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涼宮ハルヒの仮入部~コーラス部編~」(2020/03/12 (木) 14:02:26) の最新版変更点

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<p>あたしが北校に入学してから1週間ほどがたつ。<br> そろそろ、部活に入る時期だと思って、いろいろ見てまわって、なかなか決められなかったんだけど、佐伯さんに、<br> 「一緒にコーラス部に入ろ!」って誘ってもらえたから、あたしはコーラス部に入ることにした。<br> 歌にも興味があったしね。</p> <p>そして、あたし達は一度仮入部して、次の日に入部。<br> その日は、まず発声練習から教わってたんだけど、そのときに、部室にあの子がきたの。</p> <p>涼宮ハルヒ</p> <p>自己紹介を聞いたときはビックリした。<br> 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい、以上」<br> ちょっと怖い人だなって思った。<br> そういえば、聞いた話によると、いろんな部活に仮入部してるんだったかな?</p> <p> で、あたし達も昨日やったんだけど、ここの部活は仮入部初日の人にはまず、誰でも知ってるような歌を伴奏ありで歌うの。<br> あたしも横で聞いてたんだけど、すごかったのね。<br> とってもキレイな声だったのね。胸がドキドキしたのね。<br> この子と仲良くしたいって思ったのね。<br> あっ!興奮しすぎて、口癖が・・・<br> <br> そこで、思ったの。一緒に歌ってみたいって。<br> だから、あたしは意を決して部長さんに、<br> 「あ、あたしもすず・・・みんなと一緒に歌いたいです!」って・・・</p> <p> そしたら、あたしも涼宮さんと歌えることになったのね。<br> もう、あたしその言葉を聞けてかなりうれしかったのね。<br> 佐伯さんが、「ちょっと、阪中!」とか言ってたけど、右から左なのね。<br> あっ!また口癖が・・・</p> <p> とりあえず、あたしは不自然なく、涼宮さんの前の位置に立つことにした。<br> そして、近くに行って分かったんだけど、<br> これが、あたしより背は低いんだけど、すっごく美少女なのね。<br> 成崎さんもかわいいけど、涼宮さんのほうが美少女なのね。<br> あたしすっごく涼宮さんに憧れたのね。<br> 後、もうすこしでこの子の歌声がこんなに近くで聞けるって思ったら、ワクワクドキドキしてきたのね。<br> でも、<br> 「阪中さんは、背高いから、もうちょっと後ろでお願い」<br> ・・・背が高いことに、こんなにもショックを受けたことはないのね。</p> <p>でも、一番近い場所で歌えたのは事実。<br> ちょっと近づきすぎたかな?<br> まあ、でも近づかないと涼宮さんの歌声が聞こえてこないから。<br> あっ!シャンプーのいいにおい。</p> <p> この部屋のどこかで、あたしの声の振動と涼宮さんの声の振動が交わっているのね。<br> そう考えると、なぜかドキドキしてくるのね。<br> <br> 結局、涼宮さんはその日だけしか来なかった。<br> かなり残念なのね。もっと一緒に歌いたかったのね。</p> <p>次の日、涼宮さんに挨拶してみたら、<br> 無視されてしまったのねー。<br> でも、あたしはあきらめないのね。絶対いつかお友だちになってみせるのね。</p> <p> 理想は、涼宮さんになんでもいいからプレゼントしてもらうこと。<br> そんなことされたら、あたし、それを机の中に大事にしまっておくのね。<br> ただの紙でもいいから、ほしいのね。<br> そしていつか、絶対に家に招待するのね。ルソーと一緒に遊んでもらうのね。<br> あっ!また口癖が。<br></p>
<p>あたしが北校に入学してから1週間ほどがたつ。<br /> そろそろ、部活に入る時期だと思って、いろいろ見てまわって、なかなか決められなかったんだけど、佐伯さんに、<br /> 「一緒にコーラス部に入ろ!」って誘ってもらえたから、あたしはコーラス部に入ることにした。<br /> 歌にも興味があったしね。</p> <p>そして、あたし達は一度仮入部して、次の日に入部。<br /> その日は、まず発声練習から教わってたんだけど、そのときに、部室にあの子がきたの。</p> <p>涼宮ハルヒ</p> <p>自己紹介を聞いたときはビックリした。<br /> 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい、以上」<br /> ちょっと怖い人だなって思った。<br /> そういえば、聞いた話によると、いろんな部活に仮入部してるんだったかな?</p> <p>で、あたし達も昨日やったんだけど、ここの部活は仮入部初日の人にはまず、誰でも知ってるような歌を伴奏ありで歌うの。<br /> あたしも横で聞いてたんだけど、すごかったのね。<br /> とってもキレイな声だったのね。胸がドキドキしたのね。<br /> この子と仲良くしたいって思ったのね。<br /> あっ!興奮しすぎて、口癖が・・・<br /> <br /> そこで、思ったの。一緒に歌ってみたいって。<br /> だから、あたしは意を決して部長さんに、<br /> 「あ、あたしもすず・・・みんなと一緒に歌いたいです!」って・・・</p> <p>そしたら、あたしも涼宮さんと歌えることになったのね。<br /> もう、あたしその言葉を聞けてかなりうれしかったのね。<br /> 佐伯さんが、「ちょっと、阪中!」とか言ってたけど、右から左なのね。<br /> あっ!また口癖が・・・</p> <p>とりあえず、あたしは不自然なく、涼宮さんの前の位置に立つことにした。<br /> そして、近くに行って分かったんだけど、<br /> これが、あたしより背は低いんだけど、すっごく美少女なのね。<br /> 成崎さんもかわいいけど、涼宮さんのほうが美少女なのね。<br /> あたしすっごく涼宮さんに憧れたのね。<br /> 後、もうすこしでこの子の歌声がこんなに近くで聞けるって思ったら、ワクワクドキドキしてきたのね。<br /> でも、<br /> 「阪中さんは、背高いから、もうちょっと後ろでお願い」<br /> ・・・背が高いことに、こんなにもショックを受けたことはないのね。</p> <p>でも、一番近い場所で歌えたのは事実。<br /> ちょっと近づきすぎたかな?<br /> まあ、でも近づかないと涼宮さんの歌声が聞こえてこないから。<br /> あっ!シャンプーのいいにおい。</p> <p>この部屋のどこかで、あたしの声の振動と涼宮さんの声の振動が交わっているのね。<br /> そう考えると、なぜかドキドキしてくるのね。<br /> <br /> 結局、涼宮さんはその日だけしか来なかった。<br /> かなり残念なのね。もっと一緒に歌いたかったのね。</p> <p>次の日、涼宮さんに挨拶してみたら、<br /> 無視されてしまったのねー。<br /> でも、あたしはあきらめないのね。絶対いつかお友だちになってみせるのね。</p> <p>理想は、涼宮さんになんでもいいからプレゼントしてもらうこと。<br /> そんなことされたら、あたし、それを机の中に大事にしまっておくのね。<br /> ただの紙でもいいから、ほしいのね。<br /> そしていつか、絶対に家に招待するのね。ルソーと一緒に遊んでもらうのね。<br /> あっ!また口癖が。</p>

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