あま~い短編9
ハルヒ「キョン! プリン作ったの食べて!」キョン「あのさ、俺プリン嫌いなの知ってるよな? なんでお前の手作りプリンを毎日食わなきゃいけないんだ?」ハルヒ「あたしがプリン大好きだから。あんたも好きにならなきゃ駄目なの!」キョン「なんで?」ハルヒ「だって、あたしたち結婚するんだから。毎日美味しいプリン食べたいじゃない」キョン「……おいおい、勘弁してくれ。誰が誰と結婚するって? 冗談は程ほどに――」ハルヒ「いいから黙って食え!! ほれ食べなさい!」キョン「むぐっ! こら! 無理やり押し込むな、止めなさい。俺が自分で食うから……」ハルヒ「美味しいでしょ!?」キョン「……………………不味くはない」ハルヒ「もう、ほんとに素直じゃないわね。美味しいでしょ?」キョン「美味しい……」ハルヒ「フフン♪ よろしい。じゃあ、ご褒美のキスしてあげるわ」キョン「――!! みんなの前でそんな恥ずかしい事止めなさい――」ちゅっハルヒ「えへへ……。ごちそうさまキョン。明日もプリン作ってあげる♪」end
ハルヒ「恋愛なんて精神病の一種よ!」キョン「じゃあ俺は重傷だな」ハルヒ「えっ?」キョン「ずっと前から、かかりっぱなしだ」ハルヒ「…………こっち見んな(///」
ハルヒ「ちょとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」キョン「ああ、食べたぜ。」ハルヒ「せっかく楽しみに取っておいたのに・・・バカキョン!」キョン「なぁハルヒ、お前はスタイルいいし、もしこのプリンで太ったりして ダイエットを無理やったりして体壊したりしたら俺心配なんだよ。」ハルヒ「キョン・・・そこまで私のことを・・・うれしい///」夕日をバックに抱き合う2人。古泉「まんまとごまかしましたね。」みくる「やっぱキョン君は女泣かせですぅ。」長門「バカップル....」
今日の俺は機嫌が良い。何故かと問われても困る。なぜならこれは恐ろしく「何となくの現象」であり、そこに納得出来るような理由などは存在し得ないからだ。そう、今日の俺は地球全土、いや宇宙のはてまでも愛せるような博愛の精神に満ちてしまっているようだ。だからなのか、ついつい朝教室でハルヒに挨拶する際、「ようハルヒ。…今日のお前、なんだかいつもより魅力が7割増しだな」なんて非常にクサいセリフを吐いてしまった。 だが、ここで終わればまだいい方だ。残念ながら俺の精神状態はこれだけじゃ満足し得なかったんだろうな。そのとき、俺はさらに「どうした?気の抜けた顔して。…ははん、まさかとは思うが恋煩いでもしてるのか?相手は誰だ?俺の知ってる奴か?」なんて取り返しのつかないようなことを言っちまったんだ。すると驚いたぜ。あのハルヒが急に頬を真っ赤に染めて「…何よ、あ、あたしが恋煩いしちゃいけないの?」なんて言いやがった。これにはさすがに俺も参ったね。しかしどうやらその時点で俺の機嫌の良さはピークに達していたんだろうな、「いや全然構わないぞ。…だが奇遇だな。実は俺も同じ症状なんだ…いや、むしろ俺のはもう既にお前がいつぞや言っていた精神病ってやつに近いのかもしれん」「あ…あんたバカじゃないの?…で、でもそれってどういうこと?」「つまりだな、こういうことだハルヒ」「はぁ?さっきから何が言いたいのがわっけわかんな『チュッ』…ぃ……?…(!!!)」「俺はお前が好きだよ、ハルヒ」今日の俺は機嫌が良すぎた。
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