『キョンの熱夏』
俺は今日、いつかの約束を果たすために長門と一緒に図書館へ行った。図書館とは言っても、いつもの図書館ではなく、少し遠い所にある図書館だった。そして、俺達は今、肩を並べて歩きながら帰っている。行きも歩きだから当然か。もう夕日が昇りかけている。しかし暑い。やっぱこれ夏だ。猛暑だ。なぁ…長門……。「なに」暑くないか?「ない」本当に暑くなさそうだ。汗一つかいていない。「私には体内冷却装置がある」へぇ、凄いんだな。…俺は生憎ながら汗だくだ。暑い。出来ることなら、涼しさを分けて欲しいもんだ。「…そう」スッ長門は俺の手を口の前まで持ってきた。「……ふぅっ」うわひゃっ!思わず変な声が出てしまった。しかも冷たい。冷蔵庫のように冷たい。「ふーっふーっ」もういいぞ、長門「……そう」口の前に持ってきていた俺の手を下に降ろす。だが、まだ手は握っているままだ。「…もう少しこのまま」―――あぁ。俺は手を握り返す。手を繋ぎ、一緒に帰る。傍から見ればまるで恋人のようだ。誰も見ちゃいないが。……恋人?俺と長門が?…悪くない。むしろ大歓迎だ。……それにしても暑い。やっぱ暑い。暑い暑い暑い。長門の手。冷たい。でも暑い。手だけはひんやりだ。今気温はどれくらいだろう。長門に聞けば分かるだろうな。いや、聞いても暑いことには変わりない。ちろっと長門を見る。目が合う。涼しい顔に変わりは無い。でも可愛い。くぅ。あつい。ん、なんだかあたまがぼ~っと……バタン!ユサユサ、ユサユサん……あ…?……?ここはどこだ?「あなたは4時間36分、熱射により気絶していた。」マジかよ…。「私があなたの看病をさせてもらった」長門の力でチョチョイと何とかならなかったのか?「急に冷水を浴びると心臓に悪い」冷水ぶっかける気だったのか。「……シンプル」ははは、面白いジョークだな、それ……。ところで、ここはどこだ?「ホテル。」…にしては怪しい雰囲気なんだが?「俗称でいうラブホテル。」えぇぇええ!?「あなたの看病するために休憩する場所が必須だった。 そしてこのホテルが割安だった。」俺のサイフからお金が減ってる…。そうか、俺のサイフの心配をしてくれたのかー長門はー。(←棒読み)「泊まるだけなら問題無い。」そうだな、泊まるだけ…って?!「もう夜遅いのでこう判断した。」そうか…。にしてもまだ頭がガンガンする。頭が痛いんだが…何か冷たいもの無いか?氷嚢とか。ただの氷でもいい。「……ある」そうか、なら持ってきてくれ「分かった」その一言だけ言うと長門は俺のおでこに顔を近づけた。お、おい。どうしたんだ長門「……」次の瞬間、俺のおでこに長門の唇がくっついた。ヒンヤリ。っていうか冷たい。こういうことか。「…そういうこと」…ペロリぉう?ペロ、ペロペロ長門が俺のおでこをペロペロ舐めている。おーい、俺のおでこはキャンディーじゃねぇぞー。ペロ、ペロ、ペロリなんだか俺は気恥ずかしくなってきた。長門、もういい、大丈夫だ。「…まだ不完全」今度は首筋。ツツーーッうひゃぉう?!「……口」長門は俺に口付けしてきた。いや、正確には口内を冷却するためか?こんなことしていたらもっとアツくなりそうだ。んむ!?長門が舌を入れてきた。「んっ……」チュ…チュパ…チュブ「……ぷはぁ…」おい、長門、もうここいらで「あなたの体にまだ不具合がある。そこの熱を吸い取る。」俺の不具合はもう無いつもりだ…。!いつの間にか俺の息子が元気になってるぞ…。まさか…。……もういいよ。「だめ。」長門は俺のズボンを降ろし、トランクスをズリ下げる。うわ!やめろって!「……大きい」こらそこ、女の子がそんなはしたない言葉を…ペロリ、ペロペロんぁ?!「……熱い」すると長門は口全体を使って俺の息子さんを頬張った。くぅ…口全体に入りきるまで押し込む。ひんやりする。「ん……」チュルンッ俺自身を口から離す。「……硬い」そしてもう一度俺のを頬張る。長門は顔を上下させる。ニュ…ジュポッ!ニュ…ジュポッ!う…やばい。ウマすぎる。ていうか分かっててやってるのか?長門は。ジュポッ!ジュポッ!ジュポッ!ジュポッ!テンポが早くなる。く…やばい、出そうだ…!長門、出る!「……!」ビュ、ビュク、ビュルルコク…コク…コクン飲んだ…のか?「精液の放出を確認。……苦い」ごめん、長門「…いい。……あなたのなら」……は?「何でも無い。」頬に少し赤みがかかっている。でも俺もこのままやられっぱなしってのもアレなんだよなぁ…。よし、やるか。……長門、今度は俺が治してやる番だ。「私はどこにも不具合は無…ふぅっ!」胸を触る。揉む。感度いいなぁ、長門は。「これは、ぁふ、ちが、んっ、う、んぁっ!」俺は服の下から直接揉む。邪魔だな、制服め。まずは邪魔者から除去しないとな。俺は上半身の制服を脱がす。残るはブラジャー。ホックを取る。結構やりやすいな。可愛いぜ…長門……。俺は長門のピンク色のポッチにチュッとキスをする。「ひゃぁんっ!」左の胸を揉みながら、右の乳首を吸う。「吸わ、な、いで…」俺は無視してちうちう吸う「だめ、だ、めぇ……ぁああああっ!!」ビクンッ!ビク、ピク、どうやら長門はイってしまったようだ。そろそろ次か。スカートを外す。む、白地に青い縦線が何本も入ったストライプパンツだ。そこはしっとり…ではなく、もう洪水のように濡れていた。うわ……ベチョベチョだぜ?長門……。耳元で囁く。「これ、は、汗…」パンツの中に手を突っ込み、指で割れ目をなぞる。液をすくう。長門の目の前で親指と人差し指をくっつけ、離す。指と指の間でツゥーと糸を引く。俺は無意識に、ニヤニヤしてしまう。そりゃあもう耳まで真っ赤な長門の顔。くぅ、可愛すぎるぞ。これでも言い張るかぁ?「……ばか」うつむく長門。こんにゃろうめ。「あなたの、せい、で、体内、冷却装、置、が、停止、した…」いいんだよ、俺はお前の体温を感じていたい。「――――ッ!」カァ~~ッという擬音が似合いすぎるほどに顔が真っ赤になっていく。俺はもっと長門の声が聞きたいと思った。長門のそこに指を這わす。上から下へ、となぞる様に。そのピッチリと閉じた入り口をこじ開けるように指をめりこませる。「ん、ふぅ、はぁ、ん……」中指の第一間接……まで入ったんだが……。キツ過ぎやしないか?こんなもんか?それでも俺は無理やり指を奥へ押し込む。第二間接……そろそろ無理か?第三間接……というか指が根元まで入った。「はぁ、ふ、ぁん……」動かすぞ?長門。「待っ、て、休ませ…ふぅっ!」俺は指で上の膣壁を擦る。指を下向きにぐる、と回転させ、今度は下を擦る。「くぅ、ふぅ、は、ん……」上の方を擦るようにして、指を抜き差しする。ググ、ヌゥ、プ、ググ、ヌゥ、ズプン、「ぁあんっ、ふぅっ!」指一本でもこんなにキツイ。少しずつ慣らすしかないか。指をもう一本増やすぞー?「くぅ、ふぁ、ん……?」俺は長門から疑問符が付いた答えをもらったが、入れる指を増やすことにした。一旦指を抜いて、人差し指と中指を入り口にあてがう。一気に奥まで刺し貫く。「ァアアッッ!」き、きつすぎる。これじゃあ指のほうが痛いぐらいだ。ゆっくりと抜き差しする。ヌググゥ、ズ、ププ……ヌニュウ、ズ、ププ…「んっ、ふぅっ、はぁ、ふぅ!」そろそろイきそうか?「分からな、ぁ、ふぅっ!」イきそうっぽいな。じゃあ激しくするぞ。「やめ、んぅ!」さっきまでの当社比5倍くらいのスピードで激しく長門の膣内を擦る。そろそろか?なんだかキスをしてほしそうな感じの潤んだ瞳で俺を見てきた。キスして欲しい、ってことか……?俺は、長門にキスをした。舌を差し込むと、長門はそれに応えるように舌で受け入れた。さっきまでのヒンヤリした様子は無く、むしろ熱いくらいだ。「んむ、ん、ふぅぅ!」イくんだな、長門。「んちゅ、んっ!むひゃあぁぁああっ!!」長門の股間から盛大に液が飛び出した。いわゆる……潮吹き、ってやつか……?「分からな、い、ハァ、」まだ長門は肩で息をしている。いままでに、これ、経験したことあるか?「一度、だけ……ハァ、」……マジで?「あなたの、ことを想って、ハァ、ここを擦って、ハァ、いた、ら、」……それで?「フゥ、ハァ、さっきの、ハァ、ように、出…た……、フゥ、」俺のことを想って擦ったのはどれくらいあるのか?「……その一回だけ」息を整える長門。質問責めをする俺。本当にか?「……本当」もし嘘だったら続きしないぞ?「……ごめんなさい」正直だな、本当は何回だ?「………」言わないと続きしないぞ~?「……毎……晩………あなたのことを…想って……」目がうるうるってなりだした。もしかして泣かせちまったか?!俺?!いや、別にいいんだよ、俺も似たようなもんだし。「……本当?」あぁ、マジだ。「……私のことを想って…?」そんな感じだな。「……嬉しい」そうか。「……エラー、感情の熱暴走。原因はあなた。」マジかよ?!「治すには……あなたとの接触が必要」そういうことか……!分かったぜ、長門。「……そう。」どうやらこれはシて欲しいということだった。まったく、まわりくどい。だが長門らしいからいいや。既に最頂点を到達した俺のソレを長門のアレにあてがう。「……きて」すこしずつ、差し込んでいく。進ませていると、一つの壁にぶち当たった。これは……。長門、やっぱりお前―――「痛くない、痛くないから奥まで…」痛くないなんて嘘だ。目にいっぱい涙ためてまでガマンして。この苦しみを、少しだけでも楽にさせてやりたい。楽にさせてやるなら……こうするしか……。ズズゥッ!!「くうぅっ!」奥まで……入ったぞ……。「……動いて……いい……」そんな訳あるわけがない。涙が目からポロポロ零れ落ちてる。しばらくこのままでいるか。「……じゃあ……キス。」分かった……。「ん……ちゅ…ぷ…はぁ、ちゅ……」しばらく、俺達は繋がったまま抱き合い、キスをし合った。10数分そのままでいた。「……動いて」もう大丈夫なのか?「……いい。」そうか。それじゃ、動くぞ。最初はまるでスローモーションのような遅さだった。次第に長門の膣内から液が大量に分泌されるようになって滑りが良くなってきたので、すこしづつ激しくしていった。「んはぁっ!ふぅ!ぁあっ!」気持ち、いい、か?長門?「有希、って、呼んで、欲しい、ふぁっ!」分かっ、た…、有希…。「んふぅ、キョン、はぁっ!」いわゆる正常位で長門を突いていた。俺は有希の片方の足を持ち上げ、横から突いた。そして腰をグラインドさせ、後ろから突いた。いわゆるバックってやつか。有希のまだ未発達のような少し幼げの残っているお尻を掴み、俺の腰と有希の腰をぶつけるように激しく責めたてた。「後ろから、なん、て、はぁっ!ぁあっ!」俺はお尻から手を離し、有希に覆いかぶさるようにして抱きつき、胸を揉んだ。俺が、大きく、してやる、からなぁ!「あぅっ!ふぅっ!そこ、はぁん!だ、ひゃぁっ!めぇ、んんっ!」どうやら有希は胸が弱いようだ。有希……可愛いぞ……。「ふぁっ!んふぅ!ぁあっ!」そろそろ、出そうだ、有希!「膣内に、出してぇっ!あなたが、キョンが、欲しぃっ!」くっ!出すぞ!「ぁあああああんんっ!!!」俺と有希は同時に達した。最奥で放った俺の白濁液は有希の子宮を埋め尽くす。入りきれなかった分が接触しているところから出てきた。「…ハァ、ハァ、きょんの……せーえき……」出てきた俺の白濁を指で掬い、舐め取る有希。「……きょんの…おいし……」おいおい、さっき苦いとか言ってなかったか?と言うツッコミは不要だよな。俺は既に萎れて小さくなったソレを引き抜く。ソレの中にはまだ残っていたようで、先からとろ~と出てくる。有希がすぐさま俺のを咥える。吸い出すように俺のを吸い、最後の一滴まで絞り込む。「んちゅ……おいひぃ……んっ……」気持ちはいいがさすがに3発目は無理なのだろう。精神は興奮しても体が追いついてねぇ。勃たない。なんだか……眠気が……。後ろに仰向けに倒れる。バタンと。「私の……エラーは治った。しかし今度はあなたの元気が無い。なので……」なので……?「今後はこの行為を連日連夜することを推奨する。」マ…ジ……かよ……?「好き。キョン。大好き。」有希は俺に抱きついてきた。俺もだ……有希……。俺はそこで眠りについた……。―――翌朝。ん?朝か……。って長門が俺の横で寝てる。すやすやと。そういや……昨日の夜……。俺と長門……いや、有希は……したんだよな……。夢……?なのか・・・?俺も長門も服着てるし。分からん。どうにかして判別できないものか。じ~っと有希の顔を見つめる。ヒントかなんか出ないもんかなぁ……。すると、有希がボソッと寝言を言った。俺は確かに聞き逃さなかった。その内容は……『キョン、大好き。』その瞬間、俺は夢なんかじゃないと確信したね。さて、ここからは後日談となるのだが……。あの日の朝は親と妹になんて言おうかとドギマギしたな。結局は古泉の家に泊まってきたって行った。そしたら親父は「そうか……お前ももう女に幻想を抱く時期を越したって言うんだな……」とか言い出した。さすが父さんだな。鋭い。母さんは「アンタまさか……男同士はダメよ!いくらモテないからって!」とか勘違いしだした。なんて親だ。妹はおみやげは?とかそればっかだったから無視した。そして、俺と有希はそれこそ毎日のように交じり合っている。もちろん、俺と有希は恋人、いやそれ以上の関係になりつつある。いつものSOS団の部室では長門と呼んでいるんだが、二人のときは名前で呼び合う、というような感じで、俺と有希が恋人だということはみんなには隠している。でも古泉と朝比奈さんにはバレちゃってるようだ。ときどき古泉が「昨日もおたのしみでしたね」とか言って来るんだからな。まぁ、仕方ねぇか。ハルヒにはまだバレてないつもりだ。とは言っても、昼休みに二人で抱き合ってたりキスしたり弁当食べてたりしてるところを一回見られかけたからな。バレてないとは言い難いな。時々有希がみんながいる前で悪戯に名前で呼んだりするもんだからあせるよな。もしかしたら、そのうちハルヒにバレるだろうか。いや、多分バレるだろうな。まぁ、そのときはそのときだろうな。ガンバレ、古泉。
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