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「少女達の放課後」(2020/03/07 (土) 01:14:39) の最新版変更点
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<div class="main">
<div>
私は今、鶴屋さんの家にお邪魔させてもらっている。<br>
なんでかって?今日はセールやってるお店が多かったからSOS団の活動は休みにして<br>
みくるちゃん達と買い物に行ったの。<br>
それでその帰りに鶴屋さんの家に来て色々と話してるわけ。<br>
ちなみに居るのは鶴屋さん、みくるちゃん、有希、私。<br>
そして話題は…<br>
「それでみくるその後どうしたの?」<br>
「もちろん断りましたよ。知らない人だったし…。<br>
そ、それより鶴屋さんはどうなんですか?」<br>
告白したとかされたとかっていう話。<br>
でもここにいる四人は告白されたことしかないみたいだけど。<br>
「断ったよー。いくら優しそうな人でも知らない人とは付き合えないさ。<br>
ハルにゃんはどうなんだい?中学生の時色んな人と付き合ったって聞いたけど」<br>
アホ谷口ね。鶴屋さんに何喋ってんのよあいつ。<br>
「別に。全員普通過ぎてつまらなかったわ。」<br>
「高校に入ってから気になる人とかいなんですかぁ?」<br>
みくるちゃんにそう言われた時に一瞬キョンを思い出して自己嫌悪した。<br>
なんでそこでキョンが出てくんのよ!!<br>
「キョンくんとかいいんじゃないかい?」<br>
・・・・!!心を読まれた!?鶴屋さんってエスパーだったの!?<br>
「ななな何でキョンが出てくんのよ!?」<br>
「やだなーそんなに必死にならないでよハルにゃん」<br>
「ふふふ…涼宮さん可愛い」<br>
「み、みくるちゃんの方が可愛いでしょ!!キョンだってきっと…」<br>
言ってからしまったと思った。これは確実に失言だ。<br>
そう思った瞬間、鶴屋さんは大爆笑。みくるちゃんは口に手をあてて笑ってる。<br>
…有希、あんたも微妙にニヤついてない?<br></div>
<br>
<div>
「さっさと付き合っちゃえばいいさ。いい雰囲気なってること多いじゃないかい?」<br>
なんですって!!私とキョンが良い雰囲気!?<br>
…確かにそんなことがあったようななかったような気がするけど<br>
私とキョンが付き合うなんて想像出来ないわ!!<br>
「そーですよ。こないだの雨の時あいあい傘してたじゃないですかぁ」<br>
「な、なんでみくるちゃんがそれを知ってるのよ!!??」<br>
「禁則事項です」<br>
みくるちゃんはウィンクして言った。…可愛いわね。<br>
っていうかなんで本当に知ってるのよ。<br>
鶴屋さんと有希の様子を見ていると二人も知っているようだ。<br>
「…み、みくるちゃんと鶴屋さんはどうなのよ!?」<br>
「あたしはけっこうキョンくん良いと思うよ?けっこうかっこいいと思うさ、<br>
あと、キョンくんと同じクラスの谷口君だっけ?あの子面白いよね」<br>
ないないない。あいつチャック開いてるだけじゃない。<br>
「あのー谷口君って誰ですか?」<br>
みくるちゃん・・・・あなたけっこう失礼ね。<br>
「ほら、国木田くんとよく一緒にいる子だよ。」<br>
「あー…居ましたね。そーいえば国木田君ってけっこう可愛い系の顔してません?」<br>
「だよねー!あたしも思ってたさ」<br>
ただのショタじゃないあいつ。男だったら男らしい顔じゃなきゃ。<br>
っていうか鶴屋さんもしかし恋敵?じゃないわよ。<br>
別に私はキョンが好きなわけではないし。って誰に言い訳してるのかしらね私。<br>
「あと古泉君もかっこいいさ。性格もいいしね」<br>
「成績もいいって聞きましたよ」<br>
二人が談笑してるのを聞きながら私は有希を見た。<br>
有希はさっきから話に参加しそうな気配が無いけど…。<br>
有希の恋愛事情ってかなり気になるわ。<br>
そう思って私は有希に話かけた<br>
「ねぇ有希って好きな人いないの?」<br></div>
<br>
<div>「・・・・別に」<br>
答え方はそっけなかったけど微妙に目が泳がなかった?<br>
もしかし有希って…<br>
「有希っ子好きな人でもいるのかいっ!?」<br>
すかさず鶴屋さんがくいつく<br>
「いない」<br>
「居るんですよね!?嘘はいけないですよ」<br>
みくるちゃんの目がキラキラしてるわ。とりあいずここは私も便乗しておこう<br>
「誰よ!?団長命令よ有希。教えないさい!!」<br>
すると有希は少し迷ってから静かに言った<br>
「…………………古泉一樹」<br>
「「「えっ~!!!!」」」<br>
私達はかなり意表をつかれた。だって有希と古泉君が喋ってる印象ってほとんどない。<br>
鶴屋さんは有希に色々聞いているけど有希はほとんど分からないとか<br>
別にとかしか言ってない。<br>
しかし意外ね…有希が古泉君を好きなんて。でもけっこうお似合いかも。<br>
なんて私が考えているといきなり有希がみくるちゃんの方を向いて言った。<br>
「私はあなたが羨ましい」<br>
「ふぇっ?な、何でですか?」<br>
えっ…なんで?っていうか有希、目線が変。<br>
なんと有希はみくるちゃんの胸を見ているのだ。かなり凝視してる。<br>
「そ、そんなに見ないで下さいよぉ・・・」<br>
みくるちゃんはかなり恥ずかしそうにしている。<br>
そりゃそうよね。あんなに凝視されたら私だって恥ずかしくなるわ。<br>
「この前見た雑誌に胸が大きいほうが男が振り向く確率が高いと書いてあった」<br>
何読んでのよ有希ったら。と思う私を他所に有希は続ける。<br>
「だから私は貴方が羨ましい。・・・・だって私に比べて」<br>
そこで有希は言葉を切り、自分の胸を見た。<br>
・・・・・な、なんか凄い可愛いんだけど。こんな有希初めて見たわ。<br>
</div>
<br>
<div>私は有希の肩に手を回してセクハラ的発言をした。<br>
「だったら私が大きくしてあげようか?」<br>
でも有希は全然動じない。自分の胸を見たままだ。<br>
「ハルにゃんより古泉君に大きくして欲しいんじゃないかい?有希っ子は?」<br>
「鶴屋さんそういうこと言わないで下さいよぉ~」<br>
「やだぁーみくる何想像したの」<br>
「でも古泉君ってそういうこと興味あるのかしら?<br>
けっこう真面目だし精神的にもわりと大人じゃない?」<br>
私は素直に疑問を口にした。すると鶴屋さんがすぐに否定した。<br>
「古泉君だって年頃の男の子だよっ!きっとめっがさ興味あるさ」<br>
古泉君がそういう話をしてる所、私には想像できないわ。<br>
・・・キョンはどうなのかしら?<br>
「有希っ子可愛いんだし、上目使いで迫れば古泉君だってイチコロさ」<br>
「今度やってみる」<br>
有希!!本気なの!?<br>
「私たちは陰から見守ってあげますよ?」<br>
みくるちゃんそれ覗きっていうのよ。<br>
そう思っていたら有希は私に向かって<br>
「貴方も彼にやってみるべき」<br>
えっ・・・?それは私がキョンに上目使いで迫れってこと?<br>
そんな恥ずかしいことできるわけないじゃない!!<br>
「それは良い考えだと思います!!」<br>
みくるちゃんが私に向かってキラキラした笑顔で言ってきた。<br>
「あたしもそう思うよっ!!」<br>
つ、鶴屋さんまで!!<br></div>
<br>
<div>
結局そのあとまた私とキョンの関係について色々聞かれた。<br>
もう勘弁して・・・って思ったくらいに私の携帯に母親からの連絡がきて解散になった。<br>
9時くらいまで話しちゃったわ。<br>
でも楽しかったからいいか。可愛い有希も見れたしね。<br>
普通は退屈だと思ってたけどたまにはこういうのも悪くないわね…<br>
と考えながら私は家に帰った。<br></div>
<br>
<div>終わり<br></div>
</div>
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<div class="main">
<div>私は今、鶴屋さんの家にお邪魔させてもらっている。<br />
なんでかって?今日はセールやってるお店が多かったからSOS団の活動は休みにして<br />
みくるちゃん達と買い物に行ったの。<br />
それでその帰りに鶴屋さんの家に来て色々と話してるわけ。<br />
ちなみに居るのは鶴屋さん、みくるちゃん、有希、私。<br />
そして話題は…<br />
「それでみくるその後どうしたの?」<br />
「もちろん断りましたよ。知らない人だったし…。<br />
そ、それより鶴屋さんはどうなんですか?」<br />
告白したとかされたとかっていう話。<br />
でもここにいる四人は告白されたことしかないみたいだけど。<br />
「断ったよー。いくら優しそうな人でも知らない人とは付き合えないさ。<br />
ハルにゃんはどうなんだい?中学生の時色んな人と付き合ったって聞いたけど」<br />
アホ谷口ね。鶴屋さんに何喋ってんのよあいつ。<br />
「別に。全員普通過ぎてつまらなかったわ。」<br />
「高校に入ってから気になる人とかいなんですかぁ?」<br />
みくるちゃんにそう言われた時に一瞬キョンを思い出して自己嫌悪した。<br />
なんでそこでキョンが出てくんのよ!!<br />
「キョンくんとかいいんじゃないかい?」<br />
・・・・!!心を読まれた!?鶴屋さんってエスパーだったの!?<br />
「ななな何でキョンが出てくんのよ!?」<br />
「やだなーそんなに必死にならないでよハルにゃん」<br />
「ふふふ…涼宮さん可愛い」<br />
「み、みくるちゃんの方が可愛いでしょ!!キョンだってきっと…」<br />
言ってからしまったと思った。これは確実に失言だ。<br />
そう思った瞬間、鶴屋さんは大爆笑。みくるちゃんは口に手をあてて笑ってる。<br />
…有希、あんたも微妙にニヤついてない?</div>
<div>「さっさと付き合っちゃえばいいさ。いい雰囲気なってること多いじゃないかい?」<br />
なんですって!!私とキョンが良い雰囲気!?<br />
…確かにそんなことがあったようななかったような気がするけど<br />
私とキョンが付き合うなんて想像出来ないわ!!<br />
「そーですよ。こないだの雨の時あいあい傘してたじゃないですかぁ」<br />
「な、なんでみくるちゃんがそれを知ってるのよ!!??」<br />
「禁則事項です」<br />
みくるちゃんはウィンクして言った。…可愛いわね。<br />
っていうかなんで本当に知ってるのよ。<br />
鶴屋さんと有希の様子を見ていると二人も知っているようだ。<br />
「…み、みくるちゃんと鶴屋さんはどうなのよ!?」<br />
「あたしはけっこうキョンくん良いと思うよ?けっこうかっこいいと思うさ、<br />
あと、キョンくんと同じクラスの谷口君だっけ?あの子面白いよね」<br />
ないないない。あいつチャック開いてるだけじゃない。<br />
「あのー谷口君って誰ですか?」<br />
みくるちゃん・・・・あなたけっこう失礼ね。<br />
「ほら、国木田くんとよく一緒にいる子だよ。」<br />
「あー…居ましたね。そーいえば国木田君ってけっこう可愛い系の顔してません?」<br />
「だよねー!あたしも思ってたさ」<br />
ただのショタじゃないあいつ。男だったら男らしい顔じゃなきゃ。<br />
っていうか鶴屋さんもしかし恋敵?じゃないわよ。<br />
別に私はキョンが好きなわけではないし。って誰に言い訳してるのかしらね私。<br />
「あと古泉君もかっこいいさ。性格もいいしね」<br />
「成績もいいって聞きましたよ」<br />
二人が談笑してるのを聞きながら私は有希を見た。<br />
有希はさっきから話に参加しそうな気配が無いけど…。<br />
有希の恋愛事情ってかなり気になるわ。<br />
そう思って私は有希に話かけた<br />
「ねぇ有希って好きな人いないの?」</div>
<div>「・・・・別に」<br />
答え方はそっけなかったけど微妙に目が泳がなかった?<br />
もしかし有希って…<br />
「有希っ子好きな人でもいるのかいっ!?」<br />
すかさず鶴屋さんがくいつく<br />
「いない」<br />
「居るんですよね!?嘘はいけないですよ」<br />
みくるちゃんの目がキラキラしてるわ。とりあいずここは私も便乗しておこう<br />
「誰よ!?団長命令よ有希。教えないさい!!」<br />
すると有希は少し迷ってから静かに言った<br />
「…………………古泉一樹」<br />
「「「えっ~!!!!」」」<br />
私達はかなり意表をつかれた。だって有希と古泉君が喋ってる印象ってほとんどない。<br />
鶴屋さんは有希に色々聞いているけど有希はほとんど分からないとか<br />
別にとかしか言ってない。<br />
しかし意外ね…有希が古泉君を好きなんて。でもけっこうお似合いかも。<br />
なんて私が考えているといきなり有希がみくるちゃんの方を向いて言った。<br />
「私はあなたが羨ましい」<br />
「ふぇっ?な、何でですか?」<br />
えっ…なんで?っていうか有希、目線が変。<br />
なんと有希はみくるちゃんの胸を見ているのだ。かなり凝視してる。<br />
「そ、そんなに見ないで下さいよぉ・・・」<br />
みくるちゃんはかなり恥ずかしそうにしている。<br />
そりゃそうよね。あんなに凝視されたら私だって恥ずかしくなるわ。<br />
「この前見た雑誌に胸が大きいほうが男が振り向く確率が高いと書いてあった」<br />
何読んでのよ有希ったら。と思う私を他所に有希は続ける。<br />
「だから私は貴方が羨ましい。・・・・だって私に比べて」<br />
そこで有希は言葉を切り、自分の胸を見た。<br />
・・・・・な、なんか凄い可愛いんだけど。こんな有希初めて見たわ。</div>
<div>私は有希の肩に手を回してセクハラ的発言をした。<br />
「だったら私が大きくしてあげようか?」<br />
でも有希は全然動じない。自分の胸を見たままだ。<br />
「ハルにゃんより古泉君に大きくして欲しいんじゃないかい?有希っ子は?」<br />
「鶴屋さんそういうこと言わないで下さいよぉ~」<br />
「やだぁーみくる何想像したの」<br />
「でも古泉君ってそういうこと興味あるのかしら?<br />
けっこう真面目だし精神的にもわりと大人じゃない?」<br />
私は素直に疑問を口にした。すると鶴屋さんがすぐに否定した。<br />
「古泉君だって年頃の男の子だよっ!きっとめっがさ興味あるさ」<br />
古泉君がそういう話をしてる所、私には想像できないわ。<br />
・・・キョンはどうなのかしら?<br />
「有希っ子可愛いんだし、上目使いで迫れば古泉君だってイチコロさ」<br />
「今度やってみる」<br />
有希!!本気なの!?<br />
「私たちは陰から見守ってあげますよ?」<br />
みくるちゃんそれ覗きっていうのよ。<br />
そう思っていたら有希は私に向かって<br />
「貴方も彼にやってみるべき」<br />
えっ・・・?それは私がキョンに上目使いで迫れってこと?<br />
そんな恥ずかしいことできるわけないじゃない!!<br />
「それは良い考えだと思います!!」<br />
みくるちゃんが私に向かってキラキラした笑顔で言ってきた。<br />
「あたしもそう思うよっ!!」<br />
つ、鶴屋さんまで!!</div>
<div>結局そのあとまた私とキョンの関係について色々聞かれた。<br />
もう勘弁して・・・って思ったくらいに私の携帯に母親からの連絡がきて解散になった。<br />
9時くらいまで話しちゃったわ。<br />
でも楽しかったからいいか。可愛い有希も見れたしね。<br />
普通は退屈だと思ってたけどたまにはこういうのも悪くないわね…<br />
と考えながら私は家に帰った。</div>
<div>終わり</div>
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