「ずっと一緒に……」
藤原「ぐっ……どうやら、お迎えがきたようだ……」九曜「――修復が――間に――合わない」藤原「……ずっと…一緒に……いたかった……せめてあの花のように……」九曜「一人に――しないで――」 ∩ ⊂◎⊃ ∪ | \|/ ハルヒ「綺麗な花ね」キョン「そうだな。お前が育てたのか?」九曜「――ずっと一緒――だから――」 ハルヒ・キョン「??」 九曜「――」 ∩ ⊂◎⊃ ∪ | \|/ 佐々木「藤原君、最近見ないね」橘「そうですね」九曜「一緒に――いる――」 佐々木・橘「??」 長門「……あなたの望み通りにした」長門「………もうみんないない……でもあなたは彼と一緒」長門「…………しあわせ?」 ~ ∩ (九) ⊂◎⊃ (曜) ∪ (昆) | (布) \|/ ××年後 みくる大「いよいよね。過去に行くのは。過去の私をあんまりいじめないでね」藤原「任務とはいえ、きつく当たるのは複雑な思いですね」みくる大「困難な状況もあるかもしれないけど、そんな時は貴方の思う通りに行動しなさい」藤原「はい。ところでコレは?」みくる大「随分前だけど私の古い友人から貰ったの。綺麗な花でしょ?」藤原「この黒っぽい方は……こんなの初めてだ。不思議な形ですね」みくる大「隣の花といつも一緒なのよ。これは白いほうの花がないと咲けないの」藤原「……?どういう事ですか?」みくる大「時が来ればわかります」藤原「はぁ…そういうものなのですか?」みくる大「そういうものなの」藤原「では、行ってきます」 みくる大「行かせてしまった……これで……良かったの……かな?」長門「あの2人が共にある為には……行かせるしかない」みくる大「命を落とすと知っているのに……」長門「彼の命はここにある……彼女の命と一緒に……」 視線の先に二つの花が揺れていた end
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