キョンのその後 プロローグ
と言ってきたので、俺がベッドから這い出ると男はそのまま俺が寝ていたベッドにもぐりこんだ。…別にこいつが妙な性癖を持っているわけではない。ここではほかに寝る場所が無いため必然的にそうなるのだ。おかげで次に誰かと交代して俺がベッドに戻るときもその誰かの体温で暖かいままだ。ベッドの柱にかけてあった装備を身につける。手にはAK47を持ち、胸に着けたチェストリグにはマガジンを5個入れ、腰には無線機とグレネードが2個固定されていることを確認する。外に出るとき、ひとつ気になったので男に聞いてみた。
俺は今、中東で民兵になっていた。
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