ハルヒ「なに!?なんなのこれ?ちょっとキョン?
来なさい!3秒以内!!」
インターネットサーフィンをしていたハルヒが突然騒ぎ出した。やれやれ。
キョン「お前ももう少しパソコンの使い方覚えろよ・・・
って!なんじゃこりゃあ!!!!」
俺は思わず叫び出した。
パソコンがフリーズしたかと思ったら、なんとそこに画面いっぱいに朝比奈さんのメイド服と、長門のカメラ目線のアップと、ハルヒの指をこちらに向けて踊っている写真がポップアップで出ていたのである!!
朝比奈さんが万が一自分のこんな写真が全世界に流れていると知ったら、おそらく卒倒してしまうであろう。
キョン「ウイルスだな・・・しかし何だってこんな―
長門 「見せて」
カタカタカタカタ・・・
長門 「行ってくる」
キョン「オイ行くってどこに!?待て!」
長門 「すぐそこ」
そう言うと、長門は部室を出て行ってしまった。
うーん。なにが分かったのだろうか。
直後、隣の部屋から声が聞こえてきた。
「いらっしゃい。あ!長門さん!待ってたよ!」
『ドカーン、バゴーン、ズガーン!!』
「長門さん!?止めてくれ!」
『ドガーン!』
「済まなかった!あやまr」
『ドーン!』
「ごめんなさいごめんなさいごめんなs」
『ドカーン!』
コツ、コツ、コツ。
長門 「ただいま」
キョン「よう、早かったな。久々のコンピ研はどう
だった?」
長門 「ユニーク・・・」
―翌日―
コンピ研が無期限活動停止処分になったのは言うまでも無い。
涼宮ハルヒのウイルス 完