普通短編57
『実話』キョン「予想外だ…」長門「予想外」キョン「いやな?俺ん家ゴキブリが結構出てさ台所でバルサン焚いたんよ? したらどうなったと思う?」長門「………?」キョン「台所のゴキブリは減ったけどぉ…今度は俺の部屋にゴキブリが出るようになっちゃった…」長門「………」キョン「予想外だ…orz」長門「予想外…orz」
長門「ししおどしをしゅどうでこうそくでうごかすかいかん。」キョン「情緒も何もなくなっちゃうジャン」
長門「まいにちまいにちかんかれーかんかれー。さすがにあきる」キョン「自炊してみろよ、結構楽しいぞ」
長門「ざるそば。めんつゆにわさびとかねぎとかのやくみをいれるのはしろうと。 あえてなにもいれずにそばほんらいのあじわいをたのしむのがくろうと。」キョン「俺もそういうこだわりがあるぞ、ただ単にワサビとかネギとかの薬味が苦手なだけだけどw」長門「どきっ」
長門「ありじごくの す に まつばをつっこんでつり。」キョン「蟻の巣に団子虫を突っ込んで進撃~~~www」
長門「企画倒れ」キョン「どうした?」長門「そう…企画倒れ…」キョン「???」なんだか妙に納得した面持ちの長門であった。
いつかの魔女姿に扮した長門が軽やかに舞う。スターリングインフェルノ(ハルヒ命名)を指揮棒のように振り回し呪文を唱えた。「ここんとうざい♪」チチンプイプイのつもりだろうか?ふと背後に気配を感じ振り返る………………え~と…どちら様? 振り返ると黒い全身タイツの見るからに怪しい男女二人組みが無言で俺を睨んでいた。「あなたが最近ゴキブリに悩まされていると聞いたので話し合いの場を設けてみた」 エライ?え~、ってことはこの二人は………キャー
長門「ライダーキック…」《3・2・1》後ろを振り向き何かを呟く長門。???何をやっているんだ?アイツ。紙人「辛味噌!辛味噌!」《《ライダーキック》》一瞬だ。刹那の出来事だった。回し蹴り。ただの回し蹴りで、キョン「何を書いてるんだ長門?」長門「仮面ライダーナガトの台本…」
長門「ねこじゃらしでねこをからかうかいかん」キョン「正式名称"犬尾草"な」
長門「ねているねこのはなをふさぐかいかん」キョン「窒息するからやめれ!」
長門「ねこのみみにいきをふきかけるかいかん」キョン「お~、ウザがってるウザがってる」
長門「ねこのおなかにかおをうずめるかいかん」キョン「男は度胸だぞシャミ」
『ライオン丸おもしれー』キョン「何故"ぎんしゃじ"を抜かない!?それがお前の運命だといい加減気付いただろ!!」長門「離して」キョン「何故戦わないんだライオン丸!」長門「関係無い。離して………やっぱり離さないで」キョン「へ?そんなセリフ無かったはずだぞ長門?」長門「あった」キョン「いや、だっておかしいだろそのセリf長門「あった」キョン「………」
設定:一番最初の図書館。ハルヒ『今何時だと思ってんのよこのバカァ!!』キョン「ススマン。今起きたとこなんだ」ハルヒ『ハァー!?こんのアホンダラがぁー!!』キョン「……四時集合だったけ?」ハルヒ『とっとと戻りなさいよ!!30秒以内!!』キョン「わかっt……」ハルヒ『有希だってとっくに戻ってきてんのよ!?』キョン「……ハァーー!?」長門「ウッカリ。忘れてた」
休み時間ハルヒ「よく俺の辞書に不可能の文字は無いって言う奴いるじゃない?」キョン「あぁ、たまにいるな」ハルヒ「今どき不可能の意味すら調べられない辞書にアタシはなんの価値も無いと思うの」キョン「まさかナポレオンもこんなダメ出しされるとは思ってもいないだろうな」ハルヒ「わかってないわねキョン。状況とはアタシがつくるのよ!」
休み時間ハルヒ「無人島にたった一つだけ持っていけるものがあるとしたら何を持ってく?」キョン「いつも通りに突拍子も無いな。俺だったらそうだな、やっぱ食料だな。おまえは?」ハルヒ「アタシは石仮面!」キョン「人間やめちゃダメ!」
昼休みハルヒ「キョン、これ食べてみて!作ってみたの!」キョン「ほう、これはうまそうだ・・・。うん、美味い!」ハルヒ「でしょ!至郎田正影シェフのレシピを参考にしたのよ!」キョン「食の千年帝国のあの人か・・・、って筋肉がムキムキに!」
ハルヒ「あたし、一度でいいからクジラ食べてみたいのよね」キョン「ああ、そう言や俺もないな。買ってきたらどうだ?」ハルヒ「そうね・・・、じゃあ狩ってくる!」キョン「オイオイ待て待て」
ハルヒ「この世には本音と建前ってのがあるわ」キョン「あぁ、世渡りには必要なスキルだな」ハルヒ「建前では『バカ』、でも本音は『好き』。つまりツンデレは世渡り上手なのよ!」キョン「な、なんだってー!!」
ハルヒ「見つめあうのって、何だかマイナスのイメージがあるのよね」キョン「なんでだよ?いいじゃないか。素直にお喋り出来なくなるのが嫌なのか?」ハルヒ「違うわよ。お互いの進路にお互いが立ってるのよ?それは本人たちの為にも良くないわ」キョン「じゃあどうしたいんだ?」ハルヒ「見つめあうのも悪くないけど、私は今みたいに同じ方向見ていたいの」キョン「今みたいに?」ハルヒ「あっ・・・。べ、別に深い意味は無いわよ!」
ハルヒ「ところでキョン!キョンはホトトギスが鳴かなかったらどうする?」キョン「何だ唐突に。別にどうもしない」ハルヒ「相変わらずやる気のない奴ね~。それだから万年雑用係なのよ」キョン「言ってくれるな。じゃあハルヒ、お前ならどうするんだ?」ハルヒ「決まってるじゃない!キョンに命令して鳴かさせるわよ!」キョン「…それじゃホトトギスは鳴かないだろ」ハルヒ「じゃあ罰金ね!ほら、早く払いなさいよ」キョン「素直にプリン奢って欲しいならそう言え」
キ「長門は何をしている時に充実してると感じる?」長「・・・充実というのが何か分からない」キ「あのだな、例えば俺だったら・・・そうだ授業が終わって部室まで来て、朝比奈さんが入れてくれたお茶を飲み長門を眺めながら古泉とゲームをする。ハルヒが来るまでの間は退屈ながらも充実していると言える。」 長「・・・そう。じゃあ私もそれ。」キ「それって・・・。そうか、それなら仕方ないな。」長「そう。」キ「そうか。」長「・・・そう。」
早起きした晴れた日に、なんとなく息を深く吸いながら歩いてみる。毎日が晴れる事を望みもしつつ、ただそれに慣れてしまうのも違うかな。なんて自問自答を繰り返し朝早くに家を出た俺だが、早起きは三文の得なんて言葉を信じているわけでもなく、日常の中の非日常なんて思っているわけでもない。キ「おっ長門はいつも、こんなに早いのか?」長「別に。たまたま。」キ「そうか。じゃあまた昼休みにな。」なんて会話をしたのを思いだしつつ、いつもより早めに目覚ましをかけて寝るのも悪くないと就寝前に思ったりする。
キ「悪いな、こんな時間に」ハ「ほんとよっ!アンタ今何時だと思ってんの?」キ「いや悪いと思ってるけど、お前も起きてたんだろ?」ハ「もう寝るところよ!何?用件は?くだらない事だったら切るわよ!」キ「いや特に大した用事では・・・」ハ「はぁー?あんた何もないのにこんな時間に電話かけてきたの?もーいーわ。私寝るから。寝付けなかったら明日死刑よ。じゃーね。」キ「って、おっおい・・・って切れたか。。。」秋の夜中はもの悲しくなったりするんだよなー。まあハルヒに、それを理解してもらおうってのが無理か。
長門「こちかめをいちじかんでぜんかんどくはしてやった。」キョン「へえ、おまい漫画も読むのな」
みくりゅ「キョンくんキョンくん、私の需要はあるかなぁ?」キョン「………」みくりゅ「あの…目をそらさないで…」
みくりゅ「キョンくんキョンくん、私の需要はあるかなぁ?」みくる「………」みくりゅ「め、目をそらひちゃらめえぇぇ~!」みくりゅ「こっちのリアクションの方が良かったかな?かな?」キョン「………(寝たふりしてる)」
みくりゅ「めをそりしちゃらめれすぅ~!」チラッキョン「………(狸寝入り中)」みくりゅ「な、なんで目をそらすですかぁ~!?」チラッ、チラッキョン「………(ハルヒでも長門でも何でもいい、早くこいつをなんとかしてくれ!)」みくりゅ「わ、私の事を見てくだしゃいよ~!!」チラチラ
長門「たまごかけごはんをたべるとき。それはかれーをたべるときについでしふくのとき。」キョン「卵かけご飯用の醤油があるらしいけど、それ使うと美味いのかね?」
長門「あなたいもうとのいもうとがへばるまでねこっかわいがりするかいかん。 はぁはぁ」キョン「子守りご苦労さん」
長門「にちようびにじゃんぷをかうかいかん」キョン「わざわざメールでネタバレするな」
長門「しんや、だれもみていないすきにこねたをとうかするかいかん」キョン「たまんねぇ~」
長門「めーるとはいえあなたをどくせんするかいかん」キョン「隣にハルヒがいるけどな」長門「すぐいく」ピンポーン♪キョン「はやっ! てゆーか冗談だから!」
長門「べらんだからものをなげるかいかん」キョン「コラッ」
長門「おみそしるにわかめがはいっているとねぇさんをおもいだす」キョン「喜緑さんのことかぁー!?」
長門「……そのキスマークは何?」キョン「ただの妄言だ」長門「いやいや、浮気?」キョン「……がおー」ガバッ長門「んぅ……ずるい」
キョン「お、お前は!!!」???「ふっふっふ、じゃあな」キョン「誰かよ!いや誰だよ!」
長門「あさごはんはなっとうごはんとみそしるだけはかかせない。これはじぶんるーる。」キョン「俺なんて朝昼兼用だぜ、昼飯はついつい抜いちゃうな」
『キョンとハルヒの日曜』 別にめずらしいことも無いあたりまえの日曜日の事だ。俺はハルヒの買い物につき合わされ、2人で隣町へ行った。一日中ハルヒに振り回され俺はもうクタクタだ。ようやく買い物が終わり俺とハルヒは帰りの電車に乗った。電車はやや混んで居たが、ちょうど良く2人分の席が空いていた。よかった・・・やっと座れる、座った途端、足の疲労感がよく分かった、こりゃあ明日は筋肉痛だな。ハルヒ「まったくだらしないわね、でもさすがにあたしも疲れたわ」そりゃあ、あれだけ歩き回れば疲れないはずはない、「しかし腹も減ったな、電車から降りたら何か適当な物でも食いにいくか」。ハルヒ「そーね、そういえば何も食べてないわね、何食べようかしら」「そうだな、俺はなんでもいいが・・・いつかのファミレスのステーキだけは簡便してくれよな」俺はからかうように言った。ハルヒ「もうっ!なんであの時教えてくれなかったのよ! もうあの店入れないじゃない!あ~思い出したらまた恥ずかしくなってきた」すこし頬を赤くしながらそう言った。最近、俺とハルヒは2人でよく行動している。昔はあれだけうんざりしていたが最近じゃ楽しくさえ思うようになった。ただ単にハルヒの行動に慣れただけなのか、それとも俺はハルヒに惹かれてきてるのだろうか。自分でも良く分からないがハルヒと2人で居る時を楽しく感じるということは確かだ。SOS団の連中も変な気でも使ってるんだろうか?休日に出かける際、誘ってみても参加しようとしない。何を勘違いしてるんだか別に俺達は付き合ってる訳でもなんでもない。そんなことを考えていると突然がハルヒが立ち上がって自分の荷物を座席に置き「こことっといて!」と奧に消えた。おいおい、勝手に席を離れてその間に誰かに座られても俺には文句は言えないぞ。まったく…こういう自己中なとこさえ無ければな…と、ため息をついていると。ハルヒが腰の曲がったお婆さんの手をひいて戻って来て自分の席に座らせた。俺はあっけに取られた顔でハルヒを見たハルヒ「なによ…なんか文句あんの?」「いや…なんでも無い。」ハルヒ「別に驚くことじゃないわ、あたりまえのことよ」「そうだな…」と言って俺は立ち上がった。ハルヒ「どうしたのよ?」急に立ち上がった俺に対してハルヒはそう訪ねた、「別に、下っ端が団長様に席を譲るのはあたりまえのことだろ?」ハルヒ「…ありがと。」少し照れくさそうにハルヒは俺の席に座った。別にめずらしいこともないあたりまえの日曜日の事だった。―終わり―
思ったことを口に出してしまう病になったキョン。 はてさてどうなる。 ハルヒがポニーテールにしてきました。「どう、キョン。似合ってる?」「あぁ。メチャクチャ似合ってるぞ。正直たまらん。ずっとそれで居てくれ」「へー、アンタってば私がポニーにする度にそんな事考えてたんだぁ」「ニヤニヤするな。俺は病人だぞ。まぁ、お前にそんな事いっても聞かないだろうけど。もう諦めてるよ」「……うっさいわね。失礼よ。そんなに傍若無人じゃないわよ」「どの口がそんな事言うんだこの野郎」「ちょ、何ですって!」「本当のことだろうが。……あー、怒った顔も可愛いな、って俺の馬鹿、口に出しちまうのに!」「な、何てこと考えてるのよ馬鹿! 馬鹿キョン!」「照れながら怒って可愛いな……、ってだから俺の馬鹿、超馬鹿! 首吊りたい!」
谷口が近づいてきました。「よっ、大変だなキョン」「俺の気もしらないでチャック馬鹿が近づいてきたよ。あぁ、くそうぜぇ、馬鹿が」「(´・ω・`)」
ハルヒが皆をパソコンの近くに呼び寄せて、いったいなんだどうしたと思ってみれば、 ウェブ上で出来る相性占いをやってみよう――いや、やるのよ! という事だった。 まぁ暇潰しにはなるか。付き合おう。どうせ俺以外の三人は辞退なんてしないし。「じゃ、まずはキョンと有希ね」 かたかたかた、とハルヒがボードを叩いて俺たちの生年月日やらを入力していき、結果は、「――二人の相性度は70%。まわりもうらやむ熱々カップルレベル」 ……結果は、モニタに表示さらた数値を見るなり黙り込んだハルヒに代わり当人の長門が読み上げた。 そして長門はモニタから俺に視線を移し、微かに目尻を下げ口元を緩め――確かに微笑んだ。危うく見惚れるところだったぜ。スマン嘘。ちょっと見惚れた。「あー何ていうか……、長門、これからも宜しくな」「そう」 ハルヒが黙り込み、古泉が冷や汗を垂らし、朝比奈さんがぷぅーっと膨れ面をしている理由は分からないが……うん、正直、照れる。「次ッ! キョンとみくるちゃんよ!」 沈黙していたと思ったら雄叫び一線。ハルヒはガタガタとボードが気の毒なほどに荒いタイピングで朝比奈さんの生年月日――勿論本来のものではなく擬装の為のものだろう――を入力し、結果は、 「えーと、二人の相性度は80%。……お、おしどり夫婦レベル、ですかぁ」 ……結果は、また黙り込んだハルヒの代わりに当の朝比奈さんが照れつつ読み上げた。 そして「夫婦だなんて、そんなぁ」と頬に手を添えて桃色の歓声を上げつつ、ちらりと俺を見て目が合うと、「ふみー」なんて言いつつ顔を赤くなさるものだからこっちから視線を逸らしてしまうだろう普通。可愛らしすぎて正視に耐えない。しまったカメラがあれば。「キョンくん。ふ、ふつつかものですが、これからも宜しくお願いします」「え、えぇ。こちらこそ」 ハルヒが黙り込み、古泉が半べそをかき、長門が暗黒面のフォースにとらわれたような無表情をしている理由は分からないが、……うん、正直嬉しいです。「一応私とキョンもやるわよ! 流れで一応ね! これ重要っ! その辺理解してよねキョン!」 うががーっ! 再び沈黙していたと思ったら、大口径の大砲の砲撃音のような喚声を上げ、 ハルヒは俺をずびしと指差した。指の先から霊力の丸い塊りが発射されそうで思わず身構えてしまうほどの指差しだ。 某うらめしな人は銀河の彼方に置いておくとして、どうして不機嫌なんだハルヒ。あといったい何が重要なのか教えてくれ。俺は何を理解したら良いんだ。 ……などと言おうものならややこしい事になりそうなので黙っておくことにする。 ハルヒはパイルバンカーの如く勢いでボードを殴りつけるように自分の生年月日を入力していき、結果は、「二人の相性度は120%。何度生まれ変わっても必ず、む、むむむ結ばれる運命にある奇跡のレベル……」 ……なんていうか物凄い事が書いてある結果は、ハルヒがゆでたタコに赤いペンキを塗りたくったような顔でどもりつつしずしずと読み上げた。 そしてブリキ人形のようなグギグギとしたぎこちない動きで、髪の毛をかきあげると、「な、何よこれ。こ、ここ壊れてるんじゃないの、あ、あはは」 そう言って無理矢理気味に笑ったが、俺も他の誰も笑わなかった。 ただ古泉だけがあからさまに安堵したような溜息を吐き、胸を撫で下ろしていた。「……えーと、ハルヒ」 「な、なによ」 そんな顔や眼や声で凄まれても背筋がぞわっとなるくらい可愛らしいだけで迫力皆無だぞ。正直現在進行形でぞくぞく来てる。 なんて骨が融けそうな台詞なんて言えるはずもなく、「俺って運命とか奇跡とか、そういうの信じる性質なんだ」 俺はハルヒにそれだけ言うのが精一杯で。 長門が無表情でハードカバーの本をへし折ったのにも朝比奈さんが笑顔ででかい舌打ちをしたのにも気がつかなかった。……うん。幸せなのか不幸なのか分りません。
長門「食べて」みくる「い、いただきます」キョン「………」キョン「…長門」長門「何」キョン「スプーンを持つのではなく握ってるのは高校生としてどうかと思うぞ」長門「仕様」キョン「そうか」長門「そう」
このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー と 利用規約 が適用されます。
1文字以上入力してください
本文は少なくとも1文字以上必要です。
1文字以上入力してください。