機械知性体たちの即興曲 第四日目/深夜
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□第五日目/深夜にゃがと 「……むにゃ」キョン 「……違う。違うんだハルヒ……これは訳があってだな……朝比奈さんまでそんな……」にゃがと 「……寝言?」あちゃくら 「くー……くー……」ちみどり 「すー……」にゃがと 「……なぜ、全員で寝ている?(覚えていない)」にゃがと 「それに、この配置は」あちゃくら 「えへへー……キョンく~ん……」にゃがと 「あちゃくらりょうこが、彼の右腕にしがみつき」ちみどり 「すー……」にゃがと 「ちみどりえみりが、彼の左腕に抱きつき」キョン 「くかー……これは……浮気とかじゃなくてだな……違うんだ……話を聞け……」にゃがと 「……あとで制裁を加える。主流派を出し抜くとはいい度胸」にゃがと 「……喉渇いた」(トテトテ……)にゃがと 「ベッドから降りるのも一苦労」(ヨジヨジ)にゃがと 「台所には上がれないからと、ミネラルウォーターを買ってくれたのがあったはず」(キョロキョロ)にゃがと 「……居間か」(トテトテ)
にゃがと 「……っ!」周防 「今は――なにもできない――でしょう?」(スーッ)
にゃがと (情報操作……は、なにもコマンドが出せない……)にゃがと (いや、してもいいが……確実に体が、消失する……)周防 「ここまで――精錬されていたとは――予想よりもはるかに早い」にゃがと 「……なにをいっているの?」周防 「余計なモノを――パージして――純粋に残されたモノ――ここにある――綺麗で――単純で――原始的で――」にゃがと 「…………」周防 「――ずっと――我々が欲していたモノ――あなたたちは――持っていたにも関わらず――気がつかなかったモノ――」にゃがと 「……”コア”……」周防 「――さあ――わたしに――それを――」(両手を差し伸べる)にゃがと 「……っ!」(ダッ)
周防 「――逃がさない」にゃがと 「……くっ(いけない。この体の大きさでは……走っても追いつかれる)」周防 「恐れることは――ない――ただ――与えてくれるだけでいい――」周防 「あなたの――体ごと――すべて――!」(ガシッ)にゃがと 「うにゃう」(ジタジタ)周防 「――捕まえた――」にゃがと 「……はなして」(ジタジタ)周防 「――ダメ――これで――ついに――知ることができる――から」にゃがと 「ううーっ!」(ジタジタ)周防 「おとなしく――して」にゃがと 「うう……っ! うーっ!……」(ジタ……)周防 「――?」にゃがと 「……お……お父さぁんっ!!」周防 「――!?」
――第五日目/朝につづく――
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