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最近のハルヒは様子がおかしい。
周りの皆はそれに気づいているのかいないのか
いや、俺だからこそ、その異変に気づきつつあるのだろうか
ハルヒ「キョンおっはよぉ~!見て見れ!新しくSOS団の絵を描いてきたの♪」
ハルヒらしくないシンボルマークだ。
誰かに描いてもらったのか?
キョン「おい、そのマークはおまえが描いたのか?」
ハルヒ「当ったり前じゃな~い、私の才能見直した?」
キョン「いや・・・Sが逆だぞ」
ハルヒ「ええっ!?」
やはり今日のハルヒはどこかおかしい・・・。
キョン「ハルヒ、今日のお前、ちょっと変じゃないか?」
ハルヒ「何言ってんの、そんなわけないでしょ!」
やはり俺の思い過ごしか?
ハルヒ「そうだ、今日は会議があるからちゃんと来てよね!」
キョン「ああ、わかった。で、会議の内容は?」
ハルヒ「もちろん新しい謎を探すことよ!」
そりゃそうだな。
- 放課後 -
ハルヒは一目散に部室へと向かっていった。
俺がハルヒの本当の異変に気づくのはこれからであった。
俺は部室へと足を運んだ。
キョン「ハルヒ~、いるか?」
ハルヒ「おっそ~い!何してたのよ!」
キョン「遅いって、すぐに来ただろ」
ハルヒ「そ、じゃあ会議はじめましょ!」
キョン「って、俺とお前だけか?」
ハルヒ「・・・。。」
キョン「え?何だって?」
ハルヒ「だから、この会議は二人じゃないとできないのよ・・・」
ハルヒはキョンの制服の第一ボタンをはずした。
キョン「おいおい、やっぱり今日のおまえ、何か変じゃないか?」
ハルヒ「・・・。」
キョン「・・・何があった、言ってみろ」
ハルヒ「あんたの命をいただくわ」
キョン「 へ っ ? 」
朝倉「そう、正体は私よ」
キョン「!!! おまえっ、長門に・・・」
朝倉「そうよ、一度はね。でも、私は何度でも復活できる再生プログラムが入っているの」
キョン「ここにおまえがいる限り、それを信じざるをえないな」
朝倉「ゆけっ!フーディン!」
キョン「そうくるかっ、ゆけっ!カイリキー!!」
朝倉「エスパーに対して格闘ポケモンとは、とんだ自身ね」
キョン「俺のカイリキーを甘くみるな、そこらのとは一味違うぜ!」
朝倉「そう、じゃあ試してみましょうか」
キョン「・・・」
朝倉「・・・」
キョン「じゃあまずは俺からだ! カイリキー上腕筋の野菜炒め!」
朝倉「・・・っ! じゃあこっちは、酢カイリキーの煮物よ」
キョン「負けたorz」