長門有希銀河を超えた戦いエピソードⅡ
長門に芽生えた変な力。銀河の彼方からの尋ね人。悪の勢力との戦い。そして、俺らは宇宙へと飛び出す。
オビワン「君たちには謝らなくてはならない。」キョン「別にいいですよ。正直言って状況がよく呑み込めていませんし。」みくる「ふぇぇ~」朝比奈さんの瞳はずっと潤んでいる。古泉「先ほどの敵は一体…?」オビワン「我々の敵のボス。ダース・シディアスの弟子にあたる、ダース・モールという」みくる「ももももしかして、光の剣が2本の人ですかぁ?」オビワン「なぜ、あなたがそれを・・・・!?」みくる「え…えと・・その」キョン「二刀流なんですか?」オビワン「2刀流ではない。私もクワイ=ガンもライトセーバーの刃の部分は1方向から出る」ビィィィン長門と同じ青の光が出た。確かに光は上へとのびている。オビワン「長門のを貸してくれ」長門「…はい」長門は大事そうに持っていたが彼に渡した。ビィィィン長門の剣の光も出した。すると光の部分を下に向けて、自分のと繋げるように持った。オビワン「ダース・モールのライトセーバーはこんな感じなんだ」シュルルーン 光をしまうと彼は片方を長門に返した
古泉「すると…彼は相当の腕の持ち主のようですね」キョン「なんでそんなことがわかるんだ。」古泉「考えてみてください。切れ味が半端なくいいんですから、自分の体に当たらぬように気を使うんですよ。」キョン「そりゃそうだな。」古泉「さらに、彼のは刀身が2か所。普通のものより2倍気を集中させなくてはなりません。」オビワン「君の言う通りだ。奴はかなりの腕を持っている。」みくる「ふぇぇ~、さっきの人も長門さんが目当てなんですかぁ?」オビワン「多分そうだろう。ナガトの力はまだ誰も手を出していない。光にも闇にも変えられる。」長門「・・・・・・・・」つまりは、どちらの勢力にするか長門を取り合っているわけだ。やれやれ変なことに巻き込まれちゃったな。
キョン「長門、お前は今の話を聞いてどう思う?」長門「・・・ライトセーバー使ってみたい。」キョン「そうじゃなくてだな、オビワンさんの味方になるか敵になるかだよ。」俺も含めて長門以外の全員の視線が長門へと向く長門「わたしは、どちらでも構わない。ただ、あなたのいるほうに・・・」R-2「usednnisuutonaraknnagiawuk」オビワン「表示しろ」すると、俺たちの前に立体映像が出てきた。すごいな。近い将来地球でもこんな技術が発達するのだろうか。是非ともしてもらいたいぜ
クワイ「やつは一時的に退いていった。地球へ帰還して大丈夫だ。」立体映像が消えた。地球へ戻れるらしい。オビワン「どうするかい?戻るかい?」だから、なんでみんなすぐ俺を見るんだ。古泉、お前は男なんだから何か言ったっていいんだぞ?キョン「そうですね、クワイガンさんも大丈夫と言っていますし、戻りたいです。」
オビワン「承知した。ナガト、君は私と来てくれ。R-2操縦頼む」長門はうなずいて後ろをついていく。オビワン「他のみんなは、危ないからここへいてくれ。様子はモニターで見れるから」オビワンの後に長門がくっついて、奥へと歩いて行った。少しして、モニターにオビワンと長門が映し出された。狭そうな部屋に長門たちはいるようだ。透明の壁に囲まれている空間がある。オビワンのマネをするように、剣をふるう長門が見える。軽く剣と剣を、くっつけた。表情は変わらないが驚いているだろう、この長門の顔。
古泉「どうおもいます?」キョン「なにがだ」古泉「長門さんの力についてです。」キョン「原因は分かっていないが、長門は楽しそうだからいいんじゃないか?」古泉「それは、僕も感じます。ただ、このまま長門さんが戦士になってしまったら…」みくる「果たして帰れるんでしょうかぁ?」古泉「それです。」朝比奈さんが珍しく人の会話に口を挟んできた。みくる「私の教科書と一緒ならジェダイは師弟関係になっているんです。」そういえば、オビワンさんはクワイガンさんを師匠と呼んでいたな。みくる「師匠をマスターと言って、弟子をパダワンと言います。弟子は師匠とともに行動をすることがほとんどです。」キョン「つまり、長門はオビワンさんを師匠としたら・・・」みくる「そうです、遠い銀河系の彼方へ行くことになっちゃいます。」キョン「それはさすがに避けたいな。」みくる「ですよね。」スイーン奥の部屋のドアが開き、オビワンと長門が出てきた。オビワン「驚いた。ナガトはもうレーザーのみきりもできている。」長門の能力ならそんなのわけないだろう。オビワン「私たちがピンチになったらでいい。よければダース・モールを倒すのに加勢してほしい」キョン「待ってくれ、長門にそんな危ないことさせたくない」長門「・・・・・あなたの優しさは嬉しい。でも、わたしはかれらに加勢する」古泉「長門さん、、、」みくる「長門さん・・・」
そして、船は地球に戻ってきた。
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