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ある日の活動」(2020/03/15 (日) 16:09:09) の最新版変更点

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<p><br /> 「よし、今日は何賭ける?」<br /> 「おでん。牛すじ。」<br /> 「もうこの時期には無いんじゃないか?」<br /> 「じゃあカレーまん。」<br /> 「それもないと思うが。」<br /> 「じゃあフランクフルト。」<br /> 「それならあるだろうな。」<br /> 「今日こそ勝つ。」<br /> 「いや、俺が勝つ。つーかオセロくらいしかお前に勝てん。」<br /> 「長門さん、応援してますよ。僕の仇を討ってください。」<br /> 「お茶が入りましたよ。」<br /><br /> 「どうしてその上のマスじゃないんですか?3つ損しましたよ?」<br /> 「それを取ってもすぐ返されるだろ。目先しか見てないからお前は強くなれないんだ。」<br /> 「…長門さん?」<br /> 「……難しい選択を迫られている。どこに打っても反撃される。」<br /> 「僕にはさっぱり。」<br /> 「あたしにも…」<br /> 「やっほー!遅れてごめーん。」<br /> 「どうした長門?降参か?」<br /> 「……降参。」<br /> 「涼宮さんお茶をどうぞ。」<br /> 「あれー?有希、まだ3分の1も残ってんじゃない。可能性がある限り足掻かなきゃ。あ、みくるちゃんありがと。」<br /> 「5手前から足掻いていた。でももう駄目。逆転の余地はない。」<br /> 「へぇー、キョン、あんた見かけによらず強いのね。」<br /> 「悪かったな。これしか能がねぇよ。」<br /> 「では朝比奈さん、勝負です。」<br /> 「はい。よろしくお願いします。」<br /><br /> 「(アホか古泉!そこを取ると角取られるだろ!)」<br /> 「(んぁー!みくるちゃん!なんで角取らないの?!)」<br /> 「(ねぇキョン、この2人いつもこうなの?)」<br /> 「(ああ。)」<br /> 「そうきましたか。ではこうです。」<br /> 「ひぇぇ、古泉くん厳しいです!」<br /> 「全部ひっくり返せてないのに次を「ではこれで。」……置いては駄目。」<br /> 「え、と、こういう場合どうするの?」<br /> 「遊びだし公式ルール知らないからもうスルーでいいだろ。」<br /><br /> 「同点かよ。」<br /> 「あたしオセロの同点って初めて見た。」<br /> 「いやあ、朝比奈さんお強いです。」<br /> 「古泉くんも強いですよ。」<br /> 「「((ないないないない!))」」<br /><br /> 「じゃあキョン!勝負よ!」<br /> 「待って。彼はSOS団のチャンピオン。その前にランキング2位のわたしと戦うべき。」<br /> 「ふふふ、有希!その挑戦受けて立つわ!」<br /> 「まてハルヒ、挑戦者はお前だろ。」<br /><br /> 「ほらほら有希ー、追い込まれてるわよ。」<br /> 「…………」<br /> 「そいつを守りながら、いつまで持つかしら。じゃあ、こんなのはどう?」<br /> 「…………」<br /> 「さすが涼宮さんです。ほとんど黒一色ですね。」<br /> 「降参する?キョン、次はあんたの番よ。ってなんでニヤニヤしてんのよ。気持ち悪い。」<br /> 「終わった。」<br /> 「降参ね。じゃあキョン!」<br /> 「違う。反撃開始。」<br /> 「えぇっっ!!!!!」<br /> 「うわぁぁ、すごいです!」<br /> 「まだあたしが優勢よ、って、一箇所しか置けないじゃない!」<br /> 「あなたはとても優秀。」<br /> 「うう、また一箇所だけ…。」<br /> 「だから盤上に罠を仕掛けるのに今までかかった。でももう終わり。」<br /> 「一挙に真っ白になりましたね。ん?これは…。」<br /> 「ちょ、ちょっと待ってよ!これってチートなんじゃない?!」<br /> 「勝った。」<br /> 「ふぇぇ、全部白になりました~。」<br /> 「フランクフルト。」<br /> 「え?賭けてんの??」<br /><br /> 「みなさんハイレベル過ぎて僕は追いつけませんよ。なんで7ならべしませんか?」<br /> 「そうね。これだとみんな参加できるし。最下位は全員にフランクフルトよ!」<br /> 「いつのまにフランクフルトがデフォになったんだ?」<br /><br /> 「……パス3。」<br /> 「誰だ?スペードの6止めてるのは。」<br /> 「あんたじゃないの?」<br /> 「僕は涼宮さんを疑っているのですが。」<br /> 「ええ?キョンくんが止めてるのかと思ってたんですけど。」<br /> 「……………。」<br /> 「どうした?長門。まさかお前…。」<br /> 「ゲームオーバー。」<br /> 「放出ですね。」<br /> 「スペードの6さえ出ていれば。」<br /> 「ふふふ、有希、恨むならキョンを恨みなさい。」<br /> 「ってお前が持ってたのかー!!」<br /> 「パーフェクトゲームの恨みは恐ろしいのよ。」<br /> 「上がりです。1番!」<br /> 「あれ?!みくるちゃん?!」<br /> 「あー順番の巡りでしたね。俺も上がり。」<br /> 「え、ちょっとキョン!遠慮しなさいよ!」<br /> 「僕もこれで上がりです。」<br /> 「ちょっと古泉くんまで!」<br /> 「あなたがスペードの6さえ出していればこうはならなかった」<br /> 「いや、長門。それはさすがに違うと思うぞ。」<br /><br /> 「あなたには選択肢がある。1つのフランクフルトを手に入れるか、2つのフランクフルトを手に入れるか。」<br /> 「なんだその直訳みたいな言い方は?今日は1本でいいぞ。残りは今度にしてくれ。」<br /> 「わかった。」<br /> 「何こそこそやってんのよ!」<br /> 「ふつうにフランクフルトの配分の話だ。なんでムキになってんだ?」<br /> 「う、うっさい!」<br /> 「長門さん、いいんですかぁ?」<br /> 「最下位がおごるルール。気にしないで。」<br /> 「ありがたく頂きますよ。」<br /> 「んじゃーここで解散!また明日!」<br /> 「はい、さようなら。」<br /> 「お疲れ様でした。」<br /> 「おう、明日な。」</p>
<p><br /> 「よし、今日は何賭ける?」<br /> 「おでん。牛すじ。」<br /> 「もうこの時期には無いんじゃないか?」<br /> 「じゃあカレーまん。」<br /> 「それもないと思うが。」<br /> 「じゃあフランクフルト。」<br /> 「それならあるだろうな。」<br /> 「今日こそ勝つ。」<br /> 「いや、俺が勝つ。つーかオセロくらいしかお前に勝てん。」<br /> 「長門さん、応援してますよ。僕の仇を討ってください。」<br /> 「お茶が入りましたよ。」<br /> <br /> 「どうしてその上のマスじゃないんですか?3つ損しましたよ?」<br /> 「それを取ってもすぐ返されるだろ。目先しか見てないからお前は強くなれないんだ。」<br /> 「…長門さん?」<br /> 「……難しい選択を迫られている。どこに打っても反撃される。」<br /> 「僕にはさっぱり。」<br /> 「あたしにも…」<br /> 「やっほー!遅れてごめーん。」<br /> 「どうした長門?降参か?」<br /> 「……降参。」<br /> 「涼宮さんお茶をどうぞ。」<br /> 「あれー?有希、まだ3分の1も残ってんじゃない。可能性がある限り足掻かなきゃ。あ、みくるちゃんありがと。」<br /> 「5手前から足掻いていた。でももう駄目。逆転の余地はない。」<br /> 「へぇー、キョン、あんた見かけによらず強いのね。」<br /> 「悪かったな。これしか能がねぇよ。」<br /> 「では朝比奈さん、勝負です。」<br /> 「はい。よろしくお願いします。」<br /> <br /> 「(アホか古泉!そこを取ると角取られるだろ!)」<br /> 「(んぁー!みくるちゃん!なんで角取らないの?!)」<br /> 「(ねぇキョン、この2人いつもこうなの?)」<br /> 「(ああ。)」<br /> 「そうきましたか。ではこうです。」<br /> 「ひぇぇ、古泉くん厳しいです!」<br /> 「全部ひっくり返せてないのに次を「ではこれで。」……置いては駄目。」<br /> 「え、と、こういう場合どうするの?」<br /> 「遊びだし公式ルール知らないからもうスルーでいいだろ。」<br /> <br /> 「同点かよ。」<br /> 「あたしオセロの同点って初めて見た。」<br /> 「いやあ、朝比奈さんお強いです。」<br /> 「古泉くんも強いですよ。」<br /> 「「((ないないないない!))」」<br /> <br /> 「じゃあキョン!勝負よ!」<br /> 「待って。彼はSOS団のチャンピオン。その前にランキング2位のわたしと戦うべき。」<br /> 「ふふふ、有希!その挑戦受けて立つわ!」<br /> 「まてハルヒ、挑戦者はお前だろ。」<br /> <br /> 「ほらほら有希ー、追い込まれてるわよ。」<br /> 「…………」<br /> 「そいつを守りながら、いつまで持つかしら。じゃあ、こんなのはどう?」<br /> 「…………」<br /> 「さすが涼宮さんです。ほとんど黒一色ですね。」<br /> 「降参する?キョン、次はあんたの番よ。ってなんでニヤニヤしてんのよ。気持ち悪い。」<br /> 「終わった。」<br /> 「降参ね。じゃあキョン!」<br /> 「違う。反撃開始。」<br /> 「えぇっっ!!!!!」<br /> 「うわぁぁ、すごいです!」<br /> 「まだあたしが優勢よ、って、一箇所しか置けないじゃない!」<br /> 「あなたはとても優秀。」<br /> 「うう、また一箇所だけ…。」<br /> 「だから盤上に罠を仕掛けるのに今までかかった。でももう終わり。」<br /> 「一挙に真っ白になりましたね。ん?これは…。」<br /> 「ちょ、ちょっと待ってよ!これってチートなんじゃない?!」<br /> 「勝った。」<br /> 「ふぇぇ、全部白になりました~。」<br /> 「フランクフルト。」<br /> 「え?賭けてんの??」<br /> <br /> 「みなさんハイレベル過ぎて僕は追いつけませんよ。なんで7ならべしませんか?」<br /> 「そうね。これだとみんな参加できるし。最下位は全員にフランクフルトよ!」<br /> 「いつのまにフランクフルトがデフォになったんだ?」<br /> <br /> 「……パス3。」<br /> 「誰だ?スペードの6止めてるのは。」<br /> 「あんたじゃないの?」<br /> 「僕は涼宮さんを疑っているのですが。」<br /> 「ええ?キョンくんが止めてるのかと思ってたんですけど。」<br /> 「……………。」<br /> 「どうした?長門。まさかお前…。」<br /> 「ゲームオーバー。」<br /> 「放出ですね。」<br /> 「スペードの6さえ出ていれば。」<br /> 「ふふふ、有希、恨むならキョンを恨みなさい。」<br /> 「ってお前が持ってたのかー!!」<br /> 「パーフェクトゲームの恨みは恐ろしいのよ。」<br /> 「上がりです。1番!」<br /> 「あれ?!みくるちゃん?!」<br /> 「あー順番の巡りでしたね。俺も上がり。」<br /> 「え、ちょっとキョン!遠慮しなさいよ!」<br /> 「僕もこれで上がりです。」<br /> 「ちょっと古泉くんまで!」<br /> 「あなたがスペードの6さえ出していればこうはならなかった」<br /> 「いや、長門。それはさすがに違うと思うぞ。」<br /> <br /> 「あなたには選択肢がある。1つのフランクフルトを手に入れるか、2つのフランクフルトを手に入れるか。」<br /> 「なんだその直訳みたいな言い方は?今日は1本でいいぞ。残りは今度にしてくれ。」<br /> 「わかった。」<br /> 「何こそこそやってんのよ!」<br /> 「ふつうにフランクフルトの配分の話だ。なんでムキになってんだ?」<br /> 「う、うっさい!」<br /> 「長門さん、いいんですかぁ?」<br /> 「最下位がおごるルール。気にしないで。」<br /> 「ありがたく頂きますよ。」<br /> 「んじゃーここで解散!また明日!」<br /> 「はい、さようなら。」<br /> 「お疲れ様でした。」<br /> 「おう、明日な。」</p>

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