思春期キョン保守
ハルヒ「へー、みくるちゃん明日の一限目は体育なんだ」みくる「そうなんですよぉ。あたし運動苦手なので、ちょっと憂鬱です」ハルヒ「何をやるの?」みくる「バレーボールを。今まで練習ばかりだったけど、明日はチームに分かれて試合するんです」ハルヒ「がんばって勝つのよ。SOS団をしっかりアピールしてきなさい」みくる「はい、あたしのバレーを応援していてください」
キョン(あたしの(胸の)谷間(バレー)を応援してください……!?)
古泉「どうかしましたか? 顔が赤い上にそんなに悶えて」キョン「い、いやなんでもない」
思春期キョン保守。
みくる「これなんですか?」ハルヒ「ふふん♪ 昨日ネット通販で頼んでいたやつがようやく届いたのよ。その名もモーニングスター!」みくる「な、なんかとげとげしていてちょっと怖いかも……」ハルヒ「そりゃ武器だからね。でも結構破壊力はあるわよ。ほらみくるちゃんも持ってみて」みくる「は、はい。えっとこの玉の方を持って棒で相手を叩くんでですかぁ?」ハルヒ「あ、違う違う。逆よ逆!」
キョン(朝比奈さんがモーニング(朝)で玉を握って棒を振るっている……!?)
長門「……体内に異常な熱量が発生し、血流が加速している。大丈夫?」キョン「い、いや、何でもないったら何でもない」
みくる「これなんの雑誌ですかぁ?」ハルヒ「こんどSOS団でスカイダイビングでもやらないかと思って情報を集めているのよ」みくる「え、それってなんですか?」ハルヒ「なんだ知らないの? 高度数千メートルから飛び降りるのよ。途中でパラシュートを開くけどしばらくは自由落下状態」みくる「ふえー。何だか怖そうです。パラシュートが開かないと、そのまま地面に落ちちゃうじゃないですか」ハルヒ「大丈夫だって。他の人もいるから、最悪は誰かにしがみつけばいいのよ」
キョン(朝比奈さんが……俺にしがみついてくる……あの胸の感触が直に……!?)
キョン「一緒に堕ちましょう、朝比奈さん!」ハルヒ「……このエロザルバカキョン」
みくる「今度、クラス内交流みたいな行事で劇をすることになったんですよ」ハルヒ「ほう、でみくるちゃんは何の役?」みくる「それが……くじ引きで選んだんですが、主人公が連れている犬の役になっちゃったんですよ」ハルヒ「いいじゃん、出番多いし。重要な役よ、しっかりがんばりなさい」みくる「は、はい。がんばって犬になりきろうと思いますっ!」
キョン(朝比奈さんが犬の役だと……!?)
~~~キョン妄想再生~~~
キョン(主人)「おい犬、チンチンしてみろ」みくる(犬) 「つ、ついていないからできません……(涙」
~~~キョン妄想停止~~~
みくる「あ、あのキョンくんが、口からよだれを垂らしてうつろな目でこっちを見ているんですけど……」ハルヒ「ほっときなさい、あんな思考回路が下半身に直結している奴なんて」
みくる「この人の歌、最近よく聞くんですよ」ハルヒ「ああ、確かに男女ともに人気があるわよね」みくる「男性でも女性でもOKって、やっぱり凄いですよね。両方ともの気持ちがつかめるんですから」
キョン(男性でも女性でもOK……)
ハルヒ「そうよねー。あ、そうそう話は変わるんだけどさ、今度の週末買い物に付き合ってくれない?」みくる「ふえ? 珍しいですね、何かあるんですか?」ハルヒ「ちょっとみくるちゃんに選んで欲しい物があってさ。二人っきりで行きたいのよ」
キョン(ふ、二人っきりでイきたい……)
ハルヒ「さあ、みくるちゃん来なさい。あたしがしっぽりと濡らしてあげるわ」みくる「は、はい涼宮さん。でも、あたしこういうの初めてでよくわからないんです……」ハルヒ「安心して。あたしがしっかりリードしてあげるから……」
古泉「おや、どうしましたそんな変な格好で。体調でも悪いんですか?」キョン「だ、大丈夫だ。ちょっちトイレに行ってくる」
長門「彼の脳内変換能力にはある程度の抑止が必要かも知れない」
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