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SOS+1」(2007/11/07 (水) 23:38:27) の最新版変更点

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<p>※注意 オリジナルキャラ作品です<br>  <br>  <br>  <br> 「ふぅ…。ここが北高か…。」<br> 長いハイキングコースのようなかったるい坂道を除けばただの県立高校。<br> 親父の転勤で2年生からこの北高にくるはめになった。<br>  <br> おふくろの話だと<br> 「10年くらい前はここにいたのよ?あの元気な女の子…ハルヒちゃんとよく遊んでたの覚えてない?」<br> 「あぁ。それならよく覚えてる。よく泥だらけになって帰ってきては怒られたもんだ。」<br> 泣き虫ハルヒか。俺に勝負を挑んでは負けて悔しくて泣いてたからな。。。<br> 当時の俺もなんで手加減しなかったんだろうか。。。子供だったな。<br> 「そういえばあの子も北高よ?涼宮さんに連絡したら北高だ、って教えてくれたし。」<br> んま、挨拶しておくのも悪くないな~。<br>  <br> なんて回想をしながら職員室に向かうと、明朗快活で、いかにもな体育教師が案内してくれた。<br> その体育教師は岡部と言い、2年5組の担任であることとハンドボール部の顧問をやっていること。<br> ハンドボール部は人数が少ないこと。頼むから入ってくれ。君はエースになれる。いい筋肉だ。<br> などとハンドボールの熱意を一通り語られたのを、考えておきますの一言で軽くスルーすると、<br> 教室に着いた。<br> 「みんな聞いてくれ。今日から新しいクラスメートが増えるぞ。」<br> 教室がザワザワしている。噂でも流れてるんだろうな~。。<br> 「転校生ならぜひともSOS団にいれるべきだわ!」<br> 「落ち着け。。。まだ男か女かもわからないだろ。」<br> なんて声も聞こえる。SOS団ってなんだろう…と思ってると<br> 「入ってくれ」<br> 「今日から新しいクラスメートになる神宮寺 仁君だ。仲良くするように。」<br> 軽く自己紹介を済ませると、窓際最後尾の黄色いカチューシャ女が<br> 「もしかして…あのジン?」<br> さっきSOS団がどーとか言ってたよな。お前<br> 「ハルヒか?大きくなったな~。かわいくなって。元気だったか?」<br> 「なんであんたがいるのよ!聞いてないわ!挨拶ぐらいするべきよ!!」<br> 「何を怒ってるかわからんが、おばさんから聞かなかったのか?<br>  おふくろが涼宮さんとこには連絡したー。とか言ってたけど。<br>  それに忙しくてな。学校でできればいいやなんて思ってたし。」<br> 「聞いてない!知らない!…まぁ、そんなことどうでもいいわ。放課後文芸部室に来なさい。」<br> どうでもいいのかよ…。それに文芸部室なんて知らないんだけどな。。転校初日だし。。。<br> なんて思ってると、前の席の少年Aのような。劇でいう市民。いわゆるふつーの奴が<br> 「まてまて。ハルヒ。転校初日で文芸部室がわからんだろうに。。それに、今は彼の自己紹介中だ。<br>  それに仲が良いみたいだが初対面じゃないのか?」<br> もっともな突っ込みありがとう。名前はわからんが感謝するぞ。<br> 「10年前はここにいたんだ。ハルヒと家が近所だったんでよく遊んでたし、<br>  親同士も仲がよかったせいかお互いの家に泊まったりとかはしょっちゅうだったもんで、<br>  嫌でも仲良くなったんだよ。」<br> と軽い紹介をしたつもりだったんだが、クラス中が凍りついた。<br> さっきの少年Aは意外そうな顔をしてたし、ハルヒはなぜか顔が真っ赤だし、<br> 担任岡部も口をあんぐり。なぜか目に入った、軽そうな男も信じられない物を見た目をしていた。<br> 「…仲が良いみたいでよかったな。席は涼宮の隣だ。席についてくれ。」<br> とその場は終わった。。。<br>  <br> 授業中はハルヒが前の席の少年Aにちょっかいをだして<br> クラスメートがヒソヒソと話してる以外は特に変わった様子も無く、<br> 昼休み<br>  <br> 一人で弁当食うのもさびしかったので近くの席の少年Aと弁当を囲んだ。<br> さっき目に入った軽そうな男とかわいい顔した男も一緒に弁当を食うことになったわけだが、<br> 少年Aはキョンと呼ばれ、軽そうな男を谷口、かわいい顔のやつを国木田といった<br> 「んでも転校生!涼宮と知り合いなんて意外だったな。お互いの家に泊まりあっただなんて。」<br> 「そこは僕も気になるなぁ…。ジンと涼宮さんの関係も気になるしね。」<br> 「なんてことはない。俺とハルヒはライバルみたいなもんだったんだよ。何遊ぶにしても競っててな、<br>  しょっちゅう俺が勝ってたから、くやしくて泣いてたやつだったし、泣き虫ハルヒなんて言ってたし、<br>  一緒に風呂にも入ったことがあるしな。」<br> なーんて軽く紹介したつもりだったんだが、、、<br> しばらくの沈黙の後<br> 「それはマジか?転校生!あの涼宮がねぇ~。。。泣き虫だったなんて。。今じゃ考えられないぜ。」<br> 「今のハルヒはどうなんだ?相変わらず泣き虫なのか?」<br> 「んなわけあるか!奇人変人もいいところだ!中学のときは校庭に落書きするし、<br>  男はとっかえひっかえ。かわいいからモテるし、成績優秀、運動神経抜群だからな。」<br> 「今はSOS団の団長だよね。そっちはキョンのほうが詳しいよね。」<br> 「あの珍妙な団だろ?俺もずぶ濡れになるし野球はやらされるし。。。」<br> 聞く限り珍妙だな。ハルヒとSOS団ってのは…<br> 「そんな変なのか?キョン」<br> 「確かに間違ってはいないが、結構楽しいもんだ。慣れるまでが大変だったが…」<br> 「おいおい転校生。まさかSOS団に入るつもりはないだろうな。。。」<br> 「入るか入らないかはともかくハルヒに文芸部室に呼ばれたからな。行ってみるつもりだ。」<br> 「悪いことは言わん。やめとけ。涼宮と関わるとろくなことがないからな」<br> 「あとは本人が決める事だ。あまり人の悪口を言うとだな…」<br> 谷口はハルヒにどっか連れ去られたみたいだ。<br> 谷口がいなくなった後は転校する前の学校だとか部活はどうするだとかふつーの会話をしていると、<br> 昼休みが終わった。<br> 残った授業も終わり放課後。<br>  最後の授業が終わった瞬間かわからんが<br> 「ジン!来なさい!」<br> まだ家の部屋の準備がまだなんだけど知ったこっちゃないようだ<br> 「ここが文芸部室。SOS団総本部よ!」<br> いつのまにか団長とかかれた腕章をつけている。<br> 「今日からSOS団に入団したジンよ!ポジションはそうねぇ~…助っ人ってことで!」<br> と助っ人とかかれた腕章を渡された。入団もしてないんだが。<br> 「SOS団って何をするんだ?SOSだから人命救助か?あまり人命救助とはいえない感じだが…」<br> 総本部にはめちゃくちゃ美人のメイド服を着た子。これまた美人だが隅っこで本を読んでいる子。<br> イケ面スマイルマン。キョン。そしてハルヒと明らか人面救助目的ではない。<br> 「ぜんぜん違うわ!」<br> 駄目だしされた。<br> 「SOS団は宇宙人、未来人、超能力者、それに準ずるものと一緒に遊ぶ団…だとよ。」<br> キョンよ。解説ありがとう。<br> 「それにSOSって何の略だ?人命救助じゃないんだったらさ。」<br> 「なんとも馬鹿馬鹿しいと思うが、<br>  世界を 大いに盛り上げる 涼宮ハルヒ の 団 の頭文字でSOS。だろ?団長さん」<br> 「さすがキョンね!わかってるじゃない!たまには役に立つわね!」<br> 「たまには…は余計だ。誰が土曜日に奢ってると思ってるんだ。」<br> はぁ~とキョンのため息が聞こえるが、ハルヒは華麗に無視し団員の自己紹介になった<br> 「古泉一樹です。よろしく」<br> 「朝比奈みくるですぅ。」<br> 「………長門有希。」<br> 「団長の涼宮ハルヒよ!これから毎日来なさいよね!」<br> 「俺h「だまってなさい!」<br> キョンよ。。哀れ。。。<br> 「今から入団テストをするわ!グラウンドに集合ね!」<br> とまだ入団すると決めてないのにテストをするはめになっちまった。<br>  <br> 「まずは基礎体力を調べるわ。100m走りなさい!」<br> 「なんで宇宙人とかと遊ぶのに体力測定なんだ?」<br> 「もし襲われたら危ないじゃない!」<br> 会話になってないが、ま、いっか。久しぶりだし。<br> 「全力でやらなきゃ死刑だからね!有希!測定頼むわよ」<br> スタート係が朝比奈さん。測定長門。<br> 「よぉ~い。どん!」<br> 癒されるな~なんて考えずとりあえず全力で走る。<br> 「……11.19。」<br> スパイクじゃないからこんなもんかな。<br> 「速いじゃないか。陸上部だったのか?」<br> とのキョンの質問に助っ人ではいったことがあることを言うと、<br> 「すごいじゃない!俊足よ!俊足!韋駄天ね!次はこのペースでピッチングよ!」<br> 関係ないなんて突っ込みはもはやしない。<br> キャッチャー古泉。スピードガン長門。<br> 「古泉。ミットは何があっても動かすなよ。怪我するからな。」<br> 「わかりました。無事入団できることを期待していますよ。」<br> とりあえずストレート。<br> 長門いわく142キロだったらしい。スパイク履いてないからな~。なんて思ってると、<br> 「おいおい。。なんで野球部じゃないんだ?プロにいけるレベルだろうに…」<br> キョンの質問を、軽~く、一応野球部の助っ人やったことあるから。と説明し、<br> その後ハルヒは鉄棒、幅跳び、棒高、フリースローなどなどを下校時刻までやらせたあげく、<br> 「すごいじゃない!野球大会や球技大会が楽しみになってきたわ!さすが助っ人ね!<br>  スポーツ万能なのは変わらないわね!今日は解散!お疲れ!」<br> といい終わるとすぐに帰りやがった。何だと思ってるんだ。。まったく。。。<br> とりあえず着替えて帰りが一緒であるキョンと帰ることになった。<br> キョンと一緒に帰ってると、<br> 「それにしてもすごいじゃないか。まさか異世界人とかじゃないよな?」<br> 「何を馬鹿なこといってるんだ?でも、一応身体能力には自信があるんだ。<br>  野球部。バレー部。バスケ部とかの運動部の助っ人にはしょっちゅう行ってたよ。」<br> 「入る部活は決めたのか?まぁ明日になると体力測定見てた運動部が押し寄せてくると思うが。」<br> 「ん~。。。決めてないけどSOS団に行くよ。明日も来いって言われたし、」<br> 「そうか。。もったいない気がするが。」<br> 「まぁいいじゃん!それなりに楽しかったよ。ハルヒも元気そうだったし」<br> 「ツッコミが俺だけで困ってたからな。助かる。」<br> 「んでもハルヒを名前で呼ぶのは俺とキョンだけだが。。。恋人同士なのか?」<br> 「馬鹿いうな。いつも振り回されるし、奢らされるし、尻拭いは俺だし、パシリ同然だし、<br>  本人は気付いてないし、それでも楽しそうだし…(ry」<br> 「なるほどね。。キスぐらいはしたと見える。」<br> と冗談を言ったつもりだが下を向いている。<br> 「まさか…図星か!ハルヒがキョンとねぇ~。。。なるほど。。。」<br> 「ああああああの時は仕方がなかったんだ。ああああああするしか方法がだな(ry」<br> 「はいはい。わかったわかった。俺の家こっちだから、じゃあな!また明日」<br> 「やれやれ…。弱みを握られたわけか。」<br> 弱みget!明日からどんな顔が見れるかな~。なかなかキョンも純情でいじりがいがある。<br> 素直じゃないんだがな。キスしたんだから恋人同士だろうに。。。<br> と明日どうやっていじろうかと考えてると家に着いた。<br> ただいま~を言う前に、おふくろが<br> 「友達できた?部活は決めた?ハルヒちゃん元気だった?勉強はついていけそう?」<br> と質問責め。丁寧に答えてやったさ。感謝しろよおふくろ。<br> 飯を食い、風呂に入って、自分の部屋に入るとドッと疲れが溜まってきた。<br> いろいろありすぎたな。今日も。<br> 長い坂道から久しぶりに見たハルヒに個性溢れるSOS団とキョンをハルヒの関係。<br> 俺はもっぱら朝比奈さんが好みだが。。。<br>  <br> これから学校が楽しくなりそうだ。<br> と思ってたのが嘘みたいなできごとが明日おこるんだが。。。<br> 思い出すのもやれやれ…だ。</p> <ul> <li><a title="SOS+1 野球大会編 (2s)" href= "http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3736.html">野球大会編</a>へ</li> </ul>
<p>※注意 オリジナルキャラ作品です<br>  <br>  <br>  <br> 「ふぅ…。ここが北高か…。」<br> 長いハイキングコースのようなかったるい坂道を除けばただの県立高校。<br> 親父の転勤で2年生からこの北高にくるはめになった。<br>  <br> おふくろの話だと<br> 「10年くらい前はここにいたのよ?あの元気な女の子…ハルヒちゃんとよく遊んでたの覚えてない?」<br> 「あぁ。それならよく覚えてる。よく泥だらけになって帰ってきては怒られたもんだ。」<br> 泣き虫ハルヒか。俺に勝負を挑んでは負けて悔しくて泣いてたからな。。。<br> 当時の俺もなんで手加減しなかったんだろうか。。。子供だったな。<br> 「そういえばあの子も北高よ?涼宮さんに連絡したら北高だ、って教えてくれたし。」<br> んま、挨拶しておくのも悪くないな~。<br>  <br> なんて回想をしながら職員室に向かうと、明朗快活で、いかにもな体育教師が案内してくれた。<br> その体育教師は岡部と言い、2年5組の担任であることとハンドボール部の顧問をやっていること。<br> ハンドボール部は人数が少ないこと。頼むから入ってくれ。君はエースになれる。いい筋肉だ。<br> などとハンドボールの熱意を一通り語られたのを、考えておきますの一言で軽くスルーすると、<br> 教室に着いた。<br> 「みんな聞いてくれ。今日から新しいクラスメートが増えるぞ。」<br> 教室がザワザワしている。噂でも流れてるんだろうな~。。<br> 「転校生ならぜひともSOS団にいれるべきだわ!」<br> 「落ち着け。。。まだ男か女かもわからないだろ。」<br> なんて声も聞こえる。SOS団ってなんだろう…と思ってると<br> 「入ってくれ」<br> 「今日から新しいクラスメートになる神宮寺 仁君だ。仲良くするように。」<br> 軽く自己紹介を済ませると、窓際最後尾の黄色いカチューシャ女が<br> 「もしかして…あのジン?」<br> さっきSOS団がどーとか言ってたよな。お前<br> 「ハルヒか?大きくなったな~。かわいくなって。元気だったか?」<br> 「なんであんたがいるのよ!聞いてないわ!挨拶ぐらいするべきよ!!」<br> 「何を怒ってるかわからんが、おばさんから聞かなかったのか?<br>  おふくろが涼宮さんとこには連絡したー。とか言ってたけど。<br>  それに忙しくてな。学校でできればいいやなんて思ってたし。」<br> 「聞いてない!知らない!…まぁ、そんなことどうでもいいわ。放課後文芸部室に来なさい。」<br> どうでもいいのかよ…。それに文芸部室なんて知らないんだけどな。。転校初日だし。。。<br> なんて思ってると、前の席の少年Aのような。劇でいう市民。いわゆるふつーの奴が<br> 「まてまて。ハルヒ。転校初日で文芸部室がわからんだろうに。。それに、今は彼の自己紹介中だ。<br>  それに仲が良いみたいだが初対面じゃないのか?」<br> もっともな突っ込みありがとう。名前はわからんが感謝するぞ。<br> 「10年前はここにいたんだ。ハルヒと家が近所だったんでよく遊んでたし、<br>  親同士も仲がよかったせいかお互いの家に泊まったりとかはしょっちゅうだったもんで、<br>  嫌でも仲良くなったんだよ。」<br> と軽い紹介をしたつもりだったんだが、クラス中が凍りついた。<br> さっきの少年Aは意外そうな顔をしてたし、ハルヒはなぜか顔が真っ赤だし、<br> 担任岡部も口をあんぐり。なぜか目に入った、軽そうな男も信じられない物を見た目をしていた。<br> 「…仲が良いみたいでよかったな。席は涼宮の隣だ。席についてくれ。」<br> とその場は終わった。。。<br>  <br> 授業中はハルヒが前の席の少年Aにちょっかいをだして<br> クラスメートがヒソヒソと話してる以外は特に変わった様子も無く、<br> 昼休み<br>  <br> 一人で弁当食うのもさびしかったので近くの席の少年Aと弁当を囲んだ。<br> さっき目に入った軽そうな男とかわいい顔した男も一緒に弁当を食うことになったわけだが、<br> 少年Aはキョンと呼ばれ、軽そうな男を谷口、かわいい顔のやつを国木田といった<br> 「んでも転校生!涼宮と知り合いなんて意外だったな。お互いの家に泊まりあっただなんて。」<br> 「そこは僕も気になるなぁ…。ジンと涼宮さんの関係も気になるしね。」<br> 「なんてことはない。俺とハルヒはライバルみたいなもんだったんだよ。何遊ぶにしても競っててな、<br>  しょっちゅう俺が勝ってたから、くやしくて泣いてたやつだったし、泣き虫ハルヒなんて言ってたし、<br>  一緒に風呂にも入ったことがあるしな。」<br> なーんて軽く紹介したつもりだったんだが、、、<br> しばらくの沈黙の後<br> 「それはマジか?転校生!あの涼宮がねぇ~。。。泣き虫だったなんて。。今じゃ考えられないぜ。」<br> 「今のハルヒはどうなんだ?相変わらず泣き虫なのか?」<br> 「んなわけあるか!奇人変人もいいところだ!中学のときは校庭に落書きするし、<br>  男はとっかえひっかえ。かわいいからモテるし、成績優秀、運動神経抜群だからな。」<br> 「今はSOS団の団長だよね。そっちはキョンのほうが詳しいよね。」<br> 「あの珍妙な団だろ?俺もずぶ濡れになるし野球はやらされるし。。。」<br> 聞く限り珍妙だな。ハルヒとSOS団ってのは…<br> 「そんな変なのか?キョン」<br> 「確かに間違ってはいないが、結構楽しいもんだ。慣れるまでが大変だったが…」<br> 「おいおい転校生。まさかSOS団に入るつもりはないだろうな。。。」<br> 「入るか入らないかはともかくハルヒに文芸部室に呼ばれたからな。行ってみるつもりだ。」<br> 「悪いことは言わん。やめとけ。涼宮と関わるとろくなことがないからな」<br> 「あとは本人が決める事だ。あまり人の悪口を言うとだな…」<br> 谷口はハルヒにどっか連れ去られたみたいだ。<br> 谷口がいなくなった後は転校する前の学校だとか部活はどうするだとかふつーの会話をしていると、<br> 昼休みが終わった。<br> 残った授業も終わり放課後。<br>  最後の授業が終わった瞬間かわからんが<br> 「ジン!来なさい!」<br> まだ家の部屋の準備がまだなんだけど知ったこっちゃないようだ<br> 「ここが文芸部室。SOS団総本部よ!」<br> いつのまにか団長とかかれた腕章をつけている。<br> 「今日からSOS団に入団したジンよ!ポジションはそうねぇ~…助っ人ってことで!」<br> と助っ人とかかれた腕章を渡された。入団もしてないんだが。<br> 「SOS団って何をするんだ?SOSだから人命救助か?あまり人命救助とはいえない感じだが…」<br> 総本部にはめちゃくちゃ美人のメイド服を着た子。これまた美人だが隅っこで本を読んでいる子。<br> イケ面スマイルマン。キョン。そしてハルヒと明らか人面救助目的ではない。<br> 「ぜんぜん違うわ!」<br> 駄目だしされた。<br> 「SOS団は宇宙人、未来人、超能力者、それに準ずるものと一緒に遊ぶ団…だとよ。」<br> キョンよ。解説ありがとう。<br> 「それにSOSって何の略だ?人命救助じゃないんだったらさ。」<br> 「なんとも馬鹿馬鹿しいと思うが、<br>  世界を 大いに盛り上げる 涼宮ハルヒ の 団 の頭文字でSOS。だろ?団長さん」<br> 「さすがキョンね!わかってるじゃない!たまには役に立つわね!」<br> 「たまには…は余計だ。誰が土曜日に奢ってると思ってるんだ。」<br> はぁ~とキョンのため息が聞こえるが、ハルヒは華麗に無視し団員の自己紹介になった<br> 「古泉一樹です。よろしく」<br> 「朝比奈みくるですぅ。」<br> 「………長門有希。」<br> 「団長の涼宮ハルヒよ!これから毎日来なさいよね!」<br> 「俺h「だまってなさい!」<br> キョンよ。。哀れ。。。<br> 「今から入団テストをするわ!グラウンドに集合ね!」<br> とまだ入団すると決めてないのにテストをするはめになっちまった。<br>  <br> 「まずは基礎体力を調べるわ。100m走りなさい!」<br> 「なんで宇宙人とかと遊ぶのに体力測定なんだ?」<br> 「もし襲われたら危ないじゃない!」<br> 会話になってないが、ま、いっか。久しぶりだし。<br> 「全力でやらなきゃ死刑だからね!有希!測定頼むわよ」<br> スタート係が朝比奈さん。測定長門。<br> 「よぉ~い。どん!」<br> 癒されるな~なんて考えずとりあえず全力で走る。<br> 「……11.19。」<br> スパイクじゃないからこんなもんかな。<br> 「速いじゃないか。陸上部だったのか?」<br> とのキョンの質問に助っ人ではいったことがあることを言うと、<br> 「すごいじゃない!俊足よ!俊足!韋駄天ね!次はこのペースでピッチングよ!」<br> 関係ないなんて突っ込みはもはやしない。<br> キャッチャー古泉。スピードガン長門。<br> 「古泉。ミットは何があっても動かすなよ。怪我するからな。」<br> 「わかりました。無事入団できることを期待していますよ。」<br> とりあえずストレート。<br> 長門いわく142キロだったらしい。スパイク履いてないからな~。なんて思ってると、<br> 「おいおい。。なんで野球部じゃないんだ?プロにいけるレベルだろうに…」<br> キョンの質問を、軽~く、一応野球部の助っ人やったことあるから。と説明し、<br> その後ハルヒは鉄棒、幅跳び、棒高、フリースローなどなどを下校時刻までやらせたあげく、<br> 「すごいじゃない!野球大会や球技大会が楽しみになってきたわ!さすが助っ人ね!<br>  スポーツ万能なのは変わらないわね!今日は解散!お疲れ!」<br> といい終わるとすぐに帰りやがった。何だと思ってるんだ。。まったく。。。<br> とりあえず着替えて帰りが一緒であるキョンと帰ることになった。<br> キョンと一緒に帰ってると、<br> 「それにしてもすごいじゃないか。まさか異世界人とかじゃないよな?」<br> 「何を馬鹿なこといってるんだ?でも、一応身体能力には自信があるんだ。<br>  野球部。バレー部。バスケ部とかの運動部の助っ人にはしょっちゅう行ってたよ。」<br> 「入る部活は決めたのか?まぁ明日になると体力測定見てた運動部が押し寄せてくると思うが。」<br> 「ん~。。。決めてないけどSOS団に行くよ。明日も来いって言われたし、」<br> 「そうか。。もったいない気がするが。」<br> 「まぁいいじゃん!それなりに楽しかったよ。ハルヒも元気そうだったし」<br> 「ツッコミが俺だけで困ってたからな。助かる。」<br> 「んでもハルヒを名前で呼ぶのは俺とキョンだけだが。。。恋人同士なのか?」<br> 「馬鹿いうな。いつも振り回されるし、奢らされるし、尻拭いは俺だし、パシリ同然だし、<br>  本人は気付いてないし、それでも楽しそうだし…(ry」<br> 「なるほどね。。キスぐらいはしたと見える。」<br> と冗談を言ったつもりだが下を向いている。<br> 「まさか…図星か!ハルヒがキョンとねぇ~。。。なるほど。。。」<br> 「ああああああの時は仕方がなかったんだ。ああああああするしか方法がだな(ry」<br> 「はいはい。わかったわかった。俺の家こっちだから、じゃあな!また明日」<br> 「やれやれ…。弱みを握られたわけか。」<br> 弱みget!明日からどんな顔が見れるかな~。なかなかキョンも純情でいじりがいがある。<br> 素直じゃないんだがな。キスしたんだから恋人同士だろうに。。。<br> と明日どうやっていじろうかと考えてると家に着いた。<br> ただいま~を言う前に、おふくろが<br> 「友達できた?部活は決めた?ハルヒちゃん元気だった?勉強はついていけそう?」<br> と質問責め。丁寧に答えてやったさ。感謝しろよおふくろ。<br> 飯を食い、風呂に入って、自分の部屋に入るとドッと疲れが溜まってきた。<br> いろいろありすぎたな。今日も。<br> 長い坂道から久しぶりに見たハルヒに個性溢れるSOS団とキョンをハルヒの関係。<br> 俺はもっぱら朝比奈さんが好みだが。。。<br>  <br> これから学校が楽しくなりそうだ。<br> と思ってたのが嘘みたいなできごとが明日おこるんだが。。。<br> 思い出すのもやれやれ…だ。<br>  <br>  </p> <ul> <li><a title="SOS+1 野球大会編 (2s)" href= "http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3736.html">野球大会編</a>へ</li> </ul>

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