「うっうーーーーー!! 第2章」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「うっうーーーーー!! 第2章」(2009/05/02 (土) 00:43:00) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p>何かが、俺を狙っている。<br />
何が、俺を?<br />
世界の主役であるがゆえに、狙われる運命なのか?</p>
<p>俺の中に、超人の孤独が宿る。<br />
空に向かって叫びをあげたいほどの孤独!<br />
だが、耐え抜く。<br />
ここで叫べば、通りで叫べば、ただのバカだからだ。<br />
宇宙が俺を求めている。<br />
それは幼稚園の頃から判っていた。<br />
しかし、高校生となり、回りに尾行者が現れ<br />
更に、それが真実である事が判った。<br />
俺は、男であるが、男ではないのだ。</p>
<p> 「あなたの中には女がいるのよ。さよなら」</p>
<p>幼稚園のころから付き合っていた女に、<br />
その初夜に、そう言われて去られた時<br />
俺は、悟った</p>
<p> 「俺は、中心なんだ」</p>
<p>と、俺は、なさねばならない。<br />
世界に、叫ばねばならない。</p>
<p> 「輪廻結合」</p>
<p>次元の誕生……<br />
俺の中にある「それ」が</p>
<p> 「目眩の白濁」<br />
叫びをあげていた。<br />
宇宙は生命であった。<br />
そして、黙っている。<br />
叫べる時を黙っている。</p>
<p>俺にはすべてが判っていた。<br />
「潜入活動」</p>
<p>すべてが指示していた。</p>
<p> 「潜入、結合、挿入」</p>
<p>判るはずの未来。<br />
俺を監視するやつら。</p>
<p>指示されたそれらが、俺に確信を抱かせる。</p>
<p> 「宇宙人が地球に攻めてきている」</p>
<p>俺は、既に理解していた。<br />
大いなる侵略が開始されている事を。<br />
そう例えば、今、俺の隣を歩いている。<br />
セーラー服を着た女子高生。</p>
<p> 「それが宇宙人かもしれない」</p>
<p>ひそんでいる。ひそんでいる。<br />
狙い、ひそんでいる。<br />
目を閉じる。</p>
<p> 「一人や二人ではない」<br />
日本だけに、何故か、多くの宇宙人がひそんでいる。<br />
それが俺のシグマ感覚によって暴かれているのだ。</p>
<p> </p>