かき氷(あま~い話?それとも…)
夏の日。部室にて ハルヒ「あ~、暑いわね~。こういうときはかき氷が食べたいわ。キョン、かき氷作りなさい。」キョン「なぜ俺が作らねばならんのだ。それにかき氷機なんてないんだぞ!!」ハルヒ「あんたの家にあるんでしょ!?いいから持って来て作りなさい!!団長命令よ!!」キョン「へいへい」そういうと、キョンはかき氷機を持ってくるために、自分の家へ向かい、さらにその後に、途中1.5kgのブロック氷とシロップを、近所のスーパーで買い、30分後にハルヒたちのいる学校に戻った。息を切らしながら。 キョン「持ってきたぜ。ぜぇ…ぜぇ…」ハルヒ「遅いじゃないの」キョン「それで?何味がいいんだ?」ハルヒ「断然いちご味よ!!」 みくる「私も涼宮さんと同じ、いちごを。あと、練乳と、チョコシロップかけてくださ~い」古泉「僕はブルーハワイでお願いします」鶴屋「レモン味がいいにょろ~」 キョン「…長門は、何がいいんだ?」長門「…メロン」キョン「わかった」 ~数分後~キョン「どうぞ。朝比奈さん」みくる「ありがとうございます」キョン「どういたしまして」 キョン「ほら、古泉」古泉「ありがとうございます」 キョン「どうぞ。鶴屋さん」鶴屋「ありがとうにょろ~」 キョン「はい。長門」長門「……ありがとう」 ハルヒ「ちょっとキョン、いつになったら出来るの!?あたしのかき氷!!」ああ。うるさい団長だな。キョン「ハルヒ、おまえにはとびっきりすごいかき氷を作ってやる。だから、もう少し待ってくれ。」ハルヒも渋々、待つことを了承した。ハルヒ「……わかったわよ」 このとき、キョンはあるかき氷を作ろうと考えていた。そのかき氷とは――――!! さらに数分後 みんながほとんどかき氷を食べ終わっていた後、そのかき氷は出来た。キョンはそれを、ハルヒの方に持っていく。一見いちごのかき氷のように見える。だが、それは――――。 キョン「悪いな。待たせて。お前の分だ。」キョンはハルヒにそのかき氷を渡す。ハルヒ「全く、遅いじゃないの」ハルヒは何も知らないまま、それを食べた。 ハルヒ「…………!?」ハルヒ「か、辛い!辛―――――――いっ!!うぇえええぇぇん!!辛いよ~~~」キョン「だ~っはっはっは!!引っかかった引っかかった!!ww」 長門「何をかけたの?」キョン「あぁ?あれ?俺が作った激辛シロップ。辛さは殺人級とも言われたハバネロにさらに、タバスコ、通常の唐辛子をミキサーにかけてシロップ状にしたものさ。まぁ、シロップって言っても、砂糖は入っていない。ハルヒがいちごと思って引っかかって食べると思ったけど、まさか、マジでひっかかるなんてよ!!ハハハハハッ!!」 ハルヒ「キョン、よくもあたしに激辛かき氷を食べさせてくれたわね~、許せない!!」キョン「引っかかるお前が悪いんだろうが」悪びれた様子を見せないキョン。その態度に彼女は切れたハルヒ「何ですって!?もう許さない!!死刑よ!!」キョン「悔しかったらここまで来いよ~♪」ハルヒ「待ちなさ~~い!!」 みくる「ちょっと二人とも、ケンカはダメです~」古泉「あらあら」長門「ユニーク」 一方鶴屋「ん~、やっぱかき氷はレモンに限るにょろ~」鶴屋はかき氷の味に浸っていた
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