第二章『サマーランド』
夏・・・
夏と言えば暑い夏
そして、『熱い』夏・・・
さて、僕達は現在サマーランドなる巨大遊泳施設に訪れています
平たく言えばプールですね
何故僕達がそんなところにいるのかと?
んふっ♪それはですね☆
話は先月に遡ります・・・・
================文芸部室===============
ハルヒ「あ~ほんっとに暑いわね!!家からクーラー持って来なさいよキョン!!」
キョン「無茶を言うなハルヒ、一代目をSOS団に提供して二代目を買えるほど俺の家は経済的に良好な訳じゃない」
ハルヒ「んも~あーつーいー!!!」
キョン「やれやれ・・・そう言えば朝比奈さんはそのメイド服で暑く無いんですか?」
朝比奈さん「ん~ちょっと暑いけど全然平気ですよ」
長門「それは全体に回すべき大切な脂質が胸に集中しているからだと考えられる。
もっとバランスよく回すべき。貴方のそれは邪道」
みくる「ふぇ・・・そんなこと言われても・・・」
長門「女性の魅力は胸だけに在らず。ましてやぶりっ子などにも在らず」
キョン「ま、まあまあ長門・・・・それよりハルヒ、今年の夏はどんな活動を予定・・・・ハッ!」
どうやら彼は自分が墓穴を掘った事に気がついたようです
いつか僕のテトドンでも掘らせて頂きたいものですね。んふっ♪
ハルヒ「モチロン考えてあるわよ?古泉くん発表して!」
ゲ泉「では手短に説明させて頂きます。今年我々が行くのはサマーランドなる巨大遊泳施設です。
僕の遠い親戚が宿泊無料券を五枚ほど余らせて困っていたところを、譲って頂いたのですよ」
みくる「サマーランドってすごく大きなプールのことですよね?うわ~楽しみだなぁ~」
長門「これは情報統合思念体に胸囲の拡張を申請しなければ・・・・ブツブツ」
ハルヒ「いーっぱい楽しむわよー!!」
キョン「やれやれ・・・」
=================サマーランド================
キョン「こういうのを見れただけでもココに来た甲斐があったってもんだーウへへ」
既にお気づきかと思われますが、キョンたんの目線は水着に着替えた朝比奈さんの胸元に置かれています
僕には女性の胸元を見れて何がそんなに嬉しいのか全く理解できません
ただただ、キョンたんは幸せの微笑み満開です
僕個人としてはまだ長門さんのスレンダーな体系の方が好みです
もちろん一番はキョンたんですけどね
んふっ♪
さて、僕達は現在プールの一角を陣取りSOS団五人でビーチバレーを行っています
みくる「と、とおっ!」
キョン「うほっw」
朝比奈さんのバストがボールを弾くたびに大きく揺れます
それを見たキョンたんが満面の微笑みで
「どれがビーチボール!?」
とか叫んでますがビーチボールは明らかに一つだけ形が違います
たまご型と丸型です。間違えないで下さい
ハルヒ「次は流れるプールで誰が一番早く三周出来るか競争よ!!」
みくる「ふ、ふぇ・・・あ、あそこで競争するんですかぁ?」
ハルヒ「そうよ!」
みくる「い、嫌ですぅ怖いですぅー」
キョン「おいハルヒ、朝比奈さんが嫌がってるだろう」
ハルヒ「ほら行くわよみくるちゃん!」
みくる「ふ、ふぇぇ~」
ハルヒ「キョンのバカ・・・何よみくるちゃんばっかりに優しくして・・・」
どうやら涼宮さんは自分に優しく接してくれないキョンたんに不満を持っているようです。
まあキョンたんは僕のアプローチさえ持ち前の鈍感さで交わしてしまうほどなので
涼宮さんの気持ちに気付かないのは無理もない事かもしれませんが・・・
ちなみに流れるプールでの競争結果は
1位長門さん
2位涼宮さん
3位が僕
4位がキョンたん
5位が朝比奈さんでした
キョンたんは泣きじゃくっている朝比奈さんを慰めています
ハルヒ「キョンのバカ・・・」
○○○【次回予告】○○○●<ふんもっふ!
永き時を得て己の野望を叶えるべく、ついに動き出すゲ泉一樹
長門有希から隠された真実を聞き、キョンは戦う事を決意する。
キョンと長門に襲いくる機関の使者達
改めて認識されるガチホモの恐怖
【 闘 い は 幕 を 開 け る ・ ・ ・ 】
次回、ゲ泉記第三章 【 開 戦 】
『『俺はもう、迷わない・・・』』
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