お見合い?
今日は金曜日、学校から家に帰って来た時だった。ハ「ただいま~」父「帰って来たか、ハルヒ!」帰ってたの?早くない?いつもより早く帰って来た親父にビックリ、ついにリストラされたのかしら?父「まだ、大丈夫だ。これから出かけるが、ハルヒも来い」ハ「いきなり~!疲れてんだけど」と言ってみるけど、この親父決めた事は必ず実行するから逆らうだけ無駄!父「で、だな。あれに着替えてもらいたい」親父が指差す方を見ると、お母さんがうすい黄色のドレスを持っていた!あんなドレス着て、どこに行くのよ?って聞いても、いいから着替えてくれって、お願いする様に言われた。なんかいつもと違うと、対処し辛い。 取りあえず、シャワーを浴びてから着替えて、お母さんに髪をやってもらう。ハ「で!どこ行くのよ?」再び、親父に聞く。父「ほう!なかなか、似合ってるな!よしっ行くぞ」って、話聞いてないわね!仕方がないので車に乗る。そういえば…ハ「ねぇ、お母さんは?行かないの?」玄関に居るお母さんに聞く母「行かないわよ。じゃ楽しんで来てね!」何を楽しめって?どこに行くかも聞かされてないのに。父「じゃっ行って来ます!」と、言うなり車を出した。車の中でしつこくどこに行くのか、聞いてみたけど父「着いてからのお楽しみだ!」と、しか言わない。しばらく走ると、高級ホテルに着いた! なんでこんな所に連れてこられたのか、わからない?ホテルのロビーに入った所で親父に聞く。ハ「場所は解ったわ!で、ここで何するの?」父「お見合いだ!」ハ「はぁ?」何言ってんの、この親父は?お見合い?まだあたしは17よ!それに、一応彼氏だっているのよ!キョンだけど。キョンと恋人同士になって、三か月だけど、この話はまた今度ね。いろんな事をまくし上げながら、問い詰めると父「キョン君と付き合ってるのはわかってるが…専務がな、どうしてもっていうから、取りあえず会うだけ会ってくれ」って、言って来た。それにしてもいきなりじゃない?先に会社の若い娘にやった方がいいんじゃないの?だいたい前もって言うもんじゃないの?親父に質問(文句)を浴びせる 父「専務はお見合いをセッティングするのが好きでな、会社の娘は、もうみんなやっているんだ。それでターゲットを部下の子供にしてきたわけだ。まぁセットする事が好きでやってるみたいだから、成功しようが失敗しようが関係ないらしい。それと、事前に言わなかったのは、言ったらありとあらゆる抵抗をして、絶対こないと思ったからな!」さすがに娘の性格は解ってるわね!キョンがいるのにそんな事するわけないわ。まったく傍迷惑よね!やれやれってとこかしら、さっさと切り上げて帰りましょ!親父とのやり取りを終えた所に、調度よく専務がやってきた。専務「やぁ涼宮君!よく来てくれた。そちらが娘さんかね?きれいなお嬢さんじゃないか!」 あたしは、かしこまって、ありがとうございます。と笑顔で答えた。猫かぶっとかなきゃね!専務「では、行くとしよう。先方は、先に行って待っているよ」三人でエレベーターに乗り、着いたのが20階にある高級レストランだった。流石、専務ね!なかなかオシャレなレストランじゃない!専務と親父の後に続いて行き、見合い相手のいるテーブルに近付く。テーブルの方はみないで窓の外の夜景を見る。専務は相手方と話をすると、後は任せたと言ってかえってしまった。 テーブルに近付き相手を見るとそこには………… 「キョン!?」「ハルヒ!?」 二人同時に声を上げた!な、な、なんで?なんでキョンがここにいるの?どういう事よこれ! あたしとキョンは、ボーゼンと顔を合わせていた。その隣りでハ父「どうも、涼宮ハルヒの父です。いつもお世話になってます」キ父「いや、こちらこそ」などと、普通に挨拶してる。と言う事は…相手がキョンだって知ってたのね!ハ父「そうだ!名前を聞かされた時にピーンと来てな、彼のお父さんに連絡して、ちょっと驚かしてやろうとな」親父とキョンのお父さんは笑いながら言った。キョンを見ると、やれやれって顔をしていた。あたしは力が抜けた様にイスに座った所で親父がハ父「今日は専務の奢りだ!気にせず頼め。こういう所には滅多に来れないだろうからな!」そう言ってメニューを見てオーダーする。 食事中は、親父がキョンを終止いじってた。キョンのお父さんも一緒にね…はぁ疲れるわ。食事も終わり、レストランを出た所でハ父「ほれ、部屋の鍵だ!今日は彼とゆっくりしなさい」とニヤニヤしながら言って鍵を渡す。あたしが鍵を受け取る。親父はこの後キョンのお父さんと一緒に呑みに行くみたい! ハ父「チェックアウトする時はフロントに鍵を渡すだけでいいからな。あっ後、避妊はちゃんとしろよ!じゃな」なんて事言うのよ!この馬鹿親父!言うだけ言って二人ともさっさといってしまった。キョンを見ると少し考えた様な顔をしてる。キ「ここで、お前をbarにでも誘えればカッコつくんだが、俺達じゃ門前払いだな…仕方がない部屋に行くか」 そうね、と答えて歩き出す。もちろん手をつないでね!部屋に着いて中に入る。ふーんなかなかいい部屋ね、スイートじゃないのは残念だけど!贅沢かしら?そんな事を考えてるとキ「ハルヒ」振り向こうとすると、いきなり後から抱き締められた!ちょっと首筋にキスするのは反則よ!キ「すまん、我慢出来なかった。ハルヒがあまりにも可愛い…いや、今日は綺麗だからな」綺麗だって!着て来てよかったわ!あ~顔真っ赤ね!抱かれたまま振り向くとまたキスされた!しかもディープなやつ。もうこのエロキョン! キ「言っただろ?我慢出来ないって!」そう言うと、あたしをベットに押し倒した。あ~もうそんなにがっつかないで。なんでこういう時はこんなに積極的なのかしら?普段からは考えられないわ!そんな事を考えてるとキョンはドレスを脱がしにかかるハ「ちょっとまっ…シャワー浴びてから…キ「別に後でもいいだろ…」キョンは攻撃の手を緩めない。あーもうっ!好きにしなさいよ!そのかわり、あたしが満足できるようしなさい!キ「わかりましたよ、団長様」 事が終わった後、キ「なぁ、明日の不思議探索は午後からでもいいんじゃないか?」それもそうね…そうすればもっとゆっくりできるし…休みにしないかって言わないだけ成長したのかしら?キ「お前が休みにするわけがないからな!それに滅多に来れない所にいるんだ、もうちょっと楽しんでもいいだろ」こう言って、再び襲いかかって来る!あんたばっか楽しんでんじゃないの!こうなったらもう攻め返してやる あたしは笑みをうかべてこう言ったハ「今夜は、寝かせないわよ!」さて、がんばってもらいましょーか! 終わる
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