One Day....
今どんな状況かと言えば、サッカーの試合ハルヒはいつものように6月の球技大会に勝手に許可も取らずに参加させられたこの大会【11-10】ハルヒのイライラが限界に達し、今日で世界が終わるかも知れない。こんな状況何回繰り替えしゃいいんだ?すると横からもの凄いスピードでボールが……俺死ぬ所だったね「んもう!何やってんのよ!バカキョン!!」多分閉鎖空間が世界を染めただろうね。ピピー呆気に取られていると後ろで対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースつまり、長門がゴールを決めてくれた。「スゴイじゃない!流石有希ね!」それから、あのイライラは嘘のように消え、11-13の逆転勝ち。もちろん世界崩壊を防ぐタメ、今回もインチキ魔法は使わせてもらいましたが、「流石長門さんですね、今回この生活があるのも長門さんの御陰と言った方がいいでしょう。」だからお前は顔が近いっつーてんだろ!お前に学習能力が無いのか、されとも真のガチホモか俺はまだホモとは言われたくないね、何せ後70年は生きr....おや、今回は二回戦進出の様だ。さて、ストレッチをして次ぎに向け
「!!!」何だ、ハルヒは上機嫌なのに突如発生した閉鎖空間。感覚で言えば曇りになる様子を倍速で、それがノーマルスピードのまま行われた。アレだよ「バカな!!」古泉がこんな真剣な顔してこんな顔をされると、何か悪寒が走る は い 神 人 光 臨 相変わらずこの街をって多っ!!神人多いなぁ!どんな数なんだコイツら「ねぇ……キョン…どうなってんのよ?ここってまさか…」ハルヒがいる、長門も朝比奈さんも、それ以外の面は見られない。超能力者の方々が神人と闘ってる中、ついに古泉が起動し始めた。「ちょ!?これどうなってんのよ!?」「言っとくが、古泉は マ ジ な 超 能 力 者 だ。もう世界が崩壊するかもしれないから言っておく」「はぁ!?」「ちなみに長門は宇宙人で、朝比奈さんは未来人なわけ」「あんた、何寝ぼk」ズガンっ と言う鈍い音と共に神人に破壊されていく赤い玉、もう数は少ない。ハルヒにカミングアウトしながら古泉を追っていた。胴体をスパッと斬ったものの別の神人に吹き飛ば……ってええっ!!?俺達は急いで古泉の元に向かう。
そこに着くと小学生からお年寄りまでみんなグッタリとして動く様子がない、相当出血もしているし、中には腕や首(頭)が吹っ飛んでる奴もいた、その距離まで見ると、何と頭から血を流しグッたりとしている森さんがいた「森さんっ!!」その声に目を覚まし掠れた声で言う「………あっ……こ……こか…ら…先に……」「大丈夫ですか!?新川さんは?田丸圭一さん裕さん兄弟は?何より,古泉は?」森さんは口をパクパクさせているが何を言ってるか分かんない「すみませんが、古泉と他面々が心配なので……」「行ってはいけません!危険でs」すると森さんは血を吐いて息を引き取った。森さんはそうやって俺たちを必死に止めように最後まで力を出してくれた。俺泣いてたね、朝比奈さんも「嫌あああぁぁぁ!」って泣き叫んでた。森さん、お疲れ様です。あんな多くの神人によく立ち向かってくれました。おい、そこのSS見ている奴、笑ったり『グロい事書くな』とか言うんじゃねぇこっちは緊急事態なんだよ!!俺は必死に走った。無我夢中で走った。これも謀千葉バンドの英語一文字の曲じゃないが。ハルヒは足の遅い朝比奈さんの手を引き、長門と走ってくる落ちてくる瓦礫を非必死に避けて古泉のもとまで走った。瓦礫だけじゃなく、赤い球体が叩き落とされるまで目に入ってしまう。ハルヒがここまで蒼い顔をしてるのは始めてお目にかかる。
「古泉ぃっ!!」古泉が、数十メートル先に叩き落とされた駆けつけると全身傷だらけでボロボロなのに立ち上がり「畜生」と言いながら赤い球体に変化し、神人に立ち向かう。斬っても斬っても、神人は減らない、所か増えていってる。ズガッ古泉が……何回目だろう、俺が見た感じだと3回目かな?叩き落とされた。俺は古泉が立ち上がる前に全身を押さえ抱えて、近くのビルに避難した「何ですか!?離してください!あなた方には関係ないんです!!」「喋んじゃねぇ!」別に怒ってるワケじゃない。その辺は勘違いしないで貰いたい。「傷が悪化したらどうするんだよ?お前はSOS団の副団長だろ?」古泉は黙って、口を開こうとしない、 やがて落ち着いた古泉が「すみません…」とボソっと呟いた。「みなさん、落ち着いて聞いてください。」次は何が始まるつもりだ?「実は、涼宮さん以外にも願望を具体化出来る人が居たんです。」「初耳だぞ」「実は、僕もです。さっき聞きました。」多分、ジャポニカロゴスでおかしい日本語に抜擢してるな「で、ここにいる涼宮さんは上機嫌、なのに閉鎖空間が発生しかも全世界まで染めてしまった。 多分、彼の人は、もうこの世界に嫌気が刺したのでしょう。革変を始めたのです。」ハッキリ言おう。長門よりマシだが意味が分からない。
「でも、そんなのが居たんだったら、お前も其奴らの神人狩りに出されたんじゃないか?」「いえ、僕はDクラスと下級の方でしたから、上の方が狩っててくれてたのでしょう。それに、機関は日本だけじゃないですからね……あっ!」「ちょっと待て!」古泉は話しを終えると傷があるにも関わらずビルを飛び出し神人のもとへ向かう。俺は、普通ならこんな美女3人に囲まれて幸せ気分だが、浮かない顔で俯いてた。「ねぇ…古泉君…戻ってくるよね?」「あぁ、多分な。」何時間経ったんだろう?古泉は戻ってこない「もういいわ!古泉君を捜しに行く!」無茶すんなって、お前まで死なれたら元も子もないだろなんだ!窓に蒼白く光る、それはまさしく神人。今--------------腕を--------------振りかぶって--------------不思議と痛みは無かったけど、崩れ落ちる瞬間が見えた。
「キョン!キョン!」何時間寝てたんだろう、俺らは助かったのか?これは確かにハルヒの声だ「キョン!あんた生きてんの?返事くらいしなさいよ!」「あぁ、お早う。」「良かった……」「長門は?朝比奈さんは?……古泉見なかったか?」「さぁ……それより…なんであんた半透明なの?」焦ったね、なんせ自分でも半透明って解るからな「そう言うお前も半透明化してるぞ」ハルヒの引きつった顔も可愛いモンだ。おっと、そう言う場合じゃない「嘘よ…嘘って言ってよ……」残念だが、嘘って言えないね。ほら、後ろ。何が後ろかと言うと志村ではない。その辺は弁えてくれ。そこには普通埋まってもおかしくない筈だが、俺とハルヒが仲良く重なるように死んでいたって事。血を流しているが満足そうに笑っている。朝比奈さんは俯せになっていて表情が確認できない。長門は白い目をして一方こちらに視線を向けるばかりで動こうとしない宇宙人だから、機能停止って奴か? それともそのうち朝倉みたいにサラサラサラって……かそれに気づいたハルヒは最初は「なんであたし達が…」みたいな事を言ってたがすぐに自分の死を受け入れ大泣きしだした。俺はすぐにハルヒを抱いてやろうとしたが触れられないこのまま泣き続けてくれたら本気で気が狂うんじゃないかなって感じる。街の中では今も直神人が暴れていて、建物が勢いよく落ちてくる、とてつもなくデカイ鉄パイプが落ちてきても体をすり抜けるだけで何て事もない泣きすぎてぐちゃぐちゃになったハルヒを連れ出し、俺とハルヒは街の真ん中で俯いてどうすることもなくなってた fin
『another story』
体が暖かくなったなと思ったら空に吸い込まれていく「ねぇ、どうなってんの?」無論知らん。俺だって誰だって初めてだからな。最初に着いたのはクレヨンの落書きのような世界、何故かは解らない。言えばバンドゲームで、有名な方がプロデュースした「主よ、人の望みの喜びよ」のカヴァー“子供の落書き帳”と言った世界の方が正しいだろうが。「あ、いた!コード5875891457番、****さん!」「俺?」「パーソナルネーム、キョンさんですよね?」「はい、そうですが。」「あちらへどうぞ」この、如何にも幼稚園っぽそうな、白服の女の子,通称“天使”は俺を誘導する。「コード5875891458番、涼宮ハr....」俺たちは妙な部屋に連れて行かされた。とても長い行列の中、どの位だろう?30分待たされた。「お入り下さい」
真っ暗な部屋の真ん中にライトとイスがあるだけ、よく分からないが座ってみる。電気でも流れるんじゃないかな?「ふむ」 「別に支障はないでしょ?」 「そうですなぁ、」「他人に流されない所とか」 「周りの環境に動じない」「しかし、優柔不断な面々もある。」 「スケベな部分もありました。」「ふむむ、良いでしょう。」『89点です。どうぞ』目の前にふわふわと広がる異空間、なんだ此処は?またカマドウマとか五線譜の怪物とかと闘うのか?5分後、ハルヒが現れた「何なのよ、アレ?」「さあな、俺にもわからん」「あたし74よ!『あと3点低かったらどうしょうもなかったでしょう』って」「俺は89だが」「何であんたが89なのよ!!」「知らん。てか、これってもしかして天国が地獄を別ける裁判じゃね?」……ハルヒは畏まり、深々と土下座をし「私が愚か者でした。申し訳御座いません」って……何だこれ?その先を行くと「やぁ、お揃いで。ずっと待ってましたよ。」あのスマイルを見ると何か安心しきったような感じだったよ。
つ「終わった。世界と共に」
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