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「長門と朝倉の喧嘩」(2020/06/22 (月) 14:48:33) の最新版変更点
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<p><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3463.html">おはぎ</a>の続きです<br>
<br>
前回のおはぎ騒動から復活?した朝倉。今ではすっかりクラスに馴染んでる。<br>
ハルヒと仲良く話しているところを見ると、俺がナイフでグリグリされる事も無いだろう。長門も「大丈夫」と言っていたしな。</p>
<p>しかし何故だろう?今、部室の空気は最悪です。あのハルヒでさえ部室の隅のほうで朝比奈さんと一緒に震えてる。あ、前も震えてたな。<br>
古泉は「バイトに逝って来ます」と青くなりながら足早に出て行った。生きて帰ってこいよ<br>
そして原因はまたしても朝倉と長門である。とりあえず落ち着け二人とも<br>
「「うるさい!」」<br>
えーと、俺、帰って良いか?もの凄く怖いんだが。<br>
怒った顔の長門なんてはじめて見たし、朝倉は今にもナイフでグリグリして来そうだし。<br>
しかし、長門が怒るなんてよほどの事なんだろう。部室の隅で朝比奈さんと怯えてるハルヒに聞いてみた。ハルヒ、何があったんだ?<br>
「えっと、いつも通り部室に来たら有希と涼子がいて、最初は仲良く話してたんだけど段々二人ともあんな風になっちゃって…」<br>
ハルヒも何故二人が喧嘩しているか分からないようだ、やっぱり本人達に聞くしかないのか。オイ、二人ともちょっと聞いても良いか?<br>
「「何」」<br>
二人して睨むな。喧嘩の原因は何だ?また、おはぎか?それともプリンか?<br>
「違う、今日の晩御飯はカレーがいいと言ったら否定された。それが許せない」<br>
「昨日もその前もカレーだったじゃない!私はおでんが食べたいの!」<br>
あー、要するに、晩御飯を何にするかで争ってたわけだ。下らん、実に下らん!</p>
<p>「「下らなくない!」」二人が同時に叫んだ。いい加減頭にきたぞコノヤロウ。<br>
「いい加減にしろ!」気がつくと俺は怒鳴っていた。朝倉も長門も驚いた顔をしているが無視して俺は続けた<br>
「前回のおはぎ事件といい、今回の事といい、毎回毎回喧嘩されては気分が悪い!<br>
見ろ!ハルヒも朝比奈さんも怯えているだろう!喧嘩するのは構わんが、やるなら他所でやれ!<br>
大体、二人とも食べたいものが違うなら、別々で食べれば良い話だろうが!」<br>
俺は言うだけ言って、二人の手を掴んで荷物も一緒に部室の外へ出した。少々可哀想な気もするが自業自得だ。<br>
その後、古泉も長門も居ないので解散した。</p>
<p>次の日、教室に行くと長門と朝倉が申し訳無さそうな顔しながら俺に謝ってきた。<br>
「「ごめんなさい」」と頭を下げる二人に仲良くしろよとだけ言った。<br>
後で朝倉に聞いたところ、部室を追い出された後にそのまま帰宅したが何故か長門の部屋に居た喜緑さんに説教されたそうだ。<br>
「貴方には迷惑掛けちゃったわ」それを言うならハルヒと朝比奈さんと古泉に言ってやれ、特に古泉にな。<br>
ま、喧嘩するほど仲が良いと言うし、終わりよければ全て良しだ。これからも仲良くしろよ?<br>
「そうね、色々ありがとう。でも貴方も涼宮さんと仲良くしたら?」朝倉はそう言い残して自分の席へ戻っていった。<br>
やれやれ、余計なお世話だ。仲良くするに決まってるだろ、俺はハルヒの笑顔が見たいからな。</p>
<p><a href="//www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/3463.html">おはぎ</a>の続きです<br />
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前回のおはぎ騒動から復活?した朝倉。今ではすっかりクラスに馴染んでる。<br />
ハルヒと仲良く話しているところを見ると、俺がナイフでグリグリされる事も無いだろう。長門も「大丈夫」と言っていたしな。</p>
<p>しかし何故だろう?今、部室の空気は最悪です。あのハルヒでさえ部室の隅のほうで朝比奈さんと一緒に震えてる。あ、前も震えてたな。<br />
古泉は「バイトに逝って来ます」と青くなりながら足早に出て行った。生きて帰ってこいよ<br />
そして原因はまたしても朝倉と長門である。とりあえず落ち着け二人とも<br />
「「うるさい!」」<br />
えーと、俺、帰って良いか?もの凄く怖いんだが。<br />
怒った顔の長門なんてはじめて見たし、朝倉は今にもナイフでグリグリして来そうだし。<br />
しかし、長門が怒るなんてよほどの事なんだろう。部室の隅で朝比奈さんと怯えてるハルヒに聞いてみた。ハルヒ、何があったんだ?<br />
「えっと、いつも通り部室に来たら有希と涼子がいて、最初は仲良く話してたんだけど段々二人ともあんな風になっちゃって…」<br />
ハルヒも何故二人が喧嘩しているか分からないようだ、やっぱり本人達に聞くしかないのか。オイ、二人ともちょっと聞いても良いか?<br />
「「何」」<br />
二人して睨むな。喧嘩の原因は何だ?また、おはぎか?それともプリンか?<br />
「違う、今日の晩御飯はカレーがいいと言ったら否定された。それが許せない」<br />
「昨日もその前もカレーだったじゃない!私はおでんが食べたいの!」<br />
あー、要するに、晩御飯を何にするかで争ってたわけだ。下らん、実に下らん!</p>
<p>「「下らなくない!」」二人が同時に叫んだ。いい加減頭にきたぞコノヤロウ。<br />
「いい加減にしろ!」気がつくと俺は怒鳴っていた。朝倉も長門も驚いた顔をしているが無視して俺は続けた<br />
「前回のおはぎ事件といい、今回の事といい、毎回毎回喧嘩されては気分が悪い!<br />
見ろ!ハルヒも朝比奈さんも怯えているだろう!喧嘩するのは構わんが、やるなら他所でやれ!<br />
大体、二人とも食べたいものが違うなら、別々で食べれば良い話だろうが!」<br />
俺は言うだけ言って、二人の手を掴んで荷物も一緒に部室の外へ出した。少々可哀想な気もするが自業自得だ。<br />
その後、古泉も長門も居ないので解散した。</p>
<p>次の日、教室に行くと長門と朝倉が申し訳無さそうな顔しながら俺に謝ってきた。<br />
「「ごめんなさい」」と頭を下げる二人に仲良くしろよとだけ言った。<br />
後で朝倉に聞いたところ、部室を追い出された後にそのまま帰宅したが何故か長門の部屋に居た喜緑さんに説教されたそうだ。<br />
「貴方には迷惑掛けちゃったわ」それを言うならハルヒと朝比奈さんと古泉に言ってやれ、特に古泉にな。<br />
ま、喧嘩するほど仲が良いと言うし、終わりよければ全て良しだ。これからも仲良くしろよ?<br />
「そうね、色々ありがとう。でも貴方も涼宮さんと仲良くしたら?」朝倉はそう言い残して自分の席へ戻っていった。<br />
やれやれ、余計なお世話だ。仲良くするに決まってるだろ、俺はハルヒの笑顔が見たいからな。</p>