「佐々木の災難な日常」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「佐々木の災難な日常」(2020/03/07 (土) 23:56:54) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
<p> <br>
※カオス & キャラ崩壊注意<br>
<br>
ザザァーと押し寄せる波の音。今年は残暑という事もあって海は人いっぱいだ。<br>
そんな中……わたしは砂に埋まって耳かきをしている。<br>
なんでこんな状況なのかって? いや、わたしはただ海に涼みに来ただけなんだが……何故かポケットに耳かきが入っていたのだよ。<br>
丁度最近耳かきをしていなかったし、せっかくだから耳かきをしていたんだ。<br>
<br>
だがその時、スイカ割りをしている人が誤ってわたしの頭に棒を思い切り振り下ろした。<br>
スコーン!! という音とともにわたしは見事砂に埋まってしまってね。くっくっ、全く面白い話だよ。<br>
<br>
おや……? この何かが耳から垂れ流れる感触はなんだろう。<br>
赤い液体……? まるで血のようだな……って、これは血なのか……!? ど、どうする。耳から血なんて流した経験なんてない。対処方など勿論知らない……!<br>
さっきの大きい衝撃で耳が傷ついてしまったのだろうか。耳かき入っていたし。<br>
とりあえず砂から出なければ……だが抜けない!<br>
「おい佐々木!! 何してるんだ!?」<br>
誰だ? こんな乱暴な言葉遣いをする知り合いは居な……く、国木田<br>
「血流してるじゃねぇか!! お前アホか!?」<br>
何故キレているんだ……? というか本当に国木田か? わたしにはさっぱり分からない。<br>
「とりあえず砂から出してくれないか。」<br>
「自分でやってろ!!」<br>
状況が掴めない。とにかく今日の国木田は機嫌が悪いようだな。<br>
そして国木田はそそくさと何処かへ行ってしまった……。<br>
さあて、どうやって這い上がろうかな。<br>
<br>
<br>
数日後―――<br>
<br>
<br>
「キョン……助けてくれ!!」<br>
突然聞こえてきた聞き覚えのある声。佐々木の助けを求めている声だ! 今助けるぞ佐々木!<br>
「待ちなさい! 佐々木さんはあたしが助けるの。あたしにはその権利があるわ!」<br>
何を訳の分からん事を。助ける事に権利などないだろう……俺は行くぞ!<br>
「これは団長命令よ。あんたは下がってなさい! あたしが助けるわ!!」<br>
ええいうるさい!<br>
俺は佐々木が溺れている海へ突っ走った。って臭っ!!<br>
「何この異臭……!! くっさ~!!」<br>
「そう、何故かわたしはこの腐った海で溺れている。なんでこんな状況なのかって? それは」<br>
説明はいい!今助けるぞ佐々木!<br>
「キョン! あんたは下がってなさいって言ってるで……」<br>
「ハルヒィィ!!! キョォォォォン!!!! 己らは何をしてるんだぁ!!!」<br>
「み、みくるちゃん!?」<br>
どうやら朝比奈さんの様子がおかしい。……なんで怒ってるんだ?<br>
「やれやれ。前の国木田の件といい、最近皆カルシウムが足りてないのだな。」<br>
と、とりあえず逃げろ!! 今朝比奈さんに捕まったらヤバイ気がする……ほら逃げるぞハルヒ!!<br>
「え、ええ!」<br>
<br>
<br>
「……くっくっ。結局わたしは放置か。」<br>
<br>
end</p>
<p> <br />
※カオス & キャラ崩壊注意<br />
<br />
ザザァーと押し寄せる波の音。今年は残暑という事もあって海は人いっぱいだ。<br />
そんな中……わたしは砂に埋まって耳かきをしている。<br />
なんでこんな状況なのかって? いや、わたしはただ海に涼みに来ただけなんだが……何故かポケットに耳かきが入っていたのだよ。<br />
丁度最近耳かきをしていなかったし、せっかくだから耳かきをしていたんだ。<br />
<br />
だがその時、スイカ割りをしている人が誤ってわたしの頭に棒を思い切り振り下ろした。<br />
スコーン!! という音とともにわたしは見事砂に埋まってしまってね。くっくっ、全く面白い話だよ。<br />
<br />
おや……? この何かが耳から垂れ流れる感触はなんだろう。<br />
赤い液体……? まるで血のようだな……って、これは血なのか……!? ど、どうする。耳から血なんて流した経験なんてない。対処方など勿論知らない……!<br />
さっきの大きい衝撃で耳が傷ついてしまったのだろうか。耳かき入っていたし。<br />
とりあえず砂から出なければ……だが抜けない!<br />
「おい佐々木!! 何してるんだ!?」<br />
誰だ? こんな乱暴な言葉遣いをする知り合いは居な……く、国木田<br />
「血流してるじゃねぇか!! お前アホか!?」<br />
何故キレているんだ……? というか本当に国木田か? わたしにはさっぱり分からない。<br />
「とりあえず砂から出してくれないか。」<br />
「自分でやってろ!!」<br />
状況が掴めない。とにかく今日の国木田は機嫌が悪いようだな。<br />
そして国木田はそそくさと何処かへ行ってしまった……。<br />
さあて、どうやって這い上がろうかな。<br />
<br />
<br />
数日後―――<br />
<br />
<br />
「キョン……助けてくれ!!」<br />
突然聞こえてきた聞き覚えのある声。佐々木の助けを求めている声だ! 今助けるぞ佐々木!<br />
「待ちなさい! 佐々木さんはあたしが助けるの。あたしにはその権利があるわ!」<br />
何を訳の分からん事を。助ける事に権利などないだろう……俺は行くぞ!<br />
「これは団長命令よ。あんたは下がってなさい! あたしが助けるわ!!」<br />
ええいうるさい!<br />
俺は佐々木が溺れている海へ突っ走った。って臭っ!!<br />
「何この異臭……!! くっさ~!!」<br />
「そう、何故かわたしはこの腐った海で溺れている。なんでこんな状況なのかって? それは」<br />
説明はいい!今助けるぞ佐々木!<br />
「キョン! あんたは下がってなさいって言ってるで……」<br />
「ハルヒィィ!!! キョォォォォン!!!! 己らは何をしてるんだぁ!!!」<br />
「み、みくるちゃん!?」<br />
どうやら朝比奈さんの様子がおかしい。……なんで怒ってるんだ?<br />
「やれやれ。前の国木田の件といい、最近皆カルシウムが足りてないのだな。」<br />
と、とりあえず逃げろ!! 今朝比奈さんに捕まったらヤバイ気がする……ほら逃げるぞハルヒ!!<br />
「え、ええ!」<br />
<br />
<br />
「……くっくっ。結局わたしは放置か。」<br />
<br />
end</p>