涼宮ハルヒの決闘 ハルヒのデュエル講座その2 ~デュエル編~
「ちゃんとデッキは作れたようね…今回はデュエルの指導、行くわよ!覚悟しなさい!」「あぁ…さっさとやろうぜ。」
ハルヒのデュエル講座 ~デュエル編~
「デュエルモンスターズを使って対戦する事をデュエルというのよ!!」「それはこの前も聞いたっつの。」
「デュエルとはデュエルモンスターズのカードを使ったカードゲームの事よ。」「そのくらいわかってるって。もう耳にタコが出来るくらい聞いたっつの。」
「基本的には4000のライフポイント(以下、LPで統一)を持ってスタートし、先に相手のLPを0にした方が勝ちって事になるわ。」
「基本的には?他にも勝ち方があるのか?」
「相手がカードをドローができなくなった時に勝利、特殊なカードの効果での勝利なんてのもあるわね。」
「ドローができなくなった時って事は残りデッキ枚数が0になった時って事か?」「デッキが0になった時はまだデュエルは終わらないわ。枚数が0になった状態でドローする行為を行った時、負けになるのよ。」
「なるほど…。で、特殊なカードの効果って言うのはどういうのがあるんだ?」
「デュエルモンスターズには特定の条件が揃うと勝ちになるカードが存在するの。」
「特定の条件?」
「有名なのは…やっぱり『封印されしエクゾディア』辺りかしら。」「封印されしエクゾディア…」
「そ。特定のカードが手札に揃った時に強制的に勝利になる強力なカードよ。まぁ普通の方法では絶対に入手できない程の超レアカードだし使ってくる人はいないと思うけどね。」 「まぁそんな凄い効果持ってるんだし入手できないってのもわかる気がするな。」
「さてと、そろそろ本格的なデュエルの指導、行くわよ!!」 「まずは自分のデッキをよく切って相手に渡す!」
「次は渡された相手のデッキを軽く切る!この行為を『カット』というわ。」
「カットが終わったらデッキを相手に返し自分のデッキを裏側でデッキゾーンにセット!!」
「先攻後攻を決めデッキの上から順番に5枚ドロー!!この5枚がデュエル開始時の手札よ。準備は整ったわ。」
「まずはドローフェイズ。デッキの一番上のカードをドローし、手札に加える事ができましょ。」
「次、スタンバイフェイズ。このフェイズは発動している『スタンバイフェイズに~』と書かれたカードの処理をするフェイズよ。」
「3つ目、メインフェイズ1!!モンスターの召喚、攻撃表示か守備表示かの形式変更、効果の発動、更には魔法カードを使ったり、罠カードなどのセットしたりと色々出来るフェイズね。」
「そして次はバトルフェイズ!!フィールドに召喚しているモンスターで戦闘を行うわ。プレイヤーにダイレクトに攻撃をする事もできるわよ。」
「5つ目はメインフェイズ2、ここでできる行動はメインフェイズ1と変わらないわ。ただし、バトルフェイズで攻撃を行ったモンスターやメインフェイズ1で既に形式変更を済ませてしまったモンスターは何もできないの。」
「最後にエンドフェイズ。「ターン終了時に~」「エンドフェイズに~」など書かれているカードの処理をして終了。」
「ドローフェイズからエンドフェイズまでを自分と相手で交互に繰り返し、先にLPが0になった方が負け。どう?簡単でしょ?例えあんたでもこれぐらい覚えられるわよね。キョン?」
「zzz...zzz...」
「ね…寝てる…こんの馬鹿キョン…」
「zzz...zzz......はっ!!ドリームか!!」
「死刑ね。」
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