うっうーーーーー!! 第2章
何かが、俺を狙っている。何が、俺を?世界の主役であるがゆえに、狙われる運命なのか?
俺の中に、超人の孤独が宿る。空に向かって叫びをあげたいほどの孤独!だが、耐え抜く。ここで叫べば、通りで叫べば、ただのバカだからだ。宇宙が俺を求めている。それは幼稚園の頃から判っていた。しかし、高校生となり、回りに尾行者が現れ更に、それが真実である事が判った。俺は、男であるが、男ではないのだ。
「あなたの中には女がいるのよ。さよなら」
幼稚園のころから付き合っていた女に、その初夜に、そう言われて去られた時俺は、悟った
「俺は、中心なんだ」
と、俺は、なさねばならない。世界に、叫ばねばならない。
「輪廻結合」
次元の誕生……俺の中にある「それ」が
「目眩の白濁」叫びをあげていた。宇宙は生命であった。そして、黙っている。叫べる時を黙っている。
俺にはすべてが判っていた。 「潜入活動」
すべてが指示していた。
「潜入、結合、挿入」
判るはずの未来。俺を監視するやつら。
指示されたそれらが、俺に確信を抱かせる。
「宇宙人が地球に攻めてきている」
俺は、既に理解していた。大いなる侵略が開始されている事を。そう例えば、今、俺の隣を歩いている。セーラー服を着た女子高生。
「それが宇宙人かもしれない」
ひそんでいる。ひそんでいる。狙い、ひそんでいる。目を閉じる。
「一人や二人ではない」日本だけに、何故か、多くの宇宙人がひそんでいる。それが俺のシグマ感覚によって暴かれているのだ。
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