普通短編35
『少女探索』俺は少女を探していた。いやあれは魔王かもしれない、鏡かもしれない、もしくはイモリだっかも。とにかく俺は少女を探していた。「起きなさい」夢だった。ベットにはナメクジが張りついていた。「おはよう」おはよう。起こしに来たのは岡部だ。少女を探さなくては。通学路を歩いた。左では銀色の小人が生きたまま谷口を解剖していた。よく飽きずに毎日やるなと思う。あ、飛び出た腸がチャックに入ってる。右では朝比奈さんがメイド服を着ながら、泥の上を転がっていた。幸せそうな白眼をむいてた。横には朝比奈さんの脳味噌が堕ちていた。俺が拾おうとすると朝比奈さんが転がってきて潰してしまった、もったいない。俺は少女を探していた。図書館に来た、入り口には長門と朝倉と喜緑が立っていた。長門は二人に俺の指を差し出した。二人は夢中で食べた。俺も食べた。焼いた車の味がした。俺は少女を探している。教室に着いた。机に持って来たカモノハシの卵を置いた。産まれそうだ。中から国木田が出てきた。俺は命の誕生に感動した。ベトベトな国木田は俺に古泉をくれた。「お弁当だよ。」古泉は「メェー」と鳴いた。俺は少女を探していた。文芸部のドアを開け、中に入っていく。花が咲いていた。花には顔がついてる。一人で不機嫌そうに窓を見ていた。この子憎たらしい顔はあの少女だ。ついに俺は少女を見つけた。花が嬉しそうにこちらを向いた。その顔を見ると俺も嬉しくなって、顔の筋肉が緩む。「ようハルヒ。」そう言うと俺は花を踏み潰した。今日も退屈だ。俺は少女を探している。
キ「カレーについてで悪いんだが」長「・・・・・・・・・・・(wktk)」キ「松屋のカレーって微妙だよな」
ハ「バッカ、あの安さであの量は十分魅力的よ!」キ「いや、味の話をしてるんだが」ハ「あんたの舌が貧相なんじゃない?」ナ「貧相だってばよ!」
古泉「僕もポータブルオーディオを買ったんですよ。SONYの『NW-A3000』です」長門「…15,498,710……15,498,705……」古泉「何ですかその数字は?」長門「発動するまでの時間」古泉「発動する?何がですか?」長門「タイマーが」
キョン「なあ長門」長門「…何?」キョン「お前インターフェイスってことはOSか何かが乗ってるのか?」長門「…そう」キョン「てことは、どのくらいのサイズのOSなんだ?」長門「OSと呼ばれるもの自体は2進接頭辞で表すと3.5G程度」キョン「意外と軽いOSだな」長門「ただし、記憶など、追記情報などを合わせると38Yを超える」キョン「Yって聞いたことないな」長門「…そう」……キョン「何がやりたいんだか俺」ハッ! サルベージ
ハルヒ「キョン!」○○「キョンじゃない!俺は○○だ。」みくる「キョン君」○○「ちょ、朝比奈さんまで・・・。俺は○○です。」古泉「キョンさん」○○「違う!俺は○○!」長門「○○」キョン「違う!俺はキョン・・・・ あ!」一同「ニヤリ」
『星の金貨』むかしむかし、あるところに、有希というやさしい女の子がいました。 お父さんもお母さんも死んでしまって、有希の持っている物は着ている服と、しんせつな人がくれた一切れのパンだけです。 でも、この子はとてもやさしい子でした。 たよる人のいない優は、神さまだけをたよりに野原へ出ていきました。すると、まずしい男の人がやってきて言いました。「おねがいだ。わたしに何か食べるものをおくれ、もう、腹ぺこなんだ」 食べるものといっても、有希には一切れのパンしかありません。 このパンをあげてしまったら、有希の食べるものがなくなってしまいます。 でも、有希は持っていたパンを全部あげて言いました。「神さまのおめぐみがありますように」 そして先へ歩いていくと、1人の子どもがやってきて、泣きながら言いました。「さむい、あたまがさむいよう。ねえ、何かかぶる物をちょうだい」 そこで有希は、自分のボウシをあげて言いました。「神さまのお恵みがありますようにー」 またしばらく行くと、今度は上着がなくてこごえている子どもに会いました。有希は、自分の上着をぬぐと、その子どもにあげて言いました。「神さまのお恵みがありますようにー」 また先へ歩いていくと、べつの子がスカートとをほしがるので、スカートをあげて言いました。「神さまのお恵みがありますように」 とうとう、有希は森にやってきました。あたりはもう、すっかりと暗くなっています。 そこへまた1人の子どもがやってきて、下着をほしがりました。下着をあげると、有希ははだかになってしまいます。 有希はすこしまよいましたが、(暗い夜だから、だれにも見られはしない) 有希はこう考えて下着をぬぐと、とうとうこれもあげて言いました。「神さまのお恵みがありますようにー」 こうして、有希が何一つ身につけずに立っていると、とつぜん空から星が落ちてきました。 そしてその星は、ピカピカ光る金貨になったのです。 気がつくと、裸だったはずの有希は、いつのまにかりっぱな服を着ていました。「ああ、神さまありがとう」 有希は金貨をひろいあつめると、そのお金で、まずしい人たちと幸せにすごしました。「みんな幸せになーれ」おしまい
……長門、今回もハルヒの"仕業"か?「違う」じゃあなんでだ?ハルヒ以外にこんなことができるやつはいるのか?「……わからない」長門でも分からないのか……。「ごめんなさい。でも……私達が手を下さなくともすぐ直る」誰が直すんだ?「たぶん……管理人という人物……」そうか……まだ見てないSSを見ようと思ったんだがな……。「私も」どうやら長門が言うにはすぐに直るらしい。すぐってのがどれくらいなのか、なんて訊くのはそれこそナンセンスだろう。なぜならこの待っている時間の間もまた非日常だ。そして、今しかないそれを満喫しよう、というワケだ。……な~んてな。そんな大人な思考が俺に備わっているハズもなく、俺は保管庫の修復をまだかまだかと待ちわびているのさ。それまで長門と一緒にプリンスレを覗いたり、こっそり長門スレに行って萌えてみたり、誰もいないことを確認してエロパロスレを見ていたり。でもさっき俺がエロパロスレを見てた時にいつの間にか長門が後ろにいたりして、冷や汗が滝のように流れ出たな。俺の言い訳を無視して、「……けだもの」とか言い出したな。まぁ年齢制限を守らなかった俺が悪いんだがな?そんなこんなで管理人さん、応援してますよ。
「小学生の、六年生の時。家族みんなで野球を見に行ったのよ球場まで。あたしは野球なんか興味なかったけど。着いて驚いた。見渡す限り人だらけなのよ。野球場の向こうにいる米粒みたいな人間がびっしり蠢いているの。日本の人間が残らずこの空間に集まっているんじゃないかと思った。でね、親父に聞いてみたのよ。ここにはいったいどれだけ人がいるんだって。満員だから五万人くらいだろうって親父は答えた。試合が終わって役まで行く道にも人が溢れかえっていたわ。それを見て、あたしは愕然としたの。こんなにいっぱいの人間がいるように見えて、実はこんなの日本全体で言えばほんの一部に過ぎないんだって。家に帰って電卓で計算してみたの。日本の人口が一億数千ってのは社会の時間に習っていたから、それを五万で割ってみると、たった二千分の一。あたしはまた愕然とした。あたしなんてあの球場にいた人混みの中のたった一人でしかなくて、あれだけたくさんに思えた球場の人たちも実は一つかみでしかないんだってね。それまであたしは自分がどこか特別な人間のように思ってた。家族といるのも楽しかったし、なにより自分の通う学校の自分のクラスは世界のどこよりも面白い人間が集まっていると思っていたのよ。でも、そうじゃないんだって、その時気付いた。あたしが世界で一番楽しいと思っているクラスの出来事も、こんなの日本のどこの学校でもありふれたものでしかないんだ。日本全国の全ての人間から見たら普通の出来事でしかない。そう気付いたとき、あたしは急にあたしの周りの世界が色あせたみたいに感じた。夜、歯を磨いて寝るのも、朝起きて朝ご飯を食べるのも、どこにでもある、みんながみんなやってる普通の日常なんだと思うと、途端に何もかもがつまらなくなった。そして、世の中にこれだけ人がいたら、その中にはちっとも普通じゃなく面白い人生を送っている人もいるんだ、そうに違いないと思ったの。それがあたしじゃないのは何故?小学校を卒業するまで、あたしはずっとそんなことを考えてた。考えていたら思いついたわ。面白い事は待っててもやってこないんだってね。中学に入ったら、あたしは自分を変えてやろうと思った。待ってるだけの女じゃない事を世界に訴えようと思ったの。実際あたしなりにそうしたつもり。でも、結局は何もなし。そうやって、あたしはいつの間にか高校生になってた。少しは何かが変わるかと思ってた」
「雨だな長門」「そう」「朝から気が滅入るな」「でも、傘だと顔見られなくてすむ」「そういうもんか」「そう」
「雨上がったな」「なにしてんだ、空見上げて、長門」「え、虹か、無理そうだな」「そう」「残念か」「ちょっと」
長門「飽きた」古泉「何にですか」長門「カレーに飽きた」古泉「そうですか、じゃあこのカレーは」長門「誰も食べないとは言っていない、その汚い手をカレーから離せ」古泉「との事ですよ、朝比奈さん」みくる「ふぇ?わ、わたしですか~!?」
長門「空って広いよね…」キョン「うん」長門「でも空の上には更に広い宇宙があるんだよね」キョン「長門の故郷か…」長門「うん」キョン「オチは?」長門「ない」
長「ばぶ~」長「ちゃ~ん」キ(なんだこの展開)長「ぶ~ は~い」キ(よし話してみるか)長「は~い ちゃ~ん」キ「ばぶは~い?ちゃ~んばぶちゃ~ん? は~いちゃ~んばぶ~?)長「日本語でおk」キ「長門ッ 好きだッ!!」長「え? あっ・・・そこは・・・あぁん・・・やめ・・・」
ハルヒ「トリャーッ」 ドカーンキョン「おふぅっ、コラハルヒ。女の子がドロップキックなんてするもんじゃありません!」長門「………」 ヨイショ ヨィショキョン「コラッ長門!テーブル上っちゃダメでしょ!」長門「………てぃ」 ボスッキョン「ボディプレスッ!?コラー長門ー?スカートで飛んだり跳ねたりしちゃいけないって言ってるそばからお前はー!」ハルヒ「コラーッ!!神聖な部室で何してんのよエロキョンー!!有希から離れろー!」 ドカーンキョン(///)「げふっ!お、女の子が胴回しなんてするんじゃないっ!パンツ丸見えじゃないか!」長門「あいあんくろー」 グシャーキョン「いてて…こいつやったなー?お仕置きだー!!」 コチョコチョコチョコチョ長門「ん……むずかゆさを認識した」ハルヒ「有希から離れなさーいっ!」 ドカーンキョン「いたっ!こぉんの、お転婆娘共めーっ!」 コチョコチョコチョコチョコチョコチョハルヒ「うぎゃー!離せー!!」 ギャーギャー 長門「っ!?……心地よさを認識した」キョン「ハッハッハッ参ったかー!」みくる「(致命傷のはずなのに………なんで?)」古泉「(……キョンパパツヨス)」っていうSS誰か頼む
みくる「カレーって何ですか~?」長門「カレーとは私」みくる「はい?」長門「もしくは私がカレー」古泉「早い話が、保守ですね」
「ようやく秋だな」「秋ですね」「秋?」「秋といえば!」「読書ってことか、長門」「芸術よね、みくるちゃん」「食欲の秋ともいいますね、涼宮さん」「えーと、えっと 秋、秋」「焼き芋」「それだ!」
俺が長門の部屋に来たのはこれで何回目になるんだろうまあ今回はトラブルがらみではないのだが「長門、こっちの部屋、開けていいか」それは、俺と朝比奈さんが3年間過ごしたというか寝てた部屋だ「かまわない」開けるとそこにも長門がいた「うぉ、どうなっているんだ 長門」「そっちのは長門B コピー」部屋の中には、へんちくりんな機械がすえつけてあった「監視任務に人手が必要な場合に備えて、作成した、コピーは30日で消える」「消えちまうのか、こいつって 長門Bさん」「あなただって、爪や髪を切るのにためらいはないはず、同じこと」「そうなのかしれんが」「コピーはわたしの一部、消えてもなにも問題はない」「特殊機能もある」長門(オリジナル)あーめんどくさい、がいうなり、足元に小さい長門の一群がとおりすぎた「縮小コピー」「わかった、もういい、すくなくとも、拡大コピーと両面コピーは見たくない」「あなたもコピーが欲しい?」「俺のコピーか・・・・・・」気がつくと自宅のベッドの中にいた長門(多分オリジナル)が俺を見下ろしていた「記憶情報を操作する」俺は一人ベットから起き上がった悪い夢をみていたようだ
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