なんで俺には女にふられるんだ
よし、真実の愛を見つけるんだ!
俺は勇気を持って一歩踏み出した―――
行こう! ―――あいのりの旅へ―
俺はもう生きる気力が無くなってしまいそうだ。
笑っちまうぜぇ、オーディション落ちだ。ふふ、ははは!たかが、チャック開きっぱなしだっただけなのに。グッ
国木田「谷口、そんなこと気にするなよ。それに、一番大切な人ってのは身近にいるもんだよ」
国木田、おまえと出会っていてよかったよ。愛してるぜ~~
国木田「だが断る!」
もうだめだ、親友にも愛は見つけられなかった。
ああ、朝倉今どこにいるんだ?転校することが分かってたらこんなことには……いや、もう負け惜しみはやめよう…
そうだ、俺にはまだ親友はいるっ!キョン待ってろ!これからはおまえだけを愛するぜ
ハァ、ハァ やっとついた…
そして、おれはキョンの家に踏み込んだ。
ピンポーン
谷口っていう者です。あのキョンは?
???「あっ、すいません。キョン君はSOS団の活動で留守です」
そこで、でてきた女の子はとてもかわいい中学生くらいの美少女だった。
はっきりいって一目惚れだった。というか、まだキョンはあの変な団とつるんでんのか呆れるぜ・・
キョン妹「あの兄になんのご用ですか?」
なんと、この娘はキョンの妹だった。くそ!なんでキョンのまわりの女はみんなレベルが高いんだ。
いや、いないならいいんです。すいませんです。
キョン妹「そうですか、すいませんわざわざ来てくださったのに」
なんてかわいいんだ、だめだ I am falling in love with you!!
こうしてまた谷口の恋は始まっていくのだった。
俺は思いきって告白してみた。
あの、よかったら俺と付き合ってください。
キョン妹「ふぇ///!あのその・・・あ!!キョン君」
え?
キョン「おい谷口、おまえ、どういうことだ!こいつにまで手を出すとは」
待ってくれ、俺は下心とかじゃなく真剣に…
キョン「ふざけるな、この野郎!」
アナルだけは!!アナルだけは~!!
キョン、まさかおまえがホモだとは知らなかったぜ
キョン「ああ、古泉のせいでいやでもな」
なんだそりゃ?どんだけおかしいんだよおまえら まさに普通じゃねぇな
で、キョンおまえは涼宮と付き合ってんのか?
キョン「そんなわけないだろう、俺は古泉一筋だ」
そうか、俺また涼宮に告白しようと思う。そういえばあいつが俺の初恋の相手だったんだ……。
キョン「そうか、応援してやるよ」
プルルルル プルルブツッ
ハルヒ「何?キョン、何かおもしろいものでも見つけたの?」
キョン「いや、谷口が話があるんだ。悪いけど〇▽公園に来てくれ、じゃあな」
ハルヒ「で、話って何よ?」
涼宮、いやハルヒ、俺、まだおまえのことが好きなんだ。付き合ってくれないか?
ハルヒ「は?何の冗談?そんなことなら帰るわよ」
ちがう!冗談じゃない!本気なんだ!
ハルヒ「あんたチャック開いてるわよ、そんな奴の言うことなんか信じらんないわ、じゃあね」
これは、ちがうんだ!キョンのせいで、待ってくれ~
その後、二度とハルヒと会うことはなかった……