしめるとかだろ?
 看護婦さんが注射じゃなくってさぁお前がナニで注射したれや
 お前は一体なに考えてんだよ、犯る気あんのかよ古泉!」
古「……彼女が可哀相でとてもそんなこと……」
キ「おまえねぇ、鎮静剤とかそんな薬に頼ってるようじゃ、いつまでたっても治りゃしねーんだぞ
 イケメンのお前が優しく抱きしめてやって『僕がいる限りあいつにはもう手出しさせません』とか
 『退院したら一緒に海に行きましょう、だから早くよくなって』とか甘い言葉をささやいて
 二、三発やってみろよ、そうすりゃすぐにでも完治するってーの」  
古「そっそんな……彼女は……」
キ「てかお前さぁホントは阪中のこと嫌いなんじゃねーの?
 目の前で好きな女が泣いてりゃ、もうちょっとなんかあんだろよ」
古「僕は彼女を愛してます……」
キ「ホントかよそれ、こないだもいったけどさお前が阪中に行かないんだったら
ホントに俺が犯っちゃうよ、お前はそれでいいわけ?
 とにかくさぁ今日明日くらいですぐに決めちゃってや」
古「……」
 

 
「腹黒キョンその13」
 
(ギシギシ)
キ「ほら阪中ちゃん、もっと腰使って
 ほらほら、俺がイカないと終わんないんだぞ」
阪「……(泣)」
キ「さすがに三発目ともなると俺も粘っちゃうよ
 ほらもっといい声で啼いて」
阪「(泣)……」
 
(ギシギシ)
キ「おっそろそろイキそうだぜ
 今日はこれで最後だからナカに出しちゃうよ~」
阪「いやっ!、ゆるして……(泣)」
キ「やだよぉ~、おっ……、イクッ…………たっぷり受け止めてね
 ふーっ……気持ちよかったぜ阪中ちゃん、又しような今度はいつがいい?」
阪「もういやっ……(泣)」
 
(コンコン)
古「阪中さんこんにちは、具合はどうですか?」
(ガチャ)
 
キ「よう!古泉ちゃん、阪中の具合だって?中々よかったぜおかげで三発もしちゃったよ」
古「!? こっこれは一体……」
阪「こっ古泉君!……見ないで……(泣)」
古「どういうことですか!彼女には手を出さないで下さいっていったじゃないですか!」
キ「おいおい今日だってあいつからパンツ脱いだんだぜ、俺に文句いうなよ」
阪「(泣)……言うこと聞かないと写真ばら撒くって……(泣)」
キ「古泉よぉ、お前がさっさと犯っちまわないからなんだぞ、言ったろお前がいかないんだったら俺が犯るって
 で古泉お前の気持ちはどうなのよ?阪中はお前のことが好きみたいだけどさぁ
 さっきも舐めてやったらウットリしながらお前の名前なんか呼んでんだぜ」
阪「いっいわないで……(泣)」
古「そっそれは僕だって阪中さんのことが好きで……」
阪「……古泉君……」
キ「だったらここでやっちまえよ、好き同士なんだろ?いいじゃねーの
 それとも何か?好きだったけど俺と犯りまくった汚れた女は願い下げか?」
阪「私……やっぱり汚れてるの……(泣)」
古「そっそんなことないです、阪中さんは汚れてなんかいません、今だってすごくきれいですよ」
阪「そう……、だったら来て……古泉君……」
古「そっそれはその……」
キ「(おいどうすんだよ古泉、ほっといたらまた自殺しちゃうよ、ここで決めちまえよ)」
阪「お願い……証拠をみせて……来て」
古「さっ阪中さん!」
阪「古泉君……うれしい……」
キ「(さてとお邪魔虫は外で待つとするかな)」
 
(ガチャ)
キ「お疲れさん、古泉お前ちょっと早くないか?」
古「……彼女の事はあなたとの件を含めて全て僕が引き受けます、とにかくもう彼女には一切関わらないで下さい」
キ「あぁわかったぜ、俺もダチの女に手を出す程落ちぶれちゃいねーぜ、只なぁお前も自分が今言った科白忘れんなよ、阪中を泣かすんじゃねーぞ」
古「……」
 

 
「腹黒キョンその14」
 
古「……阪中さん妊娠してますよ」
キ「ふーん、それで?」
古「……彼女は産むといってます、その前に一応父親であるあなたの意見をと思いましてね」
キ「えっ、俺なの?お前の子だろ、お前があれから毎日通ってやりまくってるって森から聞いたぜ」
古「……そうしないと『自分が汚れてるからだ』って彼女が泣くんですよ……、それと時期から考えてあなたが父親ですよ」
キ「はぁっ?!なにいってんだお前『彼女の事はあなたとの件を含めて全て僕が引き受けます』って俺に啖呵切ったの忘れたの?
 だったらおなかの子も含めてお前が引き受けろよ、それが筋ってモンだろ?」
古「そっそれは……」
キ「お前は『もう彼女には一切関わらないで下さい』ともいったよなぁ?自分でいった科白忘れんなって俺はいったよなぁ?」
古「それは言葉の綾じゃ……」
キ「あのなぁ阪中に『何もかもすべて僕が受け止めてみせます』とかいってんだろ?
 それなのに『やっぱり受け止められませんでした』とか言い出すつもりかよ
 そんなこといったらあいつまたショックで自殺しちゃうよ、お前は好きな女を自殺に追い込みたい訳か?」
古「……そんなことは……」
キ「ならいいじゃねーかよ、『誰の子かなんて関係ない僕達で育てよう』とかなんとかいっとけよ
 あれだな、お前阪中と結婚しろ今すぐに籍入れちまえ、そうすりゃ生まれてくる子供は自動的にお前の子供だ
 それがいいな、そうすりゃあとで揉める心配もねーし、それと確か俺とお前は同じ血液型だったよなぁ
 それなら子供が大きくなっても血液型で悩む心配もないしな」
古「そっそんなまだ高校生ですよ、結婚なんてできる年齢じゃ……」
キ「森から聞いたけどお前ホントは俺たちよりも年上なんだろ?ネタは挙がってんだよ、ネタはさぁ
 十分結婚できる年齢なんだってなぁ、嘘は良くないぜ嘘はよぉ、人間正直に生きないとなぁ」
古「……そっそれは……」
キ「お前あいつのこと愛してない訳?ヤルだけヤって飽きたらポイってか?」
古「そんなことないですよ……、僕は彼女の事を……」
キ「ならいいじゃねーのよ結婚しとけ、それにさぁ俺が阪中を孕ませたなんてハルヒに知れてみろ
 お前ら機関も困るんじゃねーの?そこをお前が引き受ければ丸く収まるってもんだろ
 お前さぁ機関の一員って自覚あるわけ?」
古「……」
 

 
「腹黒キョン-エピローグ」
 
ハ「ねぇキョン、古泉君のことで話ってなに?」
キ「あぁハルヒか落ち着いて聞いて欲しいんだが、古泉と阪中って付き合ってるんだ」
ハ「えっそうなの? しらなかったわ」
キ「俺もちょっと前に相談されて知ったんだ、でもそれは本題じゃなくってだな話しには続きがあるんだ
 二人が好き同士っていうのはよかったんだが、古泉もほら健康的な男子高校生だろ、だからその……わかるだろ?
 進んだお付き合いっていうのかな、とにかくそういういう事を阪中に求めたんだ」
ハ「……それってその……AとかBとかCっていうこと?」
キ「まぁそういうことだ(つか何真っ赤になってんだこいつ、それにA,B,Cっていつの時代だよ)
 それでな阪中は高校生らしい清いお付き合いとかなんとかいって古泉にキスも許さなかったんだってさ
 まぁ阪中も怖かったんだろうな、男とちゃんと付き合うのはじめてだったっていうしな
 古泉もそこで我慢すればよかったんだが、健康すぎたんだろうな欲望を抑えきれなくなって嫌がる阪中に無理矢理……
 その……さっきのでいうとABCの最後まで……」
ハ「えーっ!そっそんな事があったの?嫌がる女の子を無理矢理だなんて犯罪じゃない!」
キ「まぁそういうなよ、なんていうのかなぁ、んー愛する人とは心だけじゃなく肉体的にも結ばれたいってゆうのかなぁ
 そういうのってあるだろ?ただ今回はちょっとだけ順番が狂ったってだけじゃないのかなぁ(まぁ古泉より先に俺が犯ったしな)」
ハ「キョッキョンはどうなの?そういうことしたいの?」
キ「愛し合ってる二人なら、もっと触れ合いたいって思うのはむしろ自然じゃないかな、まぁおれには両想いの相手はいないけどね
 まぁ中には女の子が拒み続けると男の方で痺れを切らして他の子に目移りしてそれが原因で破局なんて話しもあるらしいがなぁ」
ハ「そっそうなの……」
キ「それでな、元々好き同士の二人だったから古泉がちゃんと謝ってそっちの誤解は解けて阪中と古泉は仲直りしたんだけど
 また別の問題がでてきてさぁ、さっきのでいうとABCの次のDって奴だ」
ハ「それって……妊娠?!入院してるって噂は聞いてたけど……」
キ「そうなんだよ、俺も聞いてびっくりしちゃってなぁ」
ハ「二人ともまだ高校生じゃない、一体どうするの?」
キ「中絶っていうのも考えたらしいが流石にそれもなぁ……、阪中も学校辞めてでも産みたいっていってるらしい
 俺は産むんなら二人に結婚しろっていうか籍だけでもいれろっていったんだ
 さすがに未婚の母じゃ生まれてくる子どもだって可哀相だしな、それに男のケジメって話しでもあるしな」
ハ「結婚って阪中さんはともかく古泉君はまだ結婚できる歳じゃないでしょ?」
キ「それがなハルヒ、あいつは昔事情があって休学してて俺たちより年上なんだってさ、だから年齢的には問題ないらしい」
ハ「えっ古泉君ってそうだったの?」
キ「留年してるなんて人に自慢するモンでもないしな、隠しておきたかったんだろ、急に転校してきたのもそれが絡んでいるんじゃないかな」
ハ「そうなんだ……」
キ「古泉がしでかしたことなんだから古泉の両親は結婚に反対することはないんだが問題は阪中の両親でな
 可愛い娘が知らないうちにそんなことになってりゃ怒るどころの騒ぎじゃないだろ?」
ハ「そうよねぇ……」
キ「それに古泉もすぐに結婚するかどうか迷ってるんだ、ハルヒお前はどう思う?」
ハ「……子供が生まれるんだったらちゃんと結婚した方がいいかしらね」
キ「やっぱりそうだよなぁ、なんかお前と俺って気が合うな」
ハ「そっそう?(ぽっ)」
キ「(何赤くなってんだよこいつ…)結局はあいつら二人の問題だからな、俺たちにできることは静かに応援することぐらいだ
 ハルヒお前も古泉が阪中とすぐに結婚するように応援してくれ」
ハ「そうよねぇ、愛し合ってて子供も生まれるんだったら結婚すべきよね、そうよ絶対に今すぐ結婚すべきだわ!」
キ「まぁあくまでも決めるのは二人だからな俺達はそうなるように願っておこうぜ」
ハ「うん、あたしもそうなるように神様にお願いしてみる、神様っているのかなぁ」
キ「そうだな(ハルヒGJ!ハルヒが願ったんならこれできまりだな)
 正直わからんがいるって考えた方が楽しいだろ(つか今その神様に直接頼んだところなんだがな)
 あと阪中のご両親が結婚をすぐに許すってのと生まれる子供が母親似の可愛い赤ちゃんってお願いも追加だ」
ハ「えっご両親が許すはわかるけど母親似の赤ちゃんって?」
キ「自分の娘に似た可愛い孫なら阪中の親御さんも大満足だろ、これが父親似だったらまた一騒動だ」
ハ「それもそうよね、願い事はみっつかぁ……、古泉君と阪中さん二人仲良くずっと幸せになれるといいわね……」  
キ「それもちゃんとねがっとこうぜ(OK、OKこれでばっちりだな)」 
キ「あの二人についちゃ色々いう奴らもいるだろうが俺たちはいつも通り静かに迎えてやろうぜ」
ハ「そうよねいつも通りが一番よね」
キ「他の団員には俺の方からおいおい話して置くから、ハルヒお前は普段どおり振舞ってな」
ハ「うんわかったわ」
キ「すっかり暗くなっちゃたな、さぁ帰ろうぜ送ってくぞ」
 
ハ「ねぇキョンところで転校生の新川さんに校内を案内してあげてたみたいだけど……」
キ「お父さんの新川さんから校内を案内してくれって頼まれたからな(おっ、さっきの他の女に目移りって話に食いついたかな)」
ハ「そっそうなんだ……、ねぇキョン話しがあるんだけどこのままあんたの家にいっていい?」
キ「んっあぁ、わかったぜ(フラグktkr、あいつ今日は俺の家に妹も親父達も旅行でいないって知ってる筈だよな)」
 
- ハッピーエンド(?) 
 
つーことで腹黒キョンのお話はこれでおしまいです。
 
めがっさ、めがっさ。
 

 

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