爽やかな風
香る森の匂い
足を包む清流が気持ちいい
ありがちな山のキャンプ地
家族連れの極端に少ない穴場
川のせせらぎ
鳥のさえずり
「涼子!飯作るぞ!」
彼が呼びにきた
わかった!キョンおじさん!
河から足を上げ、呼びにきた彼に抱きつく
「おじさんはやめてくれ」
彼は苦笑する
アハハ、そうね
今の彼と私は結構年が離れている
「遅いじゃない!もう皆待ちくたびれてるわよ!」
「すまん、ハルヒ、古泉、手伝う」
「ありがとうございます」
「私スイカとってきますね?」
「……私も行く」
「有希さんはいいですよ、一つだから一人で運べますから」
「そう」
「涼子ちゃん、お皿並べるの手伝って!」
わかりました!
‐ End of End ‐