「長門有希銀河を超えた戦いエピソードⅤ」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
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<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">第５章</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">最強のジェダイ クワイガンの帰還</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">戦いの準備は着々と進んでいる。異色のフォースとは</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「わかったか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺たち３人がいる部屋に沈黙が訪れる。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺も長門も今言われたことを信じられない。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">あの長門でさえ、びっくりした表情をしている。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「ナガトよ、すまないが部屋の前で待っていてくれ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「…わかった。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門はトコトコ歩いて部屋から出て行った。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「あなたの言っていることが、いまいち理解できません」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「では、もっと簡単に言おう。おぬしも微弱だがフォースを持っている。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「しかし、ウィンドウさんは長門以外に力を感じないと…」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">
ヨーダ「あいつもオビワンもまだ未熟で感じなかっただけだ。お前からもフォースを感じるぞ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">
キョン「でも、俺にはリンゴも吸い寄せられないし、先読みとかテレパシーもできませんよ。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">
ヨーダ「おぬしの力はなぜか安定していない。つまり、自分の状況によって増幅されたりするハズ。だがな…」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">そういってヨーダはうつむいた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「どうしました？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダはうつむいたまま話そうとしない。なんなんだ、気になるぞ。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「どんな事実でも聞く覚悟はあるか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">なんでこんな訊き方をするんだろうか？俺の事なら聞いておきたい。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「はい。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「おぬしのフォースからは“暗黒面”の力しか感じないんじゃ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺のフォースが敵のと同じ？ｗｈｙ？なぜ？</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺は喪失感のようなものを抱いた。言葉を発することができなかった。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「どうみても、目を見ても心を見ても、おぬしは向こう側の人間ではない。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">その時、長門が入ってきた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「彼は敵ではない。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「ふむ、それはわかっておる。キョン、ひとつだけ注意を言うぞ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「……」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ヨーダ「私欲を怒り・憎しみに抱くな。おぬしは暗黒面へ落ちることになるぞ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺と長門のほうを見てから、うつむいてヨーダは部屋から出て行った。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺はいったいどうすればいいんだ。俺の力はここではお尋ね者だ。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">地球へと帰るのが、ここの秩序を乱さない一番の選択肢だろう。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「大丈夫。あなたはなにも考えないで」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">心を読んだのか？長門のきれいな瞳が俺を見ている。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「彼らに聞いた。ジェダイのフォースは自己防衛に使う。攻撃のためではない。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「……」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「暗黒面の力はその反対。相手を倒すことが先決。攻撃のために使う」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「････････」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「だから、あなたが力に目覚めたら何かを守るために使って。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門の言葉が心に響いた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">普段しゃべらない長門が、俺を慰めてくれている。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">力を使わず言葉で、俺を絶望から守ってくれている。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「わたしを守って」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「長門、みんなのところへ行くか」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「……」無言でうなずいた長門の頭にポンと手を乗せた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「････なに」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「ありがとうな。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">無言で長門は歩き出し、部屋へと戻る途中のことだった。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「待って」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">急に止まり護衛がたくさんついている女性を呼びとめた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">女性はずっとこちらをうかがっている。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「あなたにフォースをもらった」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">急に長門が変なことを言い出した。フォースをもらう？</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「おい、長門。どうしたんだ？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「わたしの力は、この人から授けられた。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">女性「この者達は一体？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">警備「我々が今から会いに行こうとした地球人です。クイーン・アミダラ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">アミダラ「私があなたにフォースを？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">
長門「わたしの夢にあなたが出てきた。この銀河系では今暗黒面が絡んだ大規模な反乱がおきているはず」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">アミダラ「なぜそれを？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「あなたに聞いた。惑星ナブーを敵の手から解放してほしいと」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">アミダラ「部屋で聞きましょう。あなた方の部屋へ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">話が全く読めないぞ。長門の力はこの人のおかげなのか？</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">それにクイーンってことは女王か…</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">部屋に戻ってくると、クワイさんが戻っていた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「おお、戻ってきたか。アミダラ女王までどうされました？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">アミダラ「この者の話に興味がある」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「ナガトがどうかしましたか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">アミダラ「この銀河系の今の状況を把握している。夢で私に教えてもらっていると」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「長門の力も、夢の中でこちらのお姫様にもらったって言ってるんです」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「その話は興味深いな」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">
アミダラ「実力はマスター・ヨーダから聞いています。ナブー掃討戦。ナガトも同伴させます。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「もう部隊は送りこんだのですか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">アミダラ「ジェダイを数名。それと兵を５０００ほど」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「おい、まｔ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「････わかった。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門の返事を聞いて、お姫様は部屋から出て行った。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門を戦いに出すなんて俺は許せない。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「ホントにいいのか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「彼女に怒りを抱いては駄目」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">俺はハッとした。俺の力。目覚めぬ暗黒の力。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">キョン「怪我するなよ。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「…ありがとう。信じて」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt"> </div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「コイズミに聞いたが、みな特殊な人間らしいな」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">古泉「彼達も正体を明かしてるんですから、僕らの正体も話しました。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">こいつの声久しぶりに聞いたな。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">まぁ、いい判断だろう。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「信じられないが、マスター・ヨーダは感づいていたから嘘ではないのだろう」</div>
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キョン「俺も最初は信じられなかったですが、一緒にいてそれが嘘ではないことに確信持てました。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「そうか。未来人に超能力者にアンドロイド。不思議な組み合わせだな」</div>
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クワイ「不思議と言えば、地球でユニークな女性にあった。仲間と不思議を探しているらしい」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">そういって、クワイは１枚の写真を見せてきた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">たぶん俺も古泉も長門もみんな同じ顔をしていただろう。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ちなみに、朝比奈さんはベットで今は寝ている。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「みんなどうかしたのか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「スズミヤと言っていたな。おもしろい人だった」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">古泉「先ほど、僕が言った「僕らが集まった理由」覚えてますか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「あぁ、望みをかなえる女性のことか」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">古泉「その女性こそがその涼宮さんです。」</div>
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クワイ「そうか、それは驚いたな。ならすでに、不思議な人が見つかっているではないか」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">
キョン「そいつは、自分の力に気付いていないんですよ。だから不思議人間が集まったのに気付いていないんです」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「教えないのか？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「教えるわけにはいかない。地球になんらかの影響が出る」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「星１つに影響を出す力の持ち主なのか…」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「それは、そっとしておいたほうがいいですね」</div>
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<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">シュイーン</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">ここの軍の人だろうか、急いだ様子で部屋に入ってきた。</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">軍隊員「マスター・クワイガン！ナブーへの出発準備を」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「戦況は？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">軍隊員「若干押しています。それと、ダース・モールを確認しました。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「よしわかった。先へ行っててくれ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">軍隊員「失礼します」シュイーン</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「オビワン、ナガト行くぞ。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「彼も」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">オビワン「キョンも？」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">長門「そう。」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">クワイ「…キョンも準備だ。ミクルとイツキはこの中の通信部で待機していてくれ」</div>
<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">古泉「わかりました。」</div>
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<div style="margin: 0mm 0mm 0pt">いざ、ナブー掃討戦へ。</div>
