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「恋ってなに? -朝比奈みくる-」(2007/10/27 (土) 22:42:50) の最新版変更点
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<p>私の名前は朝比奈みくる。未来からやってきた諜報員です。<br>
私はこの時間軸の時間の流れとその原因である涼宮さんを観察するためこの時代にやってきました。<br>
私はSOS団のお茶くみ係。それでも毎日楽しく過ごしてます♪<br>
<br>
今日も私のところに見知らぬ男性がやってきました。<br>
「あ、朝比奈さん!好きです。俺と付き合って下さい」<br>
すると私の隣にいた鶴屋さんが<br>
「だめだめっ!みくるには好きな人がいるんだよっ!諦めなっ!」<br>
と言ってくれました。<br>
もちろん私に好きな人なんていません。<br>
鶴屋さんはいつも私の代わりに断ってくれます。<br>
「あ、ありがとう鶴屋さん・・・」<br>
「なんてことないっさー♪でもみくるもそろそろ自分で断れるようにならならいとだめにょろ♪」<br>
<br>
断る…<br>
そう、鶴屋さんの言う通り私は人と付き合ってはいけない。<br>
私はこの時代の人間じゃない。<br>
未来での規則で私はこの時代の人間と深く関わるのを禁止されてるのです。<br>
私は恋をすることを許されないんです。<br>
私は部室に向かいました。<br>
すると涼宮さんとキョン君と古泉君が長門さんを見ながらニヤニヤしてます。<br>
「みなさん、どうかしたんですか?」<br>
涼宮さんがニヤニヤした顔のまま抱きついてきました。<br>
「みくるちゃ~ん。聞いて聞いて!なんと有希が男子に告白されたのよ!」<br>
「えっ!?そうなんですか?」<br>
私は驚きました。<br>
「で、どうしたんですか?」<br>
長門さんはこちらを向いて一言<br>
「・・・断った」<br>
と言いました。<br>
確かに長門さんはお人形さんみたいに可愛いので男の人が寄ってくるのはわかります。<br>
でも長門さんは自分で断ってるようです。<br>
「みくるちゃんも可愛いから男はいっぱい寄って来るんでしょ?」<br>
「あ、はい。でも鶴屋さんに断ってもらってます」<br>
「そんなんじゃだめよみくるちゃん!たまにはあなたからビシッと言わないと相手に対して失礼だわ!」<br>
「そ、そんな・・・こ、こわいですぅ~!」<br>
涼宮さんは笑っているような怒っているような顔です。<br>
「断るのが嫌なら付き合っちゃいなさい!ただしあたしの認めた男じゃなきゃダメよ!」<br>
「つ、付き合うとかそんなのダメですぅ~」<br>
「もしかしてみくるちゃん今好きな人いるの?」<br>
なんかキョン君と涼宮さんが真剣な顔で私を睨んでます。<br>
「い、いえ・・・いないです。」<br>
<br>
<br>
好きな人…<br>
確かにいません。優しくしてくれるキョン君や古泉君も好きですが恋とかじゃありません。<br>
「だったら勇気をだして自分で断りなさい!」<br>
涼宮さんの言うことは最もですね。<br>
「は、はい・・・頑張ってみます・・」<br>
<br>
翌日も私のところに見知らぬ男子生徒が来て一言告げていきました。<br>
「話があるので放課後屋上まで来てくれませんか?」<br>
また私は男の人に呼びだされたようです。<br>
この話を聞いていた鶴屋さんは一緒に行ってくれると言ってましたが私は断りました。<br>
私もそろそろ勇気を出して一人で行ってきます。<br>
<br>
屋上に着くと先ほどの男子が私を待っていました。<br>
「あ、あの朝比奈さん。僕と付き合ってくれませんか?」<br>
正直怖いです。でも勇気を出さなければ私は変われない!<br>
「ご、ごめんなさい。私誰とも付き合うわけにはいかないの・・・」<br>
言えました。<br>
<br>
「そうですか・・・わかりました」<br>
その男子は悲しい顔をして去っていきました。ごめんなさい。<br>
「やったねみくる!」<br>
背後から声がしました。<br>
振り返ると鶴屋さんとSOS団のみんながいました。<br>
「み、みなさん、ど、どうしてここにいるんですかぁ~!」<br>
涼宮さんは私に抱きつきながら<br>
「鶴屋さんから聞いたのよ!みくるちゃん。たまにはやるじゃない!」<br>
「ごめんよみくる~」<br>
みなさん私を見守っててくれたんですね。ありがとう。<br>
私は言えました!<br>
古泉君が笑顔でなにか言ってます。<br>
「3作目にしてやっと僕の初セリフですか。・・・作者のセンスを疑いますよ。第一僕と朝比奈さんのラブストーリーを書けばそれなりに注目されると思うんですが、なんで僕だけいつもキョン君とのホモネタなんでしょうか?」<br>
あの…古泉君。意味が良くわからないです。<br>
「これは失敬。つまり朝比奈さんにはもっとお似合いのかたがいるってことですよ!」<br>
「あ、ありがとう古泉君」<br>
「いえいえ。ですがもう少し喋らせて下さい!大体このSSの作者はキョン君を重宝して僕をのけ者にしすぎなんですよ!これは全国の僕のファンに対して失礼ではないですか?」<br>
「おい古泉そのくらいにしとけ!」<br>
暴走する古泉君はキョン君が止めてくれました。<br>
私一人の力じゃありませんでしたね。SOS団のみなさんが私に勇気って力をわけてくれました。<br>
私はこれからもこの時代の人間とは深く関わることはできないけど鶴屋さんやSOS団のみなさんとは仲良くやって行きたいです♪<br>
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