グサデレ GW編
~GW編~
第1話
キョン「朝倉、ゴールデンウィークはどうするんだ?」朝倉「別に特に予定もないわね」キョン「じゃあどっかに行かないか?」朝倉「あら、それってあたしを誘ってるの?デートってわけ?」キョン「え?いや別に聞いただけだから…」朝倉「女の子に休日の予定聞いておいてなんなのその煮えきらない態度は?ウジウジした人って見てるのも嫌、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwデートなら良いんすかwww」朝倉「良いわけないでしょ?虫酸が走るわ」キョン「(朝倉とデートできたら…はぁはぁ)グフッ」
第2話キョン「朝倉…その…休み中にどこかに遊びに行かないか?」朝倉「しょうがないわね」キョン「本当か!?」朝倉「えぇ良いわよ、だけど退屈させないでね?」キョン「あぁ任せとけ」朝倉「…でも人間の男の子って頭の中がいやらしいことでいっぱいだって言うわよね?つまりキョン君もそういう人間の一人ってことよね?っていうことは遊びに行くなんて言って本当の目的はあたしってことになるわね?信じられない外道ね。気持ち悪いわ、
じゃ死んで♪」キョン「ちょww深読みwww」朝倉「用心するに越したことはないわ」キョン「(次こそは朝倉とデート…はぁはぁ)グフッ」
第3話
朝倉「で、どうするの?」キョン「へ?」朝倉「どこかに連れていってくれるんでしょ!?」キョン「!?」朝倉「日曜日で良いでしょ?文句なんか言わせないわよ」キョン「えーと…じゃあ…えー…あっ!?遊園地に行かないか?」朝倉「今決めたでしょ?」キョン「!?そ、そんなわけ…な、ないだろ」朝倉「それくらい前から決めておいておくものでしょ?そんなのもできないの?犬以下ね、じゃ死んで♪」キョン「ちょww結局どうなるんすかwww」朝倉「しょうがないから行ってあげるわ。キョン君が生きてたらね♪」キョン「(ついに朝倉と…はぁはぁ)グフッ」
第4話
キョン「よし!待ち合わせの時間の1時間前に到着だ、あとは朝倉を待つだけだな」
30分後朝倉「あら?随分早いわね」キョン「朝倉を待たせるわけにはいかないからな」朝倉「それは良いことね♪でも待ち合わせ場所が駅前っていうのはどういうことなの?」キョン「待ち合わせと言ったらここが定番だろ?」朝倉「こんな人の多い所であなたなんかと一緒にいるところを誰かに見られたらどうしてくれるの?そんなの許せないわ、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwいきなりwww」朝倉「あたしと出会えただけでも喜んでほしいわね」キョン「(今日は二人きり…俺が生きてたらだけど…はぁはぁ)グフッ」
第5話キョン「それじゃあ…そろそろ出発するか?」朝倉「何言ってるの?あたしより早くきたら罰金でしょ?」キョン「何その新ルールwww」朝倉「あたしより早く来たっていうのはつまりあたしを急がせたってことよね?あなた如きがあたしを急がせるなんて100年早いわ」キョン「わかったよ…コーヒーでも奢るよ」朝倉「“でも”ですって?何その言い方。あたしを侮辱してるのね?こんな男に生きててほしくないわ、じゃ死んで♪」キョン「ちょww何を奢ればwww」朝倉「あなたの死で十分よ」キョン「(朝倉が満足してくれるなら…はぁはぁ)グフッ」
第6話キョン「(やっと喫茶店に入れた…やれやれ)ところで朝倉は何を頼む?」朝倉「おでん」キョン「ねーよwww」朝倉「そんなの知ってるわ、バカにしないで。あたしレモンティー」キョン「じゃあ俺はウーロン茶」朝倉「そうやってあたしより安いものを頼んで店員にあたしが傲慢だって言いたいのね?」キョン「じゃ、じゃあチョコレートパフェ!」朝倉「一人でそんなの食べてあたしに見せつける気?」キョン「食いたいのか?」朝倉「そ、そんなわけないでしょ!あなたのわがままにはもうたくさん、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwお前がわがままwww」朝倉「良識あるあたしに向かって何言ってるの?」キョン「(俺も朝倉にパフェと一緒に食べられたい…はぁはぁ)グフッ」
第7話朝倉「このパフェそんなに悪くないわね」キョン「うまいって素直に言えよ…」朝倉「何か言った?」キョン「何も…」朝倉「あら、そう?」キョン「(結構うまそうに食うじゃないか)フフ」朝倉「何笑ってるの?あたしの顔を見て何か妄想してるのね?キモいわ、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwそれこそ妄言www」朝倉「あなたの妄想に付き合ってる暇はないの」キョン「(朝倉と妄想で…はぁはぁ)グフッ」
第8話キョン「そろそろ駅に行くか」朝倉「そうね」キョン「会計してくるから先に外に行っててくれ」朝倉「払ってもらうなんて悪いわよ、あたしも少し出すわね」キョン「俺が奢るからいいよ」朝倉「そんなこと言わないで、はい10円♪」キョン「…」朝倉「あたしにもお金を出させておいて微妙な反応するってどういうこと?非常識な人は消えたほうがいいわね、じゃ死んで♪」キョン「ちょww10円ってwww」朝倉「10円を馬鹿にするとあとで泣くわよ?」キョン「(朝倉の10円玉…はぁはぁ)グフッ」
第9話キョン「やっと駅か…はぁ…」朝倉「あら、今から疲れてちゃもたないわよ?」キョン「………」
駅朝倉「はい」キョン「?」朝倉「あたしが手を出してるのよ?電車代に決まってるじゃない」キョン「いや、五百円くらいは出せるだろ……」朝倉「それくらいも出せないの?金欠の人と一緒に出かけるなんてあたしは嫌、
じゃ死んで♪」キョン「ちょww出しますからwww」朝倉「次はそうしたほうが良いわね、でももう遅いの」キョン「(今日も相変わらずのドSっぷり、最高…はぁはぁ)グフッ」
第10話キョン「ほら、千円札やるから自分の分の切符買ってくれ」朝倉「あら、払ってくれるの?うれしい♪」キョン「………」
朝倉「千円入れて、と…(ガー)」(千円戻ってくる)朝倉「しわくちゃだからもどってきちゃったわね、もう一回、と…(ガー)」(千円戻っt)朝倉「もう一回……(ガー)」(千円m)朝倉「………(ガー)」(千e)
朝倉「この機械、あたしを馬鹿にしてるのよ…」キョン「(ニヤニヤ)」朝倉「何笑ってるの?あなたがこの券売機使わせなかったらこんな恥かかなくて済んだのよ?死をもって償ってもらうわ、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwけっこう萌えたwww」朝倉「どこまで人を馬鹿にすれば気が済むの?」キョン「(朝倉GJ!!…はぁはぁ)グフッ」
第11話
朝倉「切符も買えたし改札に行きましょ?」キョン「………」
朝倉「切符を入れて、と…(シュッ)」(ガコンッ)朝倉「あら?通れないわ…『駅員を呼んでください』…ですって?」キョン「(や、ヤバい……)朝倉!俺の切符を使ってみろよ!!」朝倉「しょうがないわね…」キョン「(ホッ……)」朝倉「入れて、と…(シュッ)」(ガコンッ)朝倉「この…機械は……(イライラ)」キョン「(やべぇッッ!!)え、駅員さん!駅員さ~ん!!!」朝倉「人を呼んでどうするの?大事にしてあたしを恥晒しにするのかしら?」キョン「呼べって書いてあるだろ!?」朝倉「すぐ人に頼ろうとするのはあなたの悪い癖よ、そういうのって死なないと治らないわよね、治療してみましょうね?じゃ死んで♪」キョン「ちょww癖じゃねぇwww」朝倉「どうかしらね、あ!死んだら馬鹿も治るかしら?」キョン「(俺って朝倉に思われてる?…はぁはぁ)グフッ」
第12話朝倉「じゃ行きましょ♪」キョン「………はい」朝倉「4番線ね?階段を上らなきゃね…あッ!?」キョン「ど、どうした!?」朝倉「キョン君が階段を利用してスカートを覗こうとしてるわ!!」キョン「ちょw被害妄想ww」朝倉「こんな絶好のチャンスをキョン君が見逃すわけないわ!!ひどいわ!女の子の気持ちを踏みにじって………これは万死に値するわ………じゃ死んで♪」キョン「ww見てねぇしまだ階段上ってすらねぇよwww」朝倉「犯罪は未然に防がないといけないわ」キョン「(朝倉のスカート姿は良いッ!…はぁはぁ)グフッ」
第13話キョン「あと5分で来るかな…」朝倉「もうそろそろね、電車を待ってる間クイズでも出すわね♪」キョン「望むところだ」朝倉「問題ね?消すのが仕事なのは殺し屋。じゃあ消されるのが仕事なのは誰でしょうか?」キョン「ちょw問題めちゃくちゃww」朝倉「時間切れ~正解はキョン君よ♪じゃ死んで♪」キョン「辞職させてくださいwww」朝倉「じゃあ殉職ね」キョン「(朝倉の所に永久就職できたら…はぁはぁ)グフッ」
第14話
キョン「やっと電車が来てくれた………」朝倉「結構混んでるみたいね」(プシュー)キョン「うわ…全然席が空いてないな…」朝倉「しょうがないわね、あそこのチャラ男を殺して席を奪うわ」キョン「朝倉さんww抑えてくださいっスwww」朝倉「あれはあたしの席よ?キョン君は自分で確保してね。あ!キョン君が死んだら席も必要ないわね、じゃ死んで♪」キョン「ちょww立ってますからwww」朝倉「立ってたら邪魔でしょ?」キョン「(朝倉が俺に座れば…はぁはぁ)グフッ」
第15話キョン「お!席が二人分空いたぞ!」朝倉「狭いけど我慢するしかないわね」
キョン「(ん?ばあさんが乗ってきたな……譲るか)…どうz」朝倉「どうぞ♪」キョン「朝倉……」朝倉「当然でしょ?………ところで何やってるの?」キョン「は?」朝倉「あたしを立たせるなんてどういう神経してるの?あなたの席をあたしに譲るとかあるでしょ?」キョン「あ、あぁ…朝倉座るk…」朝倉「遅いわよ、レディーに対してそれはないわ、もうちょっと紳士になってね?
じゃ死んで♪」キョン「ちょwwレディーがナイフ持ってるwww」朝倉「レディーの嗜みよ」キョン「(さすが朝倉、女としてできてるぜ…はぁはぁ)グフッ」
第16話
(プシュー)朝倉「ようやく着いたわね♪」キョン「(遊園地まであとちょっと…)俺ガンバ!!」朝倉「何ゴチャゴチャ言ってるの?」キョン「な、なんでもない…」
キョン「ここからはバスに少し乗らなきゃな」朝倉「結構遠いのね…」キョン「あと少しだよ」
キョン「あっ!?やばい、急げ!バスが来てるぞッ!!」(手を取る)朝倉「あ……」キョン「走るぞ!!」朝倉「………」
(プシュー、ガタン)キョン「はぁはぁ…良かった…はぁ…間に合った…」朝倉「………………ねぇ」キョン「ん?………!?す、スマンッ!!やましい気持ちとかではないんだ!!!」朝倉「その割に手を握りっぱなしなのはどういうこと?」キョン「す、すすすスマン!!!(パッ)」朝倉「………」キョン「あ、朝…倉?」朝倉「………えっ!?な、何???」キョン「ボーっとしちゃってらしくないぞ?」朝倉「な、なんでもないわ!!!こ、こここ殺すわよ!!???」キョン「お、おい、落ち着けよ!」朝倉「う、うるさいわッ!!じ、じゃじゃ死しんで!!!」キョン「ギャー!!」朝倉「さっさと死になさいッッ!!!」キョン「(朝倉、いきなりはキツい…はぁはぁ)グフッ」朝倉「はぁはぁ…ま、全くどうしようもない屑ね!!」
第17話
(バス乗車中)朝倉「………」キョン「………」朝倉「………」キョン「………」朝倉・キョン「「あの…」」朝倉・キョン「「!?」」朝倉「な、何?」キョン「お前こそ…なんだよ…」朝倉「あたしは別になんでもないわよ?」キョン「それなら俺だってなんでもねぇよ」朝倉「あら、そう…」キョン「あ、あぁ…」朝倉「………」キョン「………」朝倉「あ~もうっ!!なんなのよ!!」キョン「!?」朝倉「さっきから変な感じになっちゃって…もううんざり!やっぱりこれしかないわね!
じゃ死んで♪」キョン「ちょww唐突www」朝倉「うん、やっと感覚が戻ってきた感じね♪」キョン「(や、やっぱこうでなきゃ…はぁはぁ)グフッ」
第18話
(プシュー、ガタン)朝倉「到着♪」キョン「やれやれ…」朝倉「もっとやる気だしたら?そもそも誘ったのはあなたでしょ」キョン「あ、あぁ…(まさかこんなに気疲れするとは思わなかったからな……)」
キョン「ちょっと待っててくれ、チケット買ってくるから」朝倉「自分からお金を出すなんてわかってきたじゃない♪」キョン「………はい」
キョン「ほら、買ってきたぞ」朝倉「………何これ?」キョン「だからチケッt」朝倉「なんで一番安いのを買ってるの?ってことよ」キョン「これで十分だろ?」朝倉「あなたはまだ女の子に対する態度っていうのがわかってないようね、だいたいあたしにこれで満足しろっていうの?許せないわ、あたしの怒りはそう簡単には沈められないわよ?じゃ死んで♪」 キョン「ちょww傲慢www」朝倉「いたって普通の行動よ?」キョン「(少しわがままなほうがかわいいってもんだよな…はぁはぁ)グフッ」
第19話
キョン「さて…まず何に乗りたい?」朝倉「あたしの気持ちになればわかるはずよ?わからないの?信じられないわ、じゃ死んで♪」キョン「ちょww早www」朝倉「もっと理解できるように努めなさいね?」キョン「(朝倉を知り尽くしたい、でもやっぱ早すぎ…はぁはぁ)グフッ」
第20話
キョン「そ、それじゃ最初はコーヒーカップでどうだ?」朝倉「………」キョン「じゃ、じゃあ…メリーゴーランドか?」朝倉「………」キョン「えー……」朝倉「もしかしてまだわからないのかしら、キョン君?」キョン「あッ!!ジェットコースターでどうだ!?」朝倉「………そうね、悪くないかもね♪」キョン「ふぅ………」朝倉「早く行きましょ?」キョン「は、はい…」
キョン「近くで見ると迫力あるなぁ…」朝倉「あら、怖いのかしら?」キョン「そ、そんなわけないだろ!?」朝倉「またそんな嘘ついちゃって、キョン君ったら……あたしは嘘は嫌いなのよ?次は素直に生きてね?じゃ死んで♪」キョン「ちょww転生は無理www」朝倉「なにごともチャレンジよね?」キョン「(ある意味無謀、でも朝倉なら問題なし…はぁはぁ)グフッ」
第21話
キョン「朝倉、実は俺、ジェットコースターが怖いんだ」朝倉「あら、そうなの?じゃあ早速行きましょうか」キョン「答えた意味ないっスwww」朝倉「苦手なものは克服しないとね♪」
キョン「………」朝倉「キョン君大丈夫?もうジェットコースター出発よ?」キョン「………」朝倉「うん、大丈夫みたいね♪あ、動くわよ…」(ガタンゴトン………)朝倉「来るわよ………」キョン「………」(ガンッ!)朝倉「……キャー!!」キョン「………」朝倉「キャー♪♪」キョン「………」朝倉「楽しいわね、キョン君?」キョン「………」朝倉「ちょっとキョン君!!聞いてるの!?」キョン「………」朝倉「もう!緊張を解いてあげようと思って乗る前に頸動脈切ってあげただけじゃない!…それなのに気絶するなんてあたしの親切が無駄になるでしょ?もう嫌!
じゃ死んで♪」キョン「ちょ………い、今……走ってる…途、中………」朝倉「あら、起きてるなら返事くらいしてよね!」キョン「(意識がなくなっても朝倉にツッコミするのは俺しかいないから……はぁはぁ)
グフッ」
第22話朝倉「楽しかったわね♪」キョン「なんか、数回意識が飛んだ気が…」朝倉「うん、それ夢♪」キョン「夢だと信じたい……」朝倉「もう一回乗りましょ♪」キョン「!?」朝倉「ほら、他の人たちは昼食に行ってるから今は空いてるわ♪」キョン「あッッ!!!お、俺腹へっちゃったよ!!だから飯にしようぜ!!」朝倉「嫌なの?」キョン「ま、まさk……(嘘つくとヤバい…)え~と…嫌だ!!俺は乗りたくない!!」朝倉「あなたにそんな権限あるわけないでしょ?だいたいあたしに反抗するってどういうつもり?反逆者とみなして極刑よ?じゃ死んで♪」キョン「ちょww反逆者ってなんの組織www」朝倉「あたしの周りにいる時点で組織に属するのに等しいの」キョン「(俺も朝倉の関係者…はぁはぁ)グフッ」
第23話
朝倉「3回も乗るとさすがに飽きるわね…」キョン「……もう…無理…」朝倉「もう、だらしないわね」キョン「なぁ、飯にしないか?」朝倉「そうね♪」
キョン「とは言ったものの…どこも空いてないな…」朝倉「まどろっこしいわね、だれかれ構わず殺せばいいでしょ?」キョン「笑顔で物騒なこと言わないでくれよ」朝倉「じゃあどうしろって言うの?何か良い考えでもあるの?あるわけないわよね、あなた程度の頭じゃ思いつくはずないもの、つまり生きてても無駄ってことよね?じゃ死んで♪」 キョン「ちょww席空いたからwww」朝倉「もう無理♪」キョン「(朝倉と昼飯食える…はぁはぁ)グフッ」
第24話
朝倉「それにしてもこの店しけてるわね」キョン「遊園地の食堂なんだからこんなもんだろ、さて何食う?……っておでんだよなw」朝倉「じゃあフランス料理。もしくはイタリアンね」キョン「好み変わったwww」朝倉「早く持ってきて♪」キョン「どっから持ってくるんだよw」朝倉「あたしのためならなんとしても持ってくるはずよ?出来ないの?出来ないなら用済みね、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwおでんで勘弁してwww」朝倉「フレンチ風おでんで許してあげる♪」キョン「(さすが朝倉、グルメだぜ…はぁはぁ)」
第25話
キョン「フレンチ風と言われてもな……あ!あれでなんとか……」
キョン「ほい、ご注文のフレンチ風おでんだ」朝倉「………」キョン「ん?どうした?いらないのか?」朝倉「なに……これ……」キョン「だからフレンチ風だろ?」朝倉「……あなたの言うフレンチってこれのこと?」キョン「?……あぁ」朝倉「世間ではね………フレンチドレッシングかけたおでんを……フレンチとは、言わないのよ?」キョン「似たようなものだろww?」朝倉「……(ブルブル)」キョン「どうしt」(ガシャーン!!)朝倉「こんなもの食べられないわよッッッ!!!!!」キョン「!?」朝倉「あなたは…あたしを侮辱すると共に…おでんを侮辱したわ…絶対に……
許せない!!」キョン「ちょ……」朝倉「じゃ!!死・ん・で♪♪♪」キョン「これまでにないパワーwww」朝倉「細胞も消滅させてあげる♪♪」キョン「(朝倉の力を受け止められるなんて、幸せ…はぁはぁ)グフッ」
第26話
朝倉「ふぅ、ごちそうさま♪」キョン「最初から普通におでん食えば良かっただろ……」朝倉「何か言った?」キョン「いいえ!」
朝倉「じゃあ行きましょ♪」キョン「食ったばかりだからハードなアトラクションはやめようぜ」朝倉「ん~…じゃあコーヒーカップで良いわ♪」キョン「じゃああっちだな、行こうぜ!」
キョン「案外すぐ乗れたな」朝倉「たしか真ん中のこれを回すと楽しくなるんだったわよね♪」キョン「おいおい、あんまり回すなy…」朝倉「(グルグル…)すごいわキョン君!どんどん速くなるわよ!!」キョン「おい…ちょっと速すぎ……」朝倉「すごいわ!風になれそうよ!!」キョン「うっ………朝倉、キツいって……」朝倉「キャー♪」キョン「も……無理……」朝倉「だらしないわね…もう!これで良いでしょ!?止めたわよ?」キョン「まだ…無理…」朝倉「あっ!死ねば苦しみも飛んじゃうわよね?じゃ死んで♪」キョン「ちょww介抱してwww」朝倉「それだけ言えてれば十分よ」キョン「(朝倉に介抱されて…はぁはぁ)グフッ」
第27話朝倉「コーヒーカップも大したことなかったわね」キョン「どこがだ…」朝倉「(ニコッ)」キョン「何も言ってません!」
朝倉「次はあれにしない?」キョン「『恐怖の館』だぁ?ベタな名前だな…」朝倉「いいじゃない、どの程度のものか見させてもらいましょ?」キョン「(朝倉の怯える姿が見られるならば行ってもいいんだがな………)」朝倉「ハッ!?その顔は暗闇であたしを襲おうと考えてるのね!?なんて変態なのかしら。処刑させてもらうわね?じゃ死んで♪」キョン「ちょwwあながち間違ってもないwww」朝倉「やっぱりね、男ってキモすぎね」キョン「(キモいって言われて俺興奮してる…はぁはぁ)グフッ」
第28話
朝倉「じゃあ行きましょうか?」キョン「へいへい」
(ガチャ)キョン「洋風の館か…結構まともな構造だな」朝倉「まぁまぁね、先に進みましょ♪」キョン「なんだろうか…女子といるのに全くドキドキがないというのは……」朝倉「ドキドキ?じゃあザクザクにしてあげるわね?じゃ死んで♪」キョン「ちょww音が違うwww」朝倉「ザクザク、ドキドキ…ほら似てるでしょ?」キョン「(俺は朝倉にドキドキ…はぁはぁ)グフッ」
第29話キョン「随分奥に来たが出口はまだか?」朝倉「そんなに早く外に出たいの?キョン君って結構子供なのね♪」キョン「そういうわけではないんだが…」朝倉「あら、足が震えてるわよ?だらしないわね♪」キョン「ッ!?いや…こ、これは…」朝倉「やっぱり子供ね♪」キョン「(くそ…朝倉をなんとかして驚かせたい………そうだ、隠れてあいつを一人にさせてみるかwww)(コソコソ)」
朝倉「ほら、もうちょっとで多分出口よ…ってキョン君?」キョン「(探してる探してるw)」朝倉「キョン……君…?」キョン「(ククク…ww)」朝倉「もしかして……おふざけかしら?なら止めたほうがいいわよ?」キョン「(そう言って俺を出させようとしてるんだなww)」朝倉「そう…キョン君がそういう態度ならしょうがないわね……」キョン「(あきらめたか……?)」朝倉「(バキッ!!バキッ!!)」キョン「うぉッ!?(朝倉がナイフで屋敷内を壊し始めた!?)」朝倉「声がしたわね♪キョン君いるのね?いいのかしら?このまま全部壊されちゃっても……(バキッ!!バキッ!!ガシャーン!!)」キョン「(出たら俺も壊される!!…逃げなければ…)」朝倉「(ガシャーン!!バキッ!!バキバキバキッッ!!!)………あら?そこかしら?」キョン「(近づいてくる!?)」朝倉「………」キョン「?」朝倉「……うっ…ひっく…ひっく…うぅ……ギョンぐん……ひどい……ひっく……」キョン「!?」朝倉「ギョンぐんは…ひっく…ふざけてるだけ……ひっく、うぅ…かもしれない…けど……あたしは……あたしは………ひっく……」キョン「朝倉……」朝倉「あたしはぁッ……ひっく……」キョン「ごめん……朝倉……」(出ていこうとする)朝倉「あたしは………キョン君を殺すだけよ♪♪」キョン「げっ!?」朝倉「やっとでてきたわね?どうしてあげようかしらね?」キョン「うそ泣きかよ!?」朝倉「当たり前でしょ♪なかなかの役者だと思わない?」キョン「すっかり騙されたってわけか」朝倉「さぁ…そろそろ死刑執行の時間よ?覚悟はいい?あたしを驚かそうなんて百万年早いのよ?じゃ死んで♪」キョン「ちょwwバレてたwww」朝倉「当たり前でしょ?」キョン「(朝倉に泣かされたい…はぁはぁ)グフッ」
第30話
キョン「次が最後だな、そろそろ帰る時間だ」朝倉「最後は何で締めましょうか?」キョン「やっぱり…観覧車とか……」朝倉「何を考えてるのかしら?」キョン「ッ!?そ、そんな…もしかしたら良い感じに、、、なんて考えてないぞ??」朝倉「まぁあたしは良いわよ?」キョン「ホントか!!??」朝倉「えぇ」キョン「じゃあ行こうぜ!」
キョン「そろそろてっぺんだぞ!」朝倉「そう……」キョン「結構高いんだな」朝倉「そうね……」キョン「?……どうした、さっきから下ばかり見て……高所恐怖症か?まさかな、ハハ」朝倉「………バカね……」キョン「?」朝倉「こんな密室に二人きりなのに………」キョン「!?」朝倉「少しは………期待しちゃうじゃない………」キョン「そ、それって……つまり?」朝倉「つまり………………あたしがキョン君を………」キョン「俺を………?」朝倉「…………あっというまに殺せるって話♪」キョン「結局www」朝倉「期待は裏切らないわよ?じゃ死んで♪」キョン「ちょww締めもこれwww」朝倉「当たり前でしょ?かなり有意義な一日だったわね♪こんな機会は金輪際ないでしょうけどね」キョン「(しかし朝倉とデートしたというのは紛れもない真実…はぁはぁ)グフッ」
完
おまけ
第31話
朝倉「わざわざうちまで送ってくれるなんて優しいのね♪」キョン「物騒な世の中だからな、、、(朝倉に限ってそんなのは関係ないが……)」朝倉「何か言った?」キョン「まさかw」朝倉「あっそうだわ、今日のお礼なんだけど………」キョン「お礼!?」朝倉「お礼は……ほっぺと口のどっちが良い?」キョン「へ?」朝倉「もう!女の子にこんなこと言わせないでよね!」キョン「え~…じゃあ……その…口…でお願いします…」朝倉「わかったわ……口に……」キョン「(ドキドキ)」朝倉「口にグサッとね♪」キョン「なんというオチwww」朝倉「誰もそんな展開望んでないわよ、じゃ死んで♪」キョン「ちょwwバス停での甘甘はwww」朝倉「話の展開上の都合よ♪」キョン「(またあんな朝倉が見られたら…はぁはぁ)グフッ」
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